コンプレックスな恋愛「わたしの色」ハッピーメールWebドラマ@第2話
ラジオパーソナリティーを務める住野李佳(野呂佳代)には、取材中に彼を亡くした辛い過去があり、彼の残したフラミンゴの羽を大切に持っていた。
「もう大切な人を失いたくない」そんな割り切った気持ちから、不倫を続けているのだった。
しかし、気持ちに迷いがある李佳は、内面を見極めることの難しさにぶつかっていた。
そんなときに自分に自信の持てない美容学生さんからハッピーな恋のメールが届いた。
念願の美容専門学校に入学した川北花。毎日課題に追われ、出会いもなく、恋愛から遠のいていくばかり…そんなとき友達のコイバナを聞いて焦った花は、ハッピーメールに登録。
登録後、たくさんの男性からメールがきたものの自分の写真を送っては、連絡が途絶え…の繰り返し。
原因は、花の髪色にあった。
自分を変えたくて染めた真っ赤な髪色は男性から不評だったのだ。
しかし、1通のメールが届いた。
「赤い髪かっこいいですね、今手掛けているゲームのキャラも赤髪なんです」と好意を示す男性が現れたのだ。
職業は違っても、誰かを喜ばせたい気持ちを同じように持つ2人は、励まし合い、惹かれあった。
仲良くなりたいと思った花は彼と会うことに。
外見にこだわる花を見て、彼は「そんなに外見が必要?外見なんて関係ないよ」というと、花は怒ってしまいその場を立ち去ってしまった。
彼の発言に怒ったのではなく、図星だったからだ。
外見をいくら変えても、中身は変わっていないことを思い知らされたのだ。
謝罪する彼ともう1度会う決心をした花は、黒髪に戻し、自分らしい服装で待ち合わせ場所に行ったのだ。
そこに現れた彼は、赤髪にし、おしゃれな洋服だった。
「花ちゃんの気持ちをわかりたくって…」
そんな彼の気持ちに心打たれた花は、彼に寄り添い、幸せそうに抱き合った。
「コンプレックスと向き合えたからこそ、彼との恋をつかめたのですね」と、住野李佳(野呂佳代)は自分の過去の恋愛に終止符を打つ決心をし、フラミンゴの羽を手放すのでした。
コンプレックスのせいで恋愛できない女子
「大きな二重が実はコンプレックスなの…」「痩せたくて、痩せているんじゃないのに」
なんて、他人にはわからなくても、自分の中ではコンプレックスに感じていることってありますよね。
物語にでてくる彼女もそんな悩みを抱えている1人でした。
地味な自分をコンプレックスに思い、そんなコンプレックスを隠したい一心から髪を赤色に。
コンプレックスを隠した自分はなぜだか別人になったように強くなれると思っていたのに、仮面を被っただけで、本当の自分は変わっていない・無理をしていることに気付いてしまうのが恋でしょう。
どうしても殻を破れず、本当の自分を見せることのできない女の子たちは、恋を諦めがちになっていませんか。
コンプレックスは変えられる?その理由と克服方法
では、あなたに辛くのしかかるコンプレックスを失くすことはできるのでしょうか。
残念ながら、完全にコンプレックスを消し去るというのは難しいかと思います。
それでもコンプレックスをなくしたいですよね。
そこで、コンプレックスを克服できる方法を3つ紹介しますので、参考にしてみてください。
- 欠点ではなく、長所として考える
「恋愛経験が少ない」→「純粋」
「緊張しやすい」→「共感性が高い」
などといったように捉え方によって欠点を長所に変えることができます。 - 自己肯定感を高める
「仕事」「容姿」「社会的地位」「趣味」「性格」など自分の良い部分を書き出します。素敵な自分に気付くはず。 - コンプレックスを強みにする
「恋人ができない」→異性と話すチャンスを増やす
「仕事が遅い」→「その分質の良い仕事をする」
といったように、コンプレックスを一旦受け止めて、前向きに変えます。
コンプレックスは克服するものではなく受け入れるもの
コンプレックスをなくすには、コンプレックスを無理に克服するのではなく、コンプレックスを受け入れることが1番の近道だといえます。
あなたが「こんな姿を見せたくない」と思っていたコンプレックスが他の人から見たときに「かわいい」「素敵な一面」となることもあります。
コンプレックスを隠さないといけないような人ではなく、コンプレックスもあなたの一面だと前向きな恋愛ができる人と恋をしてくださいね。