『ハッピーメール』のイメージモデル 野呂佳代さんのマル秘『恋バナ』を深堀インタビュー【Part2】
Contents
~野呂さんが本心で語る!理想の結婚観やマッチングアプリのイメージとは~
今回は野呂さんの結婚観やマッチングアプリのイメージ、『ハッピーメール』の映画出演、イメージモデルの感想についてインタビューしました。
前回の“Part 1”のインタビューに引き続き、ユーモアあふれる野呂さんの本心を語っていただきます。
野呂さんが理想とする赤裸々な結婚観に注目です!
野呂さんの理想とするアプローチとは
――― 前回に引き続きインタビューさせていただきます。野呂さんは今までたくさんの男性から「好きです」とか色々なアプローチを受けてきたと思うんですけど、こういう風にいってもらいたい、こういうのはイヤだなみたいなのはありますか?
野呂:私はこういう性格だから、男性がいじる感じでコミュニケーションを図ろうとする人がいるんですけど、そういうのってすごく面倒くさくて。実際私を分かった上でストレートに伝えてくれるのは嬉しいんですけど…。たとえいじりでも本質を見極められる人だったら、本当に相手の為を思ってやってるかどうかってすぐ分かるじゃないですか。
――― 確かに…。愛があるかどうかですよね。
野呂:そういうのって伝わるから、浅はかないじりはイヤですけど(笑)。その人を分かってて、本当に好きだという気持ちを伝えてくれたら嬉しいですよね。あっ、人って嘘つく時に右を見るじゃないですか。それって割と合ってると思ってます。実は、結構そこも判断材料になったりします(笑)。
――― 野呂さんとお話するときは絶対右を見ないようにしないと(笑)!なんか逆に意識しちゃいます。右見ないようにって(笑)。
野呂:全然大丈夫なんですけど(笑)。右を見るのって未来の想像か嘘かみたいで、別に嘘のことを考えてなくて、未来のことを考えても右を見るし、私はその説は絶対に合ってると思ってます。
――― 心理学的なのも見ながら判断するんですね。
野呂:そうです。うざいですよね(笑)。右じゃなくてちゃんと目を見て言ってくれたら、いいなって思います(笑)。
――― 今回、へーっていいながらずっと右を見てたんですけど(笑)。
野呂:関係なく右を見る場合もあるじゃないですか。それは受け取り手次第です。
――― こうやって話ながらもずっと冷静に見てるってことですか。
野呂:そうですね…。結構芸能人とかYoutuberとか、インフルエンサーたちが商品を宣伝したりするじゃないですか。その時に嘘をついているかどうかは見ちゃいます(笑)。嘘かどうか見極めたい(笑)。分析するのが好きなんです。その人がどう思ってるかどうかは伝わればそれでいいと思うんですけど…。。
ただインフルエンサーたちの場合は、「右を見たらこいつは嘘ついてるな(笑)。」とか、それを掘っていくと、このコメントは嘘っぽいなとかが分かってきます。
たとえば、真剣に「枕使っててよかった」っていうインタビューを見たとしたら、「あ、この人は本当に使ってるな」とか「でも何個か持っててっていうのは嘘だな」とか判断するのが好きです。」
――― 参考になります(笑)。ちょっと私も意識してみようかな。でも、ずっと右見られたらヤバいヤバいってなりそうですね(笑)。
野呂:結構あたってて面白いんですよ。
――― 口説くときは右見ない方がですね。参考になりました。
野呂さんの理想のプロポーズは『SEX AND THE CITY』
――― 理想のプロポーズでこういう感じにされたいとかありますか。
野呂:私は『SEX AND THE CITY』がすごく好きなんですけど、結局は破談になったんですが、主人公のキャリーがプロポーズされた時に、特別におしゃれして食事した後、帰り道に噴水の前を歩くんです。その時にひざまずいて「結婚してくれる?」っていうシーンがあって、それは素敵だと思いました。…ひざまずくのはどちらでもいいんですけど(笑)。
――― ひざまずいてほしいんじゃないですか?
野呂:なんかもうかゆくなっちゃう。受けるんだけどってなっちゃっうかも…。でもそれは相手に失礼なので。完全にプロポーズの用意はしてるんだけど、何気ない帰り道にっていうのはスマートでいいですね。
――― べたじゃなくて、自然にがいいですか。よくある夜景を見ながらきれいだねっていうのはダメですか?
野呂:笑っちゃう(笑)。べた過ぎて。でも一番イヤなのが、フラッシュモブ(笑)。
――― フラッシュモブ?いきなりサプライズで色んな人がダンスし始めるやつですよね。
野呂:たとえば、私にプロポーズしようとしてるとして、インタビューで答えてるのにバン!って(野呂さん決めポーズ)いきなり曲が流れ始めて、どうしたの!?どうしたの!?ってなって周りのみんなが踊りだすみたいな。
――― ありますよね。そういうのがダメなんですね。でも恥ずかしいですよね。晒すんじゃないよって(笑)。
野呂:あんまりいいとは思わないですね(笑)。
――― じゃあ、自然な流れと言葉で。
野呂:計算された自然さがいいです。スマートに。
野呂さんのリアルな結婚観について
――― 続いては結婚観についての質問です。恋愛と違って子供ができるとか仕事を続けるとか、人生の分かれ目になる面がありますが、その辺りはどう思われますか。
野呂:芸能界は結婚して子供ができたとしても、何かしら楽しめる仕事だと思ってます。私はまだその経験がないんですけど、周りの人を見てると、割とみんな結婚して子供がいて、その様子をブログとかに上げたりして共感を得てるので、いいなって思う部分があります。大変な面もあるんだろうなって思ったりもしますが。楽しくできそうなことはたくさんありそうなので、もし私がそうなっても芸能界は続けたいなって思いますね。
――― 家事とかは分担ですか?
野呂:本当は分担がいい(笑)。男の人がやってくれたらものすごく楽ですよね(笑)。
――― 男の人が料理したりとか、洗濯したりとか。その分私が稼ぐからみたいな。
野呂:それは、向こうも稼いでほしいです(笑)。
――― (笑)。
野呂:自分がやれる日はやるし、私がやれない日はやってもらいたいなって。気遣いがいい塩梅な夫婦がいいですね。自分がやってもらったら次やってあげなきゃっていう気持ちにもなりますし。
――― 割合的には。
野呂:4:6で私が4(笑)。気持ちは6:4ですけど。結果的にお返しができる関係だったらいいなって思ってます。でもこんなのは本当に理想ですから。実際に結婚してる人からはふざけんなって言われるかもしれないですね(笑)。
―――やっぱり、思いやりが大事ってことですね。
野呂:苦手な分野はやってもらえると嬉しいです。
マッチングアプリのイメージについて語る
――― 少し話が変わって、マッチングアプリの質問になります。マッチングアプリ等、ネットを介した出会いについて野呂さんはどう思われますか?
野呂:いいと思います!!
マッチングアプリって私が若い頃にすごく流行ってて、それは出会い系って呼ばれるサイトだったんですけど、その後少し停滞してた時期があって。で、また最近めちゃくちゃマッチングアプリ流行ってるじゃないですか。色んな情報見ると、海外でも当たり前のように使われてて、今後無くなるものでもないんでしょうし、楽しそうだなーって思ってます。同じ年の独身の友達が、実際にマッチングアプリを利用して出会ってるって言ってました。
――― 野呂さんも使ってみようかなと思ったことはないですか。
野呂:芸能人だっていう意識があって…、やってないですね(笑)。ただアイドルをやる前にmixiで自分の顔載せたらどれだけ人が登録してくれるんだろうってやったことはあります、それはマッチングアプリとはまた違うんですけどね。大人になってからはそういうのも無いですね。
――― 最近TV等で芸能人の方とかが登録してみたとか言ってますけど、周りの人がやってるっていうのを聞いたりしますか?
野呂:います!私の友達で女性の芸人さんなんですけど、普通に使ってます。
――― それだけ普及しているってことですかね。
野呂:そうですね。しかもその方、ハッピーメール登録してます。
――― ありがとうございます。その人によろしくいっておいてください(笑)。
野呂:喜んでくれると思います。
『ハッピーメール』はコミュニケーションの場として活用できる
――― ハッピーメールを初めて知った時はどういう印象でしたか。
野呂:私が映画「ハッピーメール」に出演して意識が向くようになったからかもしれないですけど、出演時はマッチングアプリが発展し始めた頃だと思っています。またこういうアプリがみんな普通に使える環境になって良かったんじゃないか。という印象でした。
私も今の職業でなければ絶対やりたいですし、話相手が欲しい時に気楽な感じで使いたかったなと思いました。大きな事件とかになったらイヤですけど、コミュニケーションの場所として大いに活用できるものと思ってます。
――― ハッピーメールは純粋な恋愛や結婚相手を探したいっていう人も、ちょっとした空き時間に趣味の話を共有したいなっていう方もおられます。総合的な出会いを包括していることで他のサービスとはまた少し違う特色があるかと思ってます。イメージとしては「カジュアルマッチング」みたいな感じです。
野呂:カジュアルマッチング!
『ハッピーメール』の主演・イメージモデルに抜擢された野呂さん
――― 映画『ハッピーメール』のオファーが来たときの感想をお聞かせください。
野呂:芸能界の中で自分がどういうキャラクターでどういう風に見られているっていうのは理解していて、ピッタリな役だなって思いました。実際の私ってたぶん恋愛に関してはアクティブなタイプだと思うんですけど、主人公のタイプ的には、多くの人にリンクする部分があると思ってます。不器用な部分とか。
――― 演じるってなったときにイメージも付きやすかったと。
野呂:はい。演技がどうかってことは一旦置いておきまして(笑)。役のイメージが湧きやすかったので、自分が表現しやすいんじゃないかと思ってました。
――― 映画から始まって、別でハッピーメールのイメージモデルのお話があった時はどう思いましたか。
野呂:実際、自分がイメージモデルではない時からあの看板ってすごく目立ってて、知ってました。渋谷とか。その時は出てる人が美人な人ばかりで、「これほんとかよ~(笑)敷居が高いな」って思って見てました(笑)。
ただ、お話をいただいたとき、自分がイメージモデルになることで、みんなが使いやすくなればいいなって思ったんですよ。割と私って庶民的なイメージがあるのと、コンプレックスがある人の象徴だと思うんですけど、その中でも楽しく生きられるよっていう投影だったり、美人だからどうこうということじゃなくて、親しみやすいようなイメージが出せればいいなと心がけました。あと、きちんとしてるように見えるっていう部分も表現したいと思ってました。そこはちゃんと客観視できていないんですけど…。
――― 話が来たときにこういう風に力を発揮できるかなというのを想像できたんですね。
野呂:微力ながら、貢献できたらいいなと。大変申し訳ないんですけど。
――― いえいえ(笑)。
野呂:マッチングアプリの広告って美人がモデルになっていることが多いんですけど、ある意味でいいリアリティを感じてもらえるように貢献できたらと思ってました。
――― ありがとうございます。嬉しいです。そういう中でイメージモデルとしてハッピーメールと関わるようになり、今後ハッピーメールに期待すること、こうなってほしいなと思うものはありますか。
野呂:やっぱり、成功例とか体験談とかをもっと分かりやすくアピールしてもらったら、みんな使いやすくなるのかなと思います。もうすでにあるとは思うんですけど。
――― 今回野呂さんの出演が決まっている第一話のWEBドラマの取り組みとか。
野呂:そうですね。いいPRになるんじゃないかと思ってます。
――― リアリティのあるハッピーメールのいろんな使い方、出会い方があるんだって思ってもらうことが大切ですね。
野呂:そうです。良くも悪くも使い方次第というか。正直いうと、私の友達で一番マッチングアプリ使ってる子が、男性を好きになっても、向こうがそういうつもりで付き合ってませんでしたっていうことが立て続けにあって落ち込んじゃって…。でもそれってただ出会いの場所がアプリだったってことじゃないですか。マッチングアプリって、ダメでしたの部分が強く出過ぎちゃって、もし事件があったりしたらそっちが目立っちゃいますよね。
だけど出会いの場としてすごく発展的で、もっと楽しく出会える場所だっていうことは言いたいです。マイナスな意見を目立たせるのではなくて、出会いを自分たちでも見極めることができますし、会話においても勉強になる場所だと思います。そういう点で成功例を分かりやすく表に出したらみなさんもっと楽しく使いやすくなるんじゃないかと思ってます。
――― 実際今回ユーザーの皆様から出会いのエピソード等を募集して、「すごく上手くいった」とか「結婚しました」とかいう内容を多数いただいてるんですけど、その中からピックアップしたもので、野呂さんに出演してもらって、広くアピールできたらと思ってます。先ほども少し話が出ましたけど、映画『ハッピーメール』に出演されて、どういう感想をもたれましたか。
野呂:ハッピーメールっていう名前はすごくみんなに知ってもらえましたし、反響もあったのでそれはすごく良かったと思っています。映画のラストはこうなったらいいなという理想が盛り込められていたと思うんですけど、そういう期待を込めて出会いの場所としていいアピールができたんじゃないかと思っています。
いろんな境遇の人がいる中、縁があって出会うし、私が映画の中で騙されて失敗しちゃったっていうシーンもありましたけど、選ぶのも自分次第だし、それが経験になって賢くなっていくってことだと思うんですよ。結局、人を見極められる人はどこで出会っても同じじゃないですか。その部分をもっとよく表現できたらって思いましたね。
今回は野呂さんのリアルな結婚観に踏み込み、マッチングアプリや『ハッピーメール』について詳しくうかがうことができました。
映画の主演やイメージモデルへの熱い想いを語ってくださった野呂さんが、とても輝かしく映ったインタビューでした。
彼女のその真っすぐな姿勢が多くの人の心を掴む理由かもしれません。
そしてインタビュー最終回“Part 3”では、野呂さんの将来の展望や『ハッピーメール』へのリクエストなどをうかがいました。
オトナ女子ならではの意見が飛び出した濃い内容になっていますので、ぜひ最後までお楽しみください!