シングルマザーの恋愛は難しい?「僕の方が好きだ」ハッピーメールWebドラマ@第4話
人口72億人中、異性が半分としても出会う確率は、36億分の1と奇跡的な出会いなのに、さらに1回のセックスで子どもができる確率が25%と、もっと奇跡的なものなんですね。
恋愛と家庭の両立について考えるラジオパーソナリティー住野李佳のもとに届いた、1通のメール。
今回は、「女としての幸せも、母親としての幸せも手に入れた」シングルマザーのハッピーな恋を紹介。
4歳の男の子を育てるシングルマザーの大宮春香。
離婚後は1人で子どもを育てていくと決意したものの元気な子どもは「お外で遊びたい」「サッカーしたい」と言う毎日。
やはり、母親だけでは難しいのかな。と思った春香はハッピーメールに登録。
もちろん「バツイチ・子持ち」と公開していたが、そこに懸念する男性が多く断られることが続いていた。
同じ境遇なら…と思い、相手をバツイチに絞って検索することに。
もしこれでダメなら、諦めようと思っていたとき同じバツイチの男性から連絡が…。
「若林ゆうきさん・35歳・バツイチ」若林さんとのメールは本当に楽しくて、つい夢中になって息子との時間を疎かにしてしまった。
やはり子育てをしながらは難しいのかな、と思っていたがそんな状況も理解してくれた若林さんは、仕事の合間をぬって、息子が保育園に行っている間にランチをしたりとデートを重ねることに。
ある日私は「息子の誕生日会をするので、息子に会ってくれませんか?」と自宅に招待しました。若林さんは快く自宅に来てくれたが、若林さんの姿を見ると息子は「帰れ帰れ」と部屋に隠れてしまった。私は息子の気持ちを考えていなかったのかな…
そうすると、若林さんは息子の元へ。
「はじめまして。若林ゆうきです。」と自己紹介し、僕はママが大好きです。と息子に言ったのです。
そうすると、「ぼくのほうが好きだもん」「僕の方がもっと好きだ」「ぼくのほうがもっともっと好きだ」とヒートアップしていき、最後には笑い合う始末。
「これから僕たちはママのことを守らないといけないから、もう逃げたり隠れたりしたらダメだ」と息子に伝えた若林さん。「わかった」と素直に頷く息子。
息子が男性の言った言葉で笑顔になったのははじめてでした。私も彼の優しい心と深い愛情に惹かれて好きになりました。
人の心を動かすときは、恋人でも子どもでも相手の気持ちになってみることが大切です。
自分の幸せだけを思っていては、違う結末になっていたかもしれませんね…
「幸せってなんだろう…」そんな風に考える夜があってもいいですよね。とほっこり幸せを感じる住野李佳でした。
シングルマザーの恋愛は本当に難しい?苦しい心境と現実
「そろそろ恋人作らないの?」「うーん、子供いるしね…」
と、シングルマザーが恋をすることを難しいと思い込んでいませんか?
もちろん、子供のいない独身女性とは生活スタイルなど大きな違いはあります。
自由な時間・金銭面・心の余裕…毎日生きるのに必死で、恋してる暇なんてない!それが現実ですよね。
でも、ドラマの主人公にように、子供が活発になったとき「男手が欲しい」と思ったり、「誰か手伝って」「私も誰かに愛されたい」と思うことがあるでしょう。
そんなとき、いざ恋に前向きになっても現実的に考えたら難しい、と諦めてしまいがち。
恋人が欲しい気持ちと現実のはざまで苦しい思いをしているのではないでしょうか。
シングルマザーだからこそ辛い恋愛で疲れてしまいがち?
シングルマザーも普通に恋してきたんです。
でも、どうしても一緒には乗り切れない問題や自分ではどうしようもないことがあって、ひとりで育てていくと強い決意のもと、シングルマザーの道を選んでいるのです。
結婚で失敗をしてしまったからこそ、恋愛にはとても慎重になりがち。
恋をするのに、こんなに体力や精神力を使うだなんて…と恋に億劫になったり、まだ始まっていない恋に疲れてしまったりしていませんか?
子供がいるから、恋ができないの?
本当は、そうじゃないって気づいてるんじゃないですか?
シングルマザーの恋愛は子供と一緒に幸せをつかむこと
シングルマザーだから…子供がいるから…そうじゃないんですよ。シングルマザーになったからには、もうひとりの幸せじゃないんです。
「子供の幸せは、あなたの幸せ。あなたの幸せは、子供の幸せ。」
あなたを愛してくれる人が現れたとき、きっと彼は子供のことも愛してくれるでしょう。普通の恋愛ではないかもしれません。
でも、あなたに普通の恋愛が必要ですか?
子供と一緒に幸せになる事が、シングルマザーの恋愛ですね。