仕事が趣味な人の特徴を徹底解説!楽しいと感じる理由&デメリットとは
現代社会において、休みの日でも気づいたら仕事のことばかり考えていて、仕事中心のライフスタイルを送る社会人は珍しくありません。
今回の記事では、仕事が趣味になっている人の特徴や、仕事にのめり込む理由を紹介していきます。
また、仕事だけが趣味になっている生活に不安を感じている人に向けて、その対処法も解説しますので、ぜひチェックしてみてください。
Contents
仕事が趣味なのって微妙…?
まず仕事を趣味にしても問題はありません。
「仕事が趣味」とは、「退勤後や休日といったプライベートな時間も、積極的に仕事をしている状態」のことです。
私たちは仕事のことを「お金を貰うために苦労するもの」と捉えがちですよね。
しかし、仕事が趣味な人はその仕事を心から楽しんでいます。
その勤勉さは会社や社会への貢献にもつながっているでしょう。
そんな誰も損をしていない仕事を趣味とする生き方は、後ろめたいことでも何でもありません。
とはいえ、本来「趣味」とは、個人が楽しみとしている事柄を意味することから、恋愛シーンで異性に「仕事が趣味って、他に何もないの…?」と思われてしまうこともあります。
なお、今回の記事で紹介する「仕事が趣味な人」とは、一般的な日本企業に勤める会社員の男女が、いつの間にか仕事が最優先の生活になっている人のことを指します。
そのため、元々絵を描くことが趣味でイラストレーターとして働く、いわゆる「趣味を仕事」にしているケースは該当しません。
【男女共通】仕事が趣味な人の特徴5選
男性と女性に共通する、仕事が趣味な人の特徴を5つ紹介します。
「仕事が趣味になってるかも?」と疑問を抱える人は、自分と照らし合わせながらチェックしてみてください。
今の仕事が楽しい
仕事が趣味な人は、その仕事を楽しんでいます。
その仕事自体に楽しさや面白さがなければ、「趣味」として継続するのは難しいでしょう。
- 業務内容に魅力を感じている
- 同僚や顧客から感謝される機会が多い
- 日々の成長を感じられる
- 将来の夢に一歩一歩前進する感覚がある
今の仕事がこのような状態であれば、充実した日々を送っているはずです。
仕事が趣味の人は、努力も人一倍するため、それに見合った成果が得られてさらに楽しくなる…という好循環の中にいます。
だからこそ、時間を忘れてしまうほど業務に集中し、仕事ばかりの毎日を過ごせるのです。
休みの日も仕事のことを考えている
仕事が趣味な人は休みの日も仕事のことを考えています。
たとえば飲食店に従事する人がプライベートで外食した場合、その店舗先では味のクオリティや接客態度に目を光らせているでしょう。
休日も仕事のことで頭がいっぱいな彼らは、プライベート時間でも自身の業務に活かせるチャンスを探しているのです。
このタイプは、休日や退勤時間など関係なく働いている人も少なくないでしょう。
スキルアップのためのお金を惜しまない
仕事が趣味な人は、普通の人たちが遊んでいる間も、スキルアップにつながる知識や情報収集に努め、そのための投資を惜しみません。
たとえば、休日は積極的に講習やセミナーに参加したり、資格取得に向けて勉強に励んだりして、自分をアップデートさせます。
また、求人情報のチェックや転職サイトへの登録など、さらなるキャリアアップのチャンスも狙っているかもしれません。
そんなスキルアップへの投資は、より大きな自信につながりますし、義務的に取り組んでいるわけではないので充実感を感じやすいです。
このように、仕事が趣味の人はスキルアップのために、お金や時間を存分に費やします。
仕事以外に趣味がない
仕事が趣味の人は、仕事以外に趣味がないことも特徴的です。
仕事以外に興味関心を示せない場合、いざ休日に新しいことに挑戦してみても、「うまくできない」「何か面白くない」とモチベーションが続かず、結局仕事をして過ごす…なんてこともあるでしょう。
仕事以外の物事に楽しさを見出す力が弱い場合は、消去法的に仕方なく仕事が趣味になりがちです。
また、仕事が充実しすぎている場合は、恋愛や娯楽といった仕事以外の物事は視野に入りにくくなります。
なによりも仕事が最優先
仕事が趣味の人は、なによりも仕事優先の生活を送っています。
友人や異性から「来週空いてる?」と誘われた場合、頭の中では仕事に支障がないかどうかを優先的に考えます。
また、体調不良で本来は休暇をとって安静を取るべき場面でも、薬で症状を抑えてまずは出勤することを第一に考えるでしょう。
このように、私生活や自身の体調よりも仕事を優先するのが、仕事が趣味の人の特徴です。
良くも悪くも仕事以外のことは犠牲にしている人が多いでしょう。
仕事が趣味のように楽しいと感じる理由
こちらでは、仕事が趣味のように楽しいと感じる理由を紹介します。
仕事が順調だから
仕事が趣味のように楽しいと感じる理由には、仕事が順調であることが挙げられます。
業績が右肩上がりの場合や、自分の思い通りに業務がコントロールできている場合、仕事へのストレスを感じにくくモチベーションは高く維持できます。
反対に仕事で失敗ばかり、上司からの叱責ばかりでは、仕事が趣味といえるほどのやりがいは感じにくいでしょう。
仕事が順調であればあるほど、やる気を削がれることなく、まるで趣味のように楽しく仕事ができるのです。
やればやるだけ成長できるから
仕事が趣味のように楽しいと感じる理由として、やればやるだけ成長できることも挙げられます。
誰しも仕事での失敗や挫折は避けられませんよね。
しかし、仕事が趣味の人が仕事への情熱を失わずにいられるのは、自身が成長していることを実感しているからです。
初めて自転車の補助輪が取れたときのように、私たちはできなかったことができるようになると、大きな喜びを感じます。
同じく仕事が趣味な人は、つまずきながらも少しずつ日々成長できる喜びを噛み締めているのです。
遊びのように没頭できるから
仕事が趣味のように楽しいと感じるのは、遊びのように没頭できるからです。
- 目標を達成できる喜び
- スキルアップしていく喜び
- 一人では達成困難な業務を職場の仲間と乗り越える喜び
このように、仕事を遊び感覚で取り組めている人は、もはや仕事も趣味も境目がありません。
その楽しさのあまりプライベートにも仕事を持ち込んで、ゲーム感覚で何時間も没頭するのです。
仕事が趣味であることのデメリット
こちらでは、仕事が趣味であることのデメリットを紹介します。
私生活とのメリハリがない
仕事を趣味にするデメリットは、私生活とのメリハリがなくなることです。
仕事が趣味であれば、その楽しさに帰宅後や休日でも、積極的に取り組むことができます。
しかし、一つの物事だけを長時間集中して取り組める人は多くありません。
結局だらだらと残業してしまい、短時間で集中的に作業するほうが効率が良かった…ということもあるでしょう。
仕事が趣味の人は、仕事とプライベートの境が曖昧なので、メリハリをもって仕事をしないと本末転倒になってしまう可能性があるのです。
知らないうちにストレスや疲れが溜まりやすい
仕事が趣味であることのデメリットは、知らないうちにストレスや疲れが溜まりやすいことです。
仕事が趣味な人は、良くも悪くも常に仕事モードになっています。
楽しさのあまり、本来は休息をとるべきタイミングでも仕事をしていれば、当然体の疲労は溜まっていきます。
「最近ちょっと疲れてるかな?」と気づいて、休息を取れれば問題ありません。
しかし、ストレスや疲れに気付かず、自身の体に鞭を打っている状態が続けば、いずれ体を壊す危険性があります。
ストレスや疲れに鈍くなると、結果的にパフォーマンスが下がってしまうだけでなく、病気になり体から「休みなさい」と強制的にストップがかかることも…。
大切な人と気持ちのすれ違いが起きることがある
仕事を優先するあまり、大切な人と気持ちのすれ違いが起きることもデメリットの1つです。
仕事に夢中になりすぎていると、大切な人たちの何気ない仕草やサインに気づきにくくなります。
たとえば、友人が悩み相談に乗ってほしいと言ってきても、気にも止めず流してしまうかもしれません。
恋人ができた場合でも、仕事第一の生活をしていれば相手に寂しい思いをさせてしまい、結果的に破局の道をたどることも…。
仕事で社会に貢献する姿勢は素晴らしいことですが、度がすぎると大切な人間関係に傷が付くので要注意です。
仕事が趣味ってあんまり良くないのかも…そう思ったときの対処法とは?
こちらでは「仕事が趣味ってやっぱり微妙なのでは…」と疑問を感じる人に、その対処方法を紹介していきます。
本当に趣味なのか自分と向き合う
仕事を趣味にしていることに迷いがあれば、まずは自分と向き合ってみましょう。
- お金がもらえなくても純粋に楽しめることなのか?
- 仕事を趣味にした結果、何が得られるのか?
- それは、本当にあなたが望んでいるものか?
このように自問自答して、自身の価値観を明らかにしてみましょう。
本当は挑戦したいことがあっても、失敗を恐れて仕方なく今の仕事を趣味にしているといった動機であれば、それは本当の趣味ではないかもしれません。
自分を偽って仕事を趣味にしている人は、立ち止まって自分自身と向き合うことが大切です。
新しい趣味を探す
仕事が趣味ってあんまり良くないのかもと思っている人は、新しい趣味を探してみましょう。
新しい趣味といっても、大掛かりなことをする必要はありません。
まずは仕事や時間に余裕があるときに、
- 食べたい料理を自宅で作る
- 近場で行ったことがない場所に旅行へ行く
- これまでの好みとは違う音楽や映画に触れる
- 社会人サークルに所属する
- 習い事をはじめる
などの簡単なことからお試し感覚でやってみましょう。
なにかに挑戦することで、これまで感じたことのない刺激が得られて、仕事に活かせる可能性があります。
また、仕事とは別に趣味を持つことで、これまでよりも明確にオンオフの切り替えができるようになるでしょう。
時間を共有したいと思える仲間や恋人を作る
仕事を趣味にしてどこか物足りなさを感じるときは、友人や恋人を作ることもおすすめです。
利害なく気の許せる仲間や恋人と共に過ごす時間は、仕事では得られません。
日々の出来事やちょっとした愚痴を聞いてもらえる仲間や恋人と過ごすだけでも、心はリフレッシュされます。
「この人たちとずっと一緒にいるために、明日からまた仕事を頑張ろう」とモチベーションUPにもつながるのです。
もし親密な仲間や友人がいなければ、仕事以外の関係を築けるコミュニティに勇気を出して参加してみましょう。
異性との出会いは人生に彩を与えてくれる
仕事が趣味なのは、決して悪いことではありません。
しかし、人生には仕事以外にも楽しいこと、素晴らしいことはたくさんあります。
その代表が恋愛ではないでしょうか?
好きな人との出会いは人生に彩を与えてくれますし、出会う前とは同じ景色も違うものに見えます。
おすすめはマッチングアプリ【ハッピーメール】を使った出会いの方法。
隙間時間で利用できるので忙しい人にもぴったりです!
好きな人を見つけて、人生に彩を与えてみませんか?
趣味が仕事しかない人は危険かも?
仕事が趣味な人は、努力家で会社に貢献できる素晴らしい人物です。
本人は、お金を貰いながら楽しく取り組めるので充実感もあります。
しかし、趣味が仕事しかないと生活にメリハリがなくなりやすく、大切な人とすれ違いが起きるなど、思わぬ危険性も潜んでいます。
ワークライフバランスという言葉があるように、仕事以外の趣味や健康、恋愛といった精神的な豊かさがあってこそ、本当の意味で人は満たされるはずです。
「仕事を優先しすぎているかも?」と思ったら、少しずつでもいいので新しい趣味や出会いを求めてチャレンジしてみましょう。
- 今の仕事を心から楽しんでいるなら、仕事が趣味でも問題はない
- 仕事が趣味な人には、とにかく仕事が楽しい・スキルアップへのお金や時間の投資を惜しまない・仕事以外に趣味がないなどの特徴がある
- 仕事が趣味にできるほど楽しい理由には、仕事が順調・やればやるほど成長できる・遊びのように没頭できるなどがある
- 仕事が趣味であることのデメリットは、メリハリのない生活・ストレスが溜まりやすい・大切な人とすれ違うことなどが挙げられる
- 仕事が趣味であることに不安を感じたときの対処法として、自分の心と向き合い、新しい趣味や出会いを探すことがポイント