自分が人生で何がしたいのかわからない!原因とやって欲しいことまとめ
社会人になると自由が増えますが、その分責任や物事を決断する機会も増えます。
自分の人生をどう歩んだらいいのか分からず、「何をしたらいいんだろう」と人生の迷子になってしまう人も多いのではないでしょうか。
人生は一度きりなので、自分が本当にやりたいことを見つけて、後悔しない人生を送りたいですよね。
この記事では「何がしたいのかわからない…」という悩みを持つ人の特徴や共通する原因を探り、自分に向き合うのに役立つ対処法を解説します。
Contents
何がしたいのかわからない人に共通する原因
20代~30代はたくさんの可能性や夢にあふれていて、さまざまな経験を積みチャレンジすることができます。
その反面、人生経験が浅いので、少しのことで挫折感を味わってしまったり、人と比べて落ち込んだりしやすい年代でもあります。
そのため、夢や可能性にあふれた人生と今の自分にギャップを感じ「何がしたいのかわからない」と悩んでしまうのです。
そんな時はまず、そう感じてしまう理由や原因を探ることが大切です。
ここからは、その原因をひとつずつ解説していくので、自分に当てはまるものがないかチェックしてみてくださいね。
得意なことで挫折してしまった
他の人より得意な分野があり、そこが自分の長所や自信につながる部分だったのに、社会に出てたくさんの人と出会うにつれて、自分よりもっと秀でている人がいることに気づかされることがあります。
自分の得意なことで生きていこう!とせっかく意気込んでいたのに、挫折を経験してしまった人は、「自分には他に何もない」という気持ちになり、何がやりたいのか分からなくなってしまうのです。
自分の長所に気づいていない
自分自身の長所にまだ気づけていない人もいます。
そうした人は自己分析が苦手なので、自分を上手に生かせる才能や分野があることにも気づけず、結果として「自分なんか何もない」という気持ちになってしまうのです。
自己肯定感が低い
もともと自己肯定感が低くネガティブ思考な人は自分に自信が持てず、「どうせ私なんか」「何をしたってうまくなんかいかない…」という思考になりやすい傾向があります。
それには、子供の頃の育った環境が影響している人も。
厳格な親に育てられ褒められてこなかった、あるいは自分で何も決めてこなかったので失敗を恐れチャレンジできない、などの理由が考えられます。
自分には無理だと行動する前に諦めている
まだ何も行動していないのに「自分にはできない」とすぐ諦めてしまう人は、何がしたいのか分からない、とういうわけではなく、やりたいことを見つける努力を放棄している状態です。
そうした人は、実はしたいことがあっても「どうせ失敗するし…」「やるだけ無駄」と行動にすら移せない傾向があります。
全力で物事に取り組んだことがない
子ども時代や学生時代に一生懸命何かに取り組んだ経験がない人もいることでしょう。
勉強でもスポーツでも何となく適当にやって乗り切ってきた、いわゆる“器用貧乏”な人は何事にも中途半端になってしまい、「もっとこれがしたい!」「こういう人になりたい!」という気持ちや欲を持てなくなる傾向があります。
人生で何がしたいのかわからない人にやって欲しいこと
「何となく今を生きている」「自分の人生でやりたい事がまだ見つかっていない…」というあなた。
そのようなモヤモヤした状況から脱出できる方法があります!
これからご紹介する方法をどれかひとつでも試してみてください。
自分が“本当にしたいこと”を見つけるきっかけにつながるはずです。
どんなことでもいいので目標を作る
いきなり人生の大きな目標を見つけるのは難しいでしょう。
まずは、大きな目標ではなく、今自分の興味があることややりたいことなど、すぐにでも実行しやすい小さな目標を立てます。
1年後といった長期的な目標よりも、1ヵ月とか1週間など短期的に達成しやすい目標のほうがモチベーションが上がり、自信につながるのでおすすめです。
得意なことを紙に書き出してみる
料理や掃除、スポーツ、機械操作、絵や楽器の演奏、ゲーム、おしゃべり…何でもいいので自分の得意なことを紙に書き出してください。
初めのうちは思いつかなくても、書き出すうちに「こんなことも得意だ!」と出てくるようになります。
もし自分で思いつかないなら、家族や友人など自分を良く知る人に聞いてみるのも良いでしょう。
紙に書くことは客観的に自分自身の長所に気づけたり、見つめ直したりできるのでおすすめです。
お金や時間があったら何がしたいのか考えてみる
「何がしたいのかわからない」のはもしかすると、現実の生活でいっぱいいっぱいで、自由に使えるお金や時間がないからかもしれません。
もし、自由なお金や時間がたくさんできたら何がしたいのか、空想してみましょう!
実際にできるできないを考えずに、ただやりたいことだけ考えるのです。
旅行や洋服にお金をたくさん使いたい!書道を習ってみたい!など、時間やお金の縛りをなくすことで、自分が本当にやりたいことが見えてくるかもしれませんよ。
簡単なことからとにかく行動してみる
自分が興味があることや好きなことでいいので、まずは簡単にスタートできることから行動に移してみましょう。
自分の苦手な分野や難しいことにチャレンジした方が大きな自信につながると感じるかもしれませんが、苦手なことで成功するのはかなりハードルが高いです。
それよりも、簡単に達成できることをひとつずつ行動に移してクリアしたほうが確かな自信につながります。
まずは自分の好きなことや得意なことからチャレンジしてみてくださいね。
たくさんの人に会って話を聞いてみる
たくさんの人から話を聞けば、自分が知らなかった価値観に気づけたり、興味が持てる分野が増えたりするチャンスが生まれます。
知り合いが少なく交友関係が狭いのであれば、心理カウンセラーに相談してみるのも良い方法です。
カウンセラーとじっくり話すことで、気づけなかった自分の長所に気づくことができるでしょう。
自己啓発本を読んで自己肯定感を高めたり、目標にしたい人のSNS投稿を見てやる気を起こしたりするのも、世界が広がるのでおすすめです。
恋愛で何がしたいのかわからない人にやって欲しいこと
恋愛がうまくいかない時やマンネリ化している時には、「私は何がしたいんだろう」「このままこの人と一緒にいていいのかな…。」という気持ちになることがあります。
そんな時にできる対処法を、シチュエーション別にご紹介します。
別れた時のことを想像する
恋人がいるけれどマンネリ化している、恋人とどうなりたいかわからない…。
そんな時は、今の恋人と別れた時の気持ちを想像してみてください。
別れたとしても特に悲しくない、またはデメリットが特にないと感じるのであれば、その恋はもう終わらせて次の恋を考えたほうが良いかもしれません。
片思い中なら他の人にも目を向けてみる
ずっと同じ人に片思いしているけれどなかなか恋が実らない…振り向いてもらえない…。
そういう時は考えすぎてネガティブ思考になったり、自分に自信が持てなくなったりしてしまいます。
一途なことは良いことですが、身近にいる他の異性にも目を向けてみましょう。
もしかすると、自分に好意を持ってくれている素敵な人がいることに気づくかもしれませんよ。
恋が実らないならその人が本当に必要か自問自答してみる
長く付き合っている相手がいるけれど、なかなか結婚に踏み込めない…。
彼氏が浮気ばっかりすることに正直疲れた…。
こんな時は、その恋人が本当に自分自身に必要な相手か自問自答してみてください。
一緒にいるメリットは何ですか?結婚後の生活に不安や心配がありますか?
自分の心に正直に向き合うことで、結論は自ずと出るはずです。
【転職・就活】仕事で何がしたいのかわからない人にやって欲しいこと
現在就職活動中の人や、今の仕事をやめて転職活動を考えている人の中で「何がしたいのかわからない」と考えている人にやってほしいことを最後に取り上げます。
目の前のことに全力で取り組む
勤めている会社や職場がつまらなかったり、自分には合っていないと思えたりしても、すぐに辞めるのではなく、まず今自分に与えられている目の前の仕事を一生懸命やってみてください。
苦手だと感じていた仕事でも、やっているうちに得意だと気づける可能性がありますし、キャリアを積むことで次の転職活動に有利に働くこともあります。
昔から自分が好きなことを考えてみる
就職活動をしているけれどやりたいことが分からないなら、自分が好きだったことや昔の夢や目標を思い出してみてください。
好きだったことや趣味など、当時夢中でやっていたことが、やりたい仕事のヒントにつながることもあります。
人生で一番嬉しかったことをヒントにする
これまでの人生で一番嬉しかった出来事や、満足感を得た瞬間はありましたか?
その質問の答えが、自分に合う企業や新たな会社を探すきっかけにつながる可能性があります。
人生は長いです。時間はたっぷりあるので自分自身としっかり向き合って、あなただけの答えを見つけてくださいね。
何がしたいのかわからない人は自分と向き合うことから始めよう!
人生でも、恋愛や仕事においても「何がしたいのかわからない」と思うなら、まず自分と向き合い、自分自身を客観的に見つめ直しましょう。
自分の性格を分析し、長所や得意分野、好きなことや興味のあること、メリットやデメリットをよく考えてみてください。
そして、頭に浮かんできた小さなことから行動に移して、ひとつずつクリアしていきましょう。
その積み重ねをしていくうちに自信につながり、いずれは“本当の自分”を見つけることができるようになりますよ!
- 人生で何がしたいのか分からない:小さな目標を作る、得意なことを紙に書き出す、したいことを考えてみる、簡単なことからまず行動してみる、たくさんの人に話を聞く。
- 恋愛で何がしたいのか分からない:別れた時のことを想像してみる、他の人にも目を向けてみる、その相手が本当に必要か自問自答してみる。
- 仕事で何がしたいのか分からない:目の前にあることに全力で取り組む、自分が好きなことを思い出してみる、人生で一番嬉しかったことを考える。