【マナー違反】迎え舌は悪印象を与える可能性大！その原因と治し方を解説

素敵な人と出会ってデートのチャンスがきたとき、相手に好印象を与えるには食事中のマナーが大事になります。

デート中の食事マナーは自分が思っている以上に見られていることが多く、相手をガッカリさせてしまう行為もあるので注意が必要です。

食事のマナー違反といってもいろいろありますが、「迎え舌」もそのひとつ。

迎え舌は悪印象を与える可能性が高いため、しっかりと治すようにしましょう！

この記事では、迎え舌の意味や原因、治し方を詳しく解説します。

迎え舌の意味とは

迎え舌の意味は、食べ物を口に運ぶときに舌を出して受け止める食べ方のことです。

箸の持ち方や食べ方にはマナーがあり、きれいに食べる人は好感を持たれます。

反対に「くちゃくちゃ音を立てて食べる」「口に食べ物を入れたまま喋る」「ボロボロこぼす」などの食べ方と同じように、迎え舌はマナー違反とされる行為です。

迎え舌になる原因

迎え舌はどうして癖になってしまうのでしょうか。

迎え舌になる原因を見てみましょう。

しつけ

迎え舌になる原因のひとつには、親にしつけられなかったということがあります。

小さい頃は、無意識で舌が口から出やすく舌癖を持っている子もいます。

癖を直すには食事中に親がしつけることが大事ですが、しつけられていない人は大人になっても癖が抜けないままになってしまうのです。

ほ乳瓶やおしゃぶり

赤ちゃんのときは、母乳を吸うことで舌の力が強くなります。

しかし、軽い力で飲めてしまうタイプのほ乳瓶を使っていると、舌が鍛えられずに舌癖がついてしまうことがあります。

また、ほ乳瓶やおしゃぶりが口の形に合っていない場合、舌の動きに影響を与えて舌が出やすくなるケースもあるようです。

舌と口の筋力が弱い

食べ物を噛む動作は、歯だけでなく舌も使っています。

柔らかいものばかり食べていたり、よく噛んでいなかったりすると、舌と口の筋力やあごが発達せずに、舌が出やすくなる場合があるようです。

口を閉じているときは、舌の先端が上前歯のすぐ後ろの上あご部分についているのが通常です。

しかし、舌癖がある人は、歯に押し付けるように舌を置いていることが多くあります。

舌が歯に当たっている人は迎え舌になっている可能性があるので、舌の位置を見直してみましょう。

口呼吸

考え事をしているときや気を抜いているとき、自然と口が開いていませんか？

口呼吸をしている人は舌が前に出やすく、迎え舌の原因になるといわれています。

食べるときだけでなく、普段から口が開いてしまっている人は印象を悪くしてしまう場合があるので、鼻呼吸をするように心がけましょう。

一口の量が多い

たくさん食べ物を口に入れるときは、大きな口を開ける必要がありますよね。

迎え舌になるのは、食べ物を口に運ぶときの量が多いことが関係している場合があります。

舌が出るほど口を大きく開けて食べている姿は、あまりいい光景ではありません。

せっかく素敵な相手と食事をする機会があっても、大口で舌を出した瞬間に引かれてしまう可能性があるので気を付けてください。

迎え舌をする人の心理

迎え舌は無意識に行っていることが多い行為です。

どのような心理状態で舌を出してしまうのか、理由をチェックしてみましょう。

「こぼしたくない」という気持ち

迎え舌になる人は、食べ物をこぼしたくないという気持ちが強い傾向があります。

一口が大きくて一気に食べ物を口に入れようとすることから、舌を出してカバーしようとする心理が働くようです。

食べ物をボロボロとこぼすのは食事のマナー違反になりますが、こぼしたくない気持ちで迎え舌になってしまっては元も子もありません。

「当たり前」と思っている

小さな頃の癖が抜けていない人の場合、親のしつけや他の人から注意を受けずに過ごしてきたことが考えられます。

そのため、食べるときに舌を出すことをとくに問題視していなく当たり前だと思っていることがあります。

当たり前と思っていると、食事相手が不快な気持ちになっていても理由に気づけません。

迎え舌の癖がある人は、マナー違反の意識を持って直すようにしましょう。

迎え舌の治し方

それでは、迎え舌を治す方法を解説します。

癖になっている人は「家ではいいか」とならず常に意識してぜひ実践してみましょう。

あせらず食事をする

迎え舌を治すには焦らずに食事をして、よく咀嚼するようにしましょう。

舌や口周り、あごの筋肉を鍛えることにつながりますが、ゆっくり食べると意識的に自分の食べ方をコントロールできます。

食べ物を口に入れるときは舌を出さないように注意して、舌の動きを意識しながら食べてみてください。

一口の量を減らす

一口の量が多いことも迎え舌の原因になるので、口に入れる量を少なくしましょう。

口を大きく開けなければ舌が出にくいですし、こぼす可能性を少なくすると舌を出す理由がひとつなくなります。

とくに女性はガツガツと食べずに、きれいに食べることを意識してマナー美人を目指しましょう。

鼻呼吸を意識する

口呼吸が癖になっている人は、鼻呼吸を心がけてみてください。

口呼吸は菌が増えて口臭が強くなったり、いびきがひどくなったりすることがあるので、きちんと治すのがおすすめです。

普段から口呼吸を意識して、眠るときは鼻呼吸をする用の口閉じテープを貼るのが効果的です。

ただし、花粉症や風邪で鼻詰まりがあるときの使用は控えてください。

舌と口の筋力を鍛える

食事中はよく噛んで、舌や口周りの筋肉を使うことが大切です。

筋力が落ちると、舌が垂れてしまうことがあるので、上あごの正しい位置につけるように意識しましょう。

また、舌や口周りの筋肉を鍛える「あいうべ体操」もおすすめです。

【あいうべ体操のやり方】

①「あー」と口が円になるように大きく開ける

②「いー」と前歯が見えるくらい口を横に開く

③「うー」と唇をすぼめながら前に突き出す

④「ベー」とあごの先に伸ばすイメージで舌を出す

それぞれの動きを4秒程度、1日30回を目安に繰り返しましょう。

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迎え舌は治したほうが断然良い

迎え舌は気づかないうちに癖になっていることが多く、意識をしていないと治すのが難しい場合があります。

しかし、せっかく気になる相手を見つけても、食事でのマナーが悪いと「もう一緒のご飯を食べたくない…」と思われてしまうかもしれません。

恋活・婚活をするなら、迎え舌は直した方が断然よいでしょう。

今回解説した情報を参考に迎え舌を治して、素敵な食事を楽しんでくださいね！