無愛想ってどんな意味?無愛想な人の特徴とメリットデメリット・改善方法
無愛想な人は素っ気ない態度や笑顔が少ないことから、冷たくて怖いイメージを持たれがちです。
職場や学校で周囲に距離を置かれ、人間関係に悩みを抱える人も少なくないでしょう。
そこで今回は、無愛想な人の特徴とメリットデメリットを紹介していきます。
記事後半では、無愛想を直したい人へ向けて改善方法も解説していきますので、無愛想だと自覚がある人はぜひ参考にしてみてください。
Contents
そもそも「無愛想」とは
そもそも無愛想とは、具体的にどんな意味を持つのでしょうか。
まずは理解を深めるために、無愛想の意味や読み方・類語・英語表記について解説していきます。
言葉の意味・読み方
無愛想は「ぶあいそう」と読みます。
意味は文字のごとく「愛想が無いこと」を指します。
話しかけてもそっけなかったり、あまり表情が変わらなかったりするのが代表例です。
よく聞く「あの人は無愛想だね」という言葉には、「口数が少なくて冷たい人だね」というようなマイナスな意味が込められていることが多いです。
類語
無愛想の類語には、「無愛嬌」「素っ気なさ」などがあります。
どちらの言葉も、ぶっきらぼうで失礼な態度であるさまを表しています。
英語表記
日本語である無愛想は、以下の英単語で表すことができます。
- unfriendly(不親切な)
- cold(冷淡な)
- unsociable(非社交的)
それぞれの単語の意味から、無愛想な様子が見て取れますね。
無愛想な人に共通する特徴
無愛想な人には、いくつか共通する特徴があります。
ここでは、無愛想な人にありがちな行動や性格の特徴を紹介しますので、自分に当てはまる項目があるかチェックしてみましょう。
会話中目を合わせない
無愛想な人は、人と目を合わせるのが苦手です。
人見知りな性格で、相手の目を見て話すことが苦手な傾向にあります。
会話中でも目をそらしてしまうため、冷たい印象を持たれやすくなるでしょう。
相手の目を見て会話をするのは社会人として当たり前のマナーなので、相手から良く思われないのも仕方ありません。
表情が乏しい
無愛想な人は、相手から笑顔を向けられても同じように笑顔で返せない人がほとんどです。
会話をしていても表情に変化がないので、「楽しくないのかな?」「怒ってる?」などと周囲から勘違いされることもしばしば…。
また、無愛想な人の中には自分の感情を表現するのが苦手な人もいます。
どんな顔で会話をすればいいのか分からず、気づいたらいつも無表情…なんてことも少なくありません。
コミュニケーション能力が低い
無愛想な人の特徴として、コミュニケーション能力の低さが挙げられます。
基本的に人見知りな性格をしているため、人と話すのが大の苦手。
「会話が続かない」「何を話せばいいか分からない」「いつも黙ってしまう」そんな人は自然と無愛想な態度になってしまっているでしょう。
そのため、職場や学校などいつも対人関係の悩みがつきないのも無愛想な人あるあるです。
マイペースな性格
マイペースな性格をしている人も無愛想だと思われることが多いです。
他人から干渉されたり自分のペースを乱されたりすることを嫌うため、一匹狼になることも少なくありません。
また、他人の顔色を伺ったり意見を気にしたりすることがないので、周りから無愛想で冷たい人だとネガティブな印象を持たれることも多いです。
プライドが高め
無愛想な人はプライドが高いのが特徴です。
他人に媚を売ったり社交辞令で笑顔を向けたりするのを嫌うため、いつも素っ気ない態度をとってしまいます。
心の中では「あの人より自分のほうが優れている」と感じており、相手から見下されないよう無愛想な対応をしていることもあります。
無愛想がもたらすデメリット
無愛想な人は、愛想が良い人より損をする可能性が高いといえます。
ここでは、無愛想がもたらすデメリットについて見ていきましょう。
周囲からの印象が悪い
無愛想な人の最大のデメリットは、周囲からの印象が悪くなることです。
初対面の人はもちろん、人から紹介してもらう場面や取引先との会話などで無愛想な態度をとってしまうと、相手との関係性が悪くなる可能性大。
知らないうちに自分で自分のイメージを悪くしているのです。
誤解されやすい
無愛想な人は基本的に無表情なため、怒っていなくても「機嫌が悪いのかな…」と勘違いされてしまうことがあります。
そのため、周囲からは「冷たい人」「いつも怒っている人」と誤解を受けやすく、近寄りがたいと思われることもしばしば。
自分の感情や考えを口に出さないので、相手は嫌われたと勘違いして自然と離れてしまうケースも珍しくありません。
付き合いづらいと思われる
無愛想な人に対して、「何を考えているのか分からない…」と感じる人は多く、付き合いづらいと距離を置かれてしまうことがあります。
いつも笑顔の人とまったく笑わない人とでは、前者と関わりたいと思うのが当然ですよね。
無愛想な人に話しかけても、素っ気ない態度をとられてしまっては、付き合いを続けたいとは思えないでしょう。
実は無愛想にはメリットも…
デメリットが多い無愛想ですが、実はメリットもあります。
人にすり寄らない分、ストレスが溜まりにくいでしょう。
無愛想な人は苦手な人と極力話さないよう徹底しており、話しかけられることも少ないため余計なストレスを抱えることがありません。
周りを気にして無理に愛想よくすることもないので、自由にのびのびした生活ができるのです。
また、いつも冷静で落ち着いている印象のある無愛想な人は、周りからの理解があれば大きな信頼に繋がるケースがあります。
急なトラブルにも冷静沈着な対応ができるので、仕事の面では頼りがいがある人と評価され、悩み相談をされたり大事なプロジェクトを任されたりすることもあるでしょう。
無愛想を直したい!試してほしい改善方法
最後に、無愛想な性格を直したい男子・女子へ向けて、改善方法を紹介していきます。
意識次第ですぐに実践できる内容なので、ぜひ試してみてください。
相手の目を見て話すよう意識する
無愛想を改善したいなら、まずは相手の目を見て会話することを意識しましょう。
相手が話しているときはちゃんと視線を合わせるだけでグッと印象が良くなります。
目を見ると緊張してしまうという人は、相手の鼻先や口元など少し目線を下にずらすのがおすすめ。
最初は難しいかもしれませんが、徐々に慣れてくるはずです。
相手の話にしっかりと耳を傾ける
会話中は相手の目を見て話すだけでなく、しっかりと耳を傾けることも大切です。
きちんと相槌を打ちながら話を聞くことで、相手は受け入れてもらえたと感じ、あなたに好印象を持つようになります。
無理に話を振ったり声をかけたりする必要はないので、まずは聞き役に徹してみるのがポイントです。
いつも笑顔を心がける
無愛想な人は表情が硬いので、それだけで怖いイメージを持たれがちです。
たとえば、お店の店員さんが無愛想な人だとなんとなく感じが悪いですよね。
そのため、いつも笑顔でいることを心がけましょう。
ニコニコしていると自然と明るい雰囲気になり、親しみやすさを感じてもらえます。
笑顔に自信がない人は、鏡を見ながら笑う練習や口角を上げるトレーニングをするなど、自然な笑顔になるための努力をしてみましょう。
いつも笑顔でいるだけで、無愛想な印象が払拭され、イメージアップにも繋がりますよ。
無愛想な人はモテない!愛想がある人を目指そう!
無愛想な人は怖くて冷たいイメージがあるため、男性でも女性でもあまり良い印象は持たれません。
中にはクールな人がタイプという人もいますが、愛想がある人のほうが断然周りから愛されます。
無愛想を直したい…と思っているなら、本記事で紹介した改善方法をぜひ取り入れてみてください。
また、このページの情報以外に関連本を参考にするのもおすすめ。
笑顔の大事さや人間関係を円滑に進める方法など、たくさんのヒントが得られますよ。
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無愛想な人を卒業して愛想がある人になれれば、仕事も恋愛もより充実していくことでしょう。