断れない人の特徴や心理とは?断りたい人に向けた優しすぎる性格の改善方法
仕事や恋愛、友人との付き合いで「お願い!」と頼まれたとき、断れなくて悩んだ経験はありませんか?
自分にできないときは断るべきなのですが、「頼みごとを断ると関係が悪くなりそう…」「自分が引き受けて丸く収まるなら…」と断れない人もいます。
そんな断れない人に向けて今回の記事では、断れない人の特徴や心理、断れない性格の改善方法、おすすめの断り方について詳しく解説します。
Contents
断れない人とは
仕事やプライベートで何か頼みごとをされると、都合が悪くても引き受けてしまうのが「断れない人」です。
たとえば、
- 飲み会の幹事を頼まれると断れない
- 大事な用事があっても、残業を頼まれると引き受けてしまう
- 食事に誘われると、疲れていて行きたくなくてもOKしてしまう
- 困っている人に「お金を貸してほしい」と頼まれると貸してしまう
などの経験がある人は「断れない人」の可能性が高いでしょう。
仕事でも恋愛でも!断れない人の特徴
仕事や恋愛シーンでの誘いや頼みごとを断れない人には、共通の特徴があります。
どのような特徴があるのかチェックしてみましょう。
根が真面目
断れない人は根が真面目なため、助けを求められると断れないところがあります。
真面目な人は完璧主義な一面があるので、自分が引き受けることでスムーズに物事が進むなら仕方ないと思ってしまうのです。
とくに仕事に対して真面目な人は、自分のことよりも仕事優先に考えてしまうため、残業や他の人がやるべき仕事を押し付けられても引き受けてしまいがちです。
人に頼ることが苦手
断れない人は自分から人に頼るのが苦手で、ひとりで抱え込んでしまう傾向があります。
自分が他の人に頼ると、自分と同じように嫌な気持ちにさせるのではないか…と考えてしまうのです。
自分ができる範囲を超えて頼みごとを引き受けた結果、誰にも頼れず自分を追い込んでしまう場合も…。
断れない人は、我慢をする場面が多く、ストレスが蓄積していることも少なくありません。
気弱で受け身
人に頼まれると断れない人は、気弱で受け身な性格も特徴のひとつです。
とくに上司や気の強そうな人から頼まれると断れず、不満があっても自分の意見をハッキリ言えません。
なんでも引き受けてしまうので、周りから面倒を押し付けられてしまうことも少なくありません。
優しく思いやりがある
優しく思いやりがある人は相手の気持ちを考えすぎて、誘いや頼みごとを断れないことがあります。
「自分が引き受けないと困ってしまうだろうな」と感じて、自分よりも相手の気持ちを優先して行動するのです。
優しくて思いやりがあることは長所ですが、自己犠牲的な行動ばかりとっているようであれば、周りからは「お人好し」と思われている場合もあるでしょう。
責任感がある
責任感がある人は信頼されやすいため、周りから頼られることが多くあります。
責任を持って最後までやり遂げようとするところがあるので、頼みごとをされると断らずに引き受けてしまうのです。
また、責任感が強い人は全力で物事に取り組みます。
そのため、他の人に任せるよりも自分がやってしまったほうが早いと考えて、なんでも引き受けてしまう傾向があります。
断れない人の心理
断れない人はどうして断ることができないのでしょうか。
断れない人の心理について解説します。
立場上断れないから仕方なく…
上司や先輩など、自分より目上の人に頼まれると無理難題でも引き受けてしまうことがあります。
また、職場や仲間内でリーダー的存在になっている人は、周りから頼りにされて断れないこともあるでしょう。
断れない人は自分の社会的な立場を考え、「やりたくないけど仕方ないな…」と諦めて引き受けているケースがあります。
なんとかなるという楽観視
頼みごとを断れない人の中には、「なんとかなる!」という心理から引き受けている楽観的なタイプもいます。
物事を楽観視しているので、後先のことはあまり考えていません。
ポジティブなのはいいことですが、最終的に頼みごとを引き受けすぎて苦しんだり、頼まれたことを達成できずに周りに迷惑をかけてしまったりすることがあるのは、注意したいポイントです。
人の役に立ちたい
困っている人を助けたい、人の役に立ちたいという心理が強い人も、断れない傾向があります。
「相手のために」というポジティブな気持ちで頼みごとを引き受けているのなら、人情に厚く頼り甲斐のある人といえるでしょう。
しかし、相手の気持ちを優先しすぎると、自分自身を犠牲にしてしまう場合もあるので注意が必要です。
断って関係が悪くなることを避けたい
断れない人は周りの人に嫌われたくないという心理が強く、断ることで相手との関係が悪くなることを避けたいと思っているケースがあります。
頼みごとを断ることに罪悪感があり、「引き受けないと関係が壊れてしまうかもしれない」という不安を抱いています。
とくに他人への依存心が強い人は、良い人間関係でいられるなら自分が我慢して引き受けようと思ってしまうのです。
人から認められたい
断れない人は他人からの評価を気にする傾向があり、「人から認められたい」という心理状態から頼みごとを引き受けている場合もあります。
承認欲求が強く、常に人の目を気にしているので頼まれたら断れません。
周りから認めてもらうことで、自己評価を高めているところがあります。
このタイプは感謝されたい欲求が強めで、無意識に見返りを求めている場合も…。
断れない性格を変えるための方法
断れない性格が原因で損しがちな人は、改善するように心がけてみましょう。
断れない性格を変えるための改善方法を3つ紹介します。
「断ってもいい」と自分に許可を出す
断れない性格の人は相手の事情を考えすぎてしまい、断ってはいけないと思い込んでいる節があります。
相手の頼みごとを全て受け入れていると、自分が疲れるだけでなく相手のためにならない場合もあるでしょう。
引き受けられない理由があるのなら、きちんと説明して理解を得ればいいのです。
「断ってもいい」と自分に許可を出して、お互いが気持ち良く付き合える関係を築きましょう。
小さいことから断るようにして慣れていく
今まで断ることができなかった人が、いきなりすべてを断れるまでに変わるのは難しいものです。
まずは、自分がどんな依頼を断りたいと思っているのかを把握するために、紙に書き出してみましょう。
その中で自分にとって断る負担が少ないものを選び、次に頼まれたときは断るようにしてみてください。
いきなり一気に性格を変えようとせずに、徐々に断ることに慣れていくのがおすすめです。
「自分はどうしたいか」を考えて意思表示する
断れない人は自分の状況よりも、相手の都合を優先してしまうところがあります。
しかし、相手に合わせてばかりいると次から次へと頼まれることが増え、大きな負担となってストレスの原因にもなりかねません。
まず大事なことは「自分がどうしたいか」です。
相手のことよりも自分自身の気持ちや状況を優先して、しっかりと意思表示をしましょう。
頼みごとを引き受けるのは、自分に余裕があるときだけと割り切ることが大切です。
断れない人におすすめの断り方
誘いや頼みごとを断るとき、冷たく突き放したり曖昧な言い方をしたりすると相手に不快な思いをさせてしまいます。
良好な人間関係を保つには、誠意を持って断りましょう。
ビジネスシーンやプライベートシーンで断りたい場面があったときは、次に紹介する断り方の公式を意識してみてください。
【断り方の公式】
「感謝・謝罪+断る理由+断り+代替案」
- 感謝・謝罪:頼りにしてくれたことへの感謝や、断りを入れるための謝罪を伝える
- 断る理由:依頼を断る理由を丁寧に伝える
- 断り:意思表示のために、きちんと断る
- 代替案:最後に別の提案をして相手に検討を促す
たとえば異性から食事に誘われたときは、
「誘ってくれてありがとう。(感謝)
でも、その日は友達と遊ぶ用事があるから行けないんだ。(断る理由&断り)
来週末だったら時間できそうだけどどう?(代替案)」
と答えるとスムーズです。
相手との距離を縮めたくないときは、最後に代替案を出さずに「ごめんなさい」と素直に断りましょう。
しつこく誘われるときは、「時間があるときにこっちから誘うね!」と自分が主導権を握って断るのがおすすめです。
このように、結論を最後にもっていく「クライマックス法」という話し方を意識してみてください。
自分を認めてくれる素敵なパートナーを見つけよう
自分を認めてくれる素敵な恋人ができれば、自己承認欲求が満たされるので、断れる人になれるでしょう。
しかし、「出会いがなくて恋人ができそうにない…」という人もいますよね。
そんな人におすすめなのがマッチングアプリ「ハッピーメール」。
累計会員数3,000万を突破しているので、あなたにぴったりの相手がきっと見つかります。
自分を認めてくれる恋人を作って、しっかりと自分の意見が言える断れる人になりましょう!
強い意志を持って断れるようになろう!
仕事や恋愛など、あらゆる場面で断らなければいけない場面はやってきます。
頼みごとをされると、断ったら相手に悪いと思ってしまうかもしれません。
しかし、ストレスやトラブルを避けるには、なんでも受け入れてしまうより、自分の状況や気持ちに合わせて引き受けるか断るかを決めることが大切です。
断れずに後悔することが多いなら、自分磨きのひとつとして断る勇気を持ってみましょう。
今回解説した情報を参考に、相手の言葉に惑わされず強い意思を持って断れるようになってくださいね!