ひねくれ者の特徴8選！素直になれない人の心理・恋愛傾向・付き合い方とは

誰かとコミュニケーションをとる際に、相手がひねくれ者だった場合、少々困った経験はないでしょうか。

もしくは、あなた自身「もしかして自分ってひねくれてる？」と疑問に思ったり、友達から「ひねくれてるよね」と言われたりした経験はありませんか？

今回の記事ではそんな「ひねくれ者」の特徴や心理、上手な付き合い方を記載していますので、自分がひねくれ者じゃないかチェックもかねて、一緒にみていきましょう！

ひねくれ者についての情報を知れば、周りにいるひねくれた人とも、より良い人間関係を築けていけますよ。

ひねくれ者とは？

ひねくれ者という言葉は、漢字で書くと「捻くれ者」です。

この「捻くれ」には「ゆがむ・ねじれる」などの意味があります。

「者」は「人」を指すので、その2つが合わせた言葉の「ひねくれ者」の意味は「性格が歪んでいる人」「物事を素直に受け止められない人」となるのです。

そのため、協調性がなく自分勝手な人もひねくれ者と思われてしまうことがあります。

【男女共通】ひねくれ者の特徴8選

ひねくれ者の意味が分かったところで、どんな人がひねくれ者なのか気になりますよね。

ひねくれ者たちはどんな言動をとるのか、どんな特徴があるのかチェックしていきましょう。

周りの人に相談ができない

ひねくれ者の中には、「相談すること＝弱さを見せること」と思っている人がいます。

そのため、何か問題があって悩んでいても、相談することにブレーキをかけがちです。

誰かに相談すれば回避できる問題も、1人で背負いこんでしまいます。

職場でのトラブルを解決できず、転職してしまう人もいるほどです。

素直に相談して弱さを打ち明けられたら楽だとわかっているのに、どうしても素直になれないというのも、悩みの種です。

プライドがとても高い

一生懸命仕事や物事に打ち込むような、真面目なひねくれ者タイプに多く見られる特徴がプライドが高いことです。

真面目タイプのひねくれ者は、自分より作業が遅い人や質問ばかりしてくる人を見ると、見下してしまうことがあります。

仕事に対して一生懸命で、自分なりに上手にやりくりしているため、人一倍高いプライドをもっている傾向があるのです。

そのため、自分が失敗したりミスをしたときに注意されたりすると、素直に受け止められず、反発してしまいます。

人のことを褒めるのが苦手

ひねくれ者は、基本的に素直じゃありません。

自分よりすごいことを成し遂げた相手を「すごいね！偉いね！」と素直に褒めることは難しいでしょう。

「すごいなぁ」と心では思っていても、なかなか口にも態度にも出せずにいます。

褒めるということで、自分が相手より劣っていると認めることにもなるため、嫉妬心が邪魔して褒められずにいるのです。

人の幸せを祝福できない

ひねくれ者は、他人の幸せや成功に対して祝福できずにいます。

自分以外の誰かが幸せになることは、正直好ましくありません。

また、しっかりと社交辞令ができ、その中で嫌味を言うのもひねくれ者の特徴です。

友達の昇進や結婚など心からお祝いできず、「どうして自分じゃないの！」と神様や周りを妬ましく思う人も多いでしょう。

警戒心が強く疑い深い

誰かが気を遣ってくれても、常に周りに警戒心を巡らせているため怪しんだり、素っ気ない態度をとったりするひねくれ者もいます。

悩んでいるときに、落ち込んだ素振りを見せていなくても、誰かから「大丈夫？」と声をかけてもらったとします。

ですが、その善意すら「なにか裏があるんじゃないか」と敵視してしまうのです。

コミュニケーションをとることに不安感や恐怖心を抱いていたり、何かトラウマを持っていたりする人は、結果としてひねくれ者になってしまうかもしれません。

本音で話せる友達が少ない

過去に、本音で話した結果とても嫌な思いをした経験があると、心を閉ざして誰にも本音を言えず、気付けば信頼できる友達がいない…なんてことがあります。

その結果、自然と「どうせこの人は心の中では自分のことをバカにしてるんでしょ」とひねくれた性格になってしまいます。

そのため、本音で話せる友達は少なく「遊ぶとしても固定された人とだけ」ということが多いでしょう。

「ありがとう」「ごめんなさい」が言えない

感謝の言葉は、素直にならないと言えない言葉ですよね。

ひねくれ者にとっては、この感謝の言葉を伝えることはとても難しいということが共通点です。

心の中で「ありがたい」と思っていたとしても、なかなか口に出せません。

ひねくれ者の中には人を見下すタイプも多いため、そもそも感謝することの意味が分からない人や、自分が感謝される側だと思い込んでいる人もいます。

彼氏や彼女に対して見栄を張ってしまう

「好きな人だからこそ、弱い自分を見せたくない！」という強い気持ちが働いてしまい、つい見栄を張ってしまうのも、ひねくれ者の特徴です。

自分は完璧な人間であろうとするので、ミスをしたりみっともない姿を見せたりすることは絶対にしたくないという心理状態です。

このタイプの人は、人前で彼氏や彼女のミスが分かれば過度に叱ったりすることも…。

そうすることで自分は失敗しないデキる人ということをアピールしようとします。

素直になれないひねくれ者の心理

ひねくれ者は素直になれない、歪んだ性格というのは理解していただけかと思います。

では、どんな気持ちが隠れているのか、ひねくれ者の心理を見ていきましょう。

注目してほしい

ひねくれ者は「構ってほしい！注目されたい！」と強く思っています。

構ってほしいという強い思いがねじ曲がってしまい、人を困らせたり、振り回したりすることで注目を集めようとします。

意見をコロコロ変えたり、敵を作るような発言をしたりなど、周囲を困らせるやり方でしか、注目させられずにいるのです。

自信がない

実は、ひねくれ者は自分に自信がない人が結構います。

自信があるものを何一つ持っていない、胸を張っていえるような経験がないと考えがちです。

そのため自己評価がとても低い傾向にあります。

勝手に周りと自分を比較してしまい、優劣のランキングをつけることが習慣づいて、曲がった性格になってしまうのです。

認めてもらいたい

人から言動や価値観を認めてもらいたいと思ってはいても、ひねくれた性格が邪魔をして、素直に言葉に出せず、伝えられないことがあります。

なかには「自分は認められて当然」と思っていても、周りが認めてくれないことが原因で「あいつが悪いんだ！」と人のせいにしてしまう傾向があります。

敵を作るような発言をして、周りからはひねくれ者と思われてしまうこともあるようです。

本当は素直になりたい

自分の目の前に素直な人が現れると、「いいなぁ」と羨ましい気持ちが出てくることがあります。

「でも自分はどうせなれない」という思いも同時に出てくるので、ひねくれた性格に拍車がかかるのです。

本当は素直になりたい、誰かに相談したい、感謝したいという思いがあっても、なかなか本心をさらけ出せずに苦しんでいる人もなかにはいます。

自分自身でひねくれた性格だと自覚してる人もいるので、一概に「ひねくれ者は自分勝手だ！」というのは間違っているのかもしれません。

素直になれないひねくれ者の恋愛傾向

ひねくれ者でも恋愛感情はしっかりあります。

では、どのような恋愛傾向になるのか、少し覗いてみましょう。

恋人を振り回す

誰かに対して素直な言動ができないのがひねくれ者です。

恋人との付き合いでも例外ではありません。

喜びや感謝の気持ちを素直に言いたくても、プライドやひねくれた性格が邪魔をして「あぁ」「別に」と、冷たい言葉を発してしまいます。

さっきと今とはで言っていることが変わる、なんてことも…。

素直になれない性格がゆえに恋人を振り回し、大変な思いをさせてしまう傾向にあります。

人前でイチャイチャできない

ひねくれ者はプライドが高い人が多く、周囲の目をとても気にします。

そのため、公衆の場では手を繋ぐことすらしない人もいます。

人前では素っ気ないような態度をして「もう嫌いなのかな？」と誤解を招いてしまうこともありますが、内心では恋人とデートをすることに喜びを感じているのです。

天邪鬼な性格が災いして、恋愛関係があまり長続きしないこともあり、そこが悩みの種ともいえるでしょう。

ひねくれ者との上手な付き合い方

会社にひねくれ者がいるけど、どう立ち回っていけばいいか分からない、あるいは今後そんな人が出てくるかもしれないと思う人も多いはずです。

これから記載する4つの対処法を参考に、できそうなものからチャレンジしてみてください！

イライラしても怒ったりしない

ひねくれ者の言動は自分本位なことが多いので、イラッとすることが多々あります。

ですが、そこで怒ったり説教したりしては余計に面倒くさくなります。

ひねくれ者は人間性や性格、自分の発言を否定してくる人を全て敵にみてしまうことがあるのですが、イライラしてもグッとこらえましょう。

そのかわり、どうしてそんな発言をしたのか、どうしてそんな行動をするのか穏やかに聞いてみるようにすると、ひねくれ者の考えを知ることができますよ。

一度距離をとってみる

無理にひねくれ者と深い関係性になろうとしないのも1つの方法です。

ひねくれ者は1人の時間を大切にすることから、人付き合いがドライな人も多いので、一定の距離を保つのも良い対処法となります。

無理に関わることであなたがストレスを溜める必要はありません。

必要最低限な関わりだけで、あとは手をつけないことがベストです。

時間をかけて仲良くなる

ひねくれ者とうまく付き合っていきたいのなら、時間をかけて仲良くなることがベストです。

急に距離は縮まりませんし、何よりひねくれ者は警戒心の塊です。

毎日挨拶をし、その後に一言「今日は天気がいいね」などプラスしていきましょう。

それを連日続けていくと、相手の警戒心もとけはじめ、心を開いて会話してくれるのでおすすめです。

面白い人として接する

あえて「この人面白いなぁ」と思いながら接すると、変にイライラしたりせずに済みます。

ひねくれた発言をしたら「自分ではそんなユーモアあふれる言葉を選べないな！」と感心すればいいのです。

ですが、口に出して言い過ぎると、ただの悪口に聞こえてしまい、余計に相手がひねくれてしまうので注意しましょう。

あくまで「面白い人」として接することがポイントです。

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ひねくれ者な人とは、適度な距離感を持ちながらマイペースに付き合う事が大事です。

それでもダメなら、新しい出会いを探して、その人との関係構築することに気持ちを切り替えましょう。

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相手の意見を尊重してあげよう

確かにひねくれ者はプライドが高くて見栄っ張りで、言葉の言い回しが敵を作りやすかったりもしますが、しっかりと意図を汲み取れればそこまで酷いことにはなりません。

ひねくれ者なりにちゃんと、自分の意見を持っているので、最初から否定したりせず、一度しっかり話を聞きましょう。

聞いた上で疑問に思ったことを聞いてみると、案外納得のいく答えが返ってくることもあります。

「あいつひねくれてるしな」という固定概念は外して、しっかりと相手の意見を尊重してあげると、ひねくれ者の心の氷も溶けはじめていき、少しずつ素直になってくれる可能性があります。

ひねくれた性格になってしまったのには、原因があり理由があります。

そこを理解せずに嫌うのは簡単です。しかし、どうしてそうなってしまったのか関心をもって、少しずつ距離を縮めて接すれば、ひねくれ者も案外悪くないかもしれませんよ。