優しすぎる人の特徴とは?人に優しくする心理&優しすぎる性格を直す方法
あなたは人から「優しいねぇ」と言われたことはありませんか?
この優しいというのは、男性女性問わずモテるために必須な項目ではありますが、なかには「優しすぎ」て損をしてしまっている人がいます。
今回の記事は「優しすぎる人」にスポットを当てた内容です。
どうして優しすぎる人が損をするのか、優しすぎる人の特徴や心理、優しすぎる性格を直す方法について詳しく解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。
Contents
損をする!優しすぎる性格がモテない理由
優しすぎることが理由でモテないとはどういうことなのでしょうか。
あるあるな具体例をまとめてみました。
- 自分だけに優しいわけじゃないので特別感がなく感じる
- 付き合っても優しすぎて刺激や面白みがあるのか分からない
- 優しいけど本心ではどう思っているのか分からないから逆に怖い
優しすぎてしまうと恋人というより「いい人」止まりになる可能性があります。
せっかくいい出会いがあっても、恋愛対象にならないのは悲しいですね…。
優しすぎる性格は長所でもあり短所でもある
優しすぎるのは長所でもあり、短所でもあります。
よく言えば「周りをよく見ている人」「空気をしっかり読める人」ですが、悪く言えば「自己主張が少なく自己犠牲が激しい人」と捉えられてしまいます。
優しすぎると自分がないように見られてしまうのかもしれませんね…。
恋愛で自己嫌悪に陥ることがある
優しすぎる人は、気を使いすぎたり相手の言動を探ったりする癖があります。
それは恋愛においても同様で、自己表現ができず本当は甘えたいのに甘えられない、怒りたいけど怒れないなどと感情に蓋をしてしまいます。
そして「また言えなかった…」と自己嫌悪に陥ることがあるのです。
本音がなかなか言えないというところが優しすぎる人の恋愛傾向かもしれません。
【男女共通】優しすぎる人の特徴
優しすぎる人にはどのような特徴があるのか、自分が当てはまっていないかのチェックも兼ねて見ていきましょう。
自分とは無関係なトラブルに巻き込まれやすい
あなたは自分に無関係なトラブルによく巻き込まれますか?
もし「はい」というのであれば、それはあなたの優しすぎる性格が災いしているかもしれません。
優しすぎる人は共感能力が高い傾向にあり、他の人のプライベートなことにまで知らない間に首を突っ込んでしまいます。無関係なのにもかかわらずトラブルに巻き込まれて頭を抱えこむということがあるのです。
人から何かを頼まれたら断らない
優しすぎる人は仕事仲間や友達、恋人のお願いを断ることができません。
空気をよく読む節があり、自己表現が苦手なことも影響して、本当はできないこと、キャパオーバーなことでも頼まれると引き受けてしまう傾向があります。
マメで細かい
優しすぎる人はとてもマメで細かいのが特徴的です。
LINEやメールにおいても、少しでも返事が遅れると「すみませんでした」「申し訳ございませんでした」と謝る人がいるほどです。
言葉遣いにも気を使うので「これでいいのか」と何度も確認したり書き直したりします。
几帳面なところもあるため、文章が長くなりすぎるのも特徴です。
八方美人すぎて怖いと思われることがある
気を使いすぎて誰かの顔色を常に伺うのは優しすぎる人の特徴ですが、結果として誰にでもいい顔をしてしまうことになります。
周囲からは八方美人と見られても仕方のないことなのかもしれません。
なかには「自分がなくて誰にでもいい顔をしてるって、少し怖いかも…」と思う人もいて、避けられてしまうことがあります。
良い意味でも悪い意味でも利用されやすい
人から何か頼まれると断れないのが優しすぎる人の特徴ですが、それが災いして良い意味でも悪い意味でも人から利用されることがあります。
きっぱり断ることができればいいのですが、人の顔色を伺ってしまうことが多い優しすぎる性格の人は、断れずにうまく利用されてしまうのです。
たとえば、仕事を押し付けられたり濡れ衣を着せられてしまったり…。
「対応するのは難しいです」「私(僕)じゃありません」とも言えず、ただ黙ってそれに従うだけなので、周囲からは「断ればいいじゃん!」「利用されてるだけだよ!?」と注意を受けても、なかなか行動に移せないのです。
優しすぎる人が人に優しくする心理
優しすぎる人の特徴が分かったところで、今度はどうして優しくしすぎてしまうのか、その心理を見ていきましょう。
人から嫌われたくない
優しすぎる人は、人から嫌われることにとても怯えている傾向があります。
人に嫌われたくない心理が働いて、自分の意見が言えず、誰にでも良い顔をしてしまうのです。過去に人間関係で酷い経験をした場合、それがトラウマ化している人もいます。
「もう誰にも嫌われたくない、傷つきたくない」という自己防衛から優しすぎてしまうのかもしれませんね。
周りに迷惑をかけたくない
優しすぎる人は「自分のせいで誰かに迷惑をかけてしまうかもしれない」という恐怖心があり、人に迷惑をかけないように自ら動いてしまうことがあります。
結果としてそれが優しすぎる人という印象になってしまうのです。
自分の仕事もして、人の仕事も手伝って「誰かの役に立った」という実感を得て初めて、自己肯定できるのかもしれません。
人に優しくするのは当たり前
小さな頃から両親や学校の先生から「人に優しくしましょう」「困ってる人を助けてあげましょう」という教育をされませんでしたか?
優しすぎる人は、その道徳的教育が強く根付いているため、「優しくするのは当たり前」「お互い助け合うのが当たり前」と思っています。
自分が優しすぎるなんてことは微塵も思っていないのです。
実は損得勘定の塊
優しすぎる人のなかには、稀に損得勘定でしか動かないタイプもいます。
- この偉い人に優しくしとけばメリットがあるかもしれない
- この人に優しくしても意味なさそうだな
- 皆から嫌われている女子に自分だけが優しくしていたら評価が高くなるはず
相手の「こんなによくしてもらったんだから、何かお返ししなきゃ」という心理に働きかける人もたまにいるので、一概に「優しすぎる人が良い人」というわけではなさそうですね。
優しすぎる性格を直す方法
「損ばかりするくらいなら優しすぎる性格を直したい」と思いませんか?「でも無理だよな…」と諦めているのなら、まだ早いです!
とくに優しすぎる性格に自覚症状がある人は、これから紹介する4つのことを試してみましょう。
周りの人と同じくらい自分のことを大切にする
優しすぎる人は自己犠牲がとても強い傾向にあり、他人をとても大切にしますが自分のことは蔑ろにしてしまう人がとても多いのです。
人に優しくするのも立派なことですし、ときには自己犠牲をするのもいいでしょう。
ですが、その優しさや愛情を自分自身にも与えてあげてください。誰よりも頑張っていることはあなたが1番分かっているはずです。
ときには自分を甘やかして人に頼ったり不満を打ち明けたりしても誰も文句は言いません。自分を大切にすると決めて、少しずつチャレンジしていきましょう!
自分の考えをしっかり持つ
いつも誰かの意見に流されっぱなしで「自分ってなんなんだろう…」と落ち込んだり、流されることに少なからずストレスやもどかしさを感じていませんか?
「私(僕)はこうしたい!」と自己主張することは何も悪いことではありません。
社会人になると自分の意見がなかなか言えない場面は多いですが、自分の考えをしっかりと持っているだけでも心持ちが違うでしょう。
少しでも気が乗らなかったら断る
自分に余裕がない中、仕事を頼まれたときも「すみません、今やっている仕事で手一杯なので余裕がありません」と断ることも大事でしょう。
自分に余裕があるときに引き受けるのがポイントです。仕事以外でも、飲み会や旅行などあなたが気乗りしない誘いを受けたのなら「ごめん、今回は参加できない」と断るのも悪いことではありません。
「誘ってくれてありがとう」と感謝を伝えるのもお忘れなく!
相手が間違っていたら厳しさを見せる
相手が何度も同じ失敗を繰り返したり、明らかに間違っていたりする際、良かれと思っていても「大丈夫だよ」「君は悪くない」と何でもかんでも許してしまってはいけません。
同じ間違いをおかしている相手にも怒らないのは、相手の成長の妨げになっていると考えてみましょう。
許すことや甘やかすことだけが優しさではなく、ときには相手のために厳しく注意したり叱ったりすることも優しさなのです。
「おい!」と怒るのではなく、相手のためを思って注意するようにしましょう。
人に流されるのをやめて真の優しい人になろう
優しさは人にとってとても大事なことですが、優しすぎると誰かに利用されたり騙されたりして自分自身にたくさんの傷を作ってしまいます。
異性に対しても「自分だけの特別感がなさそう」という理由から、あまりモテません。
自己犠牲を激しく持たず、自分の意見をしっかり持って、ときには人を叱る勇気をもった人が真の優しい人といえます。そういった人は、周りの人から良い意味で頼られたり尊敬されたりして、異性からもモテます。
優しすぎると思われてしまうような部分を少しでも直せば自信に繋がるので、自分のためにも優しすぎる人から、真の優しい人になれるよう意識的に変えていきましょう!