執念深い人は危険!根に持つ人の特徴&心理・対処法【完全マニュアル】
世の中にはいろいろな性格の人がいるので、中には執念深い人に目をつけられて、怖い経験をしたことがある人もいるのではないでしょうか?
そんな人とは関わらないのが一番ですが、仕事上の付き合いなどで関わらざるを得ないケースもあるはずです。
そこで今回の記事では、執念深い人の特徴や心理、効果的な対処法を解説します。
ぜひ参考にして、良好な人間関係の構築にお役立てくださいね。
Contents
執念深いの意味とは
「執念深い」という言葉は、特定の物事や人に対して強い執着心を持ち、なかなか離れようとしない様子を意味します。
他の言葉に置き換えるなら、「しつこい」「ねちっこい」「執拗」などが挙げられます。
いずれにしてもネガティブな意味で使われることが多い言葉です。
ちなみに「執念深い」という言葉を使った例文は下記のとおりです。
- 〇〇さんは執念深いから気をつけたほうがいい
- 執念深い女は嫌われる
- 執念深い人間は何をするかわからない
このように、執念深い人が周りにいたら注意すべき存在かもしれません。
怖い…執念深い男女のヤバイ特徴
執念深い人には、共通するヤバイ特徴があります。
どんな風にヤバイのか、具体的に紹介します。
過去にされた嫌なことを根に持つ
人は誰でも嫌なことを言われたりされたりすると、不快な気持ちになるものです。
しかし、嫌なことをされたときは不快感で怒りを覚えても、日を追うごとに怒りが薄れて、されたことを忘れてしまう人が多いでしょう。
ところが、執念深い人は過去にされた嫌な出来事を、忘れることなくずっと根に持っています。
そのため、不快感を与えた相手に対して、冷たい態度を取り続けたり仕返しを企んだりして、自分のうっぷんを晴らそうとするのです。
彼氏や彼女でも、喧嘩中に「そういえば昔にも!」と論点から外れたことを蒸し返してきて、ヒートアップしてくる人っていますよね。
そういう恋人は執念深い傾向があるので注意が必要です。
被害妄想が激しい
被害妄想が激しいのも執念深い人の特徴です。
たとえば、相手が悪気なく言った言葉でも、悪く受け止めて敵対心をあらわにしたり、周囲の人たちに「あの人は私にこんな酷いことを言った」と言いまわったりします。
他の人から見れば何でもない言動でも、執念深い人にとっては許せないことなのです。
事あるごとに傷つく人は、悲劇のヒロインになりがちな執念深い人かもしれません。
自分の非は何があっても認めない
たとえ自分が失敗したとしても、自分の非は絶対に認めないのも執念深い人の特徴です。
仕事で何かトラブルが起きても、「〇〇さんが悪い」「誰かの伝達ミスだ」と悪びれる様子もなく、責任転嫁をするのです。
また、常に自分の考えが正しいと思っているので、たとえ他人に指摘されたとしても自分の主張を曲げることはありません。
そのため、一度対立した相手とは、相手側が折れて謝罪をしてくるまで和解することはないでしょう。
こういった性格は周囲から敬遠されやすいため、孤立してしまうことが多い傾向にあります。
追撃LINEは当たり前
執念深い人は常に自分ファーストなので、自分の感情を抑えるのが苦手です。
たとえば、LINEのやり取りの中で、相手から急にメッセージが途切れたとしたら、しつこく追撃のメッセージを送ります。
「今何してるの?」「返事はいつになる?」と、相手の気持ちや状況を考えることなど一切なく、自分の気が済むまで送り続けるでしょう。
こういった行動が当たり前の執念深い人とは、上手く付き合わないと不幸な事件に発展することになるかもしれません。
中には、もうすでに怖い思いをしたという経験者もいるかもしれませんね。
恋人に対する束縛が激しい
執念深い人は恋人に対する独占欲が強いので、束縛が激しいのも特徴的です。
相手の浮気を疑ったり自分から気持ちが離れていくのを恐れたりするため、常に相手の行動を把握していないと安心できないのです。
そのため、恋人が自分以外の異性と交流するのをとても嫌います。
たとえ友達でも、2人きりで会うのを許さなかったり、異性が混ざっていると知った時点で行くことを阻止したりするでしょう。
また、電話やLINEなどの連絡も頻繁にしてきて、相手の行動を把握しようとします。
こういった人と付き合うと、息苦しくなって「別れたい」と思ってしまう人が多いはずです。
すぐに見返りを期待する
執念深い人は特定の人に執着してつきまとい、話しかけたり遊びに誘ったりします。
ときには相手の気を引くために、プレゼントを贈ることもあるかもしれません。
たとえ相手が迷惑に感じていたとしても、それを察したり認めたりはしないので、お構いなしに粘着するでしょう。
さらに自分は相手に十分尽くしているのだから、その分の見返りをもらうのが当たり前と思っているところがあります。
愛情を送れば愛情を返してほしいし、プレゼントを贈ればプレゼントのお返しがほしいのです。
このように、何かをしてあげたらお返しを期待するところが執念深い人の特徴です。
不幸自慢が多い
不幸自慢が多いのも執念深い人の特徴です。
執念深い人は、物事に対する考え方がネガティブで被害妄想が激しいため、過去の出来事や今の状況を不幸だと思い込んでいる節があります。
自分の不幸な環境を周囲に言いふらして同情を集めることで、気にかけてもらいたいのかもしれません。
聞いている側は「可哀想に…」と、表面上では大人の対応をするかもしれませんが、心の中では「またはじまったよ…」と思っていることが多いです。
執念深い人の心理
執念深い人の特徴にはあまりいい傾向が見られません。
しかし、なぜこのような性格になってしまうのでしょうか。これには執念深い男性・女性ならではの心理が影響しています。
どういった心理なのか、詳しく見ていきましょう。
人のことを信用できない
執念深い人は他人に対して用心深いところがあります。
大抵の人は古くから付き合いのある友人なら、気を許して相手の話を信じるものですが、執念深い人は付き合いが長い人でも信用することができません。
そういった心理は相手にも伝わりやすいため、仕事上での人間関係や恋愛が上手くいかないことも多いでしょう。
相手を心底信じられないことが原因で、被害妄想が激しくなったり自分の非を認めなかったりするのかもしれません。
嫉妬や妬みの感情が強い
大半の人なら気にならない相手の言動も、被害妄想が激しい執念深い人にとっては許せない言動が多々あります。
そのため、執念深い人は他の人に比べて、相手に対する嫉妬心や妬みの感情が強い傾向にあります。
些細なことでも他人の行動が気になるうえに、そのほとんどが悪意がある行動と捉えてしまう人は、他人に好意を抱くことも少ないでしょう。
自分の周りの人が、全員敵に思えることもあるかもしれません。
こういった心理の持ち主は、精神的に多くのストレスを溜め込んでいると考えられます。
寂しがり屋でかまってほしい
自分で勝手に敵を作ってしまう執念深い人は、実は寂しがり屋が多いです。
用心深く人を信用できないので、誰といても孤立してしまい、孤独を感じているのです。
自業自得といってしまえばそれまでですが、寂しくて誰かにかまってほしいという気持ちは、誰でも理解できる感情ではないでしょうか。
寂しいという気持ちから、追撃LINEをしたり、不幸自慢をしたりすると思うと、少し可愛いところがあるようにも思えますね。
【関係性別】執念深い人への対処法
こんなヤバイ性格の人に関わると、嫌な思いをすることが多くなるのも当然です。
しかし、生活していく中で、関わることを避けられないときがあるのも事実です。
ここからは、執念深い人への対処法を関係性別に紹介します。
シチュエーションに合わせて上手く回避してくださいね。
元恋人・好かれている相手
元恋人が執念深い人だった場合、別れた後もしつこく連絡をしてくることがあります。
これは、あなたが別れを切り出したときに多いケースです。
自分が振られたことに納得できないでいるため、まだあなたを恋人と思い込んでいる可能性があります。
また、交際していないのに、相手から好意を持たれて困ることもあるでしょう。
こういったときは、相手から連絡がきてもできるだけ無視を貫くのが得策です。
- 電話をかけてきても出ない
- メッセージを送ってきても返信をしない
- 外出先で声をかけてきたら無視をする
できるだけ態度で拒絶していることを表現しましょう。
あからさまに拒絶の行動をすることで、相手にも気づいてもらいやすくなります。
それでもしつこく付きまとってくるなら、信頼できる友人に仲介役をお願いして、話し合いをしてみるのもいい方法です。
会うときは、できるだけ人目の多い場所を選んで、「迷惑だから連絡してこないで」とはっきりと断ることが大切です。
執念深い人は感情に流されやすいため、自分を拒絶されると怒って暴力をふるう危険があります。
密室ではなく人目のある場所なら、周囲を気にして冷静さを装うはずです。
上司や同僚などの仕事仲間
上司や同僚などの仕事仲間が執念深い人だった場合は、関わらないわけにいきません。
嫌いだからといって避けていては、仕事がスムーズに回りませんよね。
そのため、上手く立ち回って、できるだけストレスを溜め込まないように接することが重要です。
- 仕事以外で飲みや食事に誘われても断る
- 仕事以外の世間話は適当に聞き流す
または、会話に参加しないようにする - 仕事の情報は正確に漏れなく伝える
こういったことを心がけておけば、執念深い人に振り回されることが少ないでしょう。
あくまでも仕事上での関わりと割り切って、プライベートな付き合いを避けるのがポイントです。
また、執念深い人は、自分に情報がこないことを嫌います。
万が一報告漏れがあると、「わざと教えてくれなかった」と思い込んで反撃に出る可能性があります。
これを防ぐためにも、正確な情報をしっかりと伝えるようにしましょう。
友達や知り合い
仲間の中の1人が執念深い人だった場合は、その人だけを無視するわけにいきませんよね。
そういったときは、以下の対処法が効果的です。
- LINEメッセージの返信はすぐに返さない
→ 時間を置いて必要な内容だけ返す - 2人きりで遊びに誘われたときは口実を作って断る
- 執念深い友達の話は否定せずに聞き流す
個人同士でつながっているただの友達なら関係を断つことができますが、サークル仲間などの場合は差し障りのない対応で、できる限り深く関わらないほうが賢明です。
また、知り合い程度なら挨拶だけにして、できるだけ接点を持たないことがポイントです。
執念深い人に関わらなければ、対応に困ることもありません。
恋愛関係になる前に「執念深い人」を見抜こう!
最初はそんな印象を感じなかったのに、距離が縮まってみると執念深い人だった…ということもあるかもしれません。
それが恋愛関係になってからでは、別れることも、別れた後も苦労してしまう可能性があります。
そうならないためにも、恋愛関係になる前に執念深さを見抜ければいいですよね。
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執念深い人を回避しながら、ぜひ素敵な恋人候補を探してみてはいかがでしょうか?
執念深い人とは適度な距離感を保とう
執念深い人と関わると、嫌な気持ちになったり、トラブルに巻き込まれたりします。
できることなら付き合わないのが一番です。
しかし、仕事や近所付き合いなど、避けられないケースもあります。
そういったときは、適度な距離感を保って、深入りしないようにしましょう。
また、「自分は執念深いかも…」と思い当たる人は、行動する前に一旦冷静になる習慣をつけてください。
それぞれの立場に合った対処法を実践して、よりよい人間関係を築きましょう。