ああ言えばこう言う人の特徴や心理とは?どう付き合うべきかも含めて解説!
職場や友達関係の中に、「いつも、ああ言えばこう言うな」と感じる人はいませんか?
ああ言えばこう言う人の言動はストレスになりやすいため、上手に付き合っていく方法を把握しておくことが大切です。
今回は、「ああ言えばこう言う」の意味や、ああ言えばこう言う人の特徴、上手な付き合い方について詳しく紹介します。
Contents
「ああ言えばこう言う」の意味
「ああ言えばこう言う」は、人の意見や忠告を素直に聞き入れないことです。
例えば、ああ言えばこう言う人は、以下のような言動をとることがあります。
- 食事のマナーを注意しても「誰にも迷惑かけてないからいいでしょ」と言って直さない
- 意見がまとまりそうなのに「でもそれで失敗したらどうするんですか?」と水を差すような発言をする
- 間違いを指摘すると「そっちが間違ってる」と言い返してくる
嫌な気持ちになることが多いので、一緒にいると疲れてしまうことが多いでしょう。
ああ言えばこう言う人の特徴や心理10選

ああ言えばこう言う人は、どうして人の言葉を素直に受け入れられないのでしょうか。
ここでは、ああ言えばこう言う人に共通する特徴と心理を紹介します。
プライドが高い
ああ言えばこう言う人はプライドが高く、「自分が優位に立ちたい」といった気持ちが強い傾向があります。
そのため、自分の間違いを認めるのが苦手で、他人のアドバイスや意見を素直に受け入れられないことが多いです。
相手に敵対心を抱き、屁理屈をこねて自分を正当化しようとすることもあるでしょう。
我が強い
ああ言えばこう言うのは、我の強さが影響していることもあります。
「注目されたい」「認められたい」という承認欲求が強いため、他人の意見を聞かずに自分の意見を押し付けてしまうのです。
「意見を曲げたくない」という気持ちから、感情的になって相手の意見を否定することも少なくありません。
「でも」「だって」が口癖
ああ言えばこう言う人は、「でも」「だって」といった否定的な言葉をよく使います。
基本的にマイナス思考なので、「どうせうまくいかない」と物事の悪い面ばかり気にしてしまうことが多いです。
また、自分に自信がなかったり、「相手より優位に立ちたい」という心理が働いたりして、相手の意見を聞き入れないこともあります。
空気が読めない
空気を読めない人も、ああ言えばこう言う発言をすることがあります。
その場の雰囲気や他人の気持ちを察するのが苦手なので、つい余計な一言を言ってしまうのです。
相手を不快にさせていることに気づかず、自分の意見を主張し続けてしまうこともあるでしょう。
人の話を遮る
ああ言えばこう言う人は、人の話を途中で遮ることも多いです。
「自分の考えを早く伝えたい」という自己中心的な気持ちが強すぎるため、会話のキャッチボールができません。
「会話の中心でいたい」という心理が働いているので、話が盛り上がっている最中に他の話で割り込んでくることもあります。
常に自分が正しいと思っている
ああ言えばこう言う人は、常に自分が正しいと思っています。
「自分が間違ったことを言うわけがない」と強く信じているため、他人の意見や忠告を聞き入れられないのです。
とくに、これまでの経験や知識、自分自身のステータスに自信を持っている人は、他人の意見を素直に受け入れることができません。
間違いを指摘されると、攻撃されたように感じて感情的になることもあるでしょう。
完璧主義
ああ言えばこう言う人は、完璧主義であることも多いです。
完璧主義の人は、目標が高く妥協を許さない傾向があります。
自分だけでなく他人にも厳しく、些細な間違いや矛盾を見逃せません。
そのため、少しでも気になることがあると反論したり、指摘したりしてしまうのです。
相手を見下している
ああ言えばこう言う人は、相手を見下すこともあります。
相手の知識や能力を低く見ていて、言い負かそうとしているのです。
このタイプの人は、自分より知識や能力が高い人には、反論したり屁理屈を言ったりしない傾向があります。
頭の回転が速い
頭の回転が速いのも、ああ言えばこう言う人の特徴のひとつです。
屁理屈を言ったり揚げ足を取ったりして、すぐに相手を言い負かそうとします。
相手の話を聞きながら返す言葉を考えているので、「だからそうじゃなくて」と相手の話を遮って反論し始めることもあるでしょう。
口が達者で、どんどん話が展開していくので、一緒にいると疲れてしまうことが多いです。
言いたいことが伝わらない
ああ言えばこう言う人には、言いたいことがなかなか伝わりません。
自分の意見を伝えたい気持ちが強かったり、都合の良いように解釈したりするので、話をしていても内容が噛み合わないことが多いです。
また、他人に興味がないのも、言いたいことが伝わらない要因のひとつといえるでしょう。
ああ言えばこう言う人との上手な付き合い方
では、ああ言えばこう言う人と円滑な関係を築くためには、一体どうすればいいのでしょうか。
最後に、ああ言えばこう言う人との上手な付き合い方を紹介します。
気が済むまで話してもらう
ああ言えばこう言う人に対しては、気が済むまで話してもらうのがおすすめです。
最後まで聞く姿勢を相手に見せることで、「自分の言い分は聞いてもらえた」と満足してくれる可能性があります。
相手の気持ちが落ち着けば、こちらの言い分にも耳を傾けてくれるはずです。
感情的に反論しない
ああ言えばこう言う人と話していると、イラッとすることがあるかもしれません。
しかし、感情的に反論するのは避けましょう。
反論すると、相手はさらに感情的になる可能性があります。
冷静な話し合いが難しくなるので、感情的になりそうになったら、「一度その場を離れる」「ゆっくり深呼吸をする」などの方法で気持ちを落ち着かせましょう。
ひたすら褒める
ひたすら褒めるのも、上手な付き合い方のひとつです。
ああ言えばこう言う人は「自分を認めてもらいたい」と思っています。
そのため、相手の承認欲求を満たしてあげると、気分が良くなって反論が収まる可能性があります。
相手を優位に立たせてあげれば、敵対心が和らぎ、こちらの意見を聞いてくれるかもしれませんよ。
相手にしない
ああ言えばこう言う人との会話に大きなストレスを感じるのなら、なるべく相手にしないようにしましょう。
理解できない反論や否定をされたときは、無理に聞き入れようとせずに、適度に相槌を打って聞き流すようにしてください。
自分の精神的な負担を減らすことを最優先に考えて、適度な距離感で関係を続けていくことが大切です。
はっきりと伝える
相手の言動が原因で関係が悪くなりそうなときや、周囲に悪影響が出ているときは、相手に「ああ言えばこう言う人になっているよ」ということを、はっきりと伝えましょう。
周囲に不快感を与えていることに、本人は気づいていない可能性があります。
ああ言えばこう言う人になっていることに気づかせてあげれば、言動を改めてくれるかもしれませんよ。
ああ言えばこう言う人と上手に付き合おう!

ああ言えばこう言うことには、プライドの高さや自信のなさなど、さまざまな心理が影響している可能性があります。
相手の言動に隠れている心理を理解してあげると、付き合いやすくなるかもしれません。
しかし、精神的な負担が大きいと感じるのなら、無理にすべてを受け入れようとせず、適度な距離感で付き合うことが大切です。
今回紹介した情報を参考に、ああ言えばこう言う人と上手に付き合ってくださいね!
- 「ああ言えばこう言う」は、人の意見や忠告を素直に聞き入れないこと
- ああ言えばこう言う人の特徴や心理には「プライドが高い」「空気が読めない」「完璧主義」「頭の回転が速い」などがある
- ああ言えばこう言う人と上手に付き合うためには「気が済むまで話してもらう」「感情的に反論しない」「ひたすら褒める」などの方法がおすすめ




