宅飲みとは?意味やメリット・デメリット、おすすめアイテム5選を紹介
友人とお酒を飲みに行くのは飲食店が定番でしたが、新型コロナウイルスの感染対策により緊急事態宣言発令がされたり、自粛要請がでたりとコロナ禍は私たちの生活スタイルを大きく変えるきっかけになりました。
そんなコロナ流行の中、感染を避けるため自宅でお酒を楽しむ人いわゆる『宅飲み』が増加傾向にあります。
今回この記事では、宅飲みの意味・メリット・デメリットをまとめたので、これから友達と飲み会を楽しむ際の参考にしてくださいね。
記事後半には、宅飲みをより楽しむためのおすすめアイテムも紹介するので、居酒屋に行けず寂しい思いをしている人は、おうち居酒屋を充実させちゃいましょう!
Contents
宅飲みとは?
宅飲みとは『誰かの自宅に集まって開く飲み会』を意味する言葉です。
文字通り、自宅でする飲み会とイメージすればいいでしょう。
自宅に数人で集まり飲酒することを現していましたが、最近では自宅で一人で飲酒する場合も宅飲みと表現するようになりました。
一人晩酌であっても、大人数の飲み会であっても、自宅で飲酒すること全体が宅飲みとまとめられます。
ちなみに、一人で宅飲みすることは『一人宅飲み』ともいわれ、こちらもコロナ禍によって聞く機会の多い言葉ですね。
家飲みとの違い
宅飲みを耳にする前は、『家飲み』を使っていた人も多いでしょう。
この二つの言葉に違いはあるのでしょうか。
そこで家飲みの意味を調査したところ
- 自宅に友達や仲間などを招いてお酒を飲むこと
- 家でする飲み会
- 自宅飲み
- うちのみ
と解説されているのがほとんどです。
宅飲みの意味と比較して分かるように、宅飲みと家のみの意味に大きな違いはなく、家でお酒を飲む場合はどちらの言葉を使用しても問題ありません。
比較的、大学生や20代の若い年齢層が『宅飲み』を使用し、それ以上の大人の年代が『家飲み』と表現する傾向があります。
友達と飲むときや気心知れた同僚と宅飲み・家飲みする場合は、気にすることはありませんがどちらの言葉もフランクな表現になるため、会社の上司や大人相手と飲む際は「自宅で晩酌します」「自宅で飲みませんか?」と使い分けるといいでしょう。
宅飲みのメリットとは?
オフ会や女子会、レンタルスペースなど飲食店や居酒屋、パーティー会場に比べて、自宅で飲むのは地味で物足りなさを感じるでしょう。
しかし、宅飲みには宅飲みにしかないメリットが存在するのです。
他にはない4つの利点を紹介します!
コスパ最強
宅飲みは飲食店で飲むことに比べて、コスパが大幅に優れています。
- 帰りの電車代やタクシー代がかからない
- ビール・焼酎・つまみなど安く購入できる
- 予算を決めて出費を抑えられる
飲食代が大幅に安くなるうえに、交通費も不要になり、宅飲みコスパ最強!といっても過言ではありません。
時間がフリー
飲食店で食事・お酒を楽しむ場合、二時間制だったり、混雑しだしたら退席したりと時間に不自由さを感じることがあります。
また、感染リスクを軽減するために時短営業・20時閉店を余儀なくされている飲食店もあります。
「これからが楽しいのにー」「もっと話したい!」と不完全燃焼で飲み会終了になってしまうことも少なくありません。
その点、宅飲みの時間はフリーであり、時間制限なく食事もお酒も会話も楽しむことができます!
宅飲み先で即席お泊まり会、朝まで飲み会することだって可能です。
移動する手間がない
飲食店で飲む場合、一軒目で留まらず二次会・三次会と移動するケースも珍しくありません。
「日本酒を楽しんだから、次はワインね。」「おしゃれなバーにも行っちゃう?」とはしご酒するのは楽しい反面、めんどくさく感じる人もいるでしょう。
宅飲みの場合は、事前に飲みたいお酒の種類を揃えておくことで移動することなくさまざまなお酒を楽しむことができます。
準備する手間はあるものの、ほろ酔いでのお店探しや移動時間を考慮したら手間が少なくメリットといえます。
服装なんでもOK
飲みに行くには男性女性関係なく多少なりとも服装にこだわりますよね。
本当はゆったりした服装でお酒を飲みたくっても、人の目を気にして綺麗な服装でいくものです。
しかし、宅飲みになると自宅で飲めるくらいの仲なのですから服装を気にすることがないでしょう。
ジャージに着替えたり、パジャマ姿だったりとゆるゆるのまま楽しむことができるのも宅飲みならではです。
宅飲みのデメリットとは?
宅飲みには、魅力なメリットがある一方でデメリットもあります。
メリットの情報だけに注目するのではなく、以下のデメリットも押さえて宅飲みを楽しいイベントにしましょう。
お酒・食べ物の準備は自分
当然ですが、宅飲みをするためにお酒・食べ物すべてを自分で用意する必要があります。
おつまみだけでは物足りない場合、自分で料理しなくてはなりません。
また、お酒がなくなってしまえば買い出しに行く必要もあるでしょう。
事前準備がめんどうに感じ、デメリットとも捉えられますが『たくさんお酒を購入しておく』『食べ物は持ち寄りにする』『簡単レシピ動画でササッと料理』でクリアできるものもありますよ。
飲み過ぎ注意
時間を気にせずリラックスして飲めるのが宅飲みのメリットですが、一方で飲み過ぎてしまうことに注意しなければなりません。
悪酔いして吐く・家具を汚すなどの行為は、住居人や集まった友達に大きな迷惑をかけてしまいます。
長い時間お酒を飲む以上、ペース配分する・ミネラルウォーターやソフトドリンクを用意しておくといいでしょう。
特別感はない
宅飲みにはオシャレなバーや人気個室居酒屋のような特別感はなく、写真や動画を撮っても気分的に物足りなさを感じてしまいます。
スタッフがいない以上、誕生日サービスなどもなく、飾り付けも自分たちでしなくてはなりません。
お祝いで集まる宅飲みの場合は、盛り上げるための工夫が必要になります。
『高価なお酒を用意する』『グラスや食器にこだわる』『オードブルを準備する』だけでも特別感を演出することができるので参考にしてくださいね。
宅飲みのおすすめアイテム5選
ニュースでは毎日のように新型コロナウイルスについて取り上げられていますね。
コロナ対策のために宅飲みをする人が増える現代社会にぴったりのおすすめアイテムを5つ紹介するので、より宅飲みを充実させましょう。
製氷器
美味しいハイボール・チューハイ・日本酒などお酒を飲むからには氷が必須です。
せっかく宅飲みを楽しむのですから氷にもこだわりたいところ。
そこで製氷器の登場です。
バーのような球状のものやハート型の氷を作れるものなど、さまざまなタイプの製氷機が販売されているのでチェックしてみましょう。
オシャレなグラスと合わせれば気分も盛り上がること間違いなしです。
炭酸メーカー
手軽に炭酸水が作れる炭酸メーカーもおすすめです。
ミネラルウォーターやビール、シャンパン、ジュースにも使えるので一台あると便利でしょう。
メーカー・金額・詰め替えなど幅広くあるので、使いやすいものを選んでくださいね。
保冷缶ホルダー
ついおしゃべりに夢中になって缶ビールがぬるくなった経験のある人も多いのではないでしょうか。
そんな人は、保冷缶ホルダーを使うのがおすすめです。
メーカーによっては一時間経っても冷たいものもあるので、レビューを参考に選ぶといいでしょう。
350ml用・500ml用など、缶に合わせたサイズがあるのも魅力的です。
ワインエアレーター
美味しくワインを飲むためにはガイドが必要ですが、宅飲みなので不可。
ワインを飲みやすくするのは意外と難しく、デキャンタなら容器を入れ替える必要があるうえに、ある程度の時間をおかなくてはなりません。
その点、ワインエアレーターを使えばすぐにデキャンタージュに近い効果が得られます。
一人食事メーカー
一人食事メーカーをいろんなタイプで揃えておくと、数人の宅飲み・一人宅飲みでも盛り上がること間違いなしです。
- 焼き鳥メーカー
- 焼肉メーカー
- チーズフォンデュ
- ポップコーンメーカー
- ベビーカステラ
など、お店ならではの味を簡単に自宅で楽しめるアイテムが販売されています。
動画サイトでも紹介されているので気になる人は使い方を含めチェックしてみましょう。
宅飲みとは今の時代にぴったりの飲み方!
『withコロナ』と呼ばれる日本において、宅飲みはまさに今の時代にぴったりと合ったスタイルの飲み方です。
これまでどおりの感覚で飲食店を利用できなくなったことで、仕方なく宅飲みをしている人もいるでしょう。
しかし、最近では宅飲みを楽しもうとする考え方が広まりつつあり、そのためのアイテムも充実しています。
居酒屋で飲むことに比べてデメリットがあるのも事実ですが、一方で宅飲みならではのメリットがあるのも事実です。
緊急事態宣言解除後も宅飲みやオンライン飲みが定番の飲み方として根付いていることでしょう。
お店でお酒を飲んでいた頃を羨むのではなく、今の時代の新しい飲み方だと解釈して宅飲みに対して楽しむ気持ちを持ってくださいね!
- 宅飲みとは『誰かの自宅に集まって開く飲み会』を意味する
- 宅飲みのメリットは、『コスパに優れている』『時間を気にしなくていい』『移動する手間がかからない』などが挙げられる
- 宅飲みのデメリットは、『お酒・食べ物を自分で用意しなければならない』『飲み過ぎてしまう』『特別感がない』などが挙げられる
- 『製氷器』『炭酸メーカー』『保冷缶ホルダー』などが宅飲みにおすすめのアイテム
- 宅飲みはこれからの時代定番の飲み方の一つになる