胡散臭い(うさんくさい)とは?胡散臭い人の外見や言動の特徴を解説

自分では普通に過ごしているつもりなのに、他人から「胡散臭い」と言われた経験はありませんか?
胡散臭い人にはどのような特徴があるのかが分かれば、イメージを払拭できるかもしれませんよ。
この記事では、「胡散臭い」の意味や胡散臭い人の特徴を解説していきます。
この記事を参考に、胡散臭い人がどのような特徴を持っているか確認しておきましょう!
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「胡散臭い(うさんくさい)」とは
そもそも「胡散臭い」とはどういう意味なのでしょうか。
まずは、意味や語源から確認していきましょう。
「胡散臭い」の意味
「胡散臭い(うさんくさい)」とは、「どことなく怪しい、疑わしい」という意味の言葉です。
「怪しいさま、不審なさま」という意味の「胡散」に、「〜のような雰囲気がある」という意味の「臭い」をつけた熟語となっています。
「あいつは胡散臭い奴だ」「胡散臭い話を持ちかけられた」のように、どこか怪しい雰囲気を持つ人物や物事に対して使われることが多い言葉です。
「具体的な理由は説明できないが、どうにも信用ならない」というニュアンスで使うのが一般的でしょう。
「胡散臭い」の語源
「胡散臭い」の語源には諸説ありますが、有力なのは「胡乱(うろん)」という言葉が由来となっている説です。
「胡乱」とは中国の故事の言葉であり、「胡(えびす)」という異民族が中国を攻撃し人々を混乱させたという出来事に基づいて生まれた言葉だといわれています。
当時は「乱雑」という意味で使われていたようですが、時を経るとともに意味や言葉が変化し、「疑わしい」という意味の「胡散臭い」になったそうです。
胡散臭い人の特徴7選
自分では普通に過ごしているつもりでも、周囲から「胡散臭い」と思われてしまうこともあります。
どうすればイメージを払拭することができるのでしょうか。
最後に、胡散臭い人の外見や内面の特徴を7つ紹介するので、自分に当てはまっていないか確認してみてください。
初対面から距離が近い
胡散臭い人の特徴1つ目は、初対面から距離が近いことです。
いきなり下の名前で呼んできたり、タメ口で話しかけるような人は胡散臭く思われる傾向にあります。
また、距離の縮め方に胡散臭さが表れることもあります。
初対面なのに個人情報を聞き出そうとしてきたり、共通の知人の悪口や噂話を言ってきたりする人は警戒されてしまいがちです。
いきなりグイグイ行き過ぎていないか、人との距離の縮め方を振り返ってみましょう。
普段の生活が見えない
普段の生活が見えない人も、胡散臭いと思われがちです。
相手から質問されたことに正直に答えなかったり、適当にはぐらかしたりする人はどことなく疑わしく見えてしまいます。
プライベートのことを話したがらないという人は一定数いますが、あまりにも秘密主義が過ぎると信用しづらくなるでしょう。
自分の私生活を隠しすぎていないか、一度考えてみてください。
リアクションが大きすぎる
胡散臭い人の特徴として、リアクションが大きすぎることも挙げられます。
話の内容に合っているリアクションならともかく、不自然なタイミングで大きいリアクションをとってしまうと周囲の人たちに不信感を与えやすくなってしまいます。
「ちゃんと話を聞いてるのかな」「適当に会話してるだけかも」と思われてしまうかもしれません。
人と話すときは、適切なリアクションで会話をするように心がけましょう。
お金の話ばかりする
お金の話ばかりする人も胡散臭いと思われがちです。
普段人と話すとき、収入や年収の話ばかりしていませんか?
お金の話が多い人は、何事も損得勘定で考えているように見えてしまいがちです。
プライベートで積極的にお金の話をするのは控えた方がいいでしょう。
趣味の話や最近あった出来事など、相手が関心を持ちやすい話題を心がけてください。
高級品を目立つように身につけている
高級品を目立つように身につけていると、胡散臭いと思われてしまいがちです。
高級品を見せびらかして周囲にアピールする行為は、周囲の人たちから「下品だ」と受け止められる傾向があります。
「なんだか信用できない」と思われてしまう原因になるでしょう。
とくに、年齢と身につけているものが合っていないとより胡散臭さが増します。
若いのに高級品をジャラジャラ身につけていると、「なんでこんなにお金を持っているの?」と不審がられるでしょう。
ハイブランドを身につけるのであれば、着こなし方には配慮してください。
ファッションが年齢と合ってない
胡散臭い人の特徴に、ファッションが年齢と合っていないことも挙げられます。
普通の人は年齢を重ねるごとに、ファッションに落ち着きが出てきます。
派手な服装よりも落ち着いたファッションの方が、自分の年齢に適していると分かっているからです。
そのため、年齢と合っていない派手なファッションをしていると周囲の人に違和感を与えてしまう可能性があります。
「この人って信用できるのかな?」「なんだか胡散臭そう」と思われてしまうこともあるでしょう。
いい年なのに服や髪が派手だったり、日焼けサロンで過度に肌を焼いていたりする人は気をつけましょう。
話が上手だけど中身がない
話が上手だけど中身がない人は「胡散臭い」と思われてしまいがちです。
トークスキルの高さはコミュニケーションにおいて大きな武器になります。
しかし、あまりにも中身や具体性がない話をしていると、「適当に喋っている胡散臭い人」と思われかねません。
たとえば、「映画よく見るんだよね」と言っていたのに、いざ「どんな映画?」と聞くと答えられない…なんて人は信用しづらいですよね。
日頃から適当に話しすぎていないか、中身のない会話をしていないか注意しましょう。
胡散臭いと思われないように気をつけよう
人から「胡散臭い」と思われてしまうと、人間関係に支障が出てしまう可能性があります。
周りに警戒されたり、相手が本当のことを話してくれなくなったりするかもしれません。
胡散臭さを払拭するには、自分の外見や中身に胡散臭さが出ていないかをしっかり確認する必要があります。
「信頼できる見た目をしているか」「普通のコミュニケーションが取れているか」自分を一度見つめ直してみることが大切です。
- 「胡散臭い」とは「どことなく怪しい、疑わしい」という意味の言葉
- 「胡散臭い」の語源は諸説あるが、有力なのは「胡乱(うろん)」という言葉が由来となっている説
- 胡散臭い人の特徴は「初対面から距離が近い」「普段の生活が見えない」「リアクションが大きすぎる」など