成功体験を増やすことでメリットがある?自信がない人の特徴や成功体験など
あなたのこれまでの人生に「成功した!」という経験はありますか?
成功体験は、自己肯定感を高める大切な経験であり、自分に自信を持つことにも繋がります。成功体験が増えることで人としても成長し、仕事の幅を広げることができるでしょう。
「ビジネス面で成功したい」という人も、まずは自分の気持ちと向き合い、成功体験を得るための方法を考えていくことが大切ですよ。
この記事では、自信がない人(成功体験がない人)の特徴や、成功体験を得る方法について紹介します。
Contents
成功体験とはどんなこと?
成功体験とは、これまでの人生のなかで「成功した」と自分自身が認めている体験のことを意味します。
学生時代の勉強や研究、会社での仕事など、目標を定めて何かに取り組んだ経験は誰にでもあるのではないでしょうか?
自分自身で定めた目標を達成することこそが「成功体験」であり、その過程と結果は自然と自信を持たせてくれるものなのです。
成功体験がない=自信がない人の特徴
成功体験は自分の自信に繋がる大切な経験です。
しかし、なかには「成功体験がない」という人もいるのではないでしょうか?成功体験がない人には、自分に自信がない人が多いのです。
成功体験がなく自信がない人の特徴には、どのようなものがあるのでしょうか?
自分の性格に当てはまるかどうかをチェックしてみましょう。
自己評価が低くネガティブ
成功体験がない人は自己評価が低く、ネガティブ思考という特徴があります。
自分自身が起こした行動が周りから評価されることによって、自己評価は高まります。
逆に、何かを達成して周りから評価された経験が少ない場合「人に認められていない」という意識が強くなり、自己評価が低くなってしまうのです。
また、目標を達成するために一生懸命取り組んだにもかかわらず、結果として失敗する経験が積み重なると「何をしても無駄」という考えからトラウマが生まれ、ネガティブ思考に陥る傾向があります。
飽きっぽく途中で投げ出しがち
多くの成功体験には、忍耐力や継続力が必要となります。
自分で定めた目標を達成するために、辛く厳しい状況に耐えなければいけないこともあるでしょう。
しかし、成功体験がない人は「目標のために継続する」という意識が低いため飽きっぽく、途中で物事を投げ出してしまう人が多いです。
積み重ねた失敗経験から「努力しても無駄」という意識が強くなり、物事を継続することから避けるようになってしまうのです。
人の成功に妬み僻みを抱く
成功体験がない人は自信がない分、人と自分を比べてしまいがちです。
そのため、自分以外の誰かが成功している姿に憧れ、妬んだり僻みを抱いたりしてしまう傾向があります。
表面上では「おめでとう」といっていても、内心では嫉妬を覚えているケースも少なくありません。
責任感がなく失敗しても原因を追求しない
成功を目指すためには、何度失敗しても諦めず、自分の行動に責任を持つことが大切です。しかし、成功体験がない人は何かを達成するために苦労した経験が少なく、責任感が弱い傾向にあります。
そのため、仕事でも「難しそうだな」と感じたらすぐに他人任せにしたり、ついつい楽な選択をしてしまったりしがちといえるでしょう。
また、失敗したとしても「なぜ失敗したのだろう」と原因を追求しないため、思考が変化せず、同じ失敗を繰り返してしまうのです。
ストイックすぎて完璧主義者
成功体験がない人のなかには、ストイックすぎる完璧主義者もいます。
自分へのハードルが高く、常に高い理想を追い求めているため、小さな成功体験に満足できないのです。
人によって価値観は違うため、他人から見れば成功体験といえるようなことでも、本人のなかでは失敗経験と感じているケースも少なくありません。
実は成功体験をみんなしていた!例を紹介
「自分はなんで成功体験がないのだろう」と悩んでいる人も多いでしょう。
しかし、実は多くの人が幼少期や学生時代に成功体験をしているはずなのです。人間の記憶は曖昧なもので、些細な成功体験は覚えていないケースも少なくありません。
そこで、みんなが経験するような成功体験を知り、自分の記憶を探っていきましょう。
ここでは、みんなが経験したであろう成功体験の例を紹介します。
子供・幼少期時代
子供・幼少期時代は何をするにも新鮮で、毎日新たな発見や成長が見られますよね。
そんななか、いつもは残していた嫌いな食べ物を初めて完食できたとき、お母さんに褒められたという経験がある人は多いでしょう。
大人からすれば当たり前と思えるような些細なことでも、子供にとっては大きな成功体験となるのです。
中学・高校生時代
中学・高校時代には、受験を経験する人も多いでしょう。
希望する学校に入学するために必死に勉強し、合格を目指して努力することで、目標を達成することができます。
とくに、それまで勉強が苦手だった人が、受験のために毎朝早起きをして、一日のほとんどの時間を勉強に充てることもあるでしょう。
そんな努力が実り受験に晴れて合格した場合、それはとても大きな成功体験と捉えることができます。
今からでも遅くない!成功体験を得る方法
成功体験は、その人の人格を形成する大きなポイントになります。
これまで失敗経験ばかりだった人でも、これから成功体験を得ることはできますよ。
心理学的にも、努力することで人生を変えていくことができる「成長マインドセット」という考え方が存在します。
まずは諦めずにチャレンジしてみることがおすすめです。
続いて、成功体験を得る方法を紹介します。
小さな(叶えられる)目標を立てる
成功体験を得るには、達成できる目標を立てることが大切です。
はじめのうちは、とにかく目標を達成することが重要なので、まずは叶えられる目標を立てて徐々に自信をつけていきましょう。
いきなり大きな目標を定めてしまうと、その過程で難しさを感じてしまい、挫折してしまう可能性があります。
自分の得意なことを思い浮かべて、すぐに取り組めるものから始めてみましょう。
楽しく効率よく努力する
目標を定めたら、楽しく効率よく努力してみましょう。
成功体験を得るためには、継続することが重要になります。楽しく続けられるように工夫し、ほどよくご褒美なども自分に与えながら長期的な努力を意識してみてください。
目標を定めたことですぐに安心してしまい、結果はグダグダになってしまうケースも少なくありません。
効率よく目標を達成するために、事前に自分のなかでルールを作っておくのもいいでしょう。
成功体験ができたら次の目標にチャレンジ!
実際に成功体験ができたら、すぐに次の目標にチャレンジしてみましょう。
自分に自信を持ち、人として成長するためには、成功体験を積み重ねることが大切です。
状況や内容を変えながら、さまざまな目標にチャレンジしてみることで、成功体験が人生の糧になっていきますよ。
「目標を達成できた」という感覚がモチベーションに繋がり、いつの間にか自分でも驚くような大きな目標にチャレンジすることとなるでしょう。
【学生必見】就活の面接で成功体験を伝える方法
就職活動中の面接では、アピールポイントとして自分の成功体験を伝えることが非常に有効です。
応募者の人物像を把握するため「これまでの人生で達成したこと」を重要視する面接官は多いです。
また、企業のエントリーシートに成功体験を書く機会もあるでしょう。就活力を上げるためにも、面接で上手に成功体験を伝える方法を知っておくことが大切ですよ。
最後に、就活の面接で成功体験を伝える方法を紹介します。
成功体験を伝える3つのポイント
就活の面接では、短い時間で相手に多くの情報を伝える必要があります。
上手に多くの情報を伝えることができれば「自分がどんな人物なのか」をアピールすることができるでしょう。
簡潔に成功体験を伝えるためには、3つのポイントを押さえておくことが大切です。
成功までのプロセスを伝える
成功体験を伝えるときには、成功までのプロセスを詳しく伝えることを意識しましょう。
就活の面接では、ゴールが成功だったという結末でも、それまでの過程が伴っていなければ面接では不利になってしまう可能性が高く、結果よりも「どのような姿勢で取り組んだか」などの過程が重要視されます。
工夫した点などを交えつつ、成功までのプロセスを話すことで、好印象を与えることができるでしょう。
自分の行動によって、どう変化して成功に辿りついていったのかをしっかりと伝えることが大切ですよ。
経験から学んだことを伝える
成功体験には、人としての学びが付きものです。
目標を定めて成功したという結果だけでなく、その成功体験を経てどのようなことを学んだのか、どのような力が身に付いたのかをアピールするようにしましょう。
日本の企業面接では、人として成長できる人物かどうかを見定められているケースが多いです。
成功体験をしていても、人としての学びがなければむしろマイナスな印象を与えてしまう可能性もあるため、成功体験における成長を上手に伝えられるような答え方を心掛けましょう。
企業でいかに経験を活かすことができるか伝える
就活の面接では「企業でいかに経験を活かすことができるか」を詳細に伝えることが大切です。
いくら成功体験を積んでいたとしても、入社後にその経験が活かせなければ意味がないと判断されてしまいます。
実際に入社したときに、成功体験をどのように活かすことができるのかを具体的に伝え、入社した際のイメージを明確に持ってもらえるように意識しましょう。
失敗体験を怖がらないで。成功体験を得るために必要なこと!
成功体験は人としての成長に繋がり、人生を豊かにするための大切な要素です。
はじめのうちは、新しく何かにチャレンジすることに勇気が出ず「失敗したらどうしよう」と不安になってしまう人も多いでしょう。
しかし、成功体験には失敗が付きものです。
失敗体験も成功体験に繋がる一部として捉え、前向きに色々な経験を積み重ねていきましょう。
この記事で紹介したことを参考に、ぜひ成功体験への一歩を踏み出してみてくださいね。