自分に厳しい人の5つの特徴｜ストイックにするメリット＆デメリットを紹介

人間はどこか自分に甘い生き物です。

やると決めたことが続かなかったり、苦手なことから避けたり…自分に甘いと知っていながら、現状を変えるのはなかなか難しいですよね。

「自分にもっと厳しくできれば、目標達成できたのに」と、後悔する人も少なくありません。

そこでこの記事では、自分に厳しい人の特徴や、メリット・デメリットについて紹介していきます。

「自分に甘い性格を直したい」「人生を成功させたい」と考えている人は、ぜひ最後まで読んでみてください。

【自己診断】自分に厳しい人の特徴

ここからは、自分に厳しい人の特徴を紹介していきます。

自分に厳しいと言われる人も、自分自身では自覚のない人も、当てはまる項目がないか自己診断しながらチェックしていきましょう！

プライドが高い完璧主義

自分に厳しい人は、プライドが人一倍高く完璧主義者なのが特徴です。

少しのミスも妥協も許しません。

やると決めたら最後までやり通さないと気がすまない性格なのです。

その背景には周囲からの評価を気にする、プライドの高さが大きな要因になっているケースがほとんどでしょう。

禁煙すると宣言したのに3日坊主で終わると、周囲から「意思が弱い」「中途半端な人」と思われても仕方ないですよね。

自分に厳しい人は、このような周りの目を気にするプライドの高さから、さらに自分を追い込んで厳しくしているのです。

正義感があって規律を守る

自分に厳しい人の特徴は、正しいと思うことは最後まで守り抜く正義感の強さでしょう。

いじめやセクハラ、パワハラなど、弱い者いじめは絶対に見過ごしません。

相手がどんな人であろうと、正義のために勇気をもって行動します。

そんな正義感の強さが周りから評価され、グループのリーダーや会社のトップに立つ人も少なくないのです。

また、決められたルールは必ず守ります。

意思が強すぎるため、ときには周りと意見の食い違いがおこることも。

自分が正しいと思うことに対しては絶対気持ちを曲げないため、癖が強いと思われがちですが、根底にあるのは大切な人たちを守りたいという優しさなのです。

我慢強くてストイック

我慢強くてストイックな男性・女性は、自分に厳しい人といえます。

「ダイエット中にお菓子を食べてしまった…」「節約して貯金すると決めたのに通販で人気商品買ってしまった…」など、目標達成する前に欲に負けてしまうのは人間なら誰もが経験したことがあるはずです。

しかし、自分に厳しい人は自己管理を徹底し、どんな欲にも打ち勝つことができるのです。

目標達成のためならあらゆる努力を惜しみません。

少しの甘えも許さないため、ストイックすぎて周りから驚かれることもしばしばあります。

自己満足度が高い

自分に厳しい人は、他人から褒められるために厳しくしているわけではありません。

そのため、他人から褒められても喜ばないことがほとんどでしょう。

自分の行いに満足するいわゆる自己満足度が人一倍強く、誰になんといわれようと自分が満足できなければ意味がないと考えているのです。

真面目で勉強家

自分に厳しい人は、真面目で勉強家です。

真面目とは、悪くいえばバカ正直で融通がきかない性格のことをいいます。

そのため、真面目さが仇となりときには周りに敵を作ってしまうこともあります。

自分が真面目に生きている分、不真面目な人間を見ると許せないと感じてしまうのです。

また、自分の知らない情報はとことん追求する勉強家な一面もあり、「こんなことも知らないの？」と周りから馬鹿にされたくないというプライドの高さが理由でしょう。

常に真面目でストイックな性格なので、頑張りすぎてストレスを溜めてしまうことも少なくありません。

自分に厳しくするメリット

自分に厳しくするメリットとはなんでしょうか。

ここからは、自分に厳しくすることがもたらすメリットを仕事や恋愛を例にして紹介していきます。

周りからの信頼が厚くなる

自分に厳しい人は、責任感が強く真面目な性格のため周りからの信頼が厚いというメリットがあります。

人に嘘をついたり怠けたりすることが嫌いなので、会社ではグループのリーダーを任せられるなど、周りからの人気が高いのも自分に厳しい人だからこそといえます。

しっかり自己批判もできるため、尊敬の眼差しを向けられることも少なくありません。

努力が苦にならない

自分に厳しい人は努力することが習慣化しているため、苦に感じません。

むしろ、努力することで目標達成できるなら自ら辛い道や難しい方法を選択するほどです。

とくに、自分の頑張りが形として見えるもの、成長が実感できるものであればなおさら努力しようと思えるのです。

自分に自信がつく

成功体験を何度も繰り返していくうちに自己肯定感が上がり、自分に自信がついてきます。

自分に自信がある人は心に余裕があるので、恋愛でも有利なポイントです。

恋人を束縛したり、相手を疑ったりするような器の小さいことは、まずしないでしょう。

結果を残せる

仕事において、結果を残せるというのは最大のメリットです。

自分に厳しい人は、結果にも強いこだわりがあるため周りが驚くほどの仕事ぶりを見せてくれます。

その行動は周囲からの評価を上げ、会社の業績も同じく上げてくれるでしょう。

ストイックな人が社長や経営者になれるのは、どんなことでも結果を残せる人材だからだといえます。

自分に厳しくするデメリット

自分に厳しくするのは、メリットばかりではありません。

ときには、周りとの価値観の違いで衝突の原因となってしまうこともあります。

ストイックなのは、成果を出すかわりに失うものもいくつか存在するのです。

最後に、自分に厳しくするデメリットを紹介していきます。

他人にも厳しい

自分に厳しい人は、他人の不真面目な部分や不誠実な部分を許せない厳しい一面があります。

そのため、人間関係で苦労することも多いでしょう。

「こうあるべきだ」と、自分の理想を相手に押し付ける傾向があるため、理想どおりの結果にならないと相手に対して不満を抱きます。

「なんでこんなに仕事が遅いんだ」「なんで努力しないんだ」と、他人にも厳しい目を向けるので、周りから怖がられる存在になることもあるでしょう。

心配事が多くストレスを感じやすい

自分に厳しいと、完璧を求めすぎてストレスが溜まることも…。

無駄に考えなくていいことまで考えてしまうため、心配事も絶えず苦しい日々を送ることもあります。

プライドが高い性格が邪魔をして、周囲に悩みを打ち明けることもできず、1人で悩んでストレスを溜めてしまうのです。

褒め言葉を素直に受け取れない

周りからの称賛を素直に受け止められないのは、自分に厳しい人の悲しいデメリットです。

ストイックな性格のため、周りから褒められても「まだまだ満足してないんだけどな…」と、相手との温度差を感じてしまい素直に喜べません。

「せっかく褒めたのになんか感じ悪いな」とマイナスな印象を相手に与えてしまうため、これが理由で友達が離れていくことも珍しくないのです。

高圧的な態度になりやすい

自分に厳しいと、相手に高圧的な態度をとりがちです。

「もっと自分の高め方を知ってほしい」など自分の理想を求めすぎて、相手が理想と違う行動をしたときに声を荒げたり口調がキツくなったりします。

会社でこのような態度をとってしまうと、周りから距離をとられて孤立しかねません。

恋愛においても、理想の恋人像はあっても自分の価値観を押しつけるのはNGです。

相手を認めてあげなければ、仕事でも恋愛でも不利になる場面は多く出てきてしまうでしょう。

また、子どもに厳しく当たってしまうこともあるかもしれません。

まずはマッチングアプリから自分を変えてみる

自分に厳しい人は、なかなか自分を変えることはできません。

変えたいと思っても、プライドが邪魔して上手くいかないことが多いです。

そんなときは、マッチングアプリを利用するのもおすすめ。

面と向かって話をするわけじゃないので、自分の本音が出しやすく、素直なお付き合いをすることができますよ。

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自分に厳しいことは悪いことじゃない！

自分に厳しいことはマイナス部分もありますが、決して悪いことではありません。

自分に甘い人間が多いからこそ、ストイックな人は魅力的に映ります。

大切なのは厳しさと甘さのバランスを保つこと。

厳しくしすぎて疲れたときは、たまに手を抜いて一息つくのも必要ですよ。

自分を適度に甘やかしストレスから抜け出しましょう！