地頭がいい人になりたい人集合!意味や10個の特徴、鍛える方法を徹底解説
人間にはさまざまな個性や特徴があり、知的であることもその一つにあります。
そして、その知的な人のことを「頭がいい」と表現することが多いでしょう。
ただ、頭の良さを表現する言葉として『地頭がいい』とも表現でき、「頭がいい」に比べてこちらは聞き慣れない言葉ですよね。
そこで今回は、『地頭がいい』の意味と実際に地頭がいい人の特徴を記事にまとめ、地頭がいい人を目指す方法も紹介します。
Contents
そもそも地頭がいい人ってどういう意味?
地頭とは、『教育で与えられたものではなくその人の本来の頭の良さ』を意味する言葉であり、知識力ではなく論理的思考力・コミュニケーション能力などを示します。
『頭がいい人』と表現した場合、勉強ができる頭の良さをいい、例えば「あの人は東大生だから頭がいい」のように言い表します。
一方、地頭は学問ではなく人間性・判断力・コミュニケーション能力など潜在的な能力を指しますから、『地頭がいい人』とは「潜在的な能力に優れている人」と解釈できます。
読み方は?
「地頭がいい」と表現した場合、読み方は「じあたま」になりますが、「地頭」と単語で表現した場合、他に2つの読み方も考えられます。
- 「じがしら」:能で、地謡(じうたい)の統率者
- 「じとう」:鎌倉幕府・室町幕府が荘園・国衙領を管理支配するために設置した職
とくに、「じとう」の読み方は日本史の授業で習って覚えている人も多いでしょう。
このように、地頭は読み方によって全く意味が異なるため、言葉にする時は正しい読み方をしなければなりません。
がるちゃんでも話題になった羨ましい地頭がいい人の特徴
地頭がいい人は、女性が集うサイトがるちゃんでも羨ましいと話題になったことがあります。
そんな誰もが羨む地頭がいい人の特徴を以下にまとめてみました!
どんな情報でも理解力に長けている
地頭がいい人はどんな情報でもすぐ理解でき、これは頭の回転が速くて臨機応変な対応に長けているのが理由です。
さらに情報がもたらす変化やメリットまで考えるため、情報の理解力だけでなくそれを活かす能力にも長けています。
論理的に物ごとをアウトプットできる
地頭がいい人は物事を論理的に組み立てて人に説明するのが上手く、起承転結がはっきりしていて分かりやすい話し方をします。
これは事柄に対する理解力、言葉や文章に対する読解力に優れているのが理由であり、感情的にならず的確で説得力ある説明ができるのです。
本質を見抜き判断できる
周囲の意見や噂話の類に安易に流されないのは地頭がいい人の特徴。
事実は自分の目で確かめてから判断しようとします。
つまり物事の本質を見抜いて判断でき、例えば周囲から「〇〇さんは気難しい人だから関わらない方がいい」といわれても、判断基準はあくまで自分の頭と目なのです。
状況に応じた対応をすぐできる
地頭がいい人は精神面や仕事面での切り替えが上手く、トラブルが起こった場面でも状況に応じて臨機応変に対応できます。
これは『今自分が最優先すべきこと』を常に頭に入れているためで、目の前のことに執着せず総合的な判断ができるのです。
教養があり、物知り
地頭がいい人は好奇心が強く、興味ある分野に対して積極的に勉強や体験するなどして経験を積み重ねていきます。
そのため知識が豊富であり、会話における話題も幅広く、さらに知的な雰囲気も持っているのでモテる人が多いのです。
理解力と読解力により即行動に移せる
地頭がいい人は行動に移すのが早く、これは理解力と読解力が高いのが理由であり、一度聞いただけですぐ全体を理解して行動に移すことができるのです。
ちなみに、全体をすぐに理解できるのは頭の回転が速いから。
例えば仕事で商品に対するクレームを受けても戸惑わず、内容全体の理解と行動に努めます。
その人に合わせたレベルで話すことができる
地頭がいい人は相手を観察して特徴を見抜くことに長けており、その人に合わせたレベルで話すことができます。
例えば、PCのエクセルやパワーポイントの操作を初心者に教えるのであれば、その人に合わせて敢えて専門用語を避けた教え方をするのです。
子供の頃から勉強が日常にあった
地頭の良さは学力の高さを意味する言葉ではないですが、ただ地頭のいい人は子供の頃から勉強する習慣が身についています。
そして、勉強が訓練となって思考回路が鍛えられ、理解力・要約力・説得力・表現力など、地頭の良さに関連する部分が養われているのです。
仮説検証を日頃から行っている
地頭がいい人は理解力や洞察力が高く、日常生活の中でも物事に対して好奇心や疑問を持ちやすい傾向があります。
例えばAが正解の場面において「Bと答えたらどうなるのか?」と仮説思考を用いて検証。
このように日頃から仮説検証を行っているのは、常に脳を使っている証拠です。
趣味は読書!
毎日同じことの繰り返しでは地頭は鍛えられず、地頭がいい人は毎日の生活の中で発見と刺激を大切に考えています。
そのため、地頭がいい人は読書を趣味にしていることが多く、著者…すなわち他人の価値観に触れて自分の視野を広げているのです。
知恵袋に寄せられる仕事でも絶対活躍する地頭を鍛える方法
地頭の良さは生まれながらの才能としての一面もありますが、鍛え方次第で誰でも高めることができます。
地頭が良くなれば仕事でも活躍すること間違いなし!
以下の方法を実践して習慣化し、今日から早速地頭を鍛えましょう。
読書を習慣化させる
多種多様な考え方を身につけて新たな発見を得るには読書が最適、気になった本はどんどん読んでいきましょう。
『東大思考』など地頭を鍛えることをテーマにした本もありますし、さまざまなジャンルの本を読むことで視野が広がっていきます。
レビューを参考に、まずは気になる本を一冊読むことから始めてみましょう。
物ごとに根拠・理由をつける
会話の中で意見や考えを伝える時、「なぜそう思ったのか」という根拠・理由もつける習慣を身につけましょう。
地頭は言い換えれば論理的思考力ですから、「根拠→結論」「理由→提案」など論理的に考えることは地頭を鍛えるトレーニングになるのです。
ネット情報・噂を鵜呑みにせずリサーチする
ネット情報・噂を鵜吞みにして判断してしまえば、例えそれが真実でも自分で考える機会を失ってしまいます。
情報に対しては自分の頭で考える、調べる、自分で結論を出すことが大切であり、その過程で地頭が鍛えられていくのです。
さまざまなことに疑問を抱く
地頭を鍛えるのに必要なのが好奇心・探求心であり、そのためにはさまざまなことに疑問を抱くことが大切です。
疑問を抱けば物事の本質を見抜いて臨機応変な対応ができますし、疑問を抱いて質問することはコミュニケーション能力の向上につながります。
物ごとを多方面から考える
物事を多方面から考えるのは発想力を高めることにつながり、会社での仕事の効率化や改善点を探せるようになります。
物事を多方面から考えれば、例えその物事が困難な数量でも手掛かりを元に論理的な推論が可能。
応用力次第で難しい問題でもフェルミ推定ができるかもしれませんね。
相手の価値観も尊重する
相手の価値観には賛否あるでしょうが、ここで一方的な否定の対応をすると頭の柔軟性が失われてしまいます。
地頭が良い人は相手の価値観を貴重な情報と捉えており、お互いの意見を取り入れて新たな結論を導き出すためにも、相手の価値観を尊重して視野を広げましょう。
伝える時の話し方に気をつける
地頭を鍛えるには、相手に伝わりやすい話し方を心掛けるのが効果的であり、その際は簡潔かつ具体的な説明を意識してください。
思ったことをそのまま話していては物事を考えることができず、思考法が養われません。
話の確信・結論へのつながりを考えるなど、頭の中で整理することが地頭を鍛えることにつながります。
【職業診断】地頭がいい人に向いている職業3選
地頭の良さはどのようなビジネスにおいても活かすことができます。
その中でも、地頭のいい人にとくに向いている職業を3つ紹介します。
弁護士
弁護士はクライアントのために日々頭を使う仕事であり、頭の良さも必要ですがもっと必要なのは地頭の良さです。
学歴が全てではないので「東大生=優秀な弁護士になる」とは限らないですし、裁判はディベート思考的な部分がありますので、地頭のいい人ほど弁護士に向いています。
裁判官
裁判官は被害者・容疑者・弁護士・検察官・証人などの意見を集約して判決を下す必要があるため、思考術に長けた地頭のいい人に向いた職業です。
また感情的にならない冷静さ、周囲を見る視野の広さも求められ、いずれも地頭のいい人の特徴に該当する点であることが分かります。
エンジニア
エンジニアになるには専門的な知識を身につける必要がありますから、地頭の良さだけでは務まらない仕事でしょう。
しかし、地頭の良さがなければ務まらない仕事でもあります。
なぜなら知識量を活かした問題解決力、情報に対する理解力などが求められるからです。
地頭がいい人になって仕事でも恋愛でも回転を発揮させよう!
地頭がいい人は、ビジネスにおいて経営者から見ても魅力的であり、さらにプライベートにおいては異性から見ても魅力的です。
つまり、地頭の良さは仕事でも恋愛でも活かすことができ、頭を回転させればどちらにおいてもプラス効果をもたらします。
また、地頭の良さは鍛えて身につけることができるため、憧れるのではなくトレーニングをして自分が地頭のいい人になれるよう目指しましょう!