口を開けば悪口ばかり…悪口を言う人の心理や末路・対処法を徹底解説
「また人の悪口言ってる…」と人間性を疑うような人って、学校や職場、街中などの社会には、意外とどんな場所にもいますよね。
悪口を言う人に関わってストレスを抱えたり、ダメージを受けたりする人は後を立ちません。
そこで今回の記事では、悪口を言う人の心理や最終的にたどり着く末路、対処法を徹底解説します。
悪口を言う人に心を乱されたくない男性・女性は、ぜひチェックしてみてください。
Contents
悪口の意味とは
悪口とは、他人を罵ったり悪く言ったりすることを意味する言葉です。または、悪く言った言葉自体を指すこともあります。
たとえば「◯◯ってブサイクなのが特徴だよね」「この商品はクズ」というような、聞いているだけで嫌な気分になるような言葉や、言われのない誹謗中傷は悪口です。
主に人に対する悪口は、見た目や性格、呼び方について言われることが多く、どれも相手を否定する言葉となるので嫌悪感を抱く人がほとんどです。
職場にも友人にもいる…悪口ばかり言う男女の心理
職場や友人関係など、悪口を言う人たちは意外と身近にいるものです。
ここでは、そんな悪口ばかり言う男女の心理を紐解いていきます。
ストレスを解消したい
悪口を言う男女は、自分自身のストレス解消のために発言していることが多いです。
自分のモヤモヤや苛立つ気持ちを晴らそうとして、他人を悪く言います。
自分が発した悪口によって相手の落ち込む姿を見ることで満たされている人は、他人を悪く言うことがやめられません。
仲良くなりたい
共通の敵を作ることで、友人や味方を増やしたいと考えている人も、悪口ばかり言う傾向があります。
学校や職場など、人が集団で活動する場で対人関係を築くためには、何かしらのきっかけを作る必要がありますよね。
悪口は人と共有することで、連帯感を深められたような感覚が得られる場合があります。
そのため、ターゲットを絞り、上司や先生、友人などを敵に仕立て上げることで、味方となった同士はより仲良くなることが期待できるのです。
悪口以外に人と仲良くなるきっかけをつかめない人は、共通の人を対象にして悪く言うことで、人とコミュニケーションを取ろうとするのです。
強いコンプレックスを抱えている
「人より劣っている」「誰よりもカッコ悪い」というような、自分のコンプレックスを他人に悟られたくない気持ちが強すぎて、悪口を言ってしまうケースもあります。
このタイプの人はとくに、誰からも好かれていたり、仕事ができたりするような人間性の優れた人と対峙したときに、悪口を発することが多く見られます。
自分の身を守ろうとする、一種の自己防衛本能が働いているのかもしれませんね。
承認欲求がとても強い
「認められたい」「存在価値を示したい」といった承認欲求が強すぎる人は、悪口を言って相手を陥れようと考えがちです。
たとえば、誰よりも自分が人気者だと周囲に認めさせるために、美人や性格のいい友達の悪口を言って株を下げようとします。
どう見ても優秀だったり、非の打ちどころがなかったりするような人を狙って、悪口を言う人は、承認欲求がとても強いのかもしれません。
人より優位に立ちたい
人より優位に立ちたいという気持ちから、悪口を言ってしまう人も少なくありません。
とくに負けず嫌いやプライドが高い性格の人は、人よりも優位に立とうとして悪口という手段をとる傾向があります。
相手の評価を下げることに必死になり、ありもしない噂話を広める場合もあります。
前述の承認欲求と同じですが、競争心が強いと人の株を下げることで自分の欲求を満たそうとするケースは非常に多いです。
悪口ばかりを言う人の主な原因
悪口が目立つ人は、生まれ育った環境や過去の経験が関係している可能性があります。
ここでは、悪口ばかりを言う人の主な原因を探っていきましょう。
幼少期の生活環境が影響している
幼少期の生活環境は、悪口ばかり言うような人に性格形成される原因の1つです。
たとえば、以下のような家庭環境で育つと、悪口ばかりを言う大人になる可能性が高くなります。
- 両親が不仲だった
- 兄弟や親戚との関係が悪かった
- 親が離婚して母子家庭または父子家庭で育った
- 金銭的に苦労した
幼少期に辛い経験をし、その気持ちを引きずってしまうと、大人になっても抱え込んでいた不満や悲しみに耐え切れず、悪口を言うことで発散することがあるのです。
もちろん上記の生活環境が該当していたからといって、すべての子供が悪口ばかりを言うわけではありませんが、心に闇を抱えるほど、何らかの形で性格形成に大きな影響を及ぼすことが多いでしょう。
過去にいじめや嫌がらせを受けた
過去のひどいいじめや嫌がらせも、悪口ばかりを言うようになる原因として挙げられます。
人は辛い経験をすると、「もう傷つきたくない」という気持ちが強く働き、人に対して消極的になるか攻撃的になる可能性が高いです。
攻撃的になってしまった場合は、あえて人を見下したり、悪態をついたりして、他人からの先制攻撃を受けないような環境を作ります。
過去の傷が癒えない限り、悪口を言って自己防衛することをやめることはないでしょう。
かなり悲惨!悪口ばかり言う人の悲しい末路
どんな原因があっても、悪口ばかり言っていては、たどり着く未来は明るくありません。
これから悪口ばかりを言う人の悲しい末路を紹介します。
友達や家族・好きな人など周囲からの信頼を失う
悪口ばかり言っている人は、友達や家族、好きな人などの信頼を失って孤独になる可能性大です。
誰だってひどい扱いをされたり、嫌な言葉を投げかけられたりすれば、身近な人に悪口を言って発散したくなるものです。
しかし、その悪口が日常的だと聞き手は「自分も陰で言われてたりして…」と不安になってしまいます。
また、留まることを知らないネガティブ発言は、たとえ他人の話題だとしても聞いていて気持ちの良いものではありません。
その結果、最終的には信頼されなくなり、人付き合いや恋愛ができなくなることはおろか、家族からも見向きもされない人生を送ることが予想されます。
ピンチなときに誰からも助けてもらえない
悪口ばかりを言う人は、自分がピンチなときに誰からも助けてもらえない未来が待ち受けているかもしれません。
他人をひたすら悪く言っていると、周囲の信頼を失うことが容易に予想されますが、加えて「一緒にいても楽しくない」とも思われ、嫌われ者になる可能性が高いです。
そのため、自分がピンチに陥って誰かに助けを求めても、見てみぬふりをされたり、「私の悪口を言ってたくせに都合のいいこと言って…」と冷たい反応をされたりするでしょう。
壁にぶち当たったときに誰にも力になってもらえなければ、孤独と挫折を味わう人生になります。
自分も悪口を言われる
悪口ばかりを言う人は罪悪感がないことに加えて、「自分は悪くない」と都合よく考える傾向があります。
そんな理屈は周りの人に通用することはなく、悪口ばかり聞かされている周囲は「あの人だるい」「本当ゲス過ぎて無理」などと悪く思ったり実際に陰口を叩いたりします。
自分も悪口を言われている対象だと気づいたときに、己を省みたとしもすでに手遅れで、他人から遠ざけられる人生を送ることになるかもしれません。
悪口を言ってくる人への正しい対処法
悪口を言ってくる人には、適切に対処しなければ被害を増幅させてしまう可能性があります。
最後に、悪口を言ってくる人への正しい対処法を紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
決して同調はしない
悪口ばかり言う人に「コイツダサいよね~」「あの子キモ過ぎない?」などと悪い意見に同意を求められたとしても、決して同調しないように注意してください。
うっかり「わかる」「だよね~」と同調してしまうと、そこで終わらず、悪口がどんどんヒートアップしていくかもしれません。
また、周囲からも悪口仲間と認定され、言われのないレッテルを貼られる可能性もあります。
もし悪口を振られたとしても、「ふーん…」「君はそう思うんだね」と自分は同調しないスタンスを貫き通しましょう。
話題を変えて褒める
悪口を振られたら、話題を変えて相手を褒める方法も有効です。
「〇〇さんって観察力ありますね」「そうなんですか~?鋭い意見が言えてすごい」などと、悪口を言った相手を褒めるように切り替えてみましょう。
褒められたことで相手の承認欲求が満たされたり、優越感が味わえたりして、悪口が続くことを回避できるはずです。
できるだけ距離を置く
悪口を言う人はどう対処しても変わらない可能性もあります。そんな人とは、できるだけ距離を置くのが得策です。
挨拶や業務連絡など必要最低限の会話に留めるようにして、こちらから近づかないようにしてください。
遊びや食事の誘いを受けても、「仕事が忙しくて…」「すでに予定が入ってて…」と断り続けましょう。
可能な限り距離を置くようにすれば、相手もそのうち近づくのを諦めてくれるかもしれません。
自分が悪口を言われたら受け流すことも大事
悪口を言う人は友達や同僚など、どんな人間関係であっても存在するものです。
悪口に付き合ったり、真に受けたりしていると、精神的に疲弊してしまう可能性大です。
もし自分が悪口を言われた場合は、あまり深く考えずに受け流すことも大事。「自分も言ったことあるしね!」ぐらいに捉えておくのがいいでしょう。
しかし、職場や学校で受け流せないほどのひどい悪口を言われている場合は、放っておくと状況が悪化する恐れがあります。
自分の心が病んでしまう前に、一度上司や親友など信頼できる人に相談することがおすすめです。