感傷的の意味や使い方とは?感情的との違いや言い換え・対義語・英語表現も
感傷的という言葉を知っているでしょうか?
「感傷に浸る」といった使い方をされることも多く、聞いたことがある人も多いかもしれません。
今回は、「感傷的」という言葉に着目してその意味や使い方をみていきましょう。
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感傷的の意味とは?
感傷的は「かんしょうてき」と読み、意味は以下の通りです。
感情が異常に刺激されやすいさま。特に、感情を最も刺激する悲哀感に引き入れられる場合が多い。悲哀の感情におぼれやすいさま。感じやすく、涙もろいさま。センチメンタル。
分かりやすくいうと、ナイーブになっている状態といえるでしょう。
良し悪しを問わず、自分の感情が昂ったり平常心をキープするのが難しかったりすると、ちょっとしたことでも気になって感情が乱されてしまう、なんて経験はありませんか?
このような状態は、まさに「感情が異常に刺激されやすいさま」そのものですよね。
感傷的とは、感情が敏感になっている状態なのです。
例文でみる「感傷的」の使い方
次に、感傷的の使い方を例文付きで見ていきましょう。
この曲を聴くと感傷的な気持ちになる。
青春を謳歌していたころによく聴いていた曲や、自分が大変だったときに流行っていた曲を聴くと、昔のことを思い出して何とも言えない気持ちになったり、感情が昂ったりすることもあるでしょう。
そんなときに、「感傷的」という言葉が使えるのです。
切ない恋愛映画を観て、感傷的になっている。
切ない話や報われない話など、幸せな結末が全てに訪れるとは限らないのが恋愛映画ですよね。
永遠の別れや、否応なしに別々の道を歩くしかなかったというエンディングなど、さまざまな話があるもの。
見終わった後に、形容しがたい気持ちになったことがある人もいるのではないでしょうか。
こうした場合、「感傷的」や「感傷に浸る」という使い方ができるのです。
私、感傷的になりやすいんだ。
ひとえに「感傷的」といっても、あくまで感情の流れなので人によって感じ方に差があるのは当然のことです。
ちょっとやそっとのことでは感傷的にならない人もいれば、感受性が強い人もいます。
作品や気分だけではなく、自分自身を紹介する言葉のひとつとしても「感傷的」が使えるのです。
「感情的」との違い
感傷的と間違いやすい言葉に、「感情的」というものがあります。
感傷的が「感情がとても刺激されやすいさま」という意味があることに対し、感情的とは「理性を失って感情をむきだしにするさま」という意味があります。
この二つの違いは意味を考えると明確で、感傷的が内面的なものであることに対して感情的は思いを表に出していることだといえるでしょう。
出典:「感情的(かんじょうてき)」の意味や使い方 わかりやすく解説 Weblio辞書
「感傷的」の類語・言い換え表現
感傷的には、さまざまな類語や言い換え表現があります。
一覧で見ていきましょう。
- センチメンタル
- 多感
- 悲哀
- エモい
- 涙もろい
- 情に脆い
- 情緒的
「感傷的」の対義語
実は、感傷的に明確な対義語はありません。
ただし、「理性的」「理論的」といった言葉を用いて感情に流されないことを表現できます。
対義語がなくとも、ほかの言葉を用いて感傷的でない=感情が揺れないといった似た意味を表せるのです。
「感傷的」の英語表現
最後に、「感傷的」をあらわす英語表現を紹介します。
感傷的をあらわす英語表現には、以下のようなものがあります。
- Sentimental
- Emotional
- Nostalgic
この3つの中で、ニュアンスを含め感傷的に一番近いとされているのは「Sentimental」、いわゆるセンチメンタルです。
英語で感傷的になっていることを伝えたいときには、この言葉を使うようにしましょう。
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感傷的とは、感情がとても刺激されやすいさま!
感傷的とは、ナイーブになっていて感情が刺激されやすい状態になっていることを指す言葉です。
読み方は「かんしょうてき」で、音楽や映画など、さまざまな場面で使えます。
明確な対義語は存在しませんが、「論理的」や「理性的」という言葉を使えば「感傷的でないこと」が表現できます。
このように、語彙力を増やし、言葉のレパートリーをたくさん持っておくことでさまざまな言い換えができるようになります。
少しずつでも覚えて、言葉の引き出しを増やしていきましょう。