充実感がない…その理由とは?人生に必要な充実感を得るための方法を解説
「充実感」というものは、人生を楽しむために欠かせない感覚です。
また、充実感を持った人というのは周りからみても非常に輝いて見えるもの。
とはいえ、なかなか充実感を得られないという人もいると思います。
そこで今回の記事では、充実感を得るための方法やそのメリットについて解説していきます。
Contents
充実感とは
そもそも充実感とは何なのか、感覚ではわかっていても説明は難しいかもしれません。
まずは「充実感」という言葉の意味について見ていきましょう。
充実感の意味
「充実感」とは、心が満たされた状態や物事を成し遂げて満足した感覚を表す言葉です。
何かをやっても満たされなければ非常に虚しいのではないでしょうか。
逆に充実感を得ることができれば、物事を大いに楽しむことが可能です。
人生において楽しさや幸せを感じるために、充実感は人間にとって必要不可欠な感情なのです。
充実感の英語表記・例文
英語で「充実感」を表現すると「sense of fulfillment」になります。
fulfillment は日本語で「達成」や「成就・実現」を表す単語であり、sense of を付け足すことで「達成感」や「充実感」を表現することができます。
前後の文脈によっては fulfillment 単独でも「充実感」を表すことは可能です。
Working provided me with a sense of fulfillment.
(仕事が私に充実感を与えてくれた)
You can’t get fulfillment.
(あなたは充実感を得ることはできない)
同様に「accomplishment(成就・成果)」や「satisfied(満足する)」などを使っても「充実感」を表現することができます。
I can get a sense of accomplishment.
(私は充実感を得ることができる)
I feel satisfied with my life.
(私は人生に充実感を覚えている)
充実感と達成感の違い
充実感と似た言葉に「達成感」というものがあります。
両者は一見同じような表現に思えますが、「達成感」が瞬間の感情であるのに対し「充実感」は比較的継続して感じることができるものだといえます。
達成感はゴールをクリアしなければ得ることはできません。
しかし、充実感の方はゴールまでの道のりや準備を含めて得られる感情ゆえに、目標達成後もしばらく気持ちが長続きするのです。
これまでやってきたからこそゴールまでたどりつけたのだと、プロセスを含めて満足できる状態が「充実感」なのだといえます。
充実感と達成感、両者ともに大切な感情ですが、どちらかに偏ってしまうのは良くありません。
達成感だけが目標になってしまうのは疲れるし、充実感だけあってもゴールにたどり着けなければ意味がないでしょう。
どちらもバランス良く得ることが、人生をより豊かにすることにつながります。
充実感から得られるメリット
充実感からは以下のようなメリットを得ることができます。
- ポジティブで前向きな考えになれる
- 仕事や勉強へのやる気が向上する
- 新しいことへの挑戦に積極的になれる
- 表情や雰囲気が明るくなり、より魅力的な人間になれる
などがあげられるのです。
メリットをみて、自分も充実感を感じたい!と思われた人も多いではないですか?
まずは、これから紹介する充実感がない理由を知って、次に充実感を得られる方法を読んで身につけてくださいね。
充実感がない…その理由は?
充実感が欲しい、とは思っていてもなかなか得られないという人もいるでしょう。
ここでは充実感がない理由について解説していきます。
没頭できるものがない
充実感のない人は往々にして周りに対する興味が薄く、熱中できるようなものをもっていません。
仕事と家の往復を無感情に繰り返し、何かに没頭するという体験がないのです。
一方、趣味でも仕事でも没頭できるものがあるという人は、何らかの目標や理想像があり、そのための過程を楽しむことができるので充実感を得やすいです。
例えば「体重計の針がここになるまでダイエットする」「次のプロジェクトリーダーになるために仕事を頑張る」などでも構いません。
まずは身近なことから没頭できそうなことを探してみてはいかがでしょうか。
仕事にやりがいを感じていない
仕事はただ給与をもらう手段、とくにやりがいは感じていないという新卒社会人もいるでしょう。
しかし、そうした姿勢は充実感のない人生につながります。
- スタッフとしてお客様に喜んでもらう
- よりクオリティの高い資料作りを目指す
- 次のリーダーに選んでもらえるよう取り組む
など、モチベーションの上がるポイントを探しやりがいを見つけることは、正規雇用・アルバイトに関係なく仕事をする上で非常に大切です。
やりがいが見つかれば、次第に仕事をこなすことへの充実感も生まれてきますよ。
とはいえ、正社員じゃない、営業マンや雇われ店長は向いてないなど、どうしても今の仕事にはやりがいを感じられないという場合もあるかもしれません。
そういった人はいっそ仕事以外の部分に楽しみを見つけるか、あるいは今の会社に見切りをつけ転職するというのも一つの手です。
ネットで求人検索をしたり無料の転職エージェントに登録したりと、転職を視野に入れてみても良いかもしれません。
受け身な姿勢であるため
充実感のない人は、積極性がなく常に受け身の姿勢であることも多いです。
何もせずただ与えられたことをこなしているだけでは、充実感を得ることはできません。
自分から情報を集め、積極的にチャレンジすることで充実感は生まれます。
充実感を得たいなら、受け身のままではなく自分から目標や楽しみを見つけることが大切です。
充実感を得るための方法を解説
最後に、充実感を得るための方法やコツについて紹介していきます。
生活に充実感が欲しいという人はぜひ参考にしてみてください。
考え方をシフトする
固定観念や先入観に縛られたまま、物事を判断してはいませんか?
充実感を得たいと思っているなら、ぜひそうした考え方をシフトしてみましょう。
見方をちょっと変えてみることで、自分には関係ないと思っていたことにも興味が持てるかもしれません。
新しい環境や活動に身を置いてみるのもおすすめです。
自分で自分自身の世界を狭くしないことが、充実感につながるものを見つけるコツなのです。
新しいことに挑戦する
新しいことへのチャレンジや仲間作りも充実感を得ることにつながります。
少しでも興味があることがあれば、ぜひ勇気をもって挑戦することをおすすめします。
「でも自分には向いていないかも…」と、最初は躊躇してしまうかもしれませんが、とりあえずはじめてみなければ何もわかりません。
意外と楽しめるかもしれないし、向いていなければ他のものにチャレンジし直せばいいだけです。
また、新しい人間関係が広がれば、そこからより楽しいことを見つけられる可能性もあります。
新しいことに恐れず挑戦する精神こそが、充実感を作るのです。
気分転換も大事
充実感というと、懸命に苦労したり何かを成し遂げなければならないと思い込んでいませんか。
目標に向かって得られる充実感も素晴らしいものですが、時には気分転換も必要です。
休みの日には思いっきり羽根を伸ばし、ストレス解消することをおすすめします。
誰にも邪魔されず映画や読書を楽しむもよし、ドライブやスポーツで気分転換するのも良いでしょう。
リフレッシュの仕方はその人次第です。ぜひ、思うような休日を過ごしてみましょう。
普段仕事を頑張っている自分へのご褒美に好きなことを楽しむことで、大いなる充実感を得られるはずです。
充実感は人生を豊かにするもの!努力次第で得られますよ。
心を満たし、楽しく過ごすためには必要だということはわかっていても、忙しい生活の中で充実感までは得られないこともあると思います。
ぼんやりしているだけでは充実感は得られません。
しかし、ちょっと考え方を変えたり積極性を持つことで、充実感は身近なものになるはずです。
ぜひさまざまな物事に積極的にチャレンジし、充実した生活を楽しむことをおすすめします。
また、興味を持ったものはすぐに検索・調査してみるのも、自身の見識を広げることに役立つでしょう。
そうすることで次第に笑顔も多くなり、自分だけでなく周囲にも伝わるような人間的成長が見られるようになるはずですよ。