親近感が湧く人の特徴7選!相手に親近感を与えるテクニックを大公開
相手から「親近感が湧く人」と判断されると、より深い関係性を築きやすいということを、みなさんはご存知でしょうか?
そして、親近感が湧くポイントは、人それぞれのように見えて、実は誰にでも共通するポイントが7つあるのです。
今回は、誰でも実践できる「親近感が湧く人」になるための、7つの特徴を徹底解説していきます。
Contents
「親近感が湧く」とは
「親近感が湧く」といっても、一体どのような感情なのか、いまいち掴めないという人もいるかもしれません。
まずは、「親近感が湧く」という言葉について説明していきます。
意味
親近感が湧くとは、相手と自分の中に似たような部分を見つけたときに、ふと「身近な存在に感じる」ことを意味します。
類語だと「親しみを感じる」や「打ち解けやすい」などの言葉が挙げられます。
相手に共感できる部分や共通点があると、何かあったわけではなくても、その人との距離が少し縮まったような感覚になりますよね。
また、必ずしもその相手が自分の身の回りにいる存在とは限らず、共通点さえあれば、会ったことのない芸能人にも親近感を覚えることがあります。
例文
それでは、実際に文章で「親近感」を表すときの使い方について紹介します。
相手になんとなく共通点などがありそうだなと感じたとき
- 同じ寿司のネタが好きだとわかると、親近感を覚える
- 好きな人に似ているから、あの芸能人は親近感を覚える
はっきりと相手に親近感が湧いた瞬間
- 初めて会った人だが、同じ趣味を持っていて親近感が湧いた
- 住む世界が違い過ぎる人だったが、お互いに同じ映画好きということを知って親近感が湧いた
相手との共感ポイントなどから、今後さらに発展していきそうな場合
- 同じ職場のアラサー女子は怖いと思っていたが、話していくうちに意外にも共通点が多いことがわかり親近感が芽生えはじめた
より感情が入った表現をする場合
- カリスマ的アイドルが同じ趣味を持っていることで親近感を抱き、一気に好きになってしまった
注意点として、ごく稀に親近感に対して「感じる」という動詞をつける人がいますが、すでに「感じる」という意味合いが含まれているので、2重表現にならないよう気をつけましょう。
親近感という言葉を使う際には、上記で紹介した動詞を用いることが多いので、覚えておくと便利です。
人間関係の構築に役立つ
基本的に親近感が湧く相手というのは、趣味や考え方などの共通点が多い相手です。そのような相手とは、打ち解けるまで時間があまりかかりません。
つまり、親近感を持ってもらうことさえできれば、相手とのコミュニケーションがスムーズに取れる場合が多いということです。
そのため、親近感を与えるという行為は、人間関係の構築に非常に役に立ちます。
親近感が湧く人に共通する特徴7選
相手に親近感を持ってもらうということは、女性も男性も関係なく、いい人間関係を築くためにとても有効な方法です。
次は多くの人に親近感を持ってもらえる人の特徴について説明していきます。
どんなときでも笑顔を見せる
怒っている人や無表情の人は、相手からすると自分とは仲良くなりたくないのではないか、という印象を与えてしまいます。
とくにしかめっ面をしている人と接したいと思う人はいません。
反対にどんなときでも笑顔な人に対しては、「親しみ」を覚えることが多く、親近感が湧きやすくなります。
自然な笑顔は親しみだけでなく、相手に安心感を与えるため、周囲に人が集まってくるのです。
自然体で話しやすい
いくら共通するポイントがあっても、雰囲気が怖かったり、話しづらい空気感が出ていたりすると近寄りがたい印象を与えます。
親近感が湧く人は、自然体で話しやすいため、お互いの共通点を見つけやすいという特徴があります。
どんな人にも1つくらいは、共通点があるものです。
リラックスして話していくうちに、自然とお互いの共通点が見つかり、親近感が芽生えることが多いのでしょう。
同じ境遇を経験している
同じ境遇の相手に対しても、親近感を抱くことがあります。
たとえば以前の交際相手に、浮気されていたという境遇が同じだったとします。
浮気相手に対して、同じ経験をした相手でないとわからない思いなどを共感できると、自然と2人の距離が縮まったという親近感を覚えるのです。
例に出した境遇は少しハードルが高いかもしれませんが、他にも同じ部活動をしていたり、地元やバイトが一緒だったりなど、同じ経験をしていることによって、親近感を覚える場面はたくさんあります。
そのため、一般的な行動をとってきた人は、「親近感が湧くなぁ」と思ってもらえる機会が多いはずです。
友人がたくさんいる
親近感が湧く人は、コミュニケーションが取りやすい存在なので、友人が多い傾向にあります。
話上手で、あるある話や自分の失敗談などから、相手の共感を引き出すことでお互いの距離感を縮めるのが得意です。
また、共通の友人がいる場合にも親近感を覚えるので、結果的に友人が多い人は、親近感を抱かれやすい人物として見られることが多いのです。
優しい性格で器が大きい
優しい性格で、人に対しても許しの心を持てる人は、本人が自覚していなくても、声や話し方が穏やかで優しいオーラがにじみ出ています。
さらに話し方だけではなく、相手の考えに対して否定的な姿勢を取らず、味方になってあげることができるので、親近感を抱いてもらいやすいです。
どんなときでも味方になってくれそうな優しい雰囲気は、身近な存在に感じやすいため、親近感が湧く人の特徴として挙げられます。
相手の立場によって態度を変えない
どのような相手にも平等に接することができる人は、安心感を相手に与えることができるため、親近感を持ってもらいやすいです。
反対に相手によって態度を変える人は、不信感を抱きます。
とくに自分が部下や店員などの弱い立場にいた場合、上から目線の物言いに親しみを覚えることはないでしょう。
どんな立場の人にも分け隔てなく接することができる人は、さまざまな立場の人たちに親近感を与えることできます。
損得勘定せず人のサポートができる
自分が困っているときに助けてくれる人に対して、安心感や頼もしいという気持ちから、親近感を覚えることがあります。
見返りを求めずにサポートしてくれる姿勢が共感を呼び、より身近な存在に感じるのかもしれません。
反対に損得勘定がわかりやすい相手に対しては、不信感が募り敬遠される原因となります。
自分のことだけを考える人に、親近感が湧く人はほぼいません。
相手に親近感を与えるテクニック
価値観や境遇が似ている相手には、親近感が湧きやすいものですが、実際は人それぞれ違うため難しいこともあります。
しかし親近感は価値観や境遇の共通点でなく、言葉や行動で与えることも可能です。
次はあなたの言動によって、相手に親近感を抱かせるテクニックを紹介します。
相手の話を否定せず共感する
自分の考え方や感じ方が一緒だと、人は親近感を覚えます。
つまり、相手の気持ちを肯定し共感することができれば、親近感を持ってもらいやすいということです。
同じ考えを述べなくても、「わかるわかる」「うんうん」と相槌を打つだけでも、相手は共感してもらえたと感じるので、積極的に使っていきましょう。
物理的距離を縮めて会話をする
人は相手との関係性が物理的距離として表れます。この距離感のことを「パーソナルスペース」といいます。
パーソナルスペースが近い相手は、より親しい相手として見なすことが可能です。
無意識に親近感を感じてもらうには、相手と会話をする際に物理的距離を縮めるのが有効。
ただし、いきなりパーソナルスペースを縮めると相手に嫌われてしまうのでNGです。相手の反応を見ながら、徐々に話すときの距離を縮めていくことがポイントとなります。
親近感が湧く人は、この距離感を保つのがとても上手です。
親しみを与えるだけでなく、意中の相手に脈アリを伝えたいときも、居心地のいい距離感を測りながら、良好な人間関係を構築していきましょう。
相手との共通点を増やす
共通点があると人は親近感が湧くというのは、さんざん説明してきたことですが、この共通点が多ければ多いほど、相手はものすごく気が合うと感じ、親近感を抱いてくれます。
どんな些細なことでもいいので、人と共感できるあるあるを、いくつか自分の中で持っておくと、さまざまな人との共通点を作ることができますよ。
会話をしているときも話の内容だけでなく、相手の持ち物や服装などにも目を向け、共通点がないか探してみてください。
自分のちょっとした失敗談を話す
自分の失敗談を人に話すことは勇気がいりますよね。
しかし、相手からすると取り繕うことなく自然体で話してくれていると感じるため、親しみを持ってもらいやすくなるテクニックの1つです。
ただし、親友の内縁関係である相手と肉体関係を持ってしまい、慰謝料を請求されたなどの、人によってはドン引きされてしまうような失敗談は危険です。
あくまでもちょっとしたレベルのミスやドジ話をすることがポイントとなります。
ミラーリング効果を活用する
ミラーリング効果とは、目の前にいる相手の行動を真似する行為のことです。
心理学的にも真似された相手は、無意識のうちに真似してきた相手に対して好意や親近感を持つといわれています。
たとえば、相手が飲み物を飲んだら自分も飲み物を飲む、相手が足を組んだら自分も足を組むといった具合に同じ動作をします。
しかし、あまりにもわかりやすい真似をすると、学生時代にいた些細なことでからかってくる男子のような存在に思われ、バカにしていると勘違いされてしまうので気をつけましょう。
親近感が湧くシチュエーションあるある
親近感が湧く瞬間として、代表的なシチュエーションを見ていきましょう。
会話が苦手な人も、今から紹介するような内容を参考にすれば、初対面でも親近感が湧く相手として認識されるかもしれないので、ぜひチェックしてみてくださいね!
出身地が同じ
出身地が同じ人同士だと、「地元あるある」によってとても盛り上がります。
このあるあるを共感できることによって、相手はより親しみを持ってくれるはずです。
まずは自己紹介のときに出身地を言い合うのがおすすめ。初対面で話す会話として、押さえておきたい会話の1つです。
好きな食べ物が同じ
好きな物が同じ相手には、親近感が湧きますよね。
なかでも好きな食べ物が同じ場合は、親近感を湧かせた後に、「じゃあ今度このお店に行こう」などとデートにも誘いやすく、恋愛関係にも発展しやすいです。
気になる相手がいる場合は、相手の好きな食べ物を質問して共感するといい展開が待っているかもしれませんよ。
趣味が同じ
趣味が同じ相手は、共感できるポイントも多く、すぐに仲良くなれる場合が多いです。
とくにアニメや漫画、アイドル、好きなバンドや曲などが同じ人同士は、まるでお互いに以前からの友人だったかのように感じる場合も!
たくさん趣味を持つことによって、親近感を持ってもらえる人の幅が広がるので、多趣味になることも親近感を持ってもらいやすい人になるための近道かもしれません。
親近感が湧くことは恋愛でもビジネスでも有利に働く可能性大!
相手に「親近感が湧くなぁ」と思わせることにより、距離が縮まりやすくなります。
より多くの人に親近感を持ってもらうことで人脈が広がり、恋愛だけでなく仕事やビジネスの場面でも何かと有利になることも多いです。
友好的な人間関係を築くことができれば、どの場面でもあなたの役に立ちます。
そのような人間関係を築いていくためにも、親近感を与えるようなテクニックを上手く使いこなしていきましょう。