「自分語り」する人の心理とは?自己アピールが激しい人の特徴7選!
あなたの職場や近所に「自分語り」をする人はいませんか?自己アピールが激しすぎると、聞いている側は「またはじまったよ」と気持ちがげんなりしてしまいます。
そんな自分語りをする人は、どのような心理が動いて自己アピールをしているのでしょうか。
今回の記事では、そんな自分語りをする人の心理や特徴、対処法などをお伝えしていきます。
どのような人が自分語りをするのか、もしくはあなた自身に当てはまっていないか、一緒にみていきましょう。
Contents
自分語りの意味とは
「自分語り」とは、「過去に自分の身に起きたことを話す」ことを指したネット用語です。
自分語りをすることは、決して悪いことではありません。初対面の人や、あまり面識がない人と共通点がないか探るために必要なことです。
しかし、相手の迷惑を考えないで自分の話ばかりをしてしまう身勝手な人のことを指す言葉なので、悪い印象を持っている人が多いでしょう。
とくにSNS界隈は自分語りの宝庫といっても過言ではありません。
自己アピールが激しくてうざい?自分語りばかりする男女の心理
では、なぜ自分語りをして自己アピールをしすぎてしまうのか、その心理を解説していきます。
かまってほしくてしょうがない
グループで話しているときに「あれ?いつの間にかあの人だけ話して、皆聞き役になってる」「これさっきの話と関係あるかな?」という経験をしたことはありませんか?
自分語りをする人は、人の話を奪ってまで「今日こんなことがあった!」「こんなに大変なんだよ!」という自己アピールをすることで、誰かにかまってほしいという心理が働いています。
「すごいね」、「大変だったね」と言葉に出して言ってほしい、誰かにかまってほしいという思いがとても強いのです。
また、自虐ネタで「可哀想な自分」、「悲劇のヒロイン」を猛アピールして、かまってもらおうとする人もいます。
褒めてほしい
人は誰でも「褒めてほしい」という気持ちを持っています。
何もモチベーションがないまま何かを頑張り続けることは、とても辛いものです。自分語りをする人は、その気持ちを人一倍強くもっています。
相手に「すごいね!」なんて褒められると嬉しくなり、さらに自分語りをしてくる傾向があるので注意が必要です。
良かれと思って話している
何の気なしに相手が「最近さ~…」と愚痴をこぼしたとき「そうなんだ、俺は…」と話はじめ、そのまま会話を盗む人はいませんか?
相手は話を聞いてほしいだけなのに、相手を聞き役にさせてしまっているパターンがよくある人は、自分語りや自己アピールが激しい人かもしれません。
このときの心理としては「俺の体験や意見はお前にとって素晴らしいものだろ」と思い込んでいるため、自分語りをしている可能性があります。
「悩みを聞いて欲しかったのに、結局聞き役になってんじゃん」、「色々喋ってるけど論点がズレてる」となれば、それこそありがた迷惑ですね。
自己開示して仲良くなりたい
自分語りをする人は「この人と仲良くなりたい!」と思ったときに、「自分の何もかもを知ってほしい」という心理が働き、必要以上に自分のプライベートなことをバンバン喋ってしまいます。
受け止めてくれるかどうかは関係ありません。「理解してほしい」という気持ちが先に出てしまって、結果として自分語りになってしまうのです。
優越感に浸っている
自分語りをする人は、相手より「自分の方がすごい」と思わせたい心理が働いて、嘘をついてまで優越感に浸りたいと思う傾向にあります。
承認欲求が強い一面をもっているので、根拠のない自信を自慢したり、人を見下すような発言をしたりすることもあります。
話をねつ造して自分の地位を守り、優越感に浸ろうとするのです。
【具体例あり】自分語りをする人の特徴7選
自分語りをする人には特徴があります。
具体例も織り交ぜて解説していくので、自分に当てはまっていないかのチェックも兼ねてみていきましょう。
他人よりも自分が大好き
他人より自分の方が可愛い性質は、誰でも持っているものですが、自分語りをする人は「自己愛が強すぎる」傾向にあります。
自分のことが可愛い、カッコイイというナルシスト気質があり、他人に興味がありません。とても自己評価が高いのです。
「前付き合っていた彼女が今でも好き好き言ってきて本当迷惑…」「彼氏から結婚の猛アピールされたんだけど、私の結婚相手としてダメなんだよね…」
と、聞いてもいないのに自分の「モテている」アピールを必要以上にしてしまうことがあります。
いちいち自慢してくる
聞いてもいないのに自慢話を一方的にしてくるのも、自分語りの特徴です。話の合間にマウントを取るように自慢話を挟んでくる人も当てはまります。
たとえば、上司から褒められて嬉しい報告をしているときに「へぇ、上司から褒められたんだね。俺は毎日褒められるからもう慣れちゃった」や、
頑張って自分のご褒美として、ブランド物のバッグを買ったときに「そのバックって確か数万円のやつだよね。私は彼氏にこの前△△のバック買ってもらったんだけど、これ数十万するにしてはあんまり使い勝手よくなくてさ、また貰えるからいいけどね」といった具合に、自慢話を被せてくるのです。
「自分が好き」「自分の方が凄い」とアピールし過ぎるのは、悪気がなくても相手は嫌悪感を抱きます。
どうでもいい話までする
メインの話を遮って「それでさ…」と自分が話したいことを話す人も、自分語りをする人の特徴です。
たとえば、メインの話が「ここのレストラン美味しいね」とレストランについて盛り上がっているときに「そういえば、○○ってカフェに彼氏と行ったんだけどさ、そのときの彼氏(彼女)のファッションが凄いカッコよくて…」と、話しはじめます。
「それ今言うこと?」「要するに何が言いたいの?彼氏(彼女)自慢?」というリアクションになることが多々起こります。
アドバイスしたがり
聞いてもいないのに勝手にアドバイスをしてくるのも自分語りの特徴です。
「自分の経験や考え方は正しい」、「自分の持論は他の人も当てはまる」と思い込み、アドバイスを押し付けてくるのです。
たとえば、自分語りの自慢を適当に流して「そうだね」、「うんうん」と相槌をうっていたら、急に「だからね、○○ちゃんも絶対こうしなきゃダメだよ!時間は無限じゃないだから今あるこの時間を有意義に過ごす為には、俺(私)みたいに…」とはじまります。
いらないアドバイスを押し付けてくるのは、本当に迷惑でしかありません。
人の会話を遮ってまで話し出す
グループなどで、必要なことを話し合っている最中に、急に関係ない話で割って入ってくる人も自分語りの特徴です。
たとえば、とても大事な話をしていて、グループ内の誰かが恋人と別れるべきかどうするかという場面があったとします。
相談している人が一生懸命話をしているときに「ねぇねぇ!この前言ってたクレープが美味しいお店ってあったじゃん?そこに今から行かない?私今クレープ食べたい気分なんだよね」と、その場の空気が「は?」となることを言い出します。
「今それ言うことじゃない」「遮ってまですることか?」と怒りすら覚えますよね。
このタイプの自分語りの人は、KY度がとても高い存在です。
嘘をつくことがある
前述でも少し触れましたが、自分語りをする人は優越感に浸りたいがために嘘をつくことがあります。この行動は、自己愛が強いことや承認欲求が強いことも影響しているのです。
たとえば「最近恋人できた?」という質問に対して「アピールしてくる人は山ほどいるけど、今は恋愛に興味がないんだ」とモテない事実を隠したり、「最近美味しいお店いった?」という質問には、行ったこともないお店に「ここに行ったよ!」と言ったり、一見どうでもよさそうなことでも嘘をつきます。
とくにSNS上などのネット界隈に、嘘つきタイプの自分語りが多く、本当の自分とは全く別の理想像を作り上げることで現実逃避をしているのかもしれません。
人の気持ちを察することができない
人とコミュニケーションを取るとき、相手の反応を見ながら話をすることが一般的ですよね。いくら付き合いが長いカップルや友達関係であっても、言って良いこと、悪いことがあります。
たとえば、恋人の愚痴を言っている友達がいた場合「聞いてほしいだけなんだな」と察することができれば、きちんと聞いてあげる優しさを持つことができます。
自分語りの人は「私なんて彼氏がこの前~…だから○○も絶対そうした方がいいよ!」と、自分の話にすり替えて、自分の持論を押し付けたりします。
相手がどうしてほしいのか察することができない人は、自分語りの傾向があり自己アピールの強すぎる人が多いです。
自分語りをする人の対処法
自分語りをする人をしっかり受け止めて対応しようとすると、正直言って疲れます。
そうならないように自分語りをする人への対処法は「適度に受け流す」、「まともな相手をしない」ことです。
たとえば、自分語りが強い人と対面したとき、スマートフォンを手に取って「ごめん、用事できたから行くね」、「聞いてる時間ないから」とその場を去りましょう。
そうすれば「この人に言っても相手にされないし褒めてくれない」と、面白みを感じなくなってあなたから離れていく可能性があります。
もし職場に自分語りの人がいて、避けることができないのであれば、「へー」「そうなんですね」など適当な相槌で相手をかわしましょう。
これは、まさに自分語りから逃れるための必殺技といってもいいでしょう!
自分語りをやめたい人必見!改善方法まとめ
自分語りをする人についての説明を読んで「あ、自分そうかもしれない…」と思い当たった人はいますか?
もしくは「自覚はあるけど、どうすればいいか分からない」という人はいませんか?
そんな人のために、自分語りの改善方法を紹介していくので、ぜひ試してみて下さい!
目の前の相手にもっと興味を持つ
自分語りは「自分自身にしか興味がない」、「自分を知ってほしい、受け入れてほしい」という気持ちが強い人によく起きる行為です。
話をする目の前の相手に興味を持ち「この人はどんなことが好きなんだろう」「自分もこの人を知ろう」と、受け止める姿勢を持つことが大事です。
もし自分語りになりそうになったら「…と私は思うけど、あなただったらどう思う?」と質問や感想を聞いてみましょう。
相手が話したら最後まで聞く姿勢を持てば、案外すんなりと自分語りから抜け出せるかもしれませんよ。
自分の話は手短に切り上げるよう意識する
興味がない話をダラダラ話されると、聞き役の人は疲れてしまいます。「話がしたい!」という気持ちが先走って、自分の話を続けてしまいがちですが、一旦落ち着きましょう。
「何を伝えたい」のか明確にして手短に切り上げるように意識するとまとまった話をすることができます。
自分の話を手短にまとめて切り上げることを意識することで、相手の話を聞く時間も確保することが可能です。
共通の話題を振る
自分語りをするときは、ほとんどが「自分自身」の話題ですよね。そればかりでは、相手は入ってこないですし心から会話を楽しむことはできません。
「相手と仲良くなりたい」と思ったり、「自分語りを直したい」と思ったりしているなら共通の話題を探すことです。
もし、お互い甘いスイーツが好きなら「○○さんはどこのケーキが美味しいですか?おすすめのケーキ屋さんとかあります?」と話題を振ってみましょう。
相手が話し終えるまで「私は!」「それより!」など、会話を遮らずにしっかり聞くことがポイントです。
自分よりも大切な存在を見つけよう
自分語りをしてしまうのは、自己顕示欲や承認欲求が強すぎる証拠です。
自分よりも大切にしたいと思える人に出会えたら、意識が変わるはず。
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恋愛相手でも友達でも自分語りのしすぎは嫌われる!
自分語りをして自己アピールをし過ぎてしまうと、総じて相手に「うざい」と思われてしまいます。
過剰な自己アピールは、他の人ことを一切考えず「自分をみて!」、「自分を褒めて!」ということを全面に押し出す行為なので嫌われて当然です。
「ワガママ」、「自己中」、「人を思いやれる気持ちがない」、「KYだ」というように、マイナスなイメージしかつきません。
友達でも恋人でも、親しき仲にも礼儀ありですので、自分語りが強すぎるといつかは大切な人が去っていってしまいます。
何を話したいのか、何を伝えたいのかを明確にして、話を手短にまとめる力をつけていくことで、より良い人間関係を築いていけますよ!