「貧相」とは？貧相な人に共通する特徴＆貧相に見える人必見の改善方法

学校や職場に必ず1人はいる「貧相な人」や「幸薄そうな人」。

これらの人たちは、常にネガティブなオーラが漂っており、一緒にいると暗い気持ちになりがちです。

今回の記事では、貧相という言葉の意味や貧相な人に共通する特徴、改善方法を解説していきます。

「自分は貧相に見えてるかも？」と不安に感じている人は、ぜひ参考にしてみてください。

貧相とは

「あなたは貧相だね」と言われて喜ぶ人はいないでしょう。

まずは、あまり良いイメージがない「貧相」という言葉の意味と、類語・対義語を解説していきます。

言葉の意味

貧相（ひんそう）とは、「貧乏そうな人相」という意味があります。

貧弱でみすぼらしく、見た目が乏しい人に使われる言葉です。

実際には貧乏でなくても、貧しそうに見えたり、薄幸な印象を与えたりする人に対して、「貧相」と表現することもあります。

類語＆対義語

貧相の類語をネットの辞典で調べると、「哀れ」「乏しい」「惨め」などの用語がでてきます。

どれも粗末な様子を表した言葉で、貧相と同じように良いイメージは持たれないでしょう。

対義語は「福相（ふくそう）」という言葉です。貧相とは反対で、裕福らしく見える人相を指します。

貧相な人に共通する特徴

どんな要素が原因で、周りから貧相な人に見られてしまうのでしょうか。

ここでは、貧相な人に共通する特徴を紹介していきます。自分にも当てはまっていないか、チェックしてみてくださいね。

髪がボサボサ

貧相な人は、身なりをあまり気にしません。

髪はボサボサでパサパサ、カラーは色が抜けていてプリン状態なことも少なくありません。誰が見てもわかるほど傷んだ髪は、艶がなく、負のオーラを漂わせます。

とくに女性の場合は、メイクや服装が綺麗に決まっていても、髪の毛が整っていないと、悪いギャップとして貧相っぷりが増し、だらしない印象になりがちです。

女の命ともいわれる髪がボサボサのままだと、内面も貧相な人に見られてしまうかもしれません。

あちこち小汚い

シャツにシミがついていたり、爪が汚れていたりと、貧相な人は地味に汚れているという特徴もあります。

清潔感のなさは、貧相なイメージと直結します。パッと見は気づきにくい部分も、会話中などに気づいて目に入ると、不潔なイメージをもってしまうものです。

初対面の人の場合は、外見から入るケースがほとんどなので、はじめから見た目が小汚い人は、「この人大丈夫かな？」「清潔感がないから近寄りたくないな」と不信感を抱かれることが多くなります。

仕事でもプライベートでも、生活感丸見えのだらしない人だと思われると、相手からの信頼を失いかねません。

安っぽい服やアイテムを身につけている

貧相な人は、自分の服装に気を使わないので、いつも安っぽい服を着ています。

安っぽいといっても、プチプラファッションとは限りません。襟や袖がヨレヨレだったり、服に毛玉がついていたりして、本来高い服を着ていてもチープに見えてしまいます。

このように、見た目に対する配慮や美意識が低いのが貧相な人の特徴です。

服の手入れも雑なので、気づいたら所々ほつれていたり、ヨレていたりするのは日常茶飯事でしょう。

表情に覇気がない

貧相な人の表情には覇気がなく、マイナスオーラが漂っているのが特徴です。

いつも笑顔でニコニコしている人は、幸せオーラ全開で、見ている人まで明るい気持ちにさせてくれます。一方で、笑顔がなく不幸そうな顔をしている人は、つまらなそう・暗そうなど、周りからは良い印象を持たれないことがほとんどでしょう。

その幸薄そうな感じが、貧相に見えてしまうのです。

自分を客観視することができていないと、気づいたら学校や職場で一人ぼっち…なんてこともあるかもしれません。

不平不満や愚痴が多い

貧相な人の特徴として、文句や愚痴が多いことも挙げられます。

話のほとんどが、人の不幸話や噂話で、明るい話題よりも暗い話題を好みます。当然ながら、一緒にいる相手をネガティブな気持ちにさせるため、周りからは毛嫌いされて、距離を置かれることも少なくありません。

ニュースや政治などのメディアに対して文句を言ったり、SNSに批判コメントをしたり、お店の口コミサイトに悪評を書き込んだりすれば、嫌われてしまうのも当然でしょう。

不平不満を言うのが口癖になっている人は、心までもが貧相と思われてしまいます。

当てはまったら貧相かも！人相学から見た「幸薄顔」

ここでは、貧相な人を代表する「幸薄顔」を紹介します。

該当する項目が少なければ、幸薄顔ではありません。

額が狭い

人相学によれば、額が広い人は元気で社交的、自信家といわれています。一方の額が狭い人は、消極的で内向的、人見知りをしやすい性格と判断できます。

自己表現するのが苦手な受け身の人は、引っ込み思案で少し暗い印象がありますよね。

こういった意味で、額が狭いと周りから貧相に見られたり、幸薄顔のイメージをもたれたりするのでしょう。

八の字眉

八の字のように垂れ下がった眉は、困った顔に見られがちです。いつもオドオドしているような自信のない表情は、貧相な顔に見えてしまいます。

一時期「困り眉」になるようなメイクが若い女性の間で流行りましたが、実は人相的にはアウトなのです。

強そうで明るいイメージのあるキリッとした眉の人とは真逆で、眉が下がっている人は弱々しく暗いイメージを与えることがあります。

そのため、人から騙されたり詐欺にあったりする可能性もあるでしょう。

口角が下がっている

幸薄顔の大きな特徴は、口角が下がっていることです。

考え方が卑屈だったり、ネガティブワードを連発していたりすると、少しずつ口角が下がってしまいます。そのため、不平不満や愚痴が多い貧相な人は、幸薄顔の人相学とリンクします。

口角の状態は「怒ってるのかな？」「私なにかしたかな？」と不安にさせ、「あの人は冷たい性格だ」などとレッテルを貼られるケースもあるほど、人の印象を大きく左右します。

顔のパーツが小さい

目や鼻、口などの顔のパーツが小さいと、表情にインパクトがないため、地味に見えてしまいます。

しょうゆ顔、ソース顔、塩顔という、顔の濃さを調味料でたとえた言葉が一時期流行りましたが、幸薄顔の人は塩顔タイプといえるでしょう。

インパクトはないですが、優しい顔つきをしているともいわれます。

しかし、笑顔がなかったり、不満そうな顔をしていたりすれば、幸薄顔に見られてマイナスポイントとなってしまうでしょう。

全体的に青白い

幸薄顔の人は、全体的に肌が青白く、不健康な感じがします。青白い顔の人は、周りから体調を心配されたり、元気がないと思われたりすることが少なくありません。

もちろん透明感がある白い肌の人は、純粋そうな印象や可愛らしいイメージがあるため、男性からの好感度も高いでしょう。

ですが、唇が紫がかっていたり、目の下にくまができていたりすると、覇気のなさから幽霊っぽい感じがして、幸薄顔に見えるのです。

貧相の改善方法

最後に、貧相を改善する方法を紹介していきます。

自分は貧相な感じがする…と思っている人は、ぜひできることから変えてみてください。

ボディケアやヘアケアを入念におこなう

貧相を脱却するには、まず見た目から変えていきましょう。

肌や爪が汚かったり、乾燥してカサカサしていたりなど、見た目の印象に大きなマイナスポイントとなる部分は要改善です。

ツルツルで血色の良い肌にするためにも、毎日お風呂上がりにボディクリームを塗って保湿することや、入念にマッサージすることがおすすめです。

肌が綺麗になる上に、ダイエットにも繋がり、まさに一石二鳥。お金と時間に余裕があれば、エステに通うのもありです。

さらにヘアケアを丁寧におこない、サラサラでツヤ感のあるヘアスタイルを目指しましょう。

毛束が多い人は、オイルワックスなどを使い綺麗にまとめると、清潔感がUPします。動画などを参考にしながら、ヘアアレンジにトライするのも楽しいですよ。

また、定期的に美容院でトリートメントをしてもらうのもいいでしょう。

美しい姿勢をキープする

背中が曲がっていて猫背の人は、貧相に見えますが、姿勢は今すぐ改善できるポイントです。

とくにスマホを見ているときや、ボーっとしているときなど、自然と姿勢が悪くなってしまわないように気をつけましょう。

下ばかり見ていると、気持ちも暗くなりがちですので、座るときも歩くときも常に背筋を伸ばし、美しい姿勢を意識してみてください。

前をしっかり見ていると気持ちも自然と明るくなり、周りからも好印象に映ることが多くなるはずですよ。

規則正しい生活を送る

貧相な人は、生活習慣から見直していきましょう。

身体や表情は、人の生活から作り出されています。だらしない生活は、貧相な人になってしまう大きな原因のひとつです。

栄養バランスの整った食事・質の良い睡眠・適度な運動をすることができれば、幸福度が高まるだけでなく、身体も心も健康になっていくでしょう。

気力が湧いてくるため、自然と顔色も明るくなるはずですよ！

感謝する習慣をつける

貧相の改善方法として、感謝する習慣をつけることも有効です。

物事に感謝することが習慣になると、気持ちが前向きになり、ポジティブ思考へと変わっていきます。また、人や物へのありがたみを感じることで、愚痴や不満といったネガティブ思考が生まれなくなり、笑顔で明るい人に変身していくでしょう。

幸せそうな雰囲気が滲み出てくるので、周りから感謝されたり、信頼されたりすることが増えていきます。

叶ったらいいなと思える目標を掲げる

毎日をワクワクしながら生きるために、目標を掲げるのもおすすめです。

小さなことでもいいので、目標を決めて行動してみてください。毎日ダラダラ過ごしてきた生活が一変し、有意義で実りのある時間を過ごすことができるはずです。

目標を達成しようと努力することで、考え方や表情にも変化が表れ、イキイキとした人生を送ることができるでしょう。

貧相な自分を変えたいなら行動しよう

貧相な人には、自分だけでなく、周りの人たちも不幸な気持ちにさせてしまう、負のパワーがあります。

仕事でも恋愛でも、見るからに貧相であれば誰も寄ってきてはくれませんよね。幸せな人生を送りたいなら、これまでの態度や生活を改めて、自分を変える必要があります。

ネガティブ思考からポジティブ思考へ、真顔から笑顔に変えることで、自分から幸せを掴むことができるはずですよ。なにもしないで現状を嘆くより、まずは行動してみましょう。

見た目にとどまらず、この先の人生が裕福になるか貧しいものになるかは、全て自分の行動次第です。