楽しい時間が送れる「さぎょいぷ」とは?やり方・相手の探し方も紹介
1人で孤独と戦いながら作業する人の強い味方である「さぎょいぷ」。
趣味にいそしむアマチュアから、プロのクリエイターまで、さまざまな人が取り入れている作業法です。
今回の記事では、1人で作業していても楽しい時間が送れる「さぎょいぷ」について解説していきます。
さぎょいぷのやり方や相手の探し方も紹介するので、1人で作業する環境を変えてみたい人は要チェックです。
「さぎょいぷ」とは
さぎょいぷとは、「作業(さぎょう)+Skype(スカイプ)」を省略した言葉で、作業しながらSkypeで音声通話することを指します。
たとえば、イラストを描きながらさぎょいぷしたり、編み物をしながらさぎょいぷしたりと、通話している相手と作業風景を共有しながら作業を進めることができます。
誰かと繋がっていることで、作業中に行き詰まる事態を回避できることもあるようです。
もとは作業しながらSkypeで会話するケースを「さぎょいぷ」としていましたが、最近ではSkypeだけでなく、DiscordやLINEを使った作業中の通話も「さぎょいぷ」と呼ばれています。
さぎょいぷをする人の目的は無限大
さぎょいぷをする人の目的は、下記のように人によってさまざまです。
- 雑談と作業をして暇をつぶしたい
- 全国のいろんな場所に住む人に作業配信がしたい
- 作業中の孤独感を打ち消したい
- 友達の作業に付き合ってあげている
- 同じ作業内容で仕事している人と繋がりたい
このように、さぎょいぷはさまざまな目的で使用されているため、その使い方は無限大です!
無言でさぎょいぷする人もいる
さぎょいぷをしている人の中には、意外かもしれませんが無言の人もいます。
繋がっているだけで人の存在を感じて安心感を得ることができるという理由で、さぎょいぷをする人が多いようです。
また、無言でさぎょいぷする人でも、相手に気にせずしゃべってほしいタイプと自分同様に無言でいてほしいタイプに分かれます。
「無言は気まずくて嫌」という人は、相手のタイプを見分けて、自分に合った人とさぎょいぷするのがおすすめです。
Skypeを使った「さぎょいぷ」のやり方
学生・社会人問わず行われる「さぎょいぷ」。
ここでは、さぎょいぷの定番「Skypeを使ったやり方」を紹介します。
準備するもの
Skypeを使ったさぎょいぷで準備するものは以下の通りです。
● インターネット環境
● Skypeが使えるパソコンやスマホ、タブレットなどのデバイス
● Skypeのソフト(アプリ)
● ヘッドセット(マイク付きのヘッドフォン)
スマホを使う場合は、ヘッドセットの用意は省いてもOKです。
また、マイク付属のパソコンの場合も、ヘッドセットなしで会話できるので用意する必要はありません。
Skypeのソフトは、Skypeのサイトやアプリストアで、さぎょいぷ前にダウンロードしておきましょう。
ダウンロードが完了したらSkypeを起動して、画面の案内に従って「アカウント作成」をします。
「さぎょいぷ」するメンバーを連絡先に追加する
さぎょいぷする前に、メンバーを連絡先に追加します。
通話したい相手のSkype名を「ユーザーを検索」の枠に入力して、表示されたらその名前をタップしてください。
続いて「連絡先リストに追加」をタップをして、相手が「承認」してくれたら、ログイン状態を確認することができます。
連絡先の追加まで完了すれば、メンバー間で音声通話やチャット機能が使用可能になります。
ビデオ通話を開始して「さぎょいぷ」スタート
ユーザーの枠からさぎょいぷしたい相手を選んでビデオマークをタップして、相手が応答すれば、さぎょいぷスタート!
雑談を交えながら作業したり、作成中の疑問点を質問したりなど自分の目的に合わせたさぎょいぷを自由に進めてください。
Skypeのビデオ通話を利用すると、同じ空間にいるような感覚で作業することが可能です。
いつもの作業がより楽しく、よりスムーズにはかどる可能性大ですよ。
さぎょいぷする相手を探す方法
「さぎょいぷしたい!」と思っても、身近に同じ境遇の人がいない場合もありますよね。
さぎょいぷ相手がいない人は、これから紹介するさぎょいぷ相手を探す方法を参考にしてみてください。
友達&知り合いの中から探す
さぎょいぷする相手を探す場合は、まずは友達や知り合いなど、身近な人の中から探してみるのがおすすめです。
友達や知り合いなら、相手の人となりがすでにわかっているので、気軽に楽しくさぎょいぷできますよね。
反対に初対面の人だと、「はじめまして~」「どんな作業しているんですか?」などと自己紹介からはじめる必要があるでしょう。
相手に気を使いながら作業を進めるので、さぎょいぷを楽しむまでに時間がかかる可能性が高いです。
まずは気楽にさぎょいぷをしてみたいという人は、友達や知り合いの中からさぎょいぷ相手を探してみてはいかがでしょうか。
TwitterやFacebookなどのSNSで募集する
身近にさぎょいぷできる相手がいなかったら、TwitterやFacebookなどのSNSでさぎょいぷ相手を募集してみるのも方法の1つです。
呼びかける際は、
- 作業スタイル
- 年齢や性別
- さぎょいぷ目的
- さぎょいぷ内容
など、さぎょいぷする相手に求める内容や詳細を明確に提示して募集すると、自分に合った相手が見つかりやすくなりますよ。
わかりやすく応募条件を提示できる「さぎょいぷメンバー募集のテンプレート」を公開している人がいるので、下記のテンプレを活用させてもらうのもおすすめです。
フォロワーさんがよくさぎょイプ募集をしているので、こういうテンプレがあった方が目立つし分かりやすいのでは?と思って作りました。ご自由にお使いください。二枚目は例です。 pic.twitter.com/PnoSMhQ9Hu
— らぎー (@ragi0) August 21, 2017
また、よさそうな人が見つかったら相手の投稿を検索してチェックしておくことも大切です。
更新される投稿の内容や言葉使いで、相手が危険な人物かどうかある程度は確認できるので、コンタクトを取る前にしっかりチェックしておきましょう。
掲示板から探す
さぎょいぷ募集をする際は掲示板を利用して、さぎょいぷ相手を探す方法もあります。
募集をかけるときは、同じ分野の人が集まりそうなジャンルを選ぶと、自分に合った相手を見つけられる可能性がよりアップしますよ。
ただし、プロフィールの登録が全く必要ない掲示板は相手が見えにくく、危険な可能性があるので要注意です。
掲示板からさぎょいぷ相手を探す場合は、文章に変な改行やスペースが含まれていないか、IDに☆や@などの記号が入っていないかをチェックしてください。
これらの条件に当てはまる場合は、業者の可能性が高いです。
また、出会いを求めてさぎょいぷに応募してくる可能性も考えられるので、応募者をよく見極めることが大事ですよ!
「さぎょいぷ」をするメリット!
さぎょいぷをするメリットは予想以上にたくさんあります!
最後に、さぎょいぷするメリットをチェックしていきましょう。
孤独感が和らぐ
さぎょいぷをする大きなメリットといえば、孤独感が和らぐことです。
さぎょいぷ中は、雑談しているときはもちろん、無言で繋がっているだけでも1人じゃないと実感できます。
とくに作業に追い込まれているときほど孤独に悩まされて行き詰まる…という人は、さぎょいぷすればそんな悩みから解放される可能性大です。
孤独感が和らぐというメリットだけでも、さぎょいぷする価値はありそうですよね。
パーソナルスペースをキープできるので安心感がある
パーソナルスペースをキープできるので安心して作業できるという点は、さぎょいぷならではのメリットです。
さぎょいぷは、画面の向こう側で繋がっているので、適度な距離感を保ったまま作業に集中することができます。
そんなに仲良くない人とでも、必要以上に気を使ってストレスを溜める心配もありません。
作業で行き詰ったときすぐに相談できる
さぎょいぷは、作業で行き詰まったときにすぐ相談できるというメリットもあります。
ハンドメイドやイラストなどの創作活動を行っている場合は、いいアイデアが浮かばずに作業が難航することもしばしば…。
1人だと苦戦する場合でも、さぎょいぷしていればその場で相談に乗ってもらえます。
画面で作業状況も確認できるので相手に伝わりやすく、いいアドバイスをもらえる可能性大です。
自宅で作業に行き詰まっても、相談できる相手と繋がっていることで客観的な意見をもらえることは、さぎょいぷの大きな魅力ですね。
勉強が目的の場合はお互いに監視し合える
勉強が目的の場合は、お互いに監視し合えるというメリットもあります。
自宅学習は監視の目がないので、ついさぼったり、ダラダラしたりと、勉強がはかどりにくい環境です。
さまざまな誘惑に負けてしまうという人は、さぎょいぷを勉強法として取り入れると、複数の人と一緒に勉強することができ、お互いの進捗状況も確認し合えます。
さらに、相手も頑張っているのだからと自宅にいてもサボりづらい環境に早変わり。
勉強を効率よく進めたいなら、同じ境遇にいる仲間とさぎょいぷするのがおすすめです。
1人でも「さぎょいぷ」すれば楽しい時間になる!
さぎょいぷは、作業しながらSkypeするという意味をもつ言葉です。
今ではSkype以外のツールを活用して会話しながら作業する状況でも使われています。
異なる環境にいながらも男性・女性問わず人と繋がれて、程よい刺激を受けながら作業できるので、1人でもさぎょいぷすれば楽しい時間になる可能性大です!
1人寂しく作業することに疲れたり、飽きたりしている人は、自分に合った相手を見つけて、さぎょいぷを取り入れてみてはいかがでしょうか。