仕事や人間関係、勉強など、人生のあらゆる場面で嫌なことに直面したときに、つい目を背けて逃げてしまう。
そんな「逃げ癖」に悩んでいる人は少なくないでしょう。
一時的に嫌な状況から解放されても、根本的な問題は解決せず、自己嫌悪に陥ってしまう…。
そんな負のループから抜け出したいと願っている人も多いでしょう。
この記事では、嫌なことから逃げる人が持つ具体的な特徴や解決法を解説します。
嫌なことから逃げずに問題と向き合い、人生を切り開くための具体的なヒントを見つけていきましょう。
嫌なことから逃げる人の特徴8選
嫌なことから逃げてしまう人には、思考や行動に共通するパターンがあります。
ここでは、嫌なことから逃げる人の8つの特徴を見ていきましょう。
自分に自信がない
嫌なことから逃げる人の特徴として、自分に自信がないことが挙げられます。
自信がある人は、壁にぶつかっても「自分なら必ず解決できる」と信じて、前向きに立ち向かうことができます。
しかし、自分に自信がない人は「どうせ自分にはできない」「失敗したらどうしよう」といった不安や自己否定感が強いことが多いです。
その結果、問題に立ち向かうのではなく「逃げる」という選択肢を選んでしまうのでしょう。
すぐに言い訳する
言い訳が多いのも、嫌なことから逃げる人の特徴といえます。
嫌なことから逃げる人は、「〜のせいだ」「環境が悪かった」と、自分以外の原因に責任転嫁をすることで、問題をごまかそうとしがちです。
自分の失敗を受け入れられないので、最終的に問題そのものから逃げてしまうことになるでしょう。
プライドが高くて失敗と向き合わない
嫌なことから逃げる人は、無駄にプライドが高いことも多いです。
虚勢を張るわりには傷つくことを恐れていて、「失敗するくらいなら何も挑戦したくない」と考えてしまう傾向があります。
その結果、行動を起こすことができず、成長の機会を逃してしまうこともあるでしょう。
向上心が低い
向上心がないのも、嫌なことから逃げる人の特徴といえます。
成功や失敗を糧に努力し続けられる人は、プラス思考で向上心があるので、物事から逃げ出すという選択肢は選ばないことが多いです。
しかし、マイナス思考で向上心がない人は、自分が傷つくのを恐れるあまり、問題に直面するとすぐに逃げてしまう傾向があります。
その結果、成長のチャンスを逃すことも多いでしょう。
自分に甘くて簡単に妥協する
嫌なことから逃げる人は、簡単に妥協するクセがついていることも多いです。
自分を厳しく律することができず、「これくらいできていればいいか」「これだけやれば十分だ」と、自分に甘い判断を下してしまいます。
「失敗のリスクを負うより、今の状態を維持できれば十分だ」と考えているのでしょう。
ストレスに対する耐性が低い
ストレス耐性が低いのも、嫌なことから逃げる人の特徴といえます。
少しでも不快な状況や精神的な負担を感じると、すぐに心と体の防衛本能が働いてしまうのです。
ストレスを乗り越えるための心の筋力が弱いので、嫌な感情から逃れることを最優先に考えてしまうのでしょう。
飽きっぽくて物事が長続きしない
嫌なことから逃げる人には、飽きっぽく何事も長続きしないという特徴もあります。
何かの目標を達成するためには、地道な努力や忍耐力が必要です。
しかし、嫌なことから逃げる人には、そうした力がありません。
そのため、新しいことを始めても、思い通りにいかないとすぐに辞めてしまうのです。
自信があるときだけ強気になる
自信があるときだけ強気になるのも、嫌なことから逃げる人の特徴です。
普段は弱気でも、自分が優位な立場にあるときや、絶対に失敗しないと確信できる状況では、急に強気な態度や発言をすることがあります。
これは、リスクのある状況から逃げ、安全な場所で自分の自尊心を満たそうとする心の表れといえるでしょう。
嫌なことから逃げる人が抱えやすい4つの問題

嫌なことから逃げる癖を放置すると、一時的には安心感が得られるかもしれません。
しかし、長期的にはより大きな問題を引き起こす可能性があります。
ここでは、嫌なことから逃げる人が抱えやすい4つの問題を紹介します。
周りから評価してもらえない
仕事や約束など、嫌なことから逃げ続けていると、周りの人からの信頼を失いやすくなります。
「あの人に任せても最後までやり遂げないだろう」と思われて、重要な仕事やチャンスを与えられなくなり、正当な評価を得られなくなってしまうのです。
また、評価が出る前に逃げるせいで、積み重ねた評価を捨てることになり、周囲から信用を得られないこともあるでしょう。
自己嫌悪に陥ってしまう
嫌なことから逃げるときに、何も罪悪感を感じない人はいないでしょう。
「また逃げてしまった」という事実が、自分自身の弱さを痛感させ、強烈な自己嫌悪を引き起こすことも少なくないはずです。
これがさらに自信のなさを生み、次の逃げ癖につながる悪循環を生む可能性があります。
周りから孤立してしまう
嫌なことから逃げる人は、「頼りがいがない」「無責任な人間」と判断されやすいです。
そんな人と積極的に関わりたいと思う人は、決して多くはないでしょう。
結果として、周りから孤立する可能性が高まってしまいます。
人生で本当に望むものが手に入らない
人生で本当に望むものが手に入らないのも、嫌なことから逃げる人が抱えやすい問題です。
大きな目標や夢を実現するためには、必ず乗り越えなければならない「嫌なこと」や「壁」があります。
そこから逃げ続けると、昇進や夢の実現などの人生の成功を手に入れるチャンスを失ってしまうことになるでしょう。
逃げ癖を治そう!嫌なことから逃げないようになる方法
逃げ癖は、意識と行動を変えることで必ず治すことができます。
最後に、嫌なことから逃げないようになる具体的な方法を5つ紹介します。
面倒なことを後回しにせずにとにかく始める
嫌なことから逃げないためには、「今すぐやる」を習慣にしましょう。
面倒だと感じているのは、始める前の不安や準備段階であることがほとんどです。
完璧を目指さず、まずは5分だけ、あるいは最初の1歩だけと決めて、とにかく作業に取り掛かってしまいましょう。
動き出せば、案外そのまま続けられるものですよ。
失敗や自分の非を認める
嫌なことから逃げたくなるのは、失敗を恐れているからです。
失敗は成長するためのフィードバックであり、決してあなたの価値を否定するものではありません。
嫌なことから逃げる人を卒業したいのなら、「やってみてダメなら次はこうしよう」と、失敗を次の行動につなげるためのデータとして受け入れましょう。
そうすれば、行動するための意欲が湧きますし、自分の非を素直に認められる人として周囲から尊敬されるはずです。
小さな成功体験を積み重ねて自信をつける
嫌なことから逃げないためには、小さな成功体験を積み重ねるのも効果的です。
いきなり大きな課題に取り組むのではなく、まずは「今日中にこのメールを送る」「本を5ページだけ読む」などの小さな課題をクリアし続けましょう。
この「できた」という感覚が失われた自信を回復させ、次の困難に向き合うためのエネルギーになるのです。
実現できそうな目標を設定する
実現できそうな目標を設定するのもいいでしょう。
目標が大きすぎると、達成までの道のりが嫌になり、逃げたくなってしまいます。
たとえば、「TOEICで900点とる」ではなく、「今週は単語を50個覚える」のように、具体的に行動に移せて、無理なく達成できそうなレベルに目標を設定し直しましょう。
そうすれば、精神的にいい状態を作り上げることができ、挑戦への意欲が湧きやすくなるはずです。
やらなければいけない状況に自分を追い込む
逃げられない環境を意図的に作り出すのも、嫌なことから逃げる人から脱却する方法です。
たとえば、「締め切りを周りに宣言する」「お金を払って習い事を始める」「誰かと一緒に取り組む」など、「やらなければ周りに迷惑がかかる」「損をする」という状況に無理矢理自分を置くようにしてください。
これにより、あなたの意志の弱さにかかわらず、行動せざるを得ない状況が生まれます。
環境ごと変えてしまうことで、嫌なことから逃げずに立ち向かえるようになるでしょう。
逃げるべきシチュエーションもあるので注意が必要

ただし、全ての「嫌なこと」が乗り越えるべき課題というわけではありません。
- ハラスメントやいじめ
- 心身の健康を害するほどの過度な労働
- 努力ではどうにもならない理不尽な状況
上記のような、あなた自身の存在や健康を脅かす状況からは、逃げても全く問題ありません。
むしろ、自分の心を守るために積極的に逃げるべきです。
ここでいう「逃げ癖」とは、あなたが成長するために必要な目標に関わる困難から目を背けてしまうことを指しています。
状況を見極めて、「逃げるべきもの」と「向き合うべきもの」を判断しましょう。
嫌なことから逃げずに問題と向き合える人になろう
嫌なことから逃げる癖は、過去の経験や自信のなさからくる心の習慣です。
しかし、小さな成功体験を積み重ね、失敗を成長の機会と捉え、とにかく行動を起こすことで、逃げ癖から脱却することができます。
逃げずに問題と向き合う強い自分になるためには、シンプルな積み重ねこそ一番大事なのです。
勇気を出して一歩踏み出し、逃げ癖のループから抜け出して、人生で本当に望むものを手に入れましょう。
- 嫌なことから逃げる人の特徴には「自分に自信がない」「すぐに言い訳する」「プライドが高くて失敗と向き合わない」などがある
- 嫌なことから逃げる人が抱えやすい4つの問題は「周りから評価してもらえない」「自己嫌悪に陥ってしまう」「周りから孤立してしまう」「人生で本当に望むものが手に入らない」
- 嫌なことから逃げないようになる方法には「面倒なことを後回しにせずにとにかく始める」「失敗や自分の非を認める」「小さな成功体験を積み重ねて自信をつける」などがある
- ときには、逃げるべきシチュエーションもある



