リアリストってどんな人?|リアリストの意味や特徴・恋愛傾向を徹底解説!
突然ですが、「リアリスト」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
言葉を聞いたことがあっても、正しく説明するのは難しいという人もいるかもしれません。
この記事ではリアリストの意味や特徴、恋愛傾向を徹底解説します。
好きな人がリアリストっぽい…?と感じている人はぜひ読んでみてくださいね!
「リアリスト」とは
まずはリアリストとは何か言葉の意味や英語表記などを見ていきましょう。
リアリストの意味
リアリストとは「現実主義」のことを指し、現実にそって物事を考えたり、今の状況から推測される可能性を判断できる人のことです。
「こうなればいいな」「もしかしたらこういう風に成功したりして」などのふんわりした考え方はしません。
常に現実に目を向けて考え行動するので、地に足の着いた人物といえるでしょう。
ビジネスシーンでは実利主義ともよばれます。
リアリストの類義語
リアリストの類義語には「現実主義」「功利主義」などがあります。
リアリストの対義語
リアリストの対義語には現実離れした甘い空想を好む「ロマンチスト」や非現実的なことばかりを考える「夢想家」などが挙げられます。
リアリストの英語表記
リアリストを英語表記すると「realist」と書きます。
日本ではこの英語をそのままカタカナ表記して使っているので、日本語だと思っている人もいるかもしれないですね。
リアリストの特徴
次はリアリストの特徴を解説します。
周りにこれらの特徴に当てはまる人がいたら、リアリストの可能性があるといえます。
真面目で計画性が高い
リアリストの特徴は真面目で計画性が高いことが挙げられます。
行き当たりばったりを嫌うので、仕事でもプライベートでもあらかじめしっかり計画を立てないと気が済みません。
仕事であれば「いつまでに、どのくらいの量の仕事を完了させる」「木曜日のプレゼンに間に合うように、火曜日には絶対に準備を終わらせる」というように、目標を設定し、そのために自分はどう行動すればいいのかを考えます。
プライベートで友達と出かけるときなども、「何時何分の電車に乗って、何時までにホテルにチェックインする」と分単位でスケジュールを組むタイプも少なくありません。
結果を重視する
リアリストは結果を重視する傾向があります。
より良いものを追い求め、高いパフォーマンスを出するのが当たり前だと考えているので、その過程よりも結果を出すことに情熱を注ぐタイプです。
どんなに努力をしても結果が伴わなければ意味がない、という意見の人も少なからずいます。
感情に惑わされない
リアリストは感情に惑わされません。
子どもであれば自分の感情を上手くコントロールできないので、悲しいときは泣き、悔しいときは怒り、嬉しいときは喜びますよね。
大人になるにつれて自分の感情をコントロールできるようになりますが、リアリストはそれが人一倍上手です。
感情の乱れで物事を判断すると失敗しやすいことや、感情に即した態度を示すと自分の評価が落ちる可能性があることを想像できるため、感情に惑わされないのでしょう。
何事においても慎重
何事においても慎重という特徴もリアリストならではです。
リアリストは現実的で、小さなことでは動じないアイアンハートの持ち主のようなイメージもありますが、実際はとても臆病な性格をしています。
どんなに小さいミスでもリスクに繋がるのではないか、失敗すると自分という人間の価値が下がるのではないかとびくびくしている一面も持ち合わせているのです。
自分がアクションを起こすときは「こうすればこうなる」「こういう可能性も見通して行動するべきだ」と考えに考えて行動します。
先を見通す力がある
先を見通す力があるのもリアリストの特徴です。
常に頭の中ではいろいろなシミュレーションが行われているので、「その行動の結果はこうなる」というように、なんとなく先のことを読む能力に長けています。
仲間内のまとめ役や上司がこういうリアリストだと、信頼して仕事ができるでしょう。
真面目で誠実
リアリストは真面目で誠実な性格をしている人が多いです。
自分を大きく見せて後からボロが出るのが嫌だと考えるので、現実的な考え方をします。
真面目で誠実なことは素晴らしいですが、このタイプは嘘も方便という言葉を知らないので、周りから頑固者と思われることもあるでしょう。
常に冷静
常に冷静なのもリアリストの特徴として挙げられます。
「今を生きたい!」「この瞬間を楽しみたい!」と考えることもありますよね。
人生は一度きりですし、その瞬間しか楽しめないこともあるでしょう。
しかし、リアリストは感情のコントロールができるので、「今この行動をすると未来はこうなる」とすぐにシミュレーションし、「それはやめておくべきだ」と行動に移さないための理由を導き出します。
ですからリアリストの人は、自分のした行動を後から後悔することが極めて少ないのです。
金銭感覚がしっかりしている
リアリストは金銭感覚がしっかりしているのも特徴のひとつです。
無駄遣いを好まないので、収入と収支を細かくリストアップしてチェックする人もいます。
若いときから実現可能な人生プランを考え、そのために必要な貯金をする人も多いです。
今を楽しみたい派の人は今を楽しむために稼いだ分だけお金を使うという人もいますが、リアリストは未来の自分が苦をしないプランを選ぶため、感情に流されてお金を使うこともありません。
【リアリストの恋愛傾向】リアリストが恋人だとつまらない?
真面目で誠実なリアリストが職場にいると、頼りがいがあって助かりますよね。
しかし恋愛になると話は別です。
次はリアリストの恋愛傾向を見ていきましょう。
その場のノリが苦手なので何事も計画通り
リアリストはその場のノリが苦手なので、何事も計画通りに進めようとします。
最初は恋人がデートプランを考えてくれることに「大切にされてる」と思うかもしれませんが、徐々にそれが窮屈に感じてしまうこともあるでしょう。
「今日は水族館に行きたい気分だな」と伝えても「今日は山に行く予定だから」とリアリストは、事前に立てた計画を変えることを頑なに嫌がります。
その場の雰囲気に合わせて予定を変えることができないので、たとえイイ感じになっても「じゃ、また次のデートで」と切り上げられることもあるかもしれません。
喧嘩になると論破してくる
現実的で冷静沈着なリアリストと喧嘩すると論破してきます。
一つひとつ事実に即して説明されるので、感情的になる人からすればイライラすることもあるでしょう。
こっちがイライラしているのに、落ち着いて論破されるとさらに怒りが爆発する可能性も。恋人とあれど違う人間なので喧嘩することもありますよね。
そのたびに論破されてしまうとイライラが解消できずにモヤモヤするかもしれません。
恋人のことも管理しようとする
リアリストは仕切りたがり屋です。そのため恋人のことも管理しようとする傾向があります。
たとえば「転職を考えている」と相談すると、その行動を起こすことで起こり得るリスクを考えられるだけ考え、転職する危険性を説いてきます。
応援してほしいというときにそういう反応をされると、窮屈に感じて別れが頭をよぎることもあるかもしれません。
サプライズの演出が苦手
リアリストはサプライズの演出が超苦手です。
計画することは好きなのですが、サプライズとなると自分がコントロールできないことも増えるので、失敗するのではないかと心配していまいます。
しかしサプライズがないからといって相手を思う気持ちがないわけではありません。
リアリストと付き合う場合は、最初からサプライズな演出は期待しないほうがよいでしょう。
交際・結婚など決断するまで時間がかかる
リアリストは交際・結婚などの決断に時間がかかる人が多いです。
臆病で心配性なリアリストは、「本当にこの人でいいのだろうか」「自分はこの人を一生大切にできるだろうか」と頭の中で考えすぎてしまい、なかなか行動に移せません。
普通は「好きだから付き合う」と考えますが、「この人と付き合ったらいつまでに両親に紹介して…」といきなり結婚のことを考えるタイプもいます。
時間をかけて考えた分その決断には自信を持てますが、あまりに長く考えすぎると、相手の気持ちが置いてけぼりになり、上手くいかないこともあるでしょう。
リアリストは頼りになる反面恋愛においては少し面倒くさい一面も!
リアリストは、論理的で一つひとつの行動に無駄がないので、職場の同僚として一緒に働く分には学ぶことも多いはずです。
しかし、恋愛においてはリアリストのアドバンテージが仇となり、面倒くさいと感じる一面も。
とはいえ、信頼できる相手であることは間違いないので、めんどくさい一面には目をつむり、相手のいい面を見るようにしましょう!