性癖の正しい意味とは?使い方・例文とさまざまな性癖の種類一覧を紹介
「性癖」の正しい意味をご存知でしょうか。
性癖(せいへき)とは、その人の癖や性格、傾向のことを指します。
しかし現在の使われ方では、性的嗜好のみを表していると勘違いしているケースがかなり多くあります。
もちろん意味として性的嗜好も含まれてはいますが、これに限定された意味をもった言葉だという認識は間違いです。
性癖の意味をまとめると以下のようになります。
性質 | 人見知り、神経質、完璧主義 など |
性的嗜好 | コスプレ、拘束 手や足など特定の部位が好き(フェチ)など |
異常性癖 | 小児性愛、盗撮、露出 など |
これらは全て性癖です。
異常性癖とは、性癖の中でも精神医学において疾患とされるほどの性質の偏りや癖を指します。
一般的に興奮する対象としては捉えられないようなものに対して、強い興奮を覚えることが異常性癖というものです。
性癖を、性的嗜好や異常性癖のことだけを指す言葉だと勘違いしていた人は多いのではないでしょうか。
Contents
性癖とは
性癖(せいへき)とは、「性質上のかたより・くせ」のことです。
引用元:https://www.weblio.jp/content/%E6%80%A7%E7%99%96
性癖には性的な意味が含まれていないこともあるということを覚えておきましょう。
癖といっても「髪を触る」「爪を噛む」といったものではなく、その人の性格や人格のことを指すときに使われます。
そのため「神経質である」「ガサツである」といったものが性癖の例として相応しいといえるでしょう。
ただし「性癖に刺さる」という使われ方をされている場合は、「性的にそそられる」という意味なので、性的趣向のことを表しています。
例文
性癖を使った例文は
- 彼は神経質な性癖があるので、一緒にいると気を使う
- 私の性癖は人からあまり理解されない
- メイド服の格好は自分の性癖に刺さる
などがあります。
一般的な性癖の種類
性質や気質の偏り、つまり性癖は人間なら誰しもが生まれつきもっているものですが、よくある性癖にはどのような種類があるのでしょうか。
ここではわかりやすい一般的な性癖を、解説します。
集めるのが好き「収集癖」
特定のものを集めるのが好きな収集癖は、性癖としてもっともわかりやすいものとして挙げられます。
特定のキャラクターものやアイドルグッズ、コミック関連、イラスト特集、美術品など、他のことを我慢してでも手に入れたいと強く思い、趣味としてその願いを叶えるために行動します。
このような収集癖のある人たちは、コレクターやマニア、オタクなどと呼ばれることも多いです。
口から出まかせ「虚言癖」
よくある性癖の1つとして、口を開けば出まかせばかりという虚言癖があります。
コンプレックスが原因で本来の自分よりも優れたようにみせることや、周囲の関心や注目を集めることなどを目的として嘘をつくのが虚言癖です。
この虚言癖には、統合失調症やパーソナリティ障害など精神疾患に関連している場合もあり、専門家による治療や対処法などが必要なケースもあります。
パーフェクトを求める「完璧癖」
何事においても、中途半端は許さずパーフェクトを求める完璧癖も性癖の1つです。
過度に高い目標を立て、それを達成することにモチベーションを感じ、喜びを見出しており、そのような傾向の人を完璧主義者と呼ぶこともあります。
完璧癖がある人は、何かに取り組みはじめたら最後までやり切らないと気が済まないのです。
さらに、常にパーフェクトを求める傾向があるので、設定したゴールにたどり着けなかった場合には、ひどく落ち込むことも少なくありません。
SM
性的趣向の意味で使われる性癖はSMが代表的です。
SMとは相手を痛めつけることで興奮を覚える「サディスト(S)」と相手から痛めつけられることで興奮を覚える「マゾヒスト(M)」に分かれてプレイを行うことです。
しかし最近では気が強い性格の人のことを「S」、気弱な性格を人を「M」というように軽い意味合いで使われることも多くなっています。
フェチ
特定の部位に興奮を覚えるフェチも性癖の一種です。
フェチの性癖がある人は強いこだわりを持っていることも少なくありません。
例えば、足フェチといっても太ももに興奮する人や足首に興奮する人などその種類はさまざま。
ニーハイソックスとスカートの間から露出する太もも部分を指す「絶対領域」はフェチの代表例と言えるでしょう。
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そんな中カズヤが、女性店員の仕草に見とれているのを目撃!
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すると親友のアヤが「二人とも性癖とフェチの意味わかって使ってる?」
正しい意味や種類を理解したミサキだったが、それゆえまさかのトラブルが…!?
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性癖も1つの個性!理解し合える人はきっと見つかる!
「性癖」という言葉の意味は、決して悪いことばかりではありません。
性的嗜好に限定されるわけではないので、誰もが持っている”癖”なんです。
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性癖といってもさまざまある!
性癖とは、本来は性質や気質の偏りを指していて、性的嗜好に限定した言葉ではありません。
そしていくつかの一般的な性癖を紹介したように、収集癖や虚言癖なども性癖の1つです。
そんな中で、新たな性癖が生まれていく可能性も大いにあります。
そして、自分はノーマルな性癖だと思っていても、「意外と変わった性癖が自分にもあった!」と新しい発見があるかもしれませんね。