貧乏性の意味とは?ドケチな人の特徴・メリット&デメリット・改善法を紹介
あなたはお金を使うのに躊躇したり、自宅に物が溜まっていたりして、生活を送る中で不便に感じてはいませんか?
金銭面を過剰に気にしてしまう人は、貧乏性の可能性があります。
今回の記事では、貧乏性の意味から、ドケチな人の特徴やメリット・デメリットを公開します。
貧乏性の改善方法も紹介するので、貧乏性な自分から脱却したい人は、ぜひ本記事の情報をチェックしてみてください。
Contents
貧乏性とは
まずは、貧乏性の意味や類語をチェックしていきましょう。
意味
貧乏性とは、細かいことを気にしてしまう性質やケチケチして余裕がない人のことです。
お金に対する執着心が強く、些細なことでも損か得かを考える傾向にあります。
割り勘の計算を1円単位で細かく計算したり、値切れるときは徹底的に値切ったりなど、周囲にケチな印象を与える性格です。
類語
貧乏性の類語は以下の通りです。
- 慎重な性格
- 苦労性
- 心配性
- 神経質
いずれも心配事や不安を多く抱えてしまう性格を指す言葉です。
細かいことを気にしてしまう性質が、貧乏性と似ています。
自分・友達・彼氏&彼女をチェック!貧乏性な人の特徴あるある
貧乏性の人は、言動や価値観が特徴的です。
ここでは、貧乏性な人の特徴あるあるを紹介するので、友達や恋人、または自分に当てはまっていないか診断チェックしてみてください。
なかなか物が処分できない
貧乏性な人は、なかなか物が処分できません。
処分するつもりで整理をしても、「まだ使えるかも…」「もったいない」と考えてしまい、捨てることができないのです。
そのため、貧乏性な人の部屋や家の中は、物が溢れかえって雑然としていることが多いです。
また、実家暮らしの人は、勝手に家族に物を捨てられて、心の底から損した気分になった経験がある人もいるかもしれません。
何事も損得勘定で動く
貧乏性な人は、何事も損得勘定で動くのが特徴です。
とくにお金が関係するケースでは、「損することは絶対にしたくない!」と考えています。
自腹を切るような飲み会や食事会はできるだけスルーしますが、誰かの奢りなら積極的に参加します。
また、貧乏性な人は損得勘定で動くことから、見返りを求めて行動することも多いです。
仕事のサポートや親切な行動をした場合、相手から相応の見返りがないと、損をした気分になりストレスを感じてしまいます。
「値引き」や「セール」という言葉に敏感
「値引き」や「セール」という言葉に敏感なのも、貧乏性な人の特徴です。
「値引き」「セール」という言葉は、貧乏性な人にとって「得をする」と同意語なのです。
スーパーで値引きシールが貼られていたものがあれば進んで手に取り、セールが開催されているデパートがあれば積極的に立ち寄ります。
とくにタイムセールに弱く、「今買わないと損するかもしれない」という心理が働き、購入する方へ意識が向くのです。
小さな損をずっと引きずる
貧乏性な人は、小さな損をずっと引きずってしまう傾向があります。
たとえば、セールでお得に買えたと思っていた商品が、後日さらに値引きされているのを見ると「損してしまった…」と酷く落ち込みます。
一般的な感覚なら「そんなこともある」と気持ちを切り替えられることが、貧乏性な人には難しいのです。
周りから見れば小さな損でも、貧乏性の人は損をしたこと自体が大きな問題なので、なかなかショックを打ち消すことができません。
「もったいない」が口癖
貧乏性な人は、「もったいない」が口癖になっています。
トイレットペーパーは1回に取り出す長さを最小限に抑えたり、手を洗うときの洗剤は1プッシュと決めていたりと、可能な限り消耗しない生活を送っています。
そのため、何をするにしても自然と「もったいない」という言葉が口から出てくるのです。
友人や恋人に対しても、何か自分の消耗品を使われようものなら、「もったいないから…」と指摘することが多々あります。
交際費を極力抑える
貧乏性な人は、男性女性問わず交際費を極力抑えようとします。
たとえ友達や恋人といった親しい間柄でも、損得勘定が優先的に働く傾向があります。
デートは無料施設や家を定番コースにしたり、仲間内の飲み会でも飲食代をケチろうとしたりと、できるだけ消費しないように行動するのです。
交際費を細かく計算する姿に幻滅されてしまうことも少なくありません。
恋人には「この人とは金銭感覚が合わない…」と思われて、距離を置かれてしまう場合もあります。
財布の中はポイントカードだらけ
貧乏性な人の財布の中を覗いてみると、ポイントカードがぎっしり詰まっている可能性大です。
貧乏性な人は「ポイントを貯める=得する」という考えがあり、ポイントカードがある店舗なら必ず会員になってポイントを貯めます。
そのため、財布の中にはスーパーやドラッグストアをはじめとする、レンタルショップ、ブランド店など何種類ものポイントカードが入っています。
ポイントカードは、貧乏性な人の必須アイテムなのです。
貧乏性な人のメリット&デメリット
貧乏性な性格は、メリットもあればデメリットもあります。
ここでは、貧乏性な人のメリット・デメリットを紹介します。
メリット
貧乏性な人のメリットは、以下の通りです。
- 節約が苦にならない
- 物持ちがいい
- お金の管理がきちんとできる
- 貯金が溜まりやすい
貧乏性はポジティブに捉えると、お金をきちんと管理できる節約家だと考えられます。
さまざまな面で節約できたり、物を大切に使ったりとお金が貯まる環境が整っているので、貯金しやすいというメリットがあります。
貧乏性な性格が、生活の中で役立つシーンは意外と多いです。
デメリット
貧乏性な人のデメリットは以下の通りです。
- ケチやドライなどのマイナスイメージが強い
- 人付き合いが苦手
- 物が溜まりやすく部屋が汚い
貧乏性な人は、お金に厳しいことを理由に、「ケチで冷たい」「ドライな人」といったマイナスイメージが強くなりがちです。
そのため、周囲から浮いてしまい、人間関係が上手く築けないこともしばしば…。
また、「もったいない」とばかり言って物を捨てることができないので、家の中が物で溢れかえってしまうこともデメリットです。
ケチな自分を脱却したい!貧乏性の改善法
貧乏性は世間的に見てマイナスイメージが強く、自覚している人の中には「貧乏性をなんとかしたい!」と考えている人もいるはずです。
最後に、貧乏性の改善方法を紹介するので、ケチな自分を変えたい人はぜひ参考にしてみてください。
定期的に断捨離をおこなう
ケチな自分を脱却したいなら、定期的に断捨離をおこなうことがおすすめです。
「3ヶ月に1回」や「衣替えの時期」というように、断捨離のタイミングを設定して、部屋の中の物を整理する癖をつけましょう。
断捨離をおこなうと、自分にとって本当に必要な物やいらない物が、自然とわかるようになります。
どうしても捨てる物を判断できないときは、友人や恋人、家族に手伝ってもらうものアリです。
客観的視点から、迷った物を判断してくれるので、断捨離の時間が短くてすみます。
断捨離で必要な物のピックアップができたら、今度は無駄に物を溜め込まないように意識してみてください。
まずは、無料配布の物をたくさんもらわない・ストックしすぎない…といったことを行動に移すだけでも、徐々に貧乏性が改善していくはずですよ。
金額ではなく品質を重視する
金額ではなく、品質を重視することにシフトするのも、貧乏性の改善に有効です。
貧乏性な人は、コスト重視で物を買う傾向があります。
そこを品質重視に切り替えることで、ケチな自分を改善していけるはずです。
買い物するときは素材や肌ざわり、使い心地のチェックから入るようにしてみましょう。
品質のいい物を使ってみると、値段の意味やコスパの良さに気づくことができます。
物の価値はお金だけじゃないとわかれば、貧乏性の自分を変えることができますよ。
お金の使い方が上手い人を参考にする
貧乏性を改善したいなら、お金の使い方が上手い人を参考にする方法も有効です。
お金の使い方が上手い人は、セールや値引きに振り回されず、必要なときに必要な物だけを購入しています。
そのような人たちの購入品や収支を参考にすると、ケチケチした生活から抜け出すヒントが掴めるはずです。
ぜひ参考にして、お金にとらわれ過ぎない生活にシフトしていきましょう。
収入アップを目指す
貧乏性な人の中には、収入が少ないために切り詰めた生活を余儀なくされている人も、少なからずいます。
低収入が原因で貧乏性な人は、収入アップを目指すのがおすすめです。
お金がない状況では、どんな改善方法を試してもお金を意識せざるを得ません。
そんな中で貧乏性の改善をはかっても効果は出にくく、いつまでたっても直らない可能性大です。
資格を取ってキャリアアップを目指したり、副業をはじめたりして収入アップを目指してみましょう。
貧乏性を改善すれば暮らしがより豊かになる可能性大!
貧乏性な人は、お金にシビアでケチなイメージが強く、悪印象になりがちです。
実際に、貧乏性であることが原因で「生活しづらい…」と感じている人もいるでしょう。
そんな悩みや不安を抱えている人は、貧乏性を改善できるよう努力をしてみてください。
すぐに改善できるとは限りませんが、貧乏性を脱却できれば暮らしや人生そのものがより豊かになる可能性大です!
まずは、できることからはじめて、損得勘定に縛られない自分を目指していきましょう。