ヒモの意味や由来とは?ヒモ男・ヒモ女の心理や引っかかる人の特徴も紹介
SNSやテレビで一度は耳にしたことがあるヒモ。
「ヒモ男」「ヒモ女」と呼ばれていますが、性別が違うと意味も変わってくることを知っていますか。
今回は、ヒモの意味やヒモ男・ヒモ女の心理について紹介します。
また、引っかかりやすい人の特徴も解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
Contents
ヒモの意味や由来とは?
ヒモと聞くと、よいイメージを抱かない人が多いですよね。
恋愛面でよく使われる言葉ですが、性別によって意味が異なります。
しっかりと理解し、自分やパートナーが「ヒモ男」「ヒモ女」になっていないかチェックしましょう。
そこで、ヒモの意味や由来について紹介します。
ヒモの意味
ヒモとは、心身ともに健康であるにもかかわらず、自らは働くことなく、恋愛関係にあるパートナーに生きるためのお金を貢いでもらっている人を指した言葉です。
そのように女性の収入に頼って生活を楽しんでいる男性のことを「ヒモ男」といいます。
ヒモ男の特徴は、無職だったり転職ばかりしたりと、安定した収入がありません。
男性に好意を抱いている女性がいた場合、その感情をわざと利用して利益を得ることもあります。
マイナスなイメージが強い「ヒモ」ですが、恋愛面ではそのような関係の男女が多く見られるのです。
一方でヒモ女は、男性に金銭的な援助をする女性のこと。
ヒモ女がヒモ男を作り出しているといっても過言ではありません。
ヒモ男の女性バージョンというわけではないので、意味をはき違えないようにしましょう。
ヒモの由来
ヒモの由来は諸説あります。
海女さんが海の中に潜り、息が続かなく限界になると腰に付けた紐を引いて船の上の男に合図し、男はその合図で紐をたぐり寄せる。その間、男性は船の上で待っているだけなので『ヒモ』というようになった
引用元:語源由来辞典「ヒモ/紐/ひも」
上記のように海女さんに由来するという説もあります。
また、「飲み屋などで女性が前面に立って働いているため、付き合っている男性がいないと思っていたところ、実は恋人や夫がいることから『ヒモ付き』といい、更に女性に働かせ貢がせる男を『ヒモ』と呼ぶようになった」という説もあります。
どの説が正しいかは定かではありませんが、現在では「結婚しても働かず、収入面を奥さんに頼っている状態のこと」という意味で使われています。
ヒモとジゴロの違いとは?
ヒモの類義語で「ジゴロ」と呼ばれている言葉があるのを知っていますか。
ジゴロはフランス語で「年上の女性から収入面での援助を受けている」「どのように生計をたてているのかはっきりとはわからない若者の男性」という意味があります。
ジゴロはネガティブな印象を持つ人が多い言葉ですが「天然ジゴロ」はポジティブに捉えられています。
天然ジゴロとは、男性はそのつもりはないのに、女性が惚れてしまうモテる男性のこと。
男性が意識していなくても「自然に女性から貢がれる」というのが由来です。
ヒモとジゴロは似ているので、意味をしっかりと理解し、使い方を間違えないようにしましょう。
ヒモ男・ヒモ女の特徴や心理とは?
ヒモ男やヒモ女には、共通の特徴があります。
「自分に限っては大丈夫」と安心していても、実は気づいていないだけの可能性も。
また、自分の振る舞いが、パートナーをヒモに育てているケースも否定できません。
そこで、ヒモ男・ヒモ女の特徴や心理について紹介していきます。
財布を持ち歩かない
ヒモと呼ばれる人は、財布を持ち歩かない傾向があります。
自分で支払うつもりがないため、最初から他人の財布を頼りにしているのです。
なかには「忘れてきた」「どうしよう、財布がない」など、いかにも持ってくるつもりだったと言わんばかりの対応をしてくるかもしれません。
一度であれば、本当に忘れていた可能性があります。
しかし、何度も繰り返す人は常習犯であり、ヒモだと判断できるのです。
厄介なのが、財布を所持していなくても本人は悪びれた様子はありません。
そのため、第三者と一緒に過ごすときは、奢ってもらうことを大前提に考えているのです。
発言と行動が伴わない
発言と行動が伴わない人も、ヒモには多い傾向があります。
言葉では一端なことを言ってきますが、口だけで終わってしまうのです。
たとえば、パートナーが無職の場合「ちゃんと仕事見つけるから」と言いつつ、転職活動していない場合は注意しましょう。
言葉で安心させて実際は行動に移さず、自分は稼ぐ気がないのです。
「申し訳ない」という思いはなく、努力をしません。
むしろ「この状態が永遠に続けばいいのに」とすら思っています。
パートナーのやる気がない言動に対して指摘しても「明日からやる」「今、忙しくて」などの言い訳をして、その場しのぎのうそを繰り返すのです。
すぐに仕事を辞めてしまう
すぐに仕事を辞めてしまう人も、ヒモに多い特徴です。
他人のお金を当てにしているため、自分が働かなくてもなんとかなると思っています。
そのため、仕事をしても、気に入らないことがあるとすぐに転職を考えるのです。
本当は仕事したくないのですが、辞めた後に転職することで「働く意欲がある」という思いを相手に示せますよね。
しかし、その裏では「嫌になったら辞めればいい」という思いが強いため、最初から長期的に働けそうな職場を選んでいない可能性も。
すぐに仕事を辞めても、頼れる人がいれば生活に困りません。
そのため、転職回数が多く、すぐに仕事を辞めてしまう人はヒモだと判断し、今後の付き合い方を見直していきましょう。
恋愛経験が少ない
恋愛経験が少ない人も、ヒモの特徴の一つ。
特に、初めて交際した人がヒモだった場合「付き合うってこういうものなんだ」と思ってしまうからです。
ある程度の恋愛経験がある人は、付き合っていくうちに違和感を覚えます。
しかし、恋愛経験がない人は違和感を抱かず、言われるがままに動くのです。
また、パートナーから愛情を向けられると、貢いでしまう女性も。
好きでいてくれることに嬉しさや喜びを感じ、収入面で相手に尽くしてしまうのです。
頼まれると断れない
ヒモの特徴のなかには、頼まれると断れない人も挙げられます。
パートナーは断れない性格だと知っていて、弱みに付け込んでいる可能性があるのです。
一度頼み事を聞いてしまうと「言えばやってくれる」という気持ちになってしまい、何でも頼むようになっていきます。
徐々に要望がエスカレートしたり、当てにされたりするので、相手にとって騙せる対象にならないよう、注意が必要です。
また、押されると断れない性格を利用し、何度も要求してくることは日常的におこります。
そのため、頼まれると断れない人は断る勇気を持ち、自分を大切にしましょう。
異性に依存しやすい
異性に依存しやすい人は、ヒモの可能性があります。
お金を出せば、パートナーが自分から離れていかず、長期的に付き合える相手だと思っているのです。
言い換えれば、お金で関係が成り立っているということ。
依存を好まない人も一定数いますが、収入面を支えてくれる相手を手放すわけにはいきません。
自分の生活が不安定になることを恐れ、手元に置いておきたいと考えます。
そのため、自分の元から離れていかないように、必要以上に優しく接し、愛情表現を欠かさないことも。
異性からの優しさや愛情により「愛されている」「必要とされている」と感じ、異性に依存して貢いでしまうのです。
ヒモ男・ヒモ女に引っかかる人の特徴とは?
好きな人と付き合えても、相手がヒモだったケースは少なくありません。
また、気づかぬうちに自分がヒモになっている可能性もゼロではないのです。
そこで、ヒモ男・ヒモ女に引っかかる人の特徴について紹介します。
恋人に当てはまっていた場合は、今後の付き合い方について考えましょう。
優しい言葉に弱い人
優しい言葉に弱い人は、ヒモに引っかかりやすい人の特徴です。
特にヒモ男性に多いのが、優しい言葉や甘くてロマンチックな言葉をかけてくる人。
ここぞというときに優しさやロマンチストな一面を出して、女性を喜ばせようとしているのです。
しかし、女性を喜ばせる行動は演技であることも多く、素直に受け取るのは危険です。
「自分から離れていかないように」「これからも貢いでもらえるように」という狙いがあり、男性の思うツボになっているかもしれません。
そのため、恋人が優しい言葉を頻繁にかけてくる場合は、注意が必要です。
異性に尽くしたい人
ヒモに引っかかりやすい人のなかには「異性に尽くしたい人」も挙げられます。
恋人に何でもやってあげたくなるような人は要注意です。
身の回りの世話や収入面での援助など、尽くしすぎると恋人の優しさにあぐらをかきます。
尽くす側は愛情だと思っても、度が過ぎるとヒモとして扱われることも。
一人の男性に愛情を向けて尽くすことはステキなことですが、異性に尽くしすぎると利用されてしまう可能性があるので、注意しましょう。
また、前項でも紹介しましたが、女性に優しく接して貢がせようとしている男性もいます。
男性が異性に尽くしたいと思っている理由は「収入面で援助してほしいから」です。
毎回のように女性側が奢ったり、男性から「お金を貸してほしい」と言ってきたりする場合は、気をつけましょう。
周りからの見られ方を気にする人
周りからの見られ方を気にする人も、ヒモに引っかかりやすい人の特徴です。
外見重視で恋人を選んでしまうと、付き合ってからヒモだとわかるケースも少なくありません。
しかし、外見が好みの異性と付き合うと周りから羨ましがられることも多く、優越感を抱く人も多いのです。
そのため、恋人の外見が好みの場合は、なかなか離れられない人も。
周りから羨ましがられる感覚が忘れられなかったり、恋人を自慢したい気持ちが大きかったりする場合は、別れを選択しないのです。
ヒモ男・ヒモ女に引っかからないためのポイントは?
ヒモ男・ヒモ女に引っかからないようにするには、付き合う前に相手を見極める必要があります。
一度ヒモに引っかかってしまうと、なかなか抜け出せません。
そのため、自分を守るためにもヒモ男・ヒモ女に引っかからないように未然に防ぎましょう。
そこで、ヒモ男・ヒモ女に引っかからないためのポイントを紹介します。
多くの異性と関わりを持つ
ヒモに引っかからないようにするには、多くの異性と関わりを持ちましょう。
さまざまなタイプの異性を知るきっかけになり、恋人への依存がなくなるからです。
恋人がヒモだった場合、別れたくても別れられない人は多い傾向があります。
現状がよくないとわかっていても、相手のルックスが好きだったり優しくされたりすると、離れられないのです。
しかし、多くの異性と関わることで、恋人よりもよい人が見つかる可能性があります。
「こんな人もいるんだ」という恋人にはない一面を見ることで「現状を変えなくては」と思うきっかけにつながるのです。
同窓会や社会人サークル、友人との飲み会などは積極的に参加し、多くの人と関わりを持ちましょう。
自然に見極める力が養われ、ヒモ男・ヒモ女には引っかかりにくくなるのです。
自己肯定感高める
ヒモに引っかからないようにするには、自己肯定感を高めることも大切です。
考え方がネガティブな人や自分に自信がない人は、自己肯定感が低い傾向があります。
「自分なんて・・・」という否定的なことを考えてしまう人は、異性からの褒め言葉や優しい対応をされたときは嬉しいですよね。
自分に自信を持たせてくれる異性を大切にしたいと思ってしまい、ヒモに引っかかってしまうのです。
自己肯定感を上げるには、小さな目標を立てることがおすすめ。
たとえば、ウォーキングする、玄関を掃除するなど、一日の中で目標を立てて達成できるように頑張りましょう。
達成できたら、自分を思いっきり褒めてあげるのです。
毎日自分を褒めることで、自己肯定感を上げられるので、意識して行動することが大切なのです。
じっくり相手を見極めて恋人を探そう
ヒモ男・ヒモ女はお金のために優しく接してくるので、最初は気付けないこともあります。
引っかからないためには、じっくり相手を見極めることが大切。
慎重に恋をするなら、マッチングアプリ「ハッピーメール」がおすすめです。
プロフィールを確認したり、メッセージのやり取りを重ねたりすることで、会う前に相手のことをある程度理解できます。
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ぜひハッピーメールを活用して、誠実な恋のパートナーを見つけてくださいね。
ヒモは金銭面でパートナーにすべてを頼る人を意味する。相手を見極めてステキな恋愛を
今回は、ヒモの意味やヒモ男・ヒモ女の心理についてを紹介しました。
ヒモは、金銭面でパートナーに頼り、生活の安定を築いていく人のことを指します。
決してよい意味ではないので、自分がならないように、また恋人をヒモ男・ヒモ女に育てないように注意しましょう。
また、ヒモ男・ヒモ女に引っかかりやすい人は、多くの異性と交流を持ったり自己肯定感を上げたりすることが大切です。
相手をしっかりと見極めて、ステキな恋愛を楽しんでくださいね。
- ヒモの意味は女性の収入に頼って生計を立てている人のこと
- ヒモ女は男性に貢ぐ女性を意味するので、ヒモ男とは意味が異なる
- ヒモの特徴は、過去の恋愛経験が関係しているケースも多く、本人は悪い意識を持っていない
- ヒモ男・ヒモ女に引っかかりやすい人は、恋愛への考え方や周りからの見られ方が大きく関係している
- ヒモを見極めて、恋愛を楽しもう