人が大好きな博愛主義者(はくあいしゅぎしゃ)の意味や特徴、恋愛傾向とは
若かりし頃、恋多き色男俳優として世間に浮名を流していた石田純一さん。
彼は、日本の芸能界で随一の博愛主義者です。
博愛主義者は、誰にでも優しさをふりまくことができる慈愛に満ちた性格の持ち主なのです。
一見とても素敵な人のように思えますが、もしもあなたの恋人が博愛主義だったら、どうでしょうか?
この記事では、「博愛主義」の意味や行動特性、恋愛傾向について解説していきます。
Contents
「博愛主義」の意味とは?
まずは、博愛主義という用語の意味についておさえておきましょう。
博愛主義とは、誰でもわけへだてなく平等に接することをいいます。
博愛主義者は、人間関係に対して序列を決めたりせず、家族や恋人、友人、他人など、いずれの関係を持つ相手であっても絶対に自分の態度を変えたりはしません。
また、誰にでも優しくでき、人を助けることが好きという性格傾向があります。
すべての人に自らの愛を注ぐことができるなんて、すごいですよね。
女性の中には、「優しい男性と恋愛できたらいいな」「思いやりがあって気の利く彼氏がいいな」と思っている人も多いのではないでしょうか?
博愛主義者はまさしくそのタイプの男性です。
「博愛主義」の対義語・類語
<対義語:偏愛(へんあい)>
博愛主義の対義語は「偏愛」といいます。
人類を平等に愛する博愛主義に対して、偏愛は文字通り、ある人だけを偏って愛するという意味です。
<類語:慈善家(じぜんか)>
博愛主義の類義語は「慈善家」です。
慈善とは、恵まれない人たちを哀れみ、物理的または経済的に支援することをいいます。
キリスト教でいうところのチャリティーと同義です。
博愛主義かも?特徴を知って自己診断してみよう!
博愛主義の人には、どのような特徴があるのでしょうか。
ここでは、7つの特徴を紹介します。
自分の性格と比較して、自己診断してみましょう!
もしかしたらあなたは、博愛主義かもしれませんよ。
相手の喜びが自分の喜びでもある
博愛主義者はとてもお人好しです。
「この人と一緒にいて楽しい!」と相手に思ってもらえるように、その場の雰囲気作りに対して精いっぱい努力します。
そして、相手の幸せを自分のことのように喜ぶことができるのです。
争いごとを嫌う
博愛主義者は平和主義者でもあり、全人類・全世界の平和を願っています。
凄惨な事件に巻き込まれてしまった被害者だけでなく、ときには犯罪者にまで共感し、心を痛めることがあります。
また、些細な言い合いや喧嘩になってしまったときには、自分から謝ることができます。
その場にいる人の気持ちを考えて、「自分のせいで気を悪くしてほしくない」と思い、平和的解決を試みるのです。
損得勘定なしで助けられる
相手の喜びを自分の喜びとして受け入れられる博愛主義者は、人を助けることが好きです。
困っている人を見逃すことができず、ただ助けたいという一心で行動することができます。
そこには、損得勘定などまったく存在しません。
ボランティア活動に参加する
類語が慈善家であると紹介したとおり、博愛主義者にはボランティア活動に参加するのが好きなタイプが多いです。
また、人のためになる・人の役に立つような仕事を好む傾向にあります。
どうして慈善的な活動を好むのか。
その理由としては、博愛主義者は奉仕精神やサービス精神に溢れていて、「困ったときはお互い様」という互恵的な思考を持っているからです。
ミスをしても責めたり怒ったりしない
誰にでも平等に優しい博愛主義者は、何事にも寛容で心が広いというのも特徴として挙げられます。
温厚な性格で、他人の失敗を責めたり怒ったりはしません。
むしろ、「そんなに落ち込まないで、次は頑張ろうね」と励ましの言葉を与えてくれます。
会社の上司がこんな人だったら、仕事に前向きになれそうですよね!
ただし、スタートアップ企業など厳しい事実に直面することが多い場面では、博愛主義の考え方は危険であるともいわれています。
人の価値観を尊重できる
ここまで読んで、「誰にでも優しいのは素敵なことだけれど、こだわりが強そうだし、サポートの押しつけもあるのでは…?」と思っている人もいるかもしれません。
しかし、博愛主義者は他人のことを本当によく考えています。
そのため、自分の意見や価値観を他人に押し付けることはありません。
持ち前の広い心で、相手の気持ちや考えを受け入れることができます。
差別なく誰もを受け止める
先ほどから強調しているように、博愛主義者は平等性を重んじます。
また、基本的に他人が好きです。
そのため、他人に対して序列を決めて接するなんてことは絶対にしません。
変な先入観や偏見に捉われず、どんな人であれその人のすべてを肯定し受け入れてくれます。
愛を振りまく博愛主義の5つの恋愛傾向
愛に満ちた精神の持ち主である博愛主義者は、どのような恋愛傾向を持っているのでしょうか。
ここでは、博愛主義の恋愛傾向の特徴を5つ紹介します。
悲しみ・悩みを持つ人が好き
人を助けることに何よりの快感を覚えるのが博愛主義者です。
悲しそうな人を見つけては手を差しのべ、自らの力で相手が幸せになれるよう努力します。
悲しみや悩みから解放された相手の笑顔を見るのが、博愛主義者にとっての幸せでもあるのです。
相手の幸せの矛先が自分でなければならない
優しさを振りまくことを人生の生きがいとしている博愛主義者。
しかし、自分ではない誰かの優しさによって相手が幸せになっていることに対しては、物凄く嫉妬します。
それは、常に自分の愛によって相手が満足していてほしいと願っているからです。
この特徴により、恋人に対して自分にとことん執着させるなど、サイコパスな一面が垣間見えることもあります。
博愛主義男性は独身を貫く
博愛主義の男性の場合、独身を貫くことが多いです。
なぜかというと、彼らには「俺が守ってあげないと」と思える女性がたくさんいるからです。
困りごとや悲しみを抱えた女性を見かけると庇護欲が働き、当たり前のように声をかけ、女性に対して心行くまで愛を注ぎます。
そして完全に愛を注ぎ切り、その女性が成長したと思うと、また次の女性を見つけて助けようとするのです。
そのため既婚者の場合は、浮気傾向の高い男性が多いのも特徴です。
博愛主義女性は生涯一人に尽くす
一方女性の場合は、一人の男性に尽くすタイプが多いです。
一途に人を愛することができるなんて、とても誠実さを感じますよね。
しかし、相手を助けなくてもよい状況におかれたとき、人助けに意義を見出す博愛主義の女性は満足できなくなってしまいます。
博愛主義の女性の場合、恋人が自立しているところを見ると「私がいなくても大丈夫なんだ」と深く傷つくことでしょう。
そこには、自分に依存させたいという博愛主義の無意識な欲求が隠されているからです。
安定の幸せ・喜びは好まない
博愛主義者は、安定した幸福を求めていません。なぜなら、人を助けることが好きだからです。
相手には常に自分を求めていてほしい、さらにいうと、常に困っていてほしいのです。
困っている人がいなければ、「人を助けたい」「自分の愛によって幸せになってほしい」という彼らの生きがいを叶えられません。
平和や社会的奉仕を好むのにも関わらず、悲しみを抱えて生きている人を求めているという点に、博愛主義のパラドックスがあります。
あなたを愛してくれるパートナーと出会おう
博愛主義の男性は誰でも優しく愛情深く接するので、恋人にすると寂しさを感じることもあるでしょう。
誰よりもあなたを愛してくれるパートナーとなら、余計な嫉妬を抱くこともなく、円満な関係が築けます。
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人が大好きな博愛主義者!彼らとどう付き合っていくべきか
博愛主義について意味や特徴、恋愛傾向などを解説してきました。
ときにサイコパスな一面が見られることもある博愛主義ですが、誰にでも平等に優しくできる心の寛大さは、やはり魅力的ですよね。
博愛主義の友人や恋人がいる場合は、その魅力的な部分を真似するとともに、悩み事ができた際には相談をしてみてはいかがでしょうか。
人が大好きな博愛主義者は必ず喜んでくれるはずですよ。