責任転嫁する人の特徴や心理を解説!他人に濡れ衣を着せる人への対処法
職場でもプライベートでも、身近に責任転嫁する人がいると困るものです。
自分の非を認めない人と適当に接していれば、思わぬトラブルに巻き込まれてしまうかもしれません。
今回の記事では、責任転嫁する人の特徴や心理、他人に濡れ衣を着せる人への対処方法を紹介します。
責任感のない人に振り回されているなら、ぜひチェックしてみてください。
Contents
責任転嫁する人が職場にいるとすごく厄介!
責任転嫁する人が周囲に与える被害は決して小さくありません。
身に覚えのない罪をなすりつけられるだけでも不愉快ですが、言い逃れをされることでトラブルの原因を特定しづらくなります。
再発防止策を講じるための状況把握ができず、同じ問題が起こるかもしれません。
しかも問題が社内で終わらず、外部を巻き込むことになれば、さらに事態は深刻です。
下手をすると取引先にも迷惑をかけることとなり、会社自体が社会的信用を失うリスクが出てきます。
責任転嫁する人が職場にいるとすごく厄介です。
彼らの性格や心理を理解して、うまく対処していきましょう。
責任転嫁する人の特徴
まずは、責任転嫁する人の特徴を紹介します。
身近に以下の傾向が見られる人がいるなら注意しましょう。
プライドが高い
責任転嫁する人はプライドが高い傾向にあります。
プライドを守るのに必死なので、自分のミスを他人のせいにしてしまうのです。
彼らにとって周囲の人から『ダメ人間』というレッテルを貼られるのは絶対に許せません。
失敗しても自分の非を認めることなく、言い訳を繰り返すのが責任転嫁する人の特徴です。
見栄っ張りでプライドの高さがうかがえる人には気をつけましょう。
面倒くさがり屋
面倒くさがり屋なところも、責任転嫁する人の特徴です。
自分の非を認めると注意されたり叱責されたりする上に、ミスの対応をしなければならなくなります。
そんな面倒なことはしたくないため、誰かに責任を押しつけようと目論んでいるのです。
逃げ癖のある彼らは仕事を覚える気もなく、要領よく人を使うことばかり考えています。
自分のせいで他人が苦労していても、良心が痛むことはありません。
損得勘定で動く
責任転嫁する人は、何事も損得勘定で動くところがあります。
自分が得することを最優先に考えているので、損な役回りを他人に押しつけがちです。
うまく立ち回り責任を免れている自分は賢く、苦労を被る方が間抜けなのだと見下すことさえあります。
責任転嫁する人は手柄を横取りする打算的な一面があるので、仕事でもプライベートでも関わりたくない存在です。
自分の意見を言わない
責任転嫁する人は自分の意見を言わないことが多いです。
意見を言えば責任が生じますし、それが悪い結果を招くと面倒になってしまうからです。
もともと自分で考えたり積極的に物事に取り組んだりといった意欲もあまりありません。
彼らにとっては人の言うことに従っている方が楽なのでしょう。
負けず嫌い
どんなときでも自分の非を認めず、他人に責任を押しつける人は負けず嫌いです。
謝ったら死んでしまうのかと思えるほど、どんな明らかなミスも絶対に認めようとしません。
しかし問題が起きた以上、その原因を特定しなければなりません。
周囲の人は簡単に原因追究をやめることはないでしょう。
そのため、自分の非を認めない人は他人をスケープゴートにして逃げようとするのです。
責任転嫁する人の心理
続いては、責任転嫁する人の心理を探っていきます。
彼らの本音を理解すれば、うまく付き合うことができるかもしれません。
楽をしたい
何事も楽をしたいという心理がある人は、なかなか自分の非を認めません。
誰でもトラブルに対して責任を負うのは面倒なことです。
楽をしたいという気持ちがあると、失敗を他人になすりつけて逃げたくなるのでしょう。
問題解決よりも面倒事を回避することに必死になる人とは関わりたくないものです。
周囲から見下されたくない
責任転嫁する人には、周囲から見下されたくないという気持ちがあります。
他人から格下と思われる可能性が少しでもあるなら、自分のミスを認めません。
他己評価が下がるのを恐れて、他人に責任を押しつけてしまうケースがあるのです。
もっとも責任転嫁する方がよほどイメージは悪くなるのですが、必死に言い訳を探している彼らはそうした事実に気づく余裕はありません。
自分に非があると思っていない
ミスをした自覚がありながら他人のせいにする人もいますが、中には自分に非があると思っていない場合もあります。
「自分はミスする人間じゃない」と根拠のない自信があると、他責思考になりがちです。
明らかに自分の失敗でも原因を外に求めるため、責任転嫁することになってしまうのです。
成功は自分のおかげ、失敗は他人のせいと考える心理現象「自己奉仕バイアス」が強い人は、自覚なく責任逃れをする傾向があります。
うまくいけば「自分が優秀だから」、失敗すれば「同僚が足を引っ張ったから」と自然に考えるため、責任転嫁している自覚すらないわけです。
怒られるのが怖い
とにかく怒られるのが怖くて責任転嫁する人もいます。
恐怖のあまり、他人を盾にして自分を守ろうとするわけです。
ずいぶん自分勝手に見えますが、過去にひどく怒られた経験があり、それがトラウマになって冷静な判断ができない可能性もあります。
相手に怯えた様子が見られるなら、怒られるのが嫌で必死に責任転嫁しているのでしょう。
時間を置いて優しい口調で話しかければ、自分の非を認めてくれるかもしれません。
職場にいる責任転嫁する人への対処法
人に罪をなすりつけるような人がいると、職場の人間関係は悪くなってしまいます。
かといって追い出すわけにもいきません。
最後に、職場にいる責任転嫁する人への対処法について解説します。
できるだけ関わらない
職場にいる責任転嫁する人とは、できるだけ関わらないのがベストです。
うまく付き合っていこうと思っても相手にその気がなければ、良好な人間関係を築くのは難しいでしょう。
下手に近づけば、責任をなすりつけられる可能性があります。
相手が責任転嫁する人間であることが周知の事実なら、避けていることが仕事仲間にバレても悪者扱いはされません。
自分の非を認めない人とは、一定の距離をキープして接触回数を減らしましょう。
相手と接するときはエビデンスを残す
同じ職場であれば、全く関わりを持たないというわけにもいきません。
業務上で相手と接するときは、エビデンスを残すようにしましょう。
全てのやりとりを必ずメールに残し、責任の所在をはっきりさせておけば、いざというときに役立ちます。
口頭でのやりとりも文字に起こしてメールで送り、確認しておくのがおすすめです。
「先ほどのお話をまとめました。以下の内容で間違いないですか。間違いがあればご連絡ください」と記載し、返信がなければ同意と見なせます。
あとで相手が「知らなかった」と白を切っても、メールをもとに「同意いただいていますよ」と反論できます。
報連相を徹底する
責任転嫁する人間は、曖昧な指示や連絡を自己都合に解釈するのが上手です。
責任の所在を明らかにして相手に言い逃れをさせないためには、報連相を徹底するようにしましょう。
不利になりそうな場面では「そんな意味とは思わなかった」と主張してくるので、曖昧さを残さないことが大切です。
また、報連相でやりとりした内容は、きちんと記録に残しておきましょう。
メールやチャットなど、誰でも確認できる形にしておけば安心です。
誰が悪いのか細かく説明する
どれだけ相手のミスを裏付ける証拠が揃っていても、間違いを認めない人はいます。
そんなときは誰が悪いのか細かく説明することが大切です。
一つひとつエビデンスに基づいて淡々と説明すれば、言い逃れすることはできません。
失敗した上に責任転嫁までされると怒りが湧くかもしれませんが、感情的になれば相手も頑なになって、ますます非を認めなくなってしまいます。
まずは冷静に話せる環境を整えて、相手の自覚を促すのが得策です。
上司に相談する
直接話をしても解決しない場合は、上司に相談するのがおすすめです。
上司の手を煩わせるのは気が引けるかもしれませんが、責任転嫁する人は自分の損得に敏感です。
得をしたいという気持ちがあれば、上司からの評価を気にせずにはいられません。
そのため、上司の言うことはすんなり聞くはずです。
一人で悩みを抱えこまず、早めに相談しておきましょう。
責任転嫁する人との関係がこじれる前に、上司に話を通しておくのが賢明です。
恋愛でも責任感は重要
責任転嫁する人は、恋愛においても無責任な付き合い方をするので、振り回されることが多いです。
恋のパートナーを選ぶときは責任感を見極めることも意識しましょう。
理想のパートナーを探すなら、マッチングアプリ「ハッピーメール」がおすすめです。
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責任転嫁する人とは接触を控えるのが吉
他人に濡れ衣を着せて責任逃れする人間は、自分のことしか考えていません。
周りの人間を不快にさせても自分の利益が最優先であるため、関わるとトラブルに巻き込まれる可能性があります。
そのため、責任転嫁する人とは接触を控えるのが吉です。
他人に配慮できない相手と一緒にいて傷つくのは自分です。
仕事仲間なら一定の距離を保って、必要以上に接点を持たないのがおすすめです。
手に余るようなら早めに上司に相談し、問題が大きくなる前に対処しておきましょう!
- 責任転嫁する人の特徴として、プライドが高い・面倒くさがり屋・損得勘定で動く・自分の意見を言わない・負けず嫌いなどが挙げられる
- 責任転嫁する人には、楽をしたい・周囲から見下されたくない・自分に非があると思っていない・怒られるのが怖いといった心理傾向がある
- 責任転嫁する人が職場にいる場合は、できるだけ関わらない・相手と接するときはエビデンスを残す・報連相を徹底することがおすすめ