「過去に戻りたい」と思う人の特徴とは?心理的原因&対処方法も徹底解説
「過去に戻りたい」という思いは、ネガティブな思考から生まれやすく、考えすぎるとますます気分が落ち込んでしまいます。
しかし、思考は簡単に変えられるものではありませんよね。
この記事では、過去に戻りたいと思う原因や、そう感じやすい人の特徴、気持ちを変える対処法について徹底解説します。
Contents
過去に戻りたいと思う心理的要因5選
誰でも多少の後悔や心残りを抱えて生きているでしょう。
しかし、中には「あの頃に戻りたい」と強く思ってしまうほど、過去に意識を向けている人もいます。
では、昔に戻りたいという心理はどのようなきっかけで生まれるのでしょうか。
ここでは「過去に戻りたい」と思う要因の中でも、とくに多い心理5つを紹介します。
今の現状に不満をもっている
現状に不満を持っている人は「過去に戻りたい」と思いがちです。
とくに、過去に自分が幸せだったり充実していたりした経験がある場合、より一層「楽しかった昔に戻りたい」と感じてしまいます。
こういうケースは今と過去を常に比較している心理状態から生まれます。
今の状況をネガティブに捉え、何かにつけて過去と比べてしまうからこそ「今よりも昔の方が良かった」という思考を強く持つようになるのでしょう。
辛い現実を受け入れることができない
仕事で辛い思いをしたり、恋愛や人間関係にトラブルを抱えていたりする時、人の精神には大きなストレスがかかります。
追い詰められた状態で、辛い現実に立ち向かい続けていると「もう逃げてしまいたい」という気持ちになることもあるでしょう。
そんな時、その辛さを知らなかった過去の自分を思い返すことで「昔に戻りたい」という気持ちが生まれます。
過去を後悔している
過去の出来事に対して後悔していると「昔に戻りたい」という気持ちが強くなります。
この理由で過去に戻りたいと感じるケースは「昔の方が良かった」という心理ではなく、「昔に戻ってやり直したい」という心理が強くなります。
過去に戻り後悔している出来事を回避することで、「今自分が置かれている状況や、心に残ったシコリを取り除けるかもしれない」と考えるのでしょう。
元気な身体の尊さに気づいた
歳を重ねていくと、どうしても体力的な衰えが増えてきますよね。
例えば、仕事の疲れが何日も取れなかったり、階段の登り下りで息切れするようになったりと、若い頃には味わったことがない加齢による症状を感じることもあるでしょう。
若い頃はなかなか実感できなかった身体の若さですが、いざ老化現象を味わってみると「若々しく元気に過ごせることは素晴らしい」ということに気付きます。
そして、そんな風に思う機会が増えれば「元気だったあの頃に戻りたい」という気持ちが強くなるでしょう。
大きな失敗や失恋で傷ついている
人生の転機となるほどの失敗や失恋を経験した人も「過去に戻りたい」と思うケースがあります。
その経験をした後、人生が上手くいかなかったり精神面で引きずってしまっていたりすると「あれさえなければ」といつまでも忘れられません。
本来であれば、失敗や失恋を糧に立ち直って前を向いて歩いていくことが大切です。
しかし、人の心というのはそんなに単純ではありませんよね。
失敗や失恋の辛さに向き合えずにいると「その出来事がなかったら」という、もしもの世界から抜け出せず、過去に戻りたい気持ちを抱え続けてしまいます。
【必見】過去に戻りたいと思う人の特徴
「過去に戻りたい」と思う人にはいくつかの共通点があります。
多くの場合、現状に満足していない人や、過去に忘れられない出来事がある人が「戻りたい」と強く感じるようです。
では、実際にどんな経験をしている人がこのような思考になるのでしょうか。
「過去に戻りたい」と感じやすい人の特徴を見て、自分と照らし合わせてみましょう。
最近達成感を感じていない
何かに没頭して頑張りたいという気持ちはあるけど、打ち込むべき対象がない人も「過去に戻りたい」という気持ちを抱きます。
とくに過去に仕事で大成功を収めていたり、難しい恋愛で幸せになったりしている人は、その時に得た達成感を忘れられずにいます。
だからこそ、なんの達成感も得られていない現状に退屈さを感じて「昔に戻りたい」と考えてしまいます。
自分と他人を比較してしまう
「過去に戻りたい」と思う人の特徴に「他人と自分を比べがち」というものがあります。
- 「あの人の方がモテてる」
- 「自分よりあの人の方が仕事ができる」
- 「友達のほうが稼いでいる」
など、何かにつけて自分と他者を比べて卑下してしまいます。
今の自分に対して卑下する傾向があり、常に劣等感を持っているタイプに多く見られます。
今の自分では他人に勝てないと潜在的に感じているからこそ「昔はこうだった」と、自分が一番輝いていた時を引っ張り出して劣等感を消そうとします。
自分に誇れるものがない
自分に誇れるものがなく、自信を持っていない人ほど「過去に戻りたい」と思いやすい傾向もあります。
このタイプの人は、「自分は美しい容姿や優れた才能などがなく、平凡な人間」だと考えがち。
自分に誇れるものが無くて劣等感を強く感じ、「過去に戻ってやりなおしたい」と考えるのでしょう。
例えば、頭脳に自信が無い人が「過去に戻って勉強を真面目にやりたい」と考えたり、運動音痴な人が「子供の頃からスポーツを習っておきたい」と考えたりするケースがこれにあたります。
人生に目標がない
人生に目標がない人は「過去に戻りたい」と思いやすいでしょう。
目標に向かってがむしゃらに頑張ることは、人の自信を高めて、充実感をもたらします。
そのため、今現状で人生の目標が無い人でも、過去に目標があって頑張っていたタイプほど「あの頃に戻りたい」と考えるのでしょう。
自身の努力を高く評価して、過去を輝かしい経歴だと思っているからこそ、今の「何も目指していない自分」の状況が許せないのでしょう。
周りに流されやすい
選ぶことが苦手で流されやすいタイプは、いざという時の決断を人に任せがち。
その結果、失敗した時に「あの時こうしていればよかった」と後悔して人に流された過去をやり直したいと感じます。
もし、自身の選択で決断していたら、たとえ失敗しても「自分が選んだのだから」と納得して前に向かって進んでいけるでしょう。
しかし、肝心の決断を人任せにしてしまうと、失敗した時に「自分のせいじゃない」という責任転嫁の心が生まれます。
そして、過去に戻って自分で選び直したいという気持ちが強くなってしまいます。
過去に戻りたいと感じた時の対処法!
どうしても「過去に戻りたい」という気持ちが強くなってしまった時は、その気持ちが薄らぐような対策方法を取り入れてみましょう。
考え方を変えたり、生活スタイルを変えたりすることで、意外なほどあっさりとモヤモヤした気持ちが取り除かれる可能性があります。
解消するためのおすすめな方法をピックアップしたので、参考にしてくださいね。
後悔を現在に活かす
過去にやり直したいと思うくらい後悔している出来事があったなら、悔やんで戻りたいと思うのではなく「次は同じ失敗をしないようにしよう」という教訓にしてください。
失敗を悔やむだけで終わってしまえば、いつかまた同じことを繰り返してしまうでしょう。
未来で同じ後悔をしないように、その出来事にしっかりと目を向けることで「過去に戻りたい」という気持ちも薄れていくはずです。
人生に無駄な時間はないと悟る
人生というのはたった一度きりしかありません。
その一秒一秒には、決して無駄な時間は無く、すべての経験が未来の自分の糧になっていきます。
たとえ「失敗してしまった」「やり直したい」と感じる過去があったとしても、いつかそれが役に立つ瞬間が訪れます。
失敗や辛い過去のできごとが原因で「過去に戻りたい」と思った時こそ、人生に無駄な瞬間なんてないと考えてみてください。
そうすれば「過去に戻りたい」のではなく、過去の経験を活かそうという気持ちになれるでしょう。
新しいことを始める
新しいことを始めてみるのもおすすめです。
新しい資格を取ったり、趣味や特技を増やしたり、もちろん特別なことではなくてもかまいません。
経験がないことを始めると、集中して他のことが気にならなくなりますし、目標ができれば過去ではなく未来をイメージできるようになるでしょう。
さらに、今までと違う技術や実績が身につくことで自信も生まれるので、一石二鳥ですね。
生活習慣を見直す
「過去に戻りたい」という気持ちに支配されそうになったら、頭で考えるのをやめてみましょう。
ストレスがたまっていると余計なことをモヤモヤと考えてしまい、さらに気持ちが落ちてしまうもの。
そんな時は、ランニングや軽い筋トレなどの運動を生活に取り入れるのがおすすめ。
運動に集中すれば、気分が変わって前向きな気持ちで物事を考えられるでしょう。
未来に目を向ける習慣を身に付ける
過去を悔やんでいるよりも、ワクワクする未来を想像する方が楽しいと思いませんか?
「過去に戻りたい」と考えるのは仕方ないことですが、実際に戻ってやり直すことはできません。
しかし、自分の頑張り次第で思い描いた理想の未来を手に入れることはできます。
明るい未来をイメージしてそこに向かって進む習慣をつければ、過去に執着する心も無くなっていくでしょう。
明るい未来は踏み出さないと始まらない!恋愛はマッチングアプリを活用
「どんなに過去に戻りたい」と思っても、過去に戻ることはできません。
しかし、過去よりも素晴らしい未来にするのは可能です。
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勇気を振り絞って、明るい未来への一歩を踏み出しましょう!
過去に戻りたいと思ったら冷静に自分と向き合おう!
もし、何か辛いことや後悔していることがあって「過去に戻りたい」と感じているなら、まずその思いがどこから生まれるのか自分を見つめ直してみましょう。
自分に対して自信がないから過去に縋っているのであれば、習い事や資格取得の勉強をして自信をつける方法がおすすめです。
過去に戻ってやり直したい出来事があるなら、それを教訓にしてより良い未来を築くイメージをしてみてください。
原因ごとに対処法を取り入れれば、過去に戻りたいというモヤモヤした気持ちも晴れてくるでしょう。
- 「過去に戻りたい」という気持ちは後悔や現状への不満から生まれる
- 自分に自信が無く、没頭できることもない人が「過去に戻りたい」と考えがち
- 新しいことにチャレンジすると前向きな気持ちになれる
- 未来に対して良いイメージを明確に持てば「過去に戻りたい」とは思わなくなる