恋の邪魔になる!?大人になれない人の特徴・心理は?対策法を知って改善!
もう大人なのに、いつまでも子供っぽい態度ばかりとってしまってはいませんか?
無邪気さや純粋さといった意味での子供っぽさであれば、プラスに捉えても良いでしょう。
しかし、考え方が幼稚であったり、ワガママであるという意味での子供っぽさは、周囲の人から迷惑がられてしまいます。
この記事では、そんな大人になれない人の特徴や心理、そして対処法を紹介します。
Contents
大人になれないって?
「大人になる」とは、ただ年をとるという意味ではありません。
様々な経験を経て人として成熟し、周りのことを考えて行動できるようになり、物事を深く考えられるようになるなど、内面の成長が必要です。
年齢が大人であっても、自分のことを常に優先した行動をし、周囲に頼りっぱなしで自分で問題を解決しようとしない人は、大人になれているとはいえません。
英語でなんていうの?
「大人になる」というと、日本語では外見以上に内面の成長も大きく関わってきます。
では、英語も日本語同様に、内面の成長が重視されているのでしょうか?
ここでは「大人になれよ」という意味の英語を2つ紹介します。
単語そのものの意味などから、英語圏では「大人」に対してどのようなイメージがあるのか考えてみましょう。
- 例:Grow up.(大人になれよ)
「grow」は「成長する」という意味の動詞で、後ろに「up」をつけることで「子供から大人に成長する」という意味になります。
「grow」は人の成長の他に、人数が増えることや、植物のサイズが大きくなるときにも使いますが、「Grow up」は人が大人へと成長する場合のみに使われる英語です。
「Grow up!(大人になれよ!)」は子供っぽい態度をとる人に対して注意をしたい場合に使われます。
- 例②:Be mature.(大人になれよ)
「mature」には、「発達した」「成熟した」「分別のある」「賢明な」という意味があります。
成長を意味する「grow」と比較すると、「mature」は見た目の成長ではなく内面の成長を表す英語です。
「mature」は人以外にも、チーズやワインの「熟成」や、考え方や計画に対して「賢明」である際にも使われます。
「Be mature.(大人になれよ・分別をもって)」は、考え方が幼稚な大人に対して使われる言葉です。
大人になれない人の特徴
大人になれない人は、考え方が単純で幼稚さがあったり、人との接し方が下手であったりと、見ているこちらが冷や冷やしてしまいますよね。
特にビジネスなどの重要な場面では、子供っぽい発言や態度が原因で、商談が成立しないなどの大きなミスに繋がることもあります。
あなたも気付かないうちに、周りに迷惑をかけているかもしれません。次に紹介する大人になれない人の特徴の中に、自分に当てはまるものがないかチェックしてみましょう。
自己中心的なワガママ
大人になれない人の中には、周りのことを考えず自分のことを優先する、自己中心的でワガママなタイプの人が多く存在します。
気に入らないからとルールを守らなかったり、相手に自分の要求を押し付けてはいませんか?
中には家族や恋人など自分を好きでいてくれる相手に対して「なんでも言う事を聞いてくれるだろう」と考え、より自己中心的でワガママな態度をとってしまう人もいるでしょう。
愛想をつかされてしまう前に、相手のことを考えて行動できるようになりましょう。
いつまでも母親に頼ってしまう
精神面でも金銭面でも自立することができず、いつまでも母親に頼ってしまうのも、大人になれない人の特徴の1つです。
実家が裕福で小さい頃から甘やかされて育ってきた人に多く、一般的にマザコンと呼ばれています。
特にマザコンの男性は彼女や奥さんよりも母親を大切にする傾向が強く、女性の中には「マザコンの男性は無理」という人も。
親離れして自立しないと、真剣な恋愛は難しいかもしれません。
喜怒哀楽が激しい
子供のように、時と場合を気にせずいつでも自分の感情を出してしまってはいませんか?
喜怒哀楽が激しい人は相手に気を遣わせてしまうため、周りの人を疲れさせてしまいます。
感情を表現することはコミュニケーションにおいて大切なことですが、自分の気分に任せて機嫌を悪くしたり、不貞腐れたりしてはいけません。
ビジネスの場や公共の場では、自分の感情をきちんとコントロールできるようになりましょう。
なんでも人に決めてもらう
大人になれない人の中には、自分で考えることが苦手でなんでも人に決めてもらいたいというタイプの人もいます。
普段から周りに甘えているため、いざという時も自分で決めることができません。
いつも決断する側の人は、責任を押し付けられていると感じてしまいます。
はじめから他の人に決めてもらうのではなく、まずは自分で答えを出してから相談するようにしましょう。
相手の立場になれない
相手の立場に立って物事を考えることができず、いつも自分の都合や意見ばかり優先させようとするのも、大人になれない人の特徴です。
人は様々な考え方を持っていますが、コミュニケーションを円滑にするために、時には相手のことを思いやり、自分の考えを曲げなくてはならないこともあります。
自分が正しいと思うことも、相手の立場に立って考えると必ずしも正しいとは限りません。
自分の意見を押し付けるのではなく、しっかり相手の立場も考えた上で行動することが大切です。
毒親に育てられた
「毒親」とは、子供の成長に悪影響を与える親のことです。
子供をいつも否定したり、子供の意見を聞かずに親の思い通りにさせたり、子供にストレスをぶつけるなど、様々なタイプの毒親がいます。
毒親に育てられると、親の意見を常に気にして自分では考えられなかったり、自分に否定的になったりしてしまう場合があります。
大人になれない原因は、もしかすると自分を育ててくれた親にあるのかもしれません。
自分に自信がない
大人になれない人の中には、精神的に未熟で自分に自信がなく、常に誰かに頼ってしまうタイプの人もいます。
「自分でやりたいことを見つけられない」「周囲からどう思われているのかを異常に気にしてしまう」そんな風になってはいませんか?
自分に自信がない人は、恋愛面でも気になる人にアタックできなかったり、あまり好きではない人とダラダラ付き合ってしまう人が多いのです。
大人になれない人の心理
常に自己中心的であったり、人に頼りきりで自立できていない大人を指す心理学的な言葉に、「ピーターパン症候群」というものがあります。
大人であるにもかかわらず、子供のような考え方や言動をとってしまうのは一体何故なのでしょうか?
大人になれない人に、どのような心理が隠れているのか紹介していきます。
責任のあることはしたくない
大人になれない人には、「責任のあることはしたくない」という心理が隠されている場合があります。
社会人になり年を重ねるにつれて、仕事でも家庭でも責任のある立場になることが増えていきます。
しかし、中には職場で上の立場を任されても、「自分が認められた」という思いより、「面倒くさい」「ストレスだ」という感情の方が勝ってしまう人もいるのです。
責任感から逃れたいという気持ちから、子供っぽい言動をしてしまうのでしょう。
いつまでも若いという思い込み
大人になることに対して、「自分の可能性がなくなる」「何かに縛られた生活になる」といった漠然とした不安を感じている人も多いのではないでしょうか?
大人になれない人たちは、大人になることへの不安から、若いままでいたいという気持ちが強くなってしまい、「いくつになっても自分はまだ若い」と思い込んでいる場合があります。
必要とされることで依存しがち
両親との関係が上手くいかなかったことが原因で大人になれない人のことを、心理学では「アダルトチルドレン」と呼びます。
子供時代の愛情不足により、承認欲求が強いまま大人になってしまうのです。
アダルトチルドレンの人たちは、誰かに必要とされることに大きな喜びを感じます。
そのため、必要としてくれる人に対して精神的に依存してしまい、大人になれずにいるのです。
大人になれない精神の対策法
大人になれない人の特徴と心理を紹介してきましたが、自分に当てはまるものはありましたか?
ここからは、大人になれない人が年相応の言動ができるようになるための方法を紹介します。
対策法をきちんと実行して、大人の対応ができるよう日々心がけることで、子供っぽい自分を卒業できるはずです。
結婚やひとり暮らしして自立する
大人になるためには、精神的にも金銭的にも自立することが大切です。
いつも誰かがすぐに助けてくれる環境で生活をしていると、なかなか自立することができません。
まだ両親と一緒に実家で暮らしているという人は、思い切って結婚して家庭を持ったり、ひとり暮らしをしてみると良いでしょう。
甘えられない環境に身を置くことで、1人で決めることも増え、慎重に行動できるようになります。
とことん打ち込む
大人になれない人は、何かにとことん打ち込んだ経験がないのではないでしょうか。
嫌なことがあっても継続したり、目標を達成しようと努めることで、少しずつ精神が成熟していきます。
趣味や仕事に打ち込むのも良いですが、恋愛にとことん打ち込んでみるのもおすすめです。
恋愛は1人の人間と深く関わるもの。
関係を続けていくためにはお互いの歩み寄りがとても大切なので、子供っぽい言動ばかりしていては上手くいきません。
真剣な恋愛は、男女の関係を学べるだけでなく、人として成長できるチャンスなのです。
自分が幼稚なことを認めよう
大人になるためには、まず自分が幼稚であることを認めるところから始めましょう。
子供っぽい自分を認めた上で客観的に自分を観察すると、これまで気が付かなかったことが見えてくるはずです。
大切なのは、「ワガママを言って困らせてしまった」「自分の振る舞いが空気を悪くした」ということに気付いて、きちんと反省をすること。
毎日の積み重ねで、大人らしい考え方ができるようになるでしょう。
「大人になれない」にちなんだ歌詞・本
大人になっていくことに不安を感じている、実際の年齢と精神年齢のギャップに悩んでいる人は、決してあなただけではありません。
「大人になれない」という悩みは、曲や本などの題材として使われていることも多く、メジャーな問題です。
ここからは「大人になれない」にちなんだ歌詞や書籍を紹介します。
大人になるための糸口が見つかるかもしれませんよ。
金色のガッシュベル:カサブタ
『金色のガッシュベル』は少年サンデーに連載されていた漫画で、2003年からアニメ放送が始まりました。
アニメ主題歌の「カサブタ」には以下のような歌詞があります。
逃げも隠れもしないから笑いたい奴だけ笑え
せめて頼りない僕らの自由の芽を摘み取らないで
水をあげるその役目を果たせばいいんだろう?
現実を見ている大人に対して反抗したい、大人にはまだなりたくないという心理が表れている歌詞ですね。
アニメや漫画の主人公は子供であることが多く、小さい頃から憧れを持ってみていると、大人になることで夢が無くなってしまうと感じてしまうのかもしれません。
「若者」をやめて、「大人」を始める「成熟困難時代」をどう生きるか?:熊代亨
『「若者」をやめて、「大人」を始める「成熟困難時代」をどう生きるか?』は、大人になっていく人に向けて、精神科医の熊代先生によって書かれた本です。
熊代先生は大人になることを本書の中で、「世代や立場が違う人に、その違いをふまえて対応すること」と定義しています。
「若者」をやめて「大人」を始めるとは、一体どういうことなのでしょうか?
若者ではないと感じることも増える、20代後半から30代の方におすすめの書籍です。
きみが心に棲みついた:天堂きりん
『きみが心に棲みついた』は天堂きりんさんによる漫画で、2018年に吉岡里帆さん主演でテレビドラマ化もされました。
主人公の親は子供を支配しようとする毒親です。
毒親との関係がトラウマになり、主人公は人間関係や恋愛観で悩んでしまいます。
自分が大人になれない原因も両親との関係にあると感じている人は、漫画やドラマを見てみると良いでしょう。
大人になれない人は、恋で大きく成長できます!大人な恋はじめませんか?
大人になれない人について紹介してきましたが、いかがでしたか?
大人になれない原因には、大人になることへの不安や子供の頃の家庭環境などが影響しています。
精神的な問題も大きいため、すぐに解決することは困難でしょう。
しかし、真剣な恋愛をすることで自分の子供っぽさに気付き、改善していくことが可能なのです。
子供のままでは味わえない豊かな人生を送るために、大人な恋を始めてみてはいかがでしょうか?
- 「大人になる」とは外見だけでなく内面の成長を意味する
- 大人になれない人は自己中心的でワガママなどの特徴がある
- 大人になれない人には、責任から逃れたい、若いままでいたい、という心理が隠されている
- 大人になるためには、自分の幼稚さを認めて自立できるよう努力することが大切である
- 恋愛は人として成長できるチャンス!恋愛をして精神的にも大人へと成長しましょう