「オラつく」の意味とは?オラつく男性に共通する特徴と上手な対処法を紹介
オラつく人ってちょっと面倒ですよね。
友達に、あるいはお店の店員さんなどにオラついている男性に困った、という経験のある人も多いのではないでしょうか。
しかし、なぜ好感度を下げそうな行為なのに、オラつく男性は後を絶たないのでしょうか。
今回の記事では、オラつく男性の心理や特徴、さらにはオラつく人への対処法について解説していきます。
Contents
「オラつく」とは
「オラつく」とは、粋がったり悪ぶったりして、アウトロー(無法者)的な近寄りがたい威圧感を発しているさまを指す言葉です。
オラつくの語源は「おらおら」という感動詞が元になっています。
「おらおら、どけよ!」といった風に、相手に乱暴に呼びかける際に使われるものです。
また、そのような乱暴な態度や人物に対しても「おらおらしている(人)」という表現で使われるようになり、さらに動詞化した「オラつく」という用法が生まれたと考えられます。
「オラつく」の元ネタ
オラつくの用法が広まったのは大型掲示板やTwitterなどのSNS。
現在は日常会話でも利用されることが多いですが、始まりはネット用語といえるでしょう。
オラつくというワードの汎用性は意外と高く、もっともスタンダードである「横柄で傍若無人な態度をとること」を意味する以外にも、悪ぶった雰囲気の物や人物を評するなど形容詞的な使われ方も多いです。
(使い方)
- 彼ちょっとオラついた雰囲気あるよね
- あいつ、酔うとオラつきはじめるから面倒なんだけど
- そのファッションオラつきすぎ
オラつく男性に共通する特徴
続いて、オラつく男性に見られる共通した特徴について見ていきましょう。
いつも上から目線
オラつくタイプの男性は、他人に対し常に上から目線です。
他者を下に見ることで、自分を偉く見せようとする心理が自然と働いているのでしょう。
こうしたタイプは上下関係にも非常に敏感。
何かとマウントをとることで、自分が上に立とうとしているのです。
強気で横柄な態度
オラつき男子は、強気で横柄な態度が基本です。
相手にへりくだることはほとんどないため、タメ口で無茶な要求をしてくることも。
特に店員さんや後輩など、逆らうのが難しい立場の人には思いっきり強気な態度をとることが多いです。
短気ですぐにイライラする
オラつく人は基本的に短気で感情的。
他人からちょっとスルーされたり、軽くあしらわれたと感じると、途端にイライラしはじめます。
例えば、お店での待ち時間が長い場合など、普通は「仕方ないな…」と我慢するところを、オラつくタイプの男子は「まだかよ!」と空気を読まず大声を出してしまうのです。
そのため、クレーマー化してしまう人も多いです。
モテると勘違いしている
オラつく男性は、自分の行為が男らしくモテるものと勘違いしています。
実はホスト界では、オラオラ営業というオラつきを全面に出した営業方法が存在します。
しかし、そうした行為が人気なのは、ホストという接客のプロが行っているからです。
一般の男性がオラオラ系の場合、多くの女性はやめてほしいと思うのが本音ではないでしょうか。
むしろ、オラつき具合によっては「絶対付き合いたくない!」と、恋愛対象外になってしまう可能性の方が高いです。
どうしてオラつくの?男性の心理とは
そもそもなぜ、一部の男性はオラつきという行動に走ってしまうのでしょうか。
ここではオラつく男性の心理や原因について解説します。
注目を集めたい
オラつく男性は、基本的に目立ちたがりで自己顕示欲が強いです。
そのため、暴言や乱暴な行為で周囲にアピールしようとする傾向があります。
「早くしろよ!」「お前は使えねぇな!」などと強い態度をとることで、注目を集めようとしているのです。
カッコいい・イケてると思われたい
カッコいい、イケてる男と思われたい、という心理からオラつく人もいます。
こういったタイプは、横柄で偉そうな態度こそが男らしいと思い込んでいるので、いい所を見せたい場面では特にオラつくことが多いです。
学生時代には若気の至りで済むかもしれませんが、社会人になってまでオラつきでイケてるアピールは、ちょっと痛いと言わざるを得ません。
自信のなさを見抜かれたくない
実は、オラつく男性には自分に自信のない人が多いです。
舐められたくない、つまらない人間だと見抜かれたくないという思いから、高圧的な態度をとることで相手を牽制しているのです。
冷静な話し合いも苦手なので、怒鳴ることで自分の不利な立場を誤魔化そうとします。
オラつく彼氏・好きな人への上手な対処法
彼氏や男友達など、身近にオラつく男性がいると何かと困りますよね。
しかし、下手に注意するとオラつきを余計に悪化させてしまったりと、なかなか扱いが難しいもの。
そこで、オラつく彼氏や好きな人に対する上手な対処方法を紹介していきます。
全てを否定せず受け入れる
オラつく男性を頭ごなしに否定しても、行動をヒートアップさせてしまうだけです。
もし彼氏や気になる人が他人にオラつきはじめたら、とりあえずその状況を受け入れて側にいてあげましょう。
逆に、怒って帰ってしまったり、彼の行為を褒めてしまうのは厳禁です。
ただ側にいることで「この人は自分の弱い部分も受け入れてくれる」と、あなたに心を開くようになるはずです。
時間はかかりますが、そうして信頼関係をコツコツ築いていけば、やがて彼も安定しオラつく行為が減っていくはずです。
彼の良いところを褒める
オラつく男性は自分に自信がありません。
そのため、普段から彼の良いところは積極的に褒めることが大切です。
オラつく行為をしなくても、他にこんなに魅力があると伝えてあげましょう。
自信がつけば、そのうち彼もオラつく必要性がないことに気付いてくれます。
時には注意することも必要
オラつく行為は、時にトラブルに発展してしまう危険性があります。
そのため、ここぞという場面ではしっかり注意することも必要です。
- あなたのオラつく行為で相手や周囲の人は困っている
- 私はオラつく行為が好きではない
この2点の情報をしっかり伝え、自分や周囲の人がどう思っているのかを理解してもらうことが大切です。
オラつくことが嫌がられる行為だと、言葉で伝えるまで気付けない男性もいます。
彼にとってもメリットのないことだとわかれば、オラつくことをやめてくれるかもしれません。
しかし、どんなに注意してもオラつくことをやめない男性もいます。
そうしたタイプは、そのうち他人だけでなくパートナーにもオラつき始める可能性が高いです。
一緒にいても苦労することが多いので、別れることも考えた方がよいでしょう。
オラつく男性の感情を上手くコントロールすることがカギ!
「あの人、オラつくところがなければいい人なんだけど…」「店員さんにオラつくのやめてほしい」など、オラつく男性に悩んでいる女性は意外と多いです。
オラつきがカッコいい、という思考は女性の中ではマイナーなため、なかなか理解しづらい所でもあります。
しかし、なぜ彼がオラつくのか、その心理を理解すれば対処もしやすくなるというもの。
オラつく態度のウラにある、彼の不安やコンプレックスに気付きうまくコントロールしてあげることが大切です。
とはいえ、どんなに気持ちを伝えてもオラつく行為をやめてくれないなら人間性に問題がある可能性も。
そうしたタイプの男性とは、今後のお付き合いを見直すことをおすすめします。
- オラつくとは、他人に横柄で無礼な態度をとること
- オラつく男性には、上から目線、短気ですぐイライラするなど、共通した特徴がある
- オラつく男性は、オラつき行為をカッコいいと勘違いしている
- オラつく行為をやめさせたいなら、オラつくことのデメリットを伝え冷静に感情をコントロールすることが大切