自分の話ばかりする人の特徴・心理とは?関係性別の上手な対処法を解説
色んな人と関わっていると、うんざりするくらい自分の話ばかりする人に遭遇しますよね。
長々と続く自分の話に困ったという経験を持つ人は多いでしょう。
こういう人たちは、なぜ自分の話ばかりしてくるのでしょうか。また、うまく付き合っていくにはどうすればいいのでしょう?
今回の記事では、自分の話ばかりする人の特徴・心理から関係性別の上手な対処法まで解説していきます。
Contents
正直うざい…自分の話ばかりする人に共通する特徴
「自分の話ばかりする人」が正直うざくて、ほかにもいるものなの?とネットで検索してこの記事にたどり着いた方もいるでしょう。
まずは、そういう人に共通する特徴を紹介します。
他人の話には興味なし
自分の話ばかりする人は、他人の話に興味がありません。
なぜなら、自分が話題の中心でいたい気持ちが強いからです。
そのため、誰かが話をしていても聞いてなかったり、つまらなそうな態度を取っていたりと他人の話に興味を示しません。
会話の途中でも気にせず割り込む
会話の途中でも気にする様子なく割り込んで、自分の話をするのも特徴です。
自己顕示欲が強い人が多いので、話したいことがあれば盛り上がっている会話の流れを断ち切ってでも、躊躇なく割り込みます。
「でも私の場合は」「ちょっと話は変わるんだけど」と無理矢理自分の話に持っていき、好き勝手に話して、周りをおいてけぼりにするのです。
話の要点をまとめるのが苦手
自分の話ばかりする人は話の要点をまとめるのが苦手です。
深く考えずに思いつくまま話してしまうからです。
聞く側からすると「会話のオチがわからない」「何が言いたいのかわからない」ので、ただただストレスが溜まります。
話の内容が自慢や自虐ネタばかり
自分の話ばかりする人の話の内容といえば、ほとんどが自慢や自虐ネタです。
自己肯定感が低く自信のない人は、「すごいね!」と言ってほしいので、つい自慢話が多くなってしまいます。
また、寂しがり屋のタイプに多いのが、注目を集めたいあまり相手が反応に困るような自虐ネタばかり話す人です。
余計なアドバイスをしがち
余計なアドバイスをしがちというのも、ありがちな特徴です。
自分の経験談と絡めて話をしたがるので、「自分ならこうする」「自分はうまくいった」など、相手が別に意見を求めていなくてもアドバイスをしてしまいます。
直接でもラインでも自分の話ばかりする人の心理とは
会っているときでもラインでも、自分の話ばかりする人の気になる心理を覗いてみましょう。
周囲から注目されたい
自分の話ばかりする人は周囲の注目を集めたいのかもしれません。子どもの頃にもこういう子いましたよね?
生まれ育った環境や元々の性格から自己評価の低い人は「自分のことを認めてほしい」「自分のことをわかってほしい」という承認欲求が強くなる傾向があります。
自分の話をして周りの注目を集めることで、自身の価値を確かめようとしているのです。
自分大好きナルシストタイプ
自分のことが大好きなナルシストタイプも自分の話をしたがります。
自分のことを「周りにもっと称賛してほしい」「もっと好きになってほしい」といった気持ちから、自慢話や自分アピールに夢中になります。
ストレスを発散したい
ストレス発散のために、自分の話ばかりする人もいます。愚痴や不満を口にして、ストレスを解消するのです。
実際、話をするだけでかなり気が晴れるものですし、同意してもらうと気持ちがいいものです。
仕事が忙しいなど、ストレスを溜め込んでいる人ほど自分の話に夢中になってしまうでしょう。
相手に好意を持っている
相手が自分の話ばかりする場合、もしかしたらあなたに好意を持っているのかもしれません。
好きな人に自分のことをもっと知ってもらいたいと思うのは自然な感情です。
たとえば、ほかの人がいると自分のことはほとんど話さないのに、二人きりだと自分の話ばかりしてくる。その場合は、あなたを恋愛対象として見ていて、アプローチをしている可能性があります。
【関係性別】身近にいると疲れる…自分の話ばかりする人の対処法
身近に自分の話ばかりする人がいると、正直疲れますよね。
ここでは、職場、友達、恋人とそれぞれの関係性別で「自分の話ばかりする人対処法」を紹介します。
職場の人の場合
まずは職場で自分の話ばかりする人の対処法です。
今後も業務上での付き合いがあるので、慎重な対処が必要です。
事前に要点をまとめてもらう
仕事に関する話でも自分の話をやたらと入れてくる人への対処法は、事前に話の要点をまとめてもらうことです。
自分の考えをまとめることが苦手だから、思いつくままに自分の話ばかりしてしまう人もいますよね。
そんな人には事前に話の要点をまとめてメールで送ってもらうなどして、話の主旨がブレないようにしておけばお互いに時間を無駄にせずに済みます。
会議などはあらかじめ時間を設定する
自分の話ばかりする人が会議に参加するときなどは、あらかじめ時間を設定しておくとよいでしょう。
時間を設定することで、自分の話ばかりする人の中にも時間内で終わらせようという意識が生まれます。そのため、心理的に自分の話で時間を使うことができなくなるはずです。
上司なら褒め言葉を交えつつおだてる
自分の話ばかりする人が上司なら褒め言葉を交えつつおだてるのがおすすめです。
自慢話が多い上司であれば、あえてしゃべらせましょう。
無理にゴマをすらず、「勉強になります!」と適度におだてれば、満足して早めに話を終えてくれる可能性があります。
友達の場合
続いて、自分の話ばかりする友達の対処法を紹介します。
相手との親密度によって柔軟なコミュニケーションを取ることがポイントです。
相槌を打ちながら聞き流す
自分のことばかりの友達の話は、相槌を打ちつつ聞き流しましょう。
自分の話をしようというよりも、単にしゃべりたいだけなことも多いので、すべての話を真剣に聞く必要はありません。
過去に聞いた話や、特に実にならない話なら、無理に盛り上げようとせずに聞き流してしまいましょう。
ただし、最小限でもリアクションはしないと、関係が悪くなる可能性があるので、今後も仲良くしたいなら聞き流しすぎに注意です。
相槌を最小限にして静かに聞く
友達の自分の話を止めたいなら、相槌を最小限にして静かに聞いてみましょう。
話を聞いているはずの人が静かになると、話している側は違和感を感じます。
「面白くなかったかな?」「別の話題の方がいいかな?」と気づいてくれると、自然に自分の話をやめてくれるかもしれません。
そこまで親しくないなら距離を置くのもアリ
自分の話ばかりする人がそこまで親しくなく、交流を深めたい訳でもないなら距離を置きましょう。興味のない人の「自分の話」ほど苦痛なものはないですよね。
縁が切れても問題がない友達であれば、こちらから連絡せず、会う回数を減らすなどして、関わりを減らしていきましょう。
恋人の場合
好きだけど、自分の話ばかりする恋人に悩んでいる人は以下の対処法を試してみましょう。
自分から質問してみる
自分の話ばかりする恋人に悩んでいるなら、あなたから積極的に質問してみましょう。
「それで?」「他には?」などと会話の中で積極的に質問をすれば、会話の舵を取れるので、相手の無駄話を防げます。
気になっていることや、知りたいことを質問することで、好きな人のことをたくさん知ることもできるのでおすすめです。
タイミングを見て話題を変える
恋人の自分の話が続きそうだな…と思ったら、タイミングを見て話題を変えましょう。
自分の話ばかりする人は、相手が何らかのアクションを起こさないと、時間を忘れて長々と話してしまいがちです。
「ちょっと話は変わるけど」「今思い出したんだけど」とタイミングを見計らって話題を変えてみましょう。
変えるまでは「そうなんだね」としっかり相槌を打って、相手の話を尊重している姿勢を見せることがポイントです。
きちんと指摘するのも◎
きちんと指摘することも、自分の話ばかりする恋人への効果的な対処法です。
自覚なく自分の話ばかりしている人の場合、指摘しないとそのことに気づきません。
そんな人には、「たまには自分の話も聞いて欲しい」とはっきり伝えてみましょう。
ただし、感情的に相手を責めないように、落ち着いて指摘することが大切です。
自分の話ばかりする人を脱却したい人へ!直し方を解説
最後に、気づくと自分の話ばかりしていることを悩んでる人に、直す方法を伝授します。
話は最後までしっかり聞く
相手の話を最後までしっかり聞くようにすることで、自分の話しすぎを防ぐことができます。
自分の話ばかりしてしまうのは、相手の話を聞いてないことが主な原因です。
言いたいことが思い浮かんでもグッとこらえて、相手の話を最後まで聞くようにしましょう。
話している人が気持ちよくしゃべれるように、相槌を打てるようになるとなお良しです。
相手に話題を振ることを意識する
相手に話題を振るように意識することも、自分の話ばかりする自分から脱却するための第一歩です。
「最近楽しかったこと」「今悩んでること」など、素直に聞きたいことを質問してみましょう。
「それから?」「具体的には?」と内容を深掘りする質問を挟むと、無理なく会話を続けやすくなります。
沈黙を気にしすぎない
会話中の沈黙を気にしすぎないことも、自分の話の防止になります。
初対面や親しくない相手との会話で沈黙が生まれたとき、自分の話で気まずい空気を紛らわそうとしていませんか?
沈黙に焦っているときほど、「気にしすぎかも?」と自分に問いかけてみるのです。
冷静になることで肩の力が抜けて、自然と会話が盛り上がることもあります。
自分の話ばかりする男女とは上手に付き合おう
自分の話ばかりする人は男性・女性問わずいるものです。
聞いているフリをして適当にやり過ごそうとしても、いい加減な態度は相手に伝わってしまいます。
上手に付き合っていきたい相手なら、よい聞き役になり、状況によってはタイミングをみて話を変えたり、自分の話ばかりなことを指摘したりしましょう。
交流がなくなってもいいと思っている相手なら、無理に付き合おうとせず距離を置けばよいのです。
自分の話ばかりする人の対応に困っている人も、自分の話ばかりしてしまうことを悩んでいる人も、今回ご紹介した情報を参考にできることから試してみてくださいね。