自分の話ばかりする人の特徴とは?イライラして疲れるときの対処法を解説
あなたの周りに、いつも自分の話ばかりしている人はいませんか?
相手の話を延々と聞かされ続けると、イライラして疲れてしまうこともあるでしょう。
今回は、自分の話ばかりする人の特徴や心理、原因について詳しく解説します。
すぐに実践できる対処法も解説しますので、対応に困っている人は参考にしてくださいね!
自分の話ばかりする人の特徴5選
自分の話ばかりする人は、具体的にどのような言動をとるのでしょうか。
ここでは、自分の話ばかりする人に共通する特徴を紹介します。
会話の流れを無視する
自分の話ばかりする人には、会話の流れを無視するという特徴があります。
話題を横取りして自分の話にすり替えたり、相手が話している途中で自分の意見を言ってきたりして、会話の流れを止める傾向があるのです。
また、話が盛り上がっているのに、「ちょっと聞いて」と強引に割り込んで別の話題に変えてしまうことも少なくありません。
自分のペースで身勝手に話し始めるので、周りの人はストレスを感じやすくなってしまうでしょう。
取り留めのない話を続ける
自分の話ばかりする人は、取り留めのない話を続けることも多いです。
話にまとまりがなく、同じ発言を繰り返したり、あちこち内容が飛んだりすることもあります。
話のゴールが見えないと、聞いている側は「話が分かりにくいな」「この話いつ終わるんだろう」と感じて、疲れてしまうことが多いです。
相手の意見を聞き入れずに一方的に喋り続けることもあるので、コミュニケーションの取りづらさを覚えることもあるでしょう。
勝手に自分に置き換えてアドバイスする
聞かれてもいないのに、勝手に自分に置き換えてアドバイスをしてくることもあります。
自分の経験に重ねて上から目線で語ったり、解決策を押し付けたりしてしまうことも多いでしょう。
自分の話ばかりする人は、他人の話に共感するのが苦手な傾向があります。
そのため、アドバイスという形で、良かれと思って人助けをしようとしているのでしょう。
人の話を聞くときに興味なさそうにする
自分の話ばかりする人は、人の話を聞くときに興味がなさそうにすることが多いです。
相手が話し始めると、相槌が適当になったり上の空になったりすることもあるでしょう。
スマホを触り出して、あからさまに興味がない様子を見せる人も少なくありません。
「早く自分の話をしたい」という気持ちが強いので、それがつい態度に表れてしまうのでしょう。
反応に困る自慢や自虐ばかりする
自分の話ばかりする人は、聞いている側がどう反応すればいいのか困ってしまう自慢話や自虐話をすることが多いです。
たとえば、
- 過去の成功体験や武勇伝を語ってくる
- 持っている高級品やブランド品をひけらかす
- 「どうせ若くないから」「太ってるから」と容姿や年齢をネタにする
- 「あの人と比べて自分はダメな人間だから」と自己否定する
といった話をしてきます。
自慢話や自虐話は会話を広げにくい傾向があるので、周りの人は返す言葉に詰まってしまうことが多いでしょう。
自分の話ばかりする人の心理や原因

では、自分の話ばかりする人には、どのような心理や原因があるのでしょう。
ここでは、自分の話ばかりする人の内面について詳しく見ていきます。
自己顕示欲や承認欲求が強い
自分の話ばかりする人は、自己顕示欲や承認欲求が強い傾向があります。
「認められたい」「自分のことをアピールしたい」という気持ちが強いので、自分の話で周囲の注目を集めようとするのです。
このタイプの人は、話を聞いてもらうことで充足感や安心感を得ようとします。
会話を通して、自分の存在価値を確認していることも少なくありません。
否定されることを怖がっている
「否定されるのが怖い…」という心理が原因で、自分の話ばかりしてしまう人もいます。
自分の意見や考えを否定されるのを恐れるあまり、相手に話す隙を与えないように一方的に喋り続けてしまうことがあるのです。
自分の話ばかりする人は、自己主張が強く、自信に溢れているように見えることがあります。
しかし、実は自己否定的な一面があり、無意識に自分を守ろうとしている可能性があるのです。
話を聞いてくれる人がいて嬉しい
「話を聞いてくれるのが嬉しい」という心理から、つい自分の話ばかりをしてしまう人もいるでしょう。
自分の話にしっかりと耳を傾けてくれる人に対しては、誰でも好感を覚えるものです。
つい嬉しくなって、話が止まらなくなってしまうこともあるでしょう。
話を聞いてくれることに喜びすぎてしまい、相手が困っていたり疲れていたりすることに気づけなくなることも少なくありません。
とにかく話してストレスを発散したい
自分の話ばかりする人の中には、ストレス発散を目的としているケースもあります。
人に話を聞いてもらうと、自分の気持ちを整理しやすくなり、心が軽くなることもあります。
とくに、心の中に溜まっている不安や不満を言葉にして吐き出すと、気分がスッキリすることもあるでしょう。
そのため、日頃ストレスを多く感じている人は、自分の話ばかりしてしまうことがあるのです。
このタイプの人は、自分のストレスを発散させることに意識が向いているので、相手の話には興味を示さないことも多いでしょう。
沈黙に耐えられない
「会話中に沈黙になるのが耐えられない」という心理から、自分の話ばかりする人もいます。
沈黙になると「気まずい」「怖い」と感じて、間を埋めるように喋り続けてしまうのです。
このタイプの人は無理に話そうとするので、内容の薄い話ばかりになることも少なくありません。
また、沈黙が苦手な人は自己肯定感が低い傾向があり、会話が途切れると「つまらない人と思われているかも」と不安になりがちです。
そのため、なんとか盛り上げようとして、話が止まらなくなってしまうこともあるでしょう。
イライラして疲れる!自分の話ばかりする人への対処法
自分の話ばかりする人との会話にイライラしている場合は、ストレスを減らすために対策をとることが大切です。
ここでは、具体的な対処法を紹介します。
相手の話を適当に聞き流す
自分の話ばかりする人との会話に疲れているのなら、相手の話を適当に聞き流すようにしてください。
相手の言葉を深く受け止めたり共感したりすると、相手はより話し続ける可能性があります。
笑顔で軽い相槌だけ打ったり、話を広げないようにしたりして、相手の話に真剣に付き合わないようにしましょう。
話を自然に切り上げられるセリフを使う
話を自然に切り上げられるセリフを使うのもいいでしょう。
「次の予定があるから、また今度ね!」「じゃあそろそろ行きますね!」など、いくつかのフレーズを事前に用意しておきましょう。
相手の話が一区切りついたら、次の話題になる前にサッと切り上げるのがおすすめです。
感情的にならずに距離を置く
自分の話ばかり聞かされてイライラしてしまい、相手に強く当たってしまう場合もあるでしょう。
相手との関係を悪化させたくないのなら、感情的にならずに適度に距離を置くことが大切です。
イライラしそうになったら、何かしら理由をつけてその場を離れるようにしましょう。
連絡や会う頻度を減らして、最低限の付き合いにするのがおすすめです。
言い方を工夫して本音を伝える
相手の話に疲れてイライラするときの対処法として、言い方を工夫して本音を伝えるという方法もアリです。
相手は、自分の話ばかりしていることに気づいていないのかもしれません。
「私の話も聞いてもらっていい?」というように、優しく自分の気持ちを伝えてみるのもいいでしょう。
仕事中は発言のルールを決める
職場に自分の話ばかりする人がいる場合、発言のルールを決めるのもおすすめです。
たとえば、会議での発言の時間や回数を制限したり、1人ずつ順番に話すようにしたりするルールなどを作るのがいいでしょう。
ルールを厳格化すれば自分の話ばかりする人もいなくなるので、スムーズに議論が進みやすくなるでしょう。
自分の話ばかりする人に上手く対処できるようになろう

自分の話ばかりする理由は人によって異なるので、相手の心理や原因を理解すると対策が取りやすくなるでしょう。
聞き役に徹すると相手に振り回されてしまいます。
イライラして疲れたら自分の身を守ることが大切です。
今回紹介した情報を参考に、自分の話ばかりする人にうまく対処できるようになってくださいね!
- 自分の話ばかりする人の特徴には「会話の流れを無視して一方的に話してくる」「反応に困る自慢・自虐話をする」などがある
- 自分の話ばかりする人の心理・原因には「自己顕示欲・承認欲求が強い」「否定されることが怖い」「ストレス発散」などがある
- 自分の話ばかりする人の対処法には「適当に聞き流す」「話を切り上げるセリフを用意する」「発言のルールを決める」などがある




