バブみを感じてオギャるとは？意味や使い方＆オギャりたくなる女性の特徴

最近は、ネットでよく見かけるものの実は意味がわからない言葉が増えてきた、と感じている人も多いのではないでしょうか。

今回の記事では、そうしたネットスラングの中でも異彩を放つ「バブみを感じてオギャる」という言葉について解説していきます。

はじめて知ったという人も、正しい意味や使い方がわからないという人も、ぜひチェックしてみてくださいね。

「バブみを感じてオギャる」とは

まず最初に「バブみを感じてオギャる」の由来や、言葉の意味について解説していきます。

言葉の意味

「バブみを感じてオギャる」とは、年下女性に対して母親のように慕う気持ちや母性を感じて赤ん坊のように甘えることを意味します。

アニメオタクを中心に使われはじめたネット用語で、主にアニメキャラの女の子や女性声優を対象として使われることが多いです。

女性に甘えるとなると、母親や年上女性を想定する人が多いと思います。

しかし、「バブみを感じてオギャる」場合は、年下にも関わらず母性を感じている、というやや倒錯した感情が込められているのです。

由来は赤ちゃんの声

「バブみを感じてオギャる」は、「バブみ」という言葉を発展させたものです。

基礎知識としてそもそも「バブみ」とは、赤ちゃんの泣き声を表す「バブー」に、形容詞としての接尾語である「み」がプラスされたもの。

これは母性を感じた特定のキャラに対し、赤ちゃんになりたい気持ちが芽生えたことを表現した言葉です。

ここに、「オギャー」を動詞化した「オギャる」という言葉をさらにプラスすることで、より赤ちゃんとして甘えたい、赤ちゃんのように振る舞ってしまうことを強調したものが「バブみを感じてオギャる」だといえるでしょう。

ちなみに、「バブみ」と区別がつきにくいのが「バブい」という言葉です。こちらは女子高生を中心に使われる若者言葉であり、単純に「赤ちゃんみたい」であることを意味します。

赤ちゃんみたいでかわいい人に対し「あの子、めっちゃバブい」といったように使います。

「バブみを感じてオギャる」とは使うタイミングや意味合いが違うことを覚えておきましょう。

「これは俺を妊娠している」というパワーワードも爆誕

ネットスラングや仲間内でしか使用されない隠語のような言葉は、より過激に更新されていくものも少なくありません。

「バブみを感じてオギャる」も例外ではなく、2017年頃にはこの流れを汲み取った「これは俺を妊娠している」というパワーワードも生み出されました。

バブみ自体が幼児退行の願望を反映したものですが、その思想が行きすぎたことで胎内回帰願望にまで発展する言葉が出現したのです。

自分を赤ちゃんとして妊娠してほしい、羊水の中で守られたい、という気持ちが「これは俺を妊娠している」として結実したといえます。

また、「お腹に300泊したい」などの類似ワードも見られ、赤ちゃんどころか胎児にまで遡りたいという願望の表れにまで発展しています。

こうした言い回しは、同好の士や仲間内で使う分には問題ないでしょう。

キャラ属性を表す（また同時にそうしたファン層がつきやすいという意味も兼ねる）指標としてもわかりやすいワードゆえに、使いたくなる人も多いと思います。

とはいえ、比較的性癖に寛容なオタク界隈でも「ネタだとしても気持ち悪い」と、嫌悪感を示す人も少なくない言葉なので、発言の場は選ぶことをおすすめします。

【例文】「バブみを感じてオギャる」の使い方

「バブみを感じてオギャる」を使った具体的な例文は以下のとおりです。

このように、日常生活においても意外と使い時があるかもしれませんね。

「バブみを感じてオギャる」という感情に通ずるアニメキャラ

続いて、まさに「バブみを感じてオギャる」を体現した代表的なアニメキャラクターを紹介します。

オギャる側『機動戦士ガンダム』シャア・アズナブル

出典：http://www.gundam-the-origin.net/character/0601.html

シャア・アズナブルといえば、1979年に放送されたアニメ『機動戦士ガンダム』に登場するキャラクターです。

ガンダムシリーズにおいて屈指の人気キャラであるシャアが、オギャる…？と疑問に思った人もいるかもしれません。

しかし、彼はおそらくアニメ界の中でも初めて「バブみを感じてオギャりたい」という気持ちをはっきりと表明したキャラクターかもしれません。

1988年公開の劇場版アニメ作品『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』の中で、シャアは「ララァ・スンは私の母になってくれたかもしれなかった女性だ」と発言しています。

ララァ・スンは、シャアよりも3歳年下の設定。シャアは年下のララァに母性を感じ、恋人とか結婚とかいう領域を越えて「母親になってほしかった」と思っていたのです。

バブみといったワードが登場するよりずっと以前より、「バブみを感じてオギャる」ことを体現したキャラがいたというのは非常に興味深いですね。

ちなみに2003年放送の特撮ドラマ『仮面ライダー555』でも、仮面ライダーカイザの変身者である草加雅人の発言の中に「真理（※ヒロインの年下女性）は俺の母親になってくれるかもしれない女なんだ」、といったシャアのオマージュともとれるセリフが存在します。

オギャられ側『とある魔術の禁書目録』御坂美鈴

出典：https://toaru-project.com/index_1_2/chara/38.html

バブみを感じてオギャられる側として、人気ラノベ小説を原作としたアニメ『とある魔術の禁書目録』のキャラクターである御坂美鈴が挙げられます。

御坂美鈴はヒロインの1人である御坂美琴の母親。

母性どころか中学生の子どもを持つれっきとした母親なのですが、見た目は非常に若く大学生くらいにしか見えない容姿が特徴で、実際に大学に通っていることから当初は娘・美琴の姉的ポジションだと思われていたほどです。

ママキャラではあるものの見た目の若々しさから、バブみを感じるアニメキャラとしては非常に人気が高く、彼女が登場するとオギャりたくなってしまうというファンも少なくありません。

バブみを感じてオギャりたくなる女性の特徴

赤ちゃんになりたい、とまではいかなくても、女性に甘えてみたいという願望を持った男性は少なくありません。

また、気になる男性にバブみを感じてほしい！という女性もいるでしょう。

基本的には年下女性を対象として使用される「バブみを感じてオギャる」ですが、場合によっては年齢関係なく、バブみを感じてしまう人はいるものです。

では、理想的なバブみを感じてオギャりたくような女性とはどんな人なのか、その特徴について解説していきます。

心配してくれる

「大丈夫？」と自分のことを心配してくれるタイプの女性に、つい男性はオギャりたくなるもの。

頑張れ！と応援する人は多いですが、ギリギリまで頑張っている相手にはプレッシャーになりかねません。

鼓舞するだけでなく、ときには「無理しないで」と体や心を気遣ってくれる態度に人は母性を感じるものです。

こんな女性になら、自分を癒してほしいとつい甘えてしまう男性も少なくないでしょう。

褒め上手

大人になると褒められることは少なくなってきます。

ゆえに、自分のことを褒めてくれる相手には、お母さんのような安らぎを感じる人も少なくありません。

「頑張ったね！」「えらいじゃん！」と自分のことを手放しで褒めてくれる存在は、男性にとって心のオアシスです。

バブみを感じてオギャりたくなるような女性には、褒め上手な人が多いといえるでしょう。

意外としっかりしている

オギャりたくなる女性の特徴として、意外としっかりしているという点が挙げられます。

普段はほんわか癒し系でも、用意は周到。誰かが困ったときに、「これ使って！」と絆創膏やハンカチなどをサッと取り出せるのが、オギャられ系女子なのです。

ちょっとしたトラブルに対応できるしっかりした部分に包容力を感じ、「オギャりてぇ…」となってしまう男性は多いといえるでしょう。

バブみを感じる女性はマッチングアプリでも大人気

バブみ感じる母性に溢れた女性は男性から不動の人気があります。

自分に心を許して思う存分甘えてくる男性を愛おしく感じる女性もいますよね。

とはいえ、自分の好みや性癖を積極的にアピールできない人も多いでしょう。

そんなときにおすすめなのはマッチングアプリ「ハッピーメール」です。

累計会員数2,700万を突破しているので自分の好みの相手にきっと出会えます。

ハッピーメールの条件検索は理想の相手を見つけるのに役立つこと間違いなしです。

ぜひハッピーメールでバブみを感じる女性やおギャらせたくなる男性を見つけましょう。

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バブみを感じてオギャる人は甘えん坊

「バブみを感じてオギャる」は一見ヤバめのワードですが、母親にするように異性に甘えたいといった願望を持つ人は珍しくありません。

実は自分も年下女性に甘えてみたい…と密かに思っている男性も少なくないのではないでしょうか。

バブみを女性に感じてしまうのは、甘えん坊だからです。もしも思いっきりオギャらせてくれるタイプの女性と巡り合った場合は、ベストカップルになれるかもしれません。

とはいえ「バブみを感じてオギャる」といった言い回しは、慣れていない人にとっては受け入れづらいもの。

場合によっては引かれてしまう可能性もあるので、相手や場所をよく考えてから使用することをおすすめします。