笑わない人の印象は？心理・特徴・理由や上手なつきあい方を徹底解説！

楽しい時や嬉しい時に、人は笑顔になるものですよね。しかし、中には感情が表に出ない『笑わない人』もいます。

「つまらないのかな？」「何考えているんだろう？」と笑う側からしたら不思議に思うのも仕方ないでしょう。

そこで、笑わない人はどんな心理状態なのか、特徴や笑わない理由などを、この記事では徹底的に解説していきます。

また、実際に自分が笑わない人なら、周りにどう思われているのかチェックしてみましょう。

笑わない人に対してどんな印象を抱く？

まずは、笑わない人に対して周りの人がどんな印象を持っているのか見ていきましょう。

感情が分からなくって嫌い

楽しくても面白くても、なかなか笑わない人は「感情が分からなくて怖い」と苦手意識を持たれていることが多いです。

笑ったり怒ったり、感情表現が豊かな人は、心理状態が分かりやすい人といわれます。

反対に、言葉にも表情にも感情が出ない人は、よくわからない人と位置づけられ、苦手意識を持たれてしまうのです。

無愛想で怖い…

全く笑わない人と、笑顔で話してくれる人だと、後者の方が断然話しかけやすいですよね。

愛想笑いさえないと、そっけなく対応されているように感じて、話しかける方も「無愛想で怖いな」と思ってしまいます。

何かあったのかな？と気遣う

みんなが笑うようなところで、一人笑っていない人がいると「何かあったのかな？」「悩みでもあるのかな？」と周りは心配になってしまいます。

さらには、「怒っているのかもしれない」と周囲に気を遣わせてしまうことも。

いつも笑っていない人だと分かれば周りも気にしなくなりますが、初対面やさほど仲良くない間柄の場合、気を遣わせてしまうでしょう。

機嫌が悪いのか察する

笑っていると「なにかいいことあったのかな」、顔が曇っていると「悲しいことがあったのかな」などと相手の表情から心理状態を読み取ろうとしますよね。

そこで笑わない人を見7ると「不機嫌なのかな？」と察してしまいます。

最終的には『いつも機嫌が悪い人』とレッテルを貼られる可能性がありますよ。

下品に笑う人より断然いい！

下品に大声で笑う人より、笑わない方が好感度が高い場合もあります。

特に職場では、ゲラゲラと大声で笑っている人がいると、下品だしうるさくて仕事の邪魔になることも。

そんな人より、寡黙で淡々と仕事をこなす人の方が、周囲からの評価が高くなる場合もあるのです。

常に冷静・クールな印象

男性でも女性でも、笑わないことが逆に好印象を与えることもあります。

笑顔を見せずにてきぱきと仕事をこなす人は、頼り甲斐もありクールなイメージをもたれることが多いでしょう。

また、『笑わない＝冷静』と周囲の目には映り、かっこいい男性・かっこいい女性と慕われることもあります。

特に気にならない

笑わない人がいても、特に気にならないというタイプの人もいます。

「中にはそんな人もいるだろう」と、笑う人も笑わない人も色んな人がいることを受け止めているのです。

特別自分が笑わない人だからといって気にしなくても良い場合もありそうですね。

笑わない人の心理や特徴、理由とは？

笑わない人は、どういった気持ちで笑わないのでしょうか。

なかなか笑顔を見せない心理状況やその特徴、笑わない理由を詳しく解説していきます。

楽しい・面白いけど表現下手なだけ

笑わない人の中には、上手く感情を出せない人がいます。

本当は楽しいし、面白いと思っているのに、上手くその気持ちを表情で表せないのです。

笑うタイミングを逃してしまったり、自分が笑うことで変な空気にならないか心配になったりしてしまい、笑うことができなくなってしまうことがあります。

そもそも笑うほど楽しくない

そもそも楽しくも面白くもないから笑っていない場合があります。

だからといって笑ってもらえなかったあなたが悪い、ということではありません。

笑わない人が笑わないのには、面白いと思うハードルが高かったり、笑いに対して鈍感だったりする可能性があるからです。

笑うことが苦手

笑わない人の中には、自分の笑顔に自信が持てない人がいます。

過去に「笑い方が気持ち悪い」といじめや心無い言葉で傷ついた経験や、笑顔で映る写真を見て愕然とした経験がある場合、自分が笑うことを自ら封印してしまっている可能性があるのです。

その場合笑っていても手で顔を覆うなどして笑顔を見せないようにしていることもあります。

ミステリアスな印象を与えたい

ミステリアスな印象を与えるために、笑わずにクールな自分を演出している笑わない人もいるでしょう。

しかし、ミステリアスな印象を与えたいだけでクールな人ではないので、実際に面白い場面に遭遇すると、必死に笑うのをこらえ肩を震わせているなんてこともありますよ。

人見知り

人見知りの場合、初対面や慣れないうちは警戒心が強く笑顔が少ないことがあります。

本人自身も人見知りなことに気を取られ笑顔が少ないことに気付いていないこともあるでしょう。

もしかしたら、目を合わせることさえも苦手な可能性も…。しかし、そんな人も次第に笑顔が増えてきたら、打ち解けてきたということですね。

緊張しやすい

人見知りな人と似ている現象で、緊張している場合も上手く笑顔を出せないものですよね。

例えば、職場で笑わない人は、常に緊張感を持って仕事をしている傾向があります。自分の業務に責任を持ち、ミスがないよう緊張して遂行しているのです。

また、過去の人間関係のトラウマから人と話すときには緊張してしまう、という人もいます。

緊張から笑顔になれずにいる場合は、信頼関係が築けるようになったら自然な笑顔も見せてくれるようになりますよ。

自分の感情が表情に出ない

自己主張をしないタイプの人は、冷静で感情を表に出すことがあまりありません。

それは、笑うことだけでなく、自分の話をすることも少ない傾向にあるのです。感情が冷めているともいえますが、決して冷たい人というわけではありません。

また、協調性がないわけでもないので、話しかけたり誘ったりすれば応じてくれますよ。

シワができるのが嫌

大人の女性に多いのが、シワを気にしてあまり笑わない人です。笑うことで、目尻のシワやほうれい線が深まってしまうことを気にして笑わないようにしているのです。

シワ予防の一つに表情を動かさないことがありますが、笑うことで表情筋が鍛えられ、顔の皮膚のたるみを抑える効果があるともいわれているので、どちらの美容法を取り入れるべきか難しいところではありますね。

病気の可能性もある

愛想が悪い人だと思っていたら、実は病気だったという場合もあります。

「場面緘黙（ばめんかんもく）症」という、家族以外の人前に出ると声が出せない、笑えないという症状が出てしまう病気があるのです。

人見知りや恥ずかしがり屋と思われてしまうこともありますが、全くの別物です。

性格や親の躾の影響でもなく、人前で話すことができない「病気」なので理解を深めましょう。

職場や友達の中にいる笑わない人との上手なつきあい方

では、身近にいる笑わない人と、どのようにつきあっていくのがいいのでしょうか。

ここでは、笑わない人との上手な付き合い方5選を紹介していきます。

無理に笑わせることはしない

笑わないことを、その人の個性だと認め、特段意識することなく接してみてください。

前述したように、笑わない人には笑わない理由があるのです。

ですから、無理に笑わせようとしたりせず、また笑わないことを責めたりするのはやめましょう。

コミュニケーションを深める

笑わない人の中には、人付き合いが苦手な人がいます。

集団の中では上手くコミュニケーションをとることが出来なくても、一対一なら自己主張もしやすくなるでしょう。

まずは、2人だけの時間を作って、ゆっくりコミュニケーションをとることで信頼関係を深めていってください。

笑顔で話を聞いてあげる

日常の些細な話題でいいので、話し掛けてみましょう。「昨日のドラマ見た？」「その服かわいいね」など話が広がりそうな話題を振ってあげるのです。

相手からの返答は笑顔で聞いてあげるのがポイント！「そうなんだね、◯◯は？」とドンドン話を振ってあげて、聞き役に徹してください。

笑顔の人と話していると、だんだんと表情も柔らかくなり、心を開きやすくなってくれますよ。

好きそうな話題を振ってみる

笑わない人の好きそうな話題を振ってみることもおすすめです。

興味のない話には全く笑わなくても、自分の興味のある分野の話だったら、意外とたくさん喋って笑顔も見せてくれることがあります。

一度いい関係を築くことができれば、お互いのことを理解できる関係になれるチャンス！どんなことに興味があるのか探ってみましょう。

こういう人だ、と理解する

「この人はこういう人なんだ」と受け止め割り切ることも大切です。

いつも無愛想で話しかけづらいかもしれませんが、必要以上に仲良くなろうとせず、話す必要があるときにだけ話しかけるようあくまで自然体で接しましょう。

笑ってくれないことを気にし過ぎると、ストレスになってしまい相手にイライラしたり、必要以上にかまってしまったりと、悪循環になりかねません。

みんなと仲良くなるのはいいことですが、時には気にせずに割り切って付き合うことも必要になりますよ。

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笑わない人は、ただ冷たい人なわけではなく、笑わない理由があることが分かりましたね。

あなたの周りの笑わない人も、いつも無愛想にしているようで、心の中では色々と考えているのかもしれません。「苦手だな」と距離を取らずに、少し歩み寄ってみてください。

簡単なコミュニケーションから仲良くなっていけば、その人の良い所もだんだんと見えてくるはずです。

笑ったらかわいいえくぼが見えたり、くしゃっとした笑顔で目がなくなったり、意外なギャップに胸がときめくきっかけになることも。

焦らず、無理せず、少しずつ仲を深めてみてくださいね！