「取り柄がない」と思っている人の特徴＆自分の可能性を広げる方法を紹介！

あなたは、自分には取り柄がないと思っていませんか？人に自慢できるようなことがないと自信もなくなっちゃいますよね。

今回の記事では、「取り柄がない」と悩んでいる人の特徴や心理、その可能性を広げる方法について紹介していきます。

「今の考えを変えたい！」「自分の長所を見つけたい！」と思っている人は、ぜひ参考にしてみてください。

「取り柄がない」の意味とは

「取り柄がない（とりえがない）」とは、「取り立てて良いところがない」という意味です。

取り柄を言い換えると「長所」となるため、「長所がない」とも同義です。人に目立った良いところがないと感じたときに、この言葉が使われます。

自分自身に対して使うこともあれば、他人に対して使うこともあります。

【男女共通】「取り柄がない」と思っている人の特徴

それでは、自分のことを「取り柄がない」と思う人はどういう人なのでしょうか。

男性・女性に共通する特徴をまとめてみました。

周囲の人と比べる癖がある

自分に自信がなく「取り柄がない」と思っている人は、身近にいる優れている人と比べてしまう癖があります。

学歴や容姿、スキルなどを他人と比べて「自分なんか…」と劣等感を抱いてしまうのです。

とくに女性の場合は、メイクやファッションなどの見た目を気にする人が多いです。

「人は人！自分は自分！」と思うことができれば、落ち込むこともありませんが、他人の優れた部分と比べて気落ちするのが、自分に取り柄がないと思う人の特徴です。

劣等感やコンプレックスが強い

自己評価が低い人は、強い劣等感やコンプレックスを抱えています。

親が過保護で必要以上に干渉されたり、幼少期から厳しく育てられたりしてきた人は、これが原因で自信をなくし、社会人になってもそのままというケースがあります。

他にも日本の教育や、競争社会の影響もあるでしょう。

自己肯定感が低い人ほど、「あの人はあんなにトーク力があるのに、自分は口下手で嫌気が差す」などと自分の短所に目を向けやすく、コンプレックスをたくさん抱えがちです。

完璧主義者で理想を高く掲げがち

取り柄がないと思っている人は完璧主義なところがあります。

この性格によって、周囲から見たら長所だと思うようなことも、「この程度では優れているといえない」とマイナスに考えてしまうのです。

理想と現実のギャップから「自分は中途半端な人間だ」と落ち込み、自信をなくすという悪循環に陥ってしまいます。

理想を高く持つことは良いことですが、ハードルが高すぎて目標達成する前に、途中で挫折してしまう原因にもなるのです。

ストイックすぎる

ストイックというとプラスの意味に捉える人も多いかもしれませんが、取り柄がないと思っている人は自分に厳しすぎて、いつまでも自分の良さに気づくことができません。

どんなに頑張っても自分のことを認めることができず、結果的に自分には取り柄がないと落ち込んでしまうのです。

ネガティブで仕事も恋愛も諦めのスタンス

仕事や恋愛など全てにおいてネガティブな考えの人は、なにをやっても上手くいきません。

取り柄がないと思っている人は自分に自信がないため、マイナス思考で諦めのスタンスでいることが多いです。

そのため、会社でも恋愛でも、肝心なときに行動に移すことができません。

チャンスがきたとしても「どうせ自分には無理だ」と、最初から諦めてしまうため、自ら幸運や成長する機会を逃してしまうのです。

「取り柄がない」と思う人の心理

ここからは「取り柄がない」と思ってしまう人の心理を見ていきましょう。

「自分なんて」と卑屈になっている

取り柄がないと思っている人は自分に自信がないので、常に「自分なんて」とネガティブに考えてしまいがちです。

周りから褒められても、素直に受け取ることができず、「お世辞に決まってる」「どうせ自分はダメなんだ」と卑屈に考え、1人で落ち込んでしまうことがよくあります。

できないことや苦手分野にばかり意識が向いている

人間、誰にでも苦手なこともあれば、得意なこともあります。

苦手なところに目を向けるのは自分を成長させるためにも必要ですが、取り柄がないと思っている人は苦手分野ばかりを意識しすぎるため、得意なことが見えていません。

その結果、「自分には良いところがない」「できないことばっかりだ」とネガティブに考え、クヨクヨと落ち込んでしまうのです。

自分の長所や得意分野が何かよくわかっていない

自身の長所や得意分野を理解している、ということは自分の強味になります。

しかし、それが何かを知らなければ、いつまでたっても取り柄があるとは思えないでしょうす。

取り柄がないと思っている人は、自分の長所や得意なことを明確にわかっていません。

このタイプの人は、自分が内に秘めている才能に気づくことができれば、取り柄がないというモヤモヤした心理から抜け出せます。

長所発掘！自分の可能性を広げる方法

取り柄がないと思っていても、自分の長所を見つけるのが苦手なだけで、誰しも必ず取り柄はあります。

最後に、自分の可能性を広げるためにおすすめの方法について解説していきます。

自分の中途半端な部分を許す

全てを完璧にこなそうとすると、思ったようにできなかったときに自信をなくしてしまいます。

自分的に中途半端だったとしても、「中途半端でもOK！」と気軽な感じで自分を認めてあげましょう。

そうすることで、自分は中途半端なダメ人間だ…と落ち込むことなく、自分ができた範囲をを肯定して認められるようになります。

これだけでもだいぶ心が楽になりますよ！

過去の成功体験を思い出してそのときの感情に浸る

自分の可能性を広げるためには、過去の成功体験を思い出すことも有効です。

何かの大会で優勝をした、などの大きい成功体験じゃなくてもかまいません。誰かに優しくしたことや喜んでもらえたこと、そんな些細な内容でいいのです。

ポイントは「嬉しい」「幸福感で満たされる」など、そのときの感情に浸ること。

さらに1つひとつ思い出しながら自分の良いところを紙に書き出してみると、思ってもみなかった特技や長所が見つかるかもしれませんよ！

自分が没頭できる趣味を見つける

新しいことをはじめることは、新たな自分を発掘できるチャンスです。

そのため、自分が興味のある趣味を見つけて熱量を注ぐことがおすすめです。資格をとってみるのも自分磨きになっていいですね。

「経験者じゃないから…」と消極的になったままではいけません。自分を変えるためには行動あるのみです。

今まで経験したことがないことをすることで、自信にも繋がり、意外な能力が開花する可能性もあります。

身近な人に自分の長所を教えてもらう

自分のことは自分が1番理解している、とよくいいますが、取り柄がないと思っている人は自分を客観視することが苦手です。

そういう場合は、親しい友人や家族に自分の長所を聞いてみてください。自分では思ってもみなかった部分を褒めてもらえるかもしれません。

周りから長所だと思われている面を知ることで、自分を客観視することができる良い機会になるでしょう。

ポジティブな人と行動する時間を増やす

類は友を呼ぶといいますが、取り柄がないと思っている人はネガティブ思考のため、周りにも同じような考えの人が集まっているのではないでしょうか。

自分を変えたいなら、ポジティブな人と一緒に行動することをおすすめします。そして参考になる部分はどんどん吸収していきましょう。

ポジティブな人はプラス思考で前向きな人が多く、影響力も強いので、ともに行動すれば自分の考え方も自然とプラスへと変っていきます。

「取り柄がない」と思い込んでいたなんて嘘みたいに、自身が変わっていることに気づけるでしょう。

小さい頃好きだった事柄にヒントあり！

あなたは小さい頃どんなことに夢中になっていましたか？

たとえば、お絵描きが好きだったり、かけっこが好きだったり。小さい頃は自分と他人を比べて、自信をなくすなんてことはなかったと思います。

自分には取り柄がないと悩んでいる人は、好きなことを楽しんでやっていたあの頃を思い出してみてください。

また、短所は長所でもあるといわれるように、自分では短所だと思っていたところが周りからみたら長所だった…というケースもあります。

あらゆる角度から自分を分析することで、意外な取り柄が見つかるかもしれませんよ。