猫なで声とは?猫なで声を使う女性心理・聞いたときの男性心理を解説
猫なで声を使う女性を「可愛い」と思う人がいる一方で「裏がありそう」「あざとい」という印象を持つ人もいるでしょう。
実際にどのようなシーンで、女性は猫なで声を使い分けているのでしょうか?
男性はどう感じているのかも、気になりますよね。
そこで今回は、猫なで声を使う女性心理と、聞いたときの男性心理について解説していきます。
猫なで声を使ってみたいと思っていた女性には、テクニックもあわせて紹介しているので、参考にしてみてください。
Contents
猫なで声の意味とは?どんな声のこと?
「猫なで声」の意味は、国語辞典によって見解が異なります。
ひとつは「ネコが人間になでられるときに出す、こびを含んだ声」。
もうひとつは「人間がネコをなでるときに出す、柔らかく甘えたような声」です。
日本語の歴史の中でも、猫なで声に関しては使い方が揺れていたため、両方の意味を載せている辞典もあるのだとか。
具体的には、普段より声のトーンを高めにして、語尾を伸ばしたような声のことです。
猫なで声は女性が使うことが多く、相手の機嫌をとるときや、お願いごとをするときに使われるといわれます。
猫なで声で話すときの女性心理とは?
相手にこびたような声とされる猫なで声。
猫なで声を使う理由は、人によってさまざまで目的が異なります。
いったい、どんな気持ちで話しているのでしょうか。
まずは、猫なで声で話すときの女性の心理について見ていきましょう。
好きな人の気を引きたい
女性は好きな男性に対して「私の想いに気づいてほしい」という気持ちをアピールしたいとき、意図的に猫なで声を使うことがあります。
猫なで声を使うことで、甘えた様子やか弱い自分を演出でき、恋愛の駆け引きがしやすくなるためです。
ストレートに気持ちを伝えるよりも、自分を可愛く見せて相手の気を引きたいという心理が働くのでしょう。
このような使い方は、同性からは冷ややかな目で見られることも少なくありません。
無意識のうちに敵を作ってしまうケースもあるでしょう。
相手に甘えたい
女性の中でも、とりわけ子どもの頃から可愛がられて育った人は、男女関係なく甘えたいとき、無意識に猫なで声で話すことがあります。
寂しくて相手をしてほしいとき、相手に対し心をオープンにしているとき、異性に対してだけではなく同性に対しても、まるで小さな子どものように近づいてきて甘えるのです。
甘えたい要求が自然なものである場合、甘えられた相手も悪い反応はしないでしょう。
しかし、裏がありそうな面が少しでも見え隠れすると、嫌がられてしまう可能性もあります。
お願いごとをしたい
誰かにお願いごとをしたいとき、猫なで声になる女性を見かけませんか?
家族や友人、職場の人など使う相手を選ばず、自分の要求を通したいときに使います。
相手に快く引き受けてもらいたいがために、猫なで声という形で表現するわけです。
女性から猫なで声を使ってお願いごとをされることに弱い男性は、意外といるもの。
ただし、中にはこびを売ってお願いごとをしてくる様子に、不快感を持つ男性もいるため要注意です。
相手の機嫌をとりたい
相手を怖いと感じたり、後ろめたい気持ちがあったりする場合も、猫なで声が使われる傾向があります。
猫なで声を使うことで相手の機嫌を伺い、円滑なコミュニケーションをとりたいと望むからでしょう。
警戒心のある相手に対しては、自分が敵ではないことをアピールする手段として利用することも。
過剰な猫なで声は相手にストレスを与える恐れがあるため、使い過ぎには注意しましょう。
猫なで声を使う女性を男性はどう思う?
猫なで声を使う女性を嫌がる人がいる一方で「可愛い」と感じる男性がいることも事実です。
実際のところ、男性はどのように感じているのでしょうか。
猫なで声を使う女性について、男性の本音を解説していきます。
表裏があるように感じる
女性が男性の下心を見抜けるように、男性も女性の表裏を見抜けることがあります。
女性同士の会話の中では負けん気の強そうなトーンなのに、男性が通りかかるとこびたような猫なで声に。
これでは、男性が猫なで声の女性に対し、表裏があるように感じるのも無理はありません。
計算高さやあざとさを感じて、ズルい印象を受けやすいのでしょう。
女性の下心が見えた途端、冷めてしまうケースも出てきてしまいます。
幼い印象を受ける
猫なで声は、可愛さをアピールできる一方で、幼い印象を与えてしまうことがあります。
男性によっては「子どもっぽいあどけなさが可愛い」といい印象を持つ方もいるかもしれませんが、自立した大人っぽい女性が好みという男性には逆効果です。
また、ビジネスの場など、猫なで声を不適切なシーンで使用すると信頼を失うことも。
好きな相手を振り向かせたい場合は、あえて猫なで声を避けることもひとつの手段です。
慣れてきたところで猫なで声などの甘えるテクニックと使うと、ギャップに魅力を感じてくれるかもしれません。
引いてしまう
自分が好意を寄せてもいない相手に猫なで声を使われると、引いてしまう男性もいます。
猫なで声は、女性にとって恋愛テクニックのひとつ。
しかし、好きな気持ちをアピールするために猫なで声を使っても、こちらに興味のない男性には悪い印象を与えてしまう可能性があります。
また、頼みごとやご機嫌とりなど、女性にとって都合のいいときだけあからさまに猫なで声を使うと、嫌悪感を抱く男性もいるため注意しましょう。
アプローチしたい男性がいる場合、脈ありかどうか判断できないタイミングでは、猫なで声は使わない方がいいかもしれません。
自分のことを好きなのかもと勘ぐる
女性が猫なで声で甘えると、男性によっては「自分のことを好きなのかも」と勘ぐることがあります。
素直に嬉しいと受け止める男性なら、想いが実り大成功!となるわけですが、そうでない場合も。
男性の中には「釣った魚にはエサをやらない」タイプもいるため、女性の好きな気持ちを確認した途端に興味をなくしてしまい、軽く扱われるケースもあります。
恋愛には駆け引きがつきもの。
猫なで声を使った後は連絡を控えるなど「押す・引く」をバランスよく使うと効果的でしょう。
好きな子なら嬉しい
好きな子から猫なで声で甘えられると、シンプルに嬉しいと感じる男性は少なくありません。
「自分だけに甘えてくれた」という優越感を抱き、プライドが満たされることもあるのでしょう。
好きな女性からされると嬉しさも倍増です。
ただし、もともと好きな子から猫なで声を使われた場合はいいですが、前述したように、好きでもない子からされても嬉しくないということを覚えておきましょう。
猫なで声を上手に出す3つのテクニック!
ここまでは、猫なで声に関する言葉の意味や、使う女性の心理、聞いた男性の心理について解説してきました。
使うシーンや相手によっては大きな効果を発揮する、猫なで声。
好きな相手や甘えたい人がいる場合、猫なで声を使ってみたいと思う人もいるでしょう。
最後に、猫なで声を出すテクニックを3つ紹介します。
自分の部屋などでシミュレーションして、ぜひ活用してみてください。
鼻にかかった甘い声を出す
猫なで声の基本は、鼻にかかった甘い声を出すこと。
声をはっきり前へ押し出すというより、鼻から抜けるように出すイメージで話してみましょう。
それに加え、甘えたような口調を意識することが大切です。
声だけでなく、上目遣いをしてみたり可愛いリアクションをしてみたりと仕草も工夫してみると、より猫なで声らしくなるのでおすすめ。
どちらもバランスを考えて、やり過ぎないよう気をつけましょう。
普段よりゆっくり話す
猫なで声を使う女性に、早口で話すイメージはありませんよね。
相手に思いを伝えるには、ゆっくりわかりやすく話すことがポイント。
猫なで声で話すときは、普段よりもスピードを抑え、子どもに話しかけるくらいのペースを心がけましょう。
ゆっくり話すことで、猫なで声の効果がより発揮されるかもしれません。
声のトーンは高めで語尾を上げる
赤ちゃんや動物に話しかける際、自然と声のトーンが高くなることがありますよね。
猫なで声も同じような感覚で、いつもより声のトーンを高めにしてみましょう。
さらに、話すときの語尾を少しだけ上げることがポイント。
暗い印象の話し方では、甘えたような雰囲気が伝わりません。
「あなたと話していて嬉しい!」という気持ちが、相手に伝わるように話してみましょう。
赤ちゃんや動物に話しかけるイメージで、練習してみてくださいね。
猫なで声は使い方次第で男性に刺さる!意中の彼を振り向かせられるかも?
女性の猫なで声は、相手のご機嫌とりや頼みごとがあるときのほかに、好きな人の気を引いたり甘えたりと、恋愛の駆け引きのひとつとしても使います。
好きな男性にアピールできる手段として有効ですが、やり過ぎは禁物。
引いてしまう男性もいるため、猫なで声を使う相手や、使うときと使わないときとのバランスを見極めましょう。
猫なで声を出すテクニックを参考に、ぜひ意中の男性にアプローチしてみてくださいね。