自分に酔うの意味とは?自己陶酔する心理や特徴、やめたい人の習慣を紹介
酒に酔う、車に酔うなどの言葉はよく聞きますが、「自分に酔う」とはどういった状態を意味するのでしょうか。
また、自分に酔うことが多く、その状態を早くやめたい…と悩んでいる人も中にはいるでしょう。
そこで今回の記事ページでは、自分に酔うことの意味を解説したうえで、自己陶酔をやめたい人におすすめの対処法を紹介していきます。
Contents
「自分に酔う」の意味とは?
「自分に酔う」とは、自分の行動や発言、容姿などを「かっこいい」「可愛い」と感じてうっとりしている状態のことをいいます。
自分がした行動、自分がいった言葉、自分の顔立ちや服装・スタイルなどを見て、「ああ、私or俺って素敵だな…」と自分に酔いしれている状態のことを「自分に酔う」というのです。
類語の「自分に酔う」とは?
「自分に酔う」の類義語は、例として以下のような言葉があります。
- 自己陶酔
- カッコつける
- 自分の世界に浸る
- 粋がる
- 独りよがりになる
- ナルシシズムを感じる
最後のナルシシズムとは、自己愛を持つことです。
自分のことが大好きで、自分に酔っている人のことをよく「ナルシスト」というので、この言葉には聞き覚えがある人も多いのではないでしょうか。
【男女共通】自分に酔う人の心理状態・特徴9選
自分に酔う男性・女性の心理状態や特徴を詳しく見ていきましょう。
一つでも当てはまると周囲から「あの人って自己陶酔してるよね」と思われている可能性があります。
自分を特別な人間だと思っている
自分に酔うタイプの人は、自分を他の人と比べて特別な人だと思っている傾向があります。
自分には才能があると思ったり、人より強運を持っていると思ったりと、特別視しているのです。
そのため、自分を「平凡な人」だと受け入れることは頑として拒もうとします。
人をすぐ見下す
自分に酔う人は、周りの人をすぐに見下す癖があります。
他人と比べて自分は特別なタイプだと思っているため、周りの人の方が劣っていて、自分がより優れていると勘違い心理が働くのです。
また、逆に自分を特別な人だと思いたいからこそ、他人を必要以上に見下そうとする心理もあります。
そのため自分に酔う人は、周りの友達に対してマウンティングするような発言を頻繁に繰り返すことも多いです。
我が強いため嫉妬深い
自分に酔う人は、我が強く、自分が一番でなければ気が済まないといったタイプも多いです。
だからこそ嫉妬深い部分もあり、自分でない別の人が輝いていたりすると、その人に対して強い嫉妬心を抱きます。
嫉妬が原因で、人間関係のトラブルを起こしてしまうことも少なくありません。
妄想からの虚言がひどい
自分に酔う人は、自分が優れた人だと思う気持ちが強く、その分思い込みが激しい部分もあります。
そのため、妄想からの虚言を繰り返すこともしばしば。
見栄を張りたい一心で虚言癖が激しくなり、すぐ嘘をついて周りを戸惑わせます。
自己レベル以上の野望を抱く
自分に酔う人は、自分の身の丈に合わない野望を抱き、高望みしてしまうことも多いです。
そのため、実際に望みが叶うことはほとんどありません。
理想だけがどんどん高くなり、ビッグマウスな傾向が見られる人も多いでしょう。
時にサイコパスな一面がある
自分に酔う人は、時にサイコパスな一面を覗かせることもあるため要注意。
自己陶酔の状態にあるとき、自分さえ良ければそれで良いといったワガママな心理を抱くことがあります。
独りよがりな心理が行き過ぎて、周りに迷惑をかけることも。
しかし、自己陶酔しきっているのでなんとも思わない場合もあります。
人によっては、本来は迷惑なことなのにもかかわらず「特別な自分がやったのだから有り難いはず」と思い込み行動することがあるため非常に厄介です。
自分の意見を押し通す
自分に酔う人は、他人から否定されたり拒まれたりすることを嫌います。
そのため自分の意見を押し通そうとする傾向が強く、とてもワガママな印象を与えます。
少しでも自分の意見を受け入れてもらえなければ不機嫌になり、周りを困らせることも多いものです。
人とのトラブルがつきない
自分に酔う人は、自分への愛情やこだわりが強いため、周りの人とよく衝突する傾向にあります。
- 嫉妬が原因で恋人との喧嘩が絶えない
- 自分の意見を押し通して上司や先輩と良好な関係が築けない
- 虚言癖がひどく友達から嫌われる
このようにトラブルメーカーになることが多いため、自己陶酔度が高い人は、残念ながら心を許せる友達が少ないケースも多いです。
不幸エピソードすら自己陶酔の道具
自分に酔う人は、不幸エピソードすら自己陶酔の絶好のアイテムにしてしまいます。
「私ってなんてかわいそうなんだろう…」と自分を悲劇のヒロインにして、周りの人に不幸エピソードを話してくるのです。
そのため、ちょっとした災難でも、被害妄想が行き過ぎてしまう自己陶酔タイプも多いもの。
不幸エピソードを聞かされすぎて、周りの人はうんざりしてしまうことも多々あります。
自分に酔うことをやめたい人におすすめの習慣
自己陶酔が行き過ぎてしまうことに自覚があり、それを悩みに感じている人も多いでしょう。
しかし、昔から自分に酔う癖があると、改善するのはなかなか難しいもの。
いきなり自己陶酔をきっぱりやめるのは困難なので、できることからコツコツ始めて、考え方を変えていくのが一番でしょう。
最後に、自分に酔うことをやめたい人におすすめの習慣を紹介するので、少しずつ実践して自己陶酔から抜け出していきましょう。
自分ばかり話さないようにする
人と話すときは、自分が話し手になるのを少し控えめにしてみましょう。
自分に酔うタイプの人は、つい自分ばかりが話し、会話の中心にいようとします。
そのため気が付けば、自分の話を聞いてもらわないと気が済まない心理になっていることは多いもの。
そこで、聞き手話し手みんなが半々の割合で話せるように意識しましょう。
少しずつで良いので、相手の話にもなるべく興味を持って聞くようにしてください。
話す割合を変えていくだけでも、自分に酔っている雰囲気は抑えめになっていくはずです。
マイナス面も正しく受け止める
自分に酔う人は、現実を受け入れずに、自分を過大評価してしまう傾向が強いのが特徴です。
そのため自分に酔うことをやめるには、自分のマイナス面も正しく受け止める必要があります。
もちろんいきなり考え方を変えるのは難しいかもしれませんが、日頃から「都合よく物事を考えすぎていないか」と立ち止まって確認することを意識してみましょう。
話している人の言葉・表情を観察する
自分に酔う人は、自分ばかりに注目しているせいで、周りが見えていない、もしくは自分を客観的に見ることができていないことがほとんどです。
そのため自分に酔うことをやめるには、視野を広げる意味で、周りの人にもう少し注目してみることがポイント。
話している人の言葉や表情を観察して、相手がどう感じているかを考えてみましょう。
視野を広げることで、周りにも配慮できるようになり、自然と自己陶酔は改善されていくはずです。
自分より大切な存在を見つけよう
自己陶酔は人間関係のトラブルに繋がりやすく、悩んでいる人も多いでしょう。
恋人や、その人との関係など、自分よりも大切なものを見つけられたら、きっと人生は豊かになります。
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自己陶酔は恋愛では不利になるのでほどほどに!
自分に酔う人は、人間関係・恋愛・仕事など、さまざまな場面でトラブルを起こしがちなので要注意。
つい独りよがりになってしまい、周りの人からたしなめられたことに心当たりがある人も多いのではないでしょうか。
「いい加減、自分に酔うのはやめたい…」と感じている人は、この記事で紹介したおすすめの習慣をぜひ意識してみてください。
- 「自分に酔う」とは、自分の行動・発言・容姿を見て、素敵だと感じてうっとりしていること
- 自分に酔う人には、自分を特別だと思っている、我が強い、自己レベル以上の野望を抱く、すぐに悲劇のヒロインになるなどの特徴がある
- 人の話を聞く癖をつける、周りの人を観察する、マイナス面も正しく受け止めるなどの習慣を意識して、自己陶酔から抜け出そう