【マイメン】の意味とは？英語の語源や使い方・例文や類語まで詳しく解説

海外だけではなく、日本の文化にも広まっている「マイメン」。どんな意味の言葉なのか、きちんと知っていますか？

「意味を知りたくて検索したけど、結局よく分からなかった…」という人も多いのではないでしょうか。

この記事では、マイメンの語源や類語、さらには例文を含めた使い方まで解説していきます。

最後まで読めば、マイメンについてさらに理解できること間違いなしですよ！

マイメンとは？

「マイメン」という言葉は、クラブDJやラジオのパーソナリティなど、さまざまな場所で使われています。

「マジ卍（まんじ）」と同じように、主に若い世代で使われているマイメンですが「よく分からないけどなんとなく使っている」「イツメンやマブダチとの違いが分からない」と感じている人も多いかもしれません。

ここでは、マイメンの意味はもちろん、語源や類語までたっぷり解説します。

マイメンの意味

マイメンと辞書で引く

とあります。

マイメンとは、仲の良い人を表すときに使う言葉です。信頼し合っている人や大好きな人を指すときに使用します。

友達だけではなく、家族や尊敬している人のことを、親しみを込めてマイメンと呼ぶ人も多いです。

• 俺のマイメン
• マイメンと一緒にいる
• ＃マイメン

のような使い方が一般的でしょう。

英語のラップバトルで使われる「My Man」が語源

マイメンの語源は、英語で「兄弟」という意味を持つ「My Man」です。

ヒップホップのラップバトルで、親しみを込めて「My Man」と相手を呼んだことから、本来の兄弟だけではなく「信頼できる親しい人」という意味が広がりました。

ノリの良さからも、趣のあるクラシックではなく、ヤンチャなヒップホップが語源だと納得できますね。

一方で、現代では「仲間」を意味する「My Member」の略という解釈もあります。

どちらにしても、マイメンの「メン」は「男性」という意味ではありません。「マイメン＝私の男」つまり彼氏のことだと、勘違いしないようにしましょう！

マイメンの類語

親愛し、尊敬する人に向けて使うマイメンですが、親しい人を表す言葉は他にもたくさんあります。

一体マイメンと何が違うのか、使い方を間違えて笑われてしまう前に、しっかりとおさらいしておきましょう。

ここでは、マイメンと似た意味で使われる言葉を4つ紹介します。

かつて流行したものや、今でも使われている言葉までさまざまなので、しっかりチェックしてくださいね。

「イツメン」

イツメンとは、いつも一緒にいるメンバーのことを指します。

たとえば、

• お昼休みにいつも一緒にご飯を食べる友だち
• いつも一緒に帰るメンツ
• いつものバイト仲間

といった、いつも仲良くしているメンバーのことです。

対して、マイメンは心を許せる深い関係の人のことを指し、イツメンはもう少し軽い意味で使われることが多いでしょう。

ほかにも、初めて遊ぶメンバーには初メンという言葉を使います。

「仲間」

プリクラの落書きにもよく書かれる「仲間」ですが、親友とは少し違う意味を持つ言葉です。

一緒に何かをしたり同じような行動をしたりする相手のことを「仲間」と表現します。

1人に対してはもちろん、同じグループのメンバーなど、複数の友達を指すときにも使えます。

「マブダチ」

1970年頃から登場したマブダチ。マブダチの「マブ＝本当の」という意味で、「ダチ＝友達」のことです。

本当に仲の良い友達に対して使うので、イツメンよりも関係性が深いときに使うといいでしょう。

親友とよく似た意味の言葉ですが、マブダチの方が砕けた印象を与えます。「親友だよね。」とはいいづらくても、「マブダチだよね。」ならいいやすいという人も多いのではないでしょうか。

マブダチを使えば、肩肘を張らずに相手に想いを伝えられます。

「ズッ友」

2000年代前半に流行したズッ友は、「ずっと友達」を略した表現です。

実はズッ友は、2012年に投稿された太宰治の「走れメロス」をズッ友を含めたギャル語で現代風に言い換えたツイートがきっかけで再流行しました。

ずっと友達でいたい人に対して使用するので、マブダチと似たような意味で使えますよ。

海外での「マイメン」の使い方

ちょっと間違えるだけで、全く別の意味に解釈されてしまう「マイメン」。

発祥地である海外では、どのようにマイメンが使われているのでしょうか？

ここでは、大きく2つのセクションに分けて、海外でのマイメンの使い方からマイメンが歌詞に登場する曲まで詳しく解説していきます。

呼びかけとして使われる

日本では、元々はヒップホップ用語として使われはじめたMy Man。海外では、男性同士の呼びかけに使われます。

このように、気の合う仲間に向かって話しかけるイメージです。

しかし呼びかけではない場合は注意が必要です。

「He is My Man.」と、信頼の置ける仲間と紹介してしまうと「彼は俺の男…？男性が男性を好き…？」と誤解されてしまうので注意しましょう。

ラップの歌詞に使われることも多い

マイメンは、歌詞にもよく使われます。

特に洋楽のヒップホップでは、定番文句として登場することが多いので、ぜひ、チェックしてみてください。

アメリカのヒップホップグループ、The Rootsの曲「Mellow My Man」の歌詞には、何度もMy Manが出てきます。

「My Man」という言葉が、ヒップホップ文化にとても深く根付いていることが分かりますよ。

日本での「マイメン」の使い方

日本でもよく使われているマイメンですが、発祥地の海外とは少し使い方が異なります。

日常生活でもよく耳にするようになった「マイメン」ですが、実際どこでどのように使われているのか気になりますよね。

ここでは、日本での使い方を2つに分けてお伝えします。

SNSでの使用が一般的

マイメンを挨拶の一種として使っている海外とは違って、日本ではSNSで使用されることの方が多いです。

仲の良い友達という意味で「地元のマイメン、やっぱり最高だわ」とTwitterで呟いたり、「＃マイメンとランチ」とInstagramで写真を投稿したりしています。

また、好きな芸能人のことをマイメンと呼ぶこともあります。

「マイメンめちゃくちゃ好き」という言葉をそえて芸能人の写真をSNSに載せる人もたくさんいます。

日本では女性も使っている

海外では、男性同士が挨拶の際に「My Man！」と声をかけるのが一般的です。しかし、日本では男性だけではなく女性にも使います。

女性が仲の良い友達の話をしながら「あの子は大好きなマイメンなんだよね」というのも一般的です。

「マイメン＝信頼の置ける人」ということだけ覚えておけば、男女関係なく口にすることができますよ。

マイメンを使った例文を紹介

日本の代表的なアーティストである竹原ピストルさんも曲名や歌詞に使っているマイメン。さらに、東京でHIPHOPユニット「サ上と中江」がマイメンを見つけるお客様参加型イベントを開催したり、マイメンTシャツなどの対象商品も販売されたりするほど日本でも浸透しています。

そんなマイメンの「語源や日本と海外での使い方の違いは分かったけど、実際にどう使えばいいの？」と疑問に思う人も多いでしょう。

最後に、そんなマイメンの使用例リストを紹介します。

読めばきっと、今日からマイメンを使いたくなってしまうこと間違いなしです。

• 「マイメンとランチ中」

とても仲の良い友達とランチをしたときに使います。

美味しそうな料理と友達が写った写真を、この言葉とともにSNSへアップすることも。

突然の誘いに「今はマイメンとランチ中だから」と、断る返事にもおすすめです。

• 「俺らマイメンだからな」

たとえば「本当に仲が良いよね」といわれたときの答えとして使えます。

友達でも兄弟でも、同じような意味で使用することが可能です。

• 「さすがマイメン！」

自分のために友達が助けてくれたときに使える言葉です。

自分の読みたかった雑誌を友達が貸してくれたとき、大変な課題を手伝ってくれたときなどに使えます。

また、仲の良い友達への褒め言葉としても使えますよ。

• 「＃マイメンがいる生活」

この場合のマイメンは、仲の良い友達または好きな芸能人のどちらかを指しています。

大好きな人がいることが嬉しいとハッシュタグで示しているのです。

他にも、SNSではマイメンを含むハッシュタグがたくさんありますよ。

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「マイメン」を使えばより親しくなれるかも！

大好きな人を意味する「マイメン」。友達や家族からマイメン、といわれると何だか嬉しい気持ちになりますよね。

ぜひ、普段から仲の良い友達に向かって、好意を伝えるつもりでマイメンを使ってみてください。

もしも照れくさければ、SNSで「マイメンとご飯食べた！」とアップするだけでも気持ちは伝わるはずですよ。

その投稿を見た友達が、あなたのことをもっと好きになること間違いありません。

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