自分軸とは？自分軸で生きる人生のメリットとトレーニング法

自分らしく生きるためには、自分軸で生きることが重要です。

しかし「自分軸ってどんな人？」「自分軸で生きるとどうなるの？」「わがままとは違うの？」と疑問に思う人もいるでしょう。

自分軸とは、周りに左右されることなく、自分の考えで行動することをいいます。

日本人は自己主張が苦手なので、周りに合わせて自分の意見を押し殺してしまう他人軸で生きてしまっている人が多いのではないでしょうか。

そこで今回は、自分軸の意味や、自分軸で生きるためのメリットなどを紹介します。

自分軸で生きるためのポイントも併せて解説しますので、この記事を参考に自分らしく生きる方法を見つけてみてください。

自分軸の意味とは？

「自分軸」とは、周りの意見に左右されることなく、「自分がどうしたいか」を基準に行動することを意味します。

物事を取り組むにあたって、評価や利益よりも自分の欲求を大切にして、素直に行動する人のことを「自分軸で生きている人」といいます。

一方、対義語に当たる「他人軸」は、友人知人の気持ちや、上司からの評価を1番に考え、自分の気持ちを後回しにして取り組む様子を指します。

自分軸とわがままの違いは？

自分軸とわがままの大きな違いは、相手の意見を尊重し、受け入れることができるかどうかです。

自分軸の人は、他人にも軸があることを理解しているので、たとえ意見が食い違っても相手の意見を否定することはせず、しっかりと聞き入れます。

話し合った結果、相手の意見の方が正しいと思えば、素直に受け入れて意見を変えることもあるでしょう。

一方でわがままな人は、自分が正しいと思い込み、他人の意見を聞き入れることをしません。

自分の意見を押し付けるばかりで、考えを否定されると怒り出すこともあるでしょう。

自分軸の人の特徴とは？

こちらでは、自分軸と他人軸の違いを解説していきます。

自分が他人軸で生きる人の特徴に当てはまっていないか、見比べてみてください。

自己診断することで、自分がどんな人間かわかってくるはずですよ。

自分の気持ちを最優先する

自分軸の人は、「自分はどうしたいか」という考えの元で意思決定をし、行動に移します。

周りの人の顔色を伺ったり、周囲の評価を気にしたりして意見を変えることはありません。

自分の意見に自信を持ち、堂々と振る舞う姿は、周囲から見ると魅力的な人に映ることが多いでしょう。

世間の常識にとらわれない

自分軸の人は、世間の常識や流行にとらわれることなく、自分のしたいことを好きなようにします。

他人軸で生きている人から尊敬や憧れの眼差しを向けられています。

そのため、周りから一目置かれている存在であることが多いです。

しっかり責任をとる

自分軸で生きている人は、いいと思う選択を自分自身で決めるため、何かあったときはしっかり責任をとります。

「上司に言われたから」「自分は決めてないから」などと言い訳することはなく、失敗を受けてとめて、次に繋げようとします。

頼れる存在として多くの人から信頼されるのは、自分軸で生きている人でしょう。

自分軸で生きることのメリット

続いて自分軸で生きることのメリットを解説いたします。

これからは自分軸で生きるのか、今まで通り他人軸で生きていくのか、今一度考えてみてください。

自分らしくいられる

自分軸で生きることのメリットは、自分らしくいられることです。

周囲を気にせず自分の意思で行動することができるため、自分らしく生活することができるのです。

自分で決定したことにより、物事が成功したときには、達成感や充実感を存分に感じることができるでしょう。

自分で意識決定を積み重ねることで自己肯定感が高まり、「自分はこのままでいいのだ」と考えられるようになるため、ありのままの自分でのびのびと人生を送れるようになるのです。

ストレスが溜まらない

自分軸で生きると、ストレスが溜まりづらくなるのもメリットです。

自分が「どうしたいか」が最優先になるので、自分と他人を切り離して考えられるようになるのです。

同僚の成績と比較したり、結婚して幸せな家族を持った友人と比較したりすることがなくなります。

自分ができていないことをなんなくこなしている人を見ても、「それぞれのペースがある」とフラットに考えることができるため、ストレスを感じることが少なくなります。

本来の能力が開花する

自分軸で生きていると、自分の中に眠っていた本来の能力が開花していきます。

そのため、自分軸の生き方にシフトすることで、他人に合わせて生きていたときには見つけられなかった、さまざまな才能に気づける可能性があります。

自分の個性を受け入れ、気持ちを大切にして生きることは、今まで気づいていなかった新たな自分を見つけるチャンスなのです。

おすすめの習慣！自分軸で生きるためのトレーニング法

ここでは自分軸で生きるためのポイントを紹介いたします。

幸せな人生を歩むには、自分の気持ちを大切にすることも重要です。

周りに振り回されていると感じる人は、ぜひ自分軸で生きる方法を取り入れてみてください。

自分軸トレーニングをすることで、きっと幸せな人生を歩めるはずですよ。

ありのままの自分を受け入れる

自分軸で生きるためには、ありのままの自分を受け入れることが大切です。

周りがどう思っているかは考えずに、自分の嫌いな部分と好きな部分を紙に書き出してみましょう。

ポイントは、「一般的に好かれる要素だから」「他人に嫌われる要素だから」と外からの評価を一切考えないことです。

大切なのは、いい部分もダメな部分も自分の一部だと認識することです。

この行動が自分を大切にすることに繋がり、自分を受け入れられるきっかけとなります。

目標を明確にする

自分軸で生きるためには、目標を明確にすることも大事です。

「いつか〇〇になりたい」「資格を取得したい」などの目標があるなら、今すぐにでも行動に移すことをおすすめします。

すぐに目標が見つけられない場合は、自分が今やらなければいけないことや、欲しい物・憧れのライフスタイルを思い浮かべてもいいでしょう。

誰に見せるわけでもないため、自由に考えてみてください。

達成したときの自分を想像することで、より前向きな気持ちで目標に向かうことができるでしょう。

譲れないことを認識する

譲れないものを自分自身に問いかけて認識することが、自分軸で生きるための秘訣です。

譲れないポイントを見つけていくことで、自分が求めるものが明確になっていき、自分の気持ちを優先した人生を送れるようになります。

逆に、ここまでなら譲歩できるという線引きも明確になるので、自分の意見を通すだけでなく、場合によっては柔軟な対応ができるようなることもポイントです。

自分軸で生きる人は異性からも魅力的に見える

自分軸で生きている人は、異性からも魅力的に見えます。

ストレスも軽減し、毎日が楽しくなり、異性からモテる…自分軸で生きるのはメリットばかりなのです。

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他人軸から自分軸で生きられるようになると人生は楽しくなる

他人軸で生きている人は、周りの意見や評価に振り回されることが多いため、自分らしい生き方とはいえないでしょう。

他人軸で生きる癖がなかなか抜けない人は、自分らしさを見つける講座やコーチングを受けてみるのも1つの手です。

自分軸で生きられるようになれば、不安や嫉妬、ストレスなどのマイナスな感情から解放され、ありのままの自分で生活を送れるようになります。

まずは自分自身と向き合い、今の自分を受け入れることからはじめてみましょう。