金銭感覚がおかしい人の13の特徴&5つの改善法を徹底解説!
「あの人金銭感覚おかしくない?」「もしかしたら自分は金銭感覚がおかしいのかも」と、人のズレが気になったり、ズレを感じたりすることってありますよね。
金銭感覚というのは、生活環境や収入によって異なる部分はありますが、一般的な金銭感覚を持っていないと自身の評価や対人関係にヒビが入ってしまうかもしれません。
そこでこの記事では、金銭感覚がおかしい人の特徴や身近な人の金銭感覚を確認する方法、金銭感覚の改善法を解説します。
Contents
そもそも「金銭感覚」とは?
金銭感覚とは、お金の価値観や使い方のことをいいます。
たとえば、「生活費に5万円必要」とします。
それを多いと捉えるか、少ないと捉えるかは感覚の違いになりますよね。
人それぞれ何にお金をかけるかは、違って当然のため金銭感覚に差があるのは仕方ありません。
しかし家族や夫婦、恋人、友人同士のなかで、この感覚(価値観)が大きくズレてしまうと「金銭感覚がおかしい」と思われてしまい関係にヒビが入ったり、喧嘩の原因になったりする可能性があります。
よって、収入や環境問わず正しい金銭感覚を身につけておくことは大切なのです。
金銭感覚がおかしい人の特徴13選
金銭感覚がおかしいのは、子どもの頃の環境が影響していることが多いと言われています。
そのため自分では、なかなかおかしい部分に気付きにくいのが難点。
この項目では、自分の金銭感覚がおかしいのか確認するために13個の特徴を紹介します。
貯金・収入に合わないモノを買う
今、自分の貯金はいくらあるか把握していますか?
貯金・収入にそぐわないモノを買っているようでは、金銭感覚がおかしい可能性が高いです。
デートのたびに洋服を新調したり、見栄のためにハイブランドのバッグを買ったりしていては金銭感覚がズレている人と思われても仕方ありません。
欲しいモノは悩まずに買う
自分が欲しい!と思ったモノは買わないと気が済まない特徴を持つ人は、金銭感覚がおかしいです。
高価な商品の場合、一目惚れしたからといって即購入するのは本来難しいですよね。
しかし考え無しに、買ってしまうのは金銭感覚がおかしい証拠。
衝動買いを頻繁にするのも癖になっています。
毎月のお金の使い道を把握してない
毎月、自分が自由に使えるお金がいくらなのか把握していない人は、浪費していることにも気づいていない可能性があります。
- 食費や飲み代にいくらかかってるかわからない
- クレジットカードの請求額がいくらかわからない
- 電気・ガス・家賃などの生活費がいくらかわからない
など、毎月自分がいくら必要で、いくら使っていて、何に使っているかわかっていない人は金銭感覚がおかしくなっています。
買い物がストレス発散になっている
ストレス発散が買い物になっている人は要注意です。
本当に欲しいモノではなく、ストレス発散するために買っているので、無駄にお金を使っている可能性があるからです。
お金を使うことでしか、ストレス発散できない金銭感覚がおかしい人と思われてしまいます。
借金してでもお金を使ってしまう
「お金がないときは人に借りよう」精神を持っている人は、金銭感覚が間違いなくおかしいです。
「この時計が欲しいから借金しよう」「バッグが欲しいからお金借りよう」と、金融機関や親、友人にまでお金を借りていては関係性が破綻しても仕方ありません。
金銭感覚だけでなく、人間性も疑われてしまうのですぐに改善することをおすすめします。
支払い期限を守れない(支払えない)
金銭感覚がおかしい人は、お金の使い道や使い方をきちんと把握していない特徴があります。
そのため、支払い期限になっても手元にお金がなかったり、給料がまったく残っていなかったりすることも珍しくありません。
- クレジットカード
- 携帯代
- 光熱費
- 家賃
など、必ず支払わなければならない期限を守れない(支払えない)生活を送りがちです。
給料はすぐに使ってしまう
給料が入ったのに、すぐ金欠になるのは金銭感覚がおかしい人の特徴です。
「欲しいモノがあるから給料日に買おう」「貯金に回すお金もない」そんなことでは金遣いが荒いと思われても仕方ありません。
一つのモノにお金をつぎ込んでしまう
お金の使い方が偏っている人も金銭感覚がおかしい可能性があります。
趣味にお金を使い過ぎていたり、高いモノばかり買っていたりと生活に支障が出るくらいつぎ込んでしまっていては、金銭感覚が崩壊してしまいます。
普段の生活は質素にしていても、海外旅行が趣味で貯めては使っての繰り返しでは、金銭感覚がおかしいと思われてしまうかもしれません。
ギャンブルにハマっている
ギャンブル好きな人も黄色信号です。
お小遣いの範囲や自由になるお金の範囲であれば、問題ありませんが借金してまでギャンブルをしている人は金銭感覚が狂っています。
「勝ったら取り戻せる」その感覚は、恐ろしいことだと気づく必要があるでしょう。
クレジットカード決済が当たり前
クレジットカード決済が主流になりつつある現代では、カード払いはそこまで珍しいことではありません。
しかし金銭感覚がおかしいと思ってしまうのは、支払っている感覚がなく使った金額を把握していないからです。
毎月、限度額まで使っているようでは到底支払い期限は守れないでしょう。
お出かけしたら何か買わないと気が済まない
お出かけイコール買い物感覚では、いくらお金があっても足りません。
その場のノリや気分でいらないモノでも買ってしまったり、考え無しに使ってしまったりする可能性があります。
「これ前にも買ったな…」なんてことにもなり兼ねないでしょう。
とにかく身なりにお金をかけている
とにかく身なりにお金をかける男性・女性も金銭感覚がおかしい人認定されます。
収入に見合ったモノであればいいのですが、そうでない場合は浪費家になってしまうかもしれません。
- 美容に多額のお金をかけている
- 洋服を大量に買ってしまう
- 時計コレクションが趣味
家庭を持ったあとも、この生活が手放せなければ離婚案件にもなり兼ねないので、早めに感覚を正すことをおすすめします。
コンビニ・ATMを頻繁に使う
コンビニにちょくちょく寄る人も危険です。
1回の買い物の金額はそこまで大きくなくても、その積み重ねが大きな出費へとつながります。
またコンビニのATMをよく利用する人も手数料を無駄にしているといえるでしょう。
計画性のある人・無駄遣いをしない人は、無料の時間帯や銀行を利用しています。
彼氏・彼女・友達の金銭感覚は大丈夫?
自分の金銭感覚も大切ですが、身近にいる人の金銭感覚も重要ですよね。
一緒に過ごすなかで相手の金銭感覚がおかしいとなれば、ストレスを感じたりギクシャクしてしまったりするかもしれません。
そこで、金銭感覚を見極める3つの方法を紹介するので、彼氏・彼女・友達などの金銭感覚をチェックしてみましょう。
プレゼントは高い?安い?
プレゼントは金銭感覚が出やすいので、見極めるには効果的です。
「こんな高いモノをプレゼントしてくれるの?」「せっかくの記念日なのにこんな安いモノなんてケチ」と、自分と金銭感覚が合うかどうか判断できます。
とくに恋人同士であれば、プレゼントし合うことも多くなるので金銭感覚の違いに早い段階で気付けるでしょう。
金額だけでモノの価値を決める?
「金額イコールモノの価値」と思い込んでいる人もいます。
「高いから良いモノ」「この金額になるには、それなりの背景があるから」と、同じ高いモノでも受け取る感覚に違いがありますよね。
金銭感覚の違いがある者同士で、食事や買い物を一緒にしても心から楽しむのは難しいでしょう。
見栄っ張りなところがある?
見栄を張る人と一緒に過ごすには、金銭的・精神的に負担が生じます。
女性であればブランド品を身につけたり、男性であればご馳走したりする傾向があります。
友達であれば支障は少ないですが、恋人であれば些細なことにもお金が必要になることがあるので、正常な金銭感覚を持っている側はストレスを感じてしまうでしょう。
金銭感覚がおかしい人を治すには?5つの改善法
恋人の金銭感覚がおかしい場合、正しい感覚に戻してあげないと将来について考えにくいでしょう。
金銭感覚が違うからといって、即座に別れを切り出すのは不憫な話です。
最後に人の金銭感覚を治すための5つの改善方法を紹介するので、試してみてはいかがでしょうか。
また人の金銭感覚を治すことで、自分の乱れた金銭感覚に気付けたり元に戻したりすることにも期待できます。
お金について話し合う
まずはきちんとお金について話し合いましょう。
少々億劫な話になるかと思いますが、話し合いがなくては金銭感覚がおかしいことをわかってもらえません。
「将来この人とともに過ごしたい」という気持ちがあるのならば、話し合いをするべきです。
貯金額を決める
金銭感覚がおかしい人の感覚を正すためには、貯金するのが一番です。
毎月の貯金額を決めて、必ず貯金する約束をしましょう。
とはいえ、今まで給料日に金欠になっていた人が急に貯金をはじめるのは難しいのが現実。
給料からの天引きや自動引き落としで貯金するのがおすすめです。
決まった月日まで出せない積立や貯蓄型保険を提案してみましょう。
使ったお金を把握させる
金銭感覚がおかしい人は、毎月自分がいくら使っているかわからないというのがほとんどです。
自分のお金の使い道や使い方を把握させて、お金の大切さを身につけてもらいましょう。
- レシート・明細は必ずもらう
- 家計管理をする
面倒ではありますが、徹底してもらうことで金銭感覚を正しくすることができるでしょう。
すべて自動引き落としにする
支払い関係をすべて自動引き落としにするのも効果的です。
- 光熱費
- 家賃
- 積立
- 携帯代
- 貯金
など、お金にまつわるものを自動引き落としにすることで、自然と自分が自由に使える金額がわかります。
できるだけ、引き落とし日は同日で、給料日の翌日にすることがおすすめです。
買い物前にまず相談してもらう
金銭感覚がおかしい人の買い物は、衝動的なことが多いです。
その衝動にストップをかけるために欲しいモノに出会ったときは相談してもらうようにしましょう。
そのとき大切なのは、買っちゃダメ!と全否定するのではなく「前も〇〇買ってたよ」「似たようなのあるよ」と買わなくても事足りることを説明してあげてください。
金銭感覚がおかしい人であっても、いらないかも…と思えるはずです。
金持ちに限らず正しい金銭感覚は誰もが必要なこと!
「正しい金銭感覚を持っていますか?」と問われたときにYESと答えられる人は少ないでしょう。
それは、絶対の定義がないため正しい、正しくないの線引きが難しいからです。
しかし、お金の価値観や使い方を考えてみれば、金銭感覚がおかしいことが浮き彫りになってくるはず。
借金してまで買い物したりギャンブルしたり、お金の使い道・収入を把握していなかったりとお金を大切にしていないことで金銭感覚がおかしいのか判断することができます。
金持ちだからといって、金銭感覚がおかしければ人はついて来ませんし、人間関係がギクシャクすることもあるでしょう。
どんな人であっても、正しい金銭感覚を持つことは恋愛・仕事面においても必要になります!
- 金銭感覚とは、お金の価値観や使い方のこと
- 金銭感覚がおかしい人の特徴は、お金を大切にしてなかったり管理できていなかったりする
- 身近な人の金銭感覚を知るには、プレゼント・金額で価値を測るか・見栄っ張りかで判断しよう
- 正しい金銭感覚に改善させるには、お金について話し合う、貯金させる、お金の管理をさせるのが最適