子供嫌いな人の抱える心理や理由、4つの原因&特徴、克服方法を徹底解説!

「子供は可愛いもの」というのが多くの人の共通認識だと思います。
しかし、中には子供とどう接すれば良いかわからない、あるいは子供自体があまり好きではないという場合もあるでしょう。
自分はなぜ子供に苦手意識を持ってしまうのか、悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
そこで今回の記事では、子供嫌いな人の抱える心理や原因、さらには克服方法について解説していきます。
Contents
どうして子供が嫌い?大人が抱える5つの心理
そもそもなぜ子供に対し「嫌だ」「関わりたくない」といったネガティブな気持ちを持ってしまうのでしょうか。
まずは子供嫌いな人に共通する5つの心理について見ていきましょう。
子供の行動にイライラする
子供の行動は大人と比べ、自由気ままで理性的とは言い難いです。
まだ成長過程である子供としては当たり前のことなのですが、静かにすべき場所で騒ぐ、泣く、ふざけたり甘えたりする、といった子供特有の行動にイライラを感じる人も少なくありません。
そして、そんなイライラを引き起こす原因である子供が嫌になってしまうのです。
泣く・叫ぶ子供の声をうるさく感じる
子供は基本的に抑制がきかないもの。感情のままに行動するため、泣いたり叫んだりとかなりうるさい子供もいます。
「どうして旦那さんは無視のままなの?」「早く静かにさせてよ」と子供のみならず、親の行動にまでイライラしてしまうのです。
また、声自体が大人よりも甲高いがゆえに、近くにいるとどうしても耳に入ってしまうこともあるでしょう。
そうした『子供の叫び声や泣き声が聞きたくない=子供自体が嫌い』になりがちです。
食べ物の好き嫌いなどわがままを言う
子供と一口にいってもその性格はさまざまですが、基本的に大人よりはわがままな場合が多いです。
「ピーマン食べたくない!」「しまじろうのぬいぐるみ買ってよ!」と食べ物の好き嫌いや商品が欲しくて駄々をこねる子供もいます。
大人であればある程度周りに合わせることができますが、子供は自分が一番。また、そうした態度を許容する周りの大人にも納得できないという人もいるかもしれません。
子供が嫌いな人は、子供だから許されているワガママな態度にネガティブな感情を持ってしまうのです。
踏み込んでこられるのが嫌
子供のコミュニケーションは体当たりです。好きな人には無遠慮に甘え、気になることはなんでも聞いてきます。
「なんで太ってるの?」「彼氏いないの?」といった、失礼な質問にも躊躇がありません。そうした子供特有の距離ナシ感が嫌だという女性も少なくはないでしょう。
相手の気持ちを推し量ったり、空気を読んで言葉を選んだりといったコミュニケーションは子供にはまだ無理なのです。
とくに理由がない
とくに大きな理由はないけれど、なんとなく子供は苦手という人もいます。
そうした人は突飛な子供の行動や、大人の常識では予測できない発言などに戸惑ってしまうことも。
どうコミュニケーションをとったらよいかわからないため、子供と関わりたくないと思ってしまうのです。
子供が嫌いな人に共通する4つの原因&特徴
続いては、子供が嫌いな人に共通する4つの原因・特徴について解説していきます。
トラウマ・コンプレックスを抱えている
子供に関わる嫌な思い出があるなど、何らかのトラウマやコンプレックスが子供嫌いの原因になっている場合があります。
そうしたトラウマやコンプレックスは、自身の中の問題であることが多いです。
目の前の子供とは関係ない、ということが意識できれば子供への苦手意識が薄れていくかもしれません。
身近に子供がいなくて接することが少ない
子供が苦手な人たちのもっとも大きな原因や理由が、身近に子供がいないことです。
そうした人は、子供と接することが多い人にとっては当たり前のことでも「嫌だ」「苦手」と感じがち。子育て経験のあるパパやママたちのように「よくあることだ」と受け流すことができません。
普段子供と接する機会がないゆえに、子供の行動パターンに慣れておらず戸惑ってしまうのです。
子供目線になることができない
子供目線になれない人、子供の立場になって考えられない場合も子供が苦手になりがちです。
大人と比べてしまうと、子供は本能むき出しでまったく理性的ではありません。自身の子供時代も似たようなものだったはずなのに、成長することで理解できなくなってしまうのです。
すると、目の前の子供が自分の常識の範疇を超えた相手となり、関わりたくないと感じてしまうでしょう。
自分の母親の影響
自分の母親に常に否定されてきた、ヒステリックなタイプの母親に育てられてきた人も子供嫌いになる可能性があります。
こうした成育歴を持つ人は、成長過程で自身を否定されてきているため、自己肯定感が低いです。それゆえに自分の意見を主張することなく、常に我慢してきたのではないでしょうか。
しかし、子供というのはそうしたあなたとは正反対に自由奔放で自己主張が強いもの。
そんな子供の態度を見ていると、あなた自身の生き方を否定されているような気になってしまうのです。
子供嫌いを克服するおすすめランキング7
子供が苦手だと「こどもを産んでも育児がうまくいかないかもしれない」「子供好きの男性とは結婚できないかも」と、悩みの種になっている人もいると思います。
しかし、少しの工夫で子供嫌いは改善できるものです。
そこで最後に、子供嫌いを克服するためのおすすめの対処法をランキング形式で紹介していきます。
1.子供と接する機会を作る
子供と接する機会がないがゆえに子供に苦手意識があるのなら、まずは子供に慣れることが必要です。
親戚の子供や友人の子供など、身近なところから積極的に子供と関わるようにしましょう。
どう接すればよいか全くわからない場合は、子育てママやパパに話を聞いてみるのもおすすめです。
子供と触れ合う機会を作ることで次第に子供に慣れていくはずです。
2.幼少期のトラウマを癒す
自身の親などが原因で子供が好きになれない場合もあるでしょう。こうしたトラウマは根深く、ここを解消しなければ子供への苦手意識を克服するのは難しいかもしれません。
まずは子供と接することよりも、自分自身のトラウマを癒すことを優先しましょう。親は関係ないと自分のやりたかった事をやってみる、信頼できる人に相談する、深刻な場合はカウンセリングを受けてみるのも一つの手です。
自分の立場に近い登場人物が出てくる、人気著者書籍や映画作品を参考にしてみるのもおすすめですよ。
3.子供の視点から物事を観察する
子供が苦手なのは、相手が理解できないからです。そんな時はまず、子供の視点で物事を観察してみることをおすすめします。
子供はこの世界に生まれてから数年しか経っていません。大人にとっては当たり前のことであっても、子供にはまだわからない、新鮮なことが多いのです。
一見意味不明な言動であっても、その子なりの理由がきちんとあることに気付くでしょう。
4.自分の子供時代を振り返る
つい子供はうるさいし汚いし、面倒くさいと思ってしまうかもしれません。しかし、自分だって子供時代はあったはずなのです。
自分も駄々をこねて大人を困らせた、ということを振り返ることができれば、子供のことも少し理解できるようになるでしょう。
子供時代が思い出せない人は、自分の親やきょうだいに困ったエピソードを聞いてみると意外な過去を知れるきっかけになりますよ。
5.子供嫌いな自分を受け入れる
大人だから、女性だから、みんながみんな自動的に子供好きになれるわけではありませんよね。
子供嫌いだという気持ちは仕方のないことです。こちらから子供に攻撃的な態度さえとらなければ、気持ちの中は自由です。
「嫌だな」と思う自分自身に神経質にならず、受け入れることも大切。将来自分の子供が可愛いと感じる可能性は十分ありますし、仮に子供嫌いが克服できなくても程よい距離で接することは学べるはずです。
関わらない、という選択肢だって悪くありません。上手く自分の気持ちに折り合いをつけ、必要以上に悩まないようにしましょう。
6.子供から学ぶ
子供と向き合ってみると、いろいろなことを学べるものです。子供はとっても好奇心旺盛。一緒に何かをすることで、新たな角度からの発見ができるかもしれません。
また、子供の素直な姿勢や物事への向き合い方は大人でも見習いたい部分が多いです。まずは勉強するつもりで子供と付き合ってみることをおすすめします。
意外と子供と接することで自分の営業力が上がったり、情報通になったりするかもしれませんよ。
7.子供の苦手なところを前向きに変換する
あなたは子供のどんな部分が苦手ですか?すぐに泣いたり笑ったりするところ、あるいは突飛な行動をするところでしょうか。
そうした苦手だと感じる部分は、一度前向きに変換してみましょう。
感情を爆発させるのは自分に素直な証拠、遠慮のない物言いもあなたのことを知りたいと思っているからです。
子供の行動を好意的に受け止めることができれば、必要以上にイライラすることもなくなるでしょう。
子供嫌いなことを卑屈に思わず、ゆっくり向き合おう!
子供や赤ちゃんに目を細める人も多いですが、そうした気持ちに素直に同意できないこともありますよね。特に子供と接する機会の少ない人は子供が苦手になりがちです。
だからといって「子供嫌いな自分は冷たいのかも…」と、卑屈な自己イメージをもつ必要はありません。子供好きな人がいるように、子供嫌いな人がいてもいいのです。
まずは子供が苦手なことを認め、自分自身がどうなりたいのかゆっくり向き合うことをおすすめします。
また、現在の日本の社会は残念ながら子連れに不寛容な部分も。必要以上に神経質にならず、お互い少しずつ優しくなることができたら、もっと生きやすい社会につながっていくでしょう。