ミニマリストになりたい人に訪れる9つの困難と部屋作りポイント・買い物術
ミニマリストになりたい人は、書籍やネットの実例を参考に努力を重ねているはずです。
しかし、ミニマリストになるには、他にも困難なステップがあるのを知っていましたか?
今回の記事では、ミニマリストになりたい人に訪れる9つの困難を徹底解説!
ミニマリストになりたい人におすすめな、部屋作りのポイントや買い物術も紹介します。
Contents
ミニマリストになるのは難しい?9つの困難
ミニマリストになるには、想像以上に困難なステップが待ち受けています。
まずは、ミニマリストになりたい人に立ちはだかる、9つの困難を確認していきましょう。
どこから片付け出したらいいかわからない
ミニマリストになりたいと考える人の多くは、考えている時点ではさまざまなものに囲まれた生活をしているはずです。
そのため、ミニマリストになろうとしても、どこから手をつければいいのかわからず、呆然とすることも珍しくありません。
ものを少なくすることのハードルの高さは、ミニマリストを目指す人がはじめに感じることが多いです。
モノがなかなか減らない
ミニマリストになろうと努力しても、家のモノの量が減らなかったり、逆に増えたりすることがあります。
これまで衝動買いやお金が入るたびに買い物していた人なら、気を緩めるとすぐにモノが増えるのは自然な流れです。
ミニマリストになるには、モノの増減に左右されず、地道に断捨離を続けましょう。
まとめた時間を設けられない
仕事や勉強など忙しい毎日を送っている人は、片付けるためにまとめた時間を設けられませんよね。
「忙しいから今度にしよう」とズルズル先延ばしてしまい、いつまでも変わらない生活を送っている…なんてことも珍しくありません。
まとめた時間を設けられないことを言い訳にしていては、ミニマリストになるのは至難の業といえます。
捨てることに迷いが生じる
日常の片付けや大掃除などでモノを捨てる際、「これはまだ使うし…」と迷うことってありませんか?
捨てるモノを決められずにいると、モノが必要最低限まで減らないのは当然です。
捨てることに迷いがちな人がミニマリストになるには、捨てる判断力や決断力を身につける必要があります。
家族から反対されることも…
家族がミニマリストとして生きることを嫌がって、反対意見が上がることも少なくありません。
一緒に暮らす家族なら、自分に理解できない生き方を身内にされると、許せないと感じるのも仕方ないかもしれません。
家族に反対されてもミニマリストになりたいなら、生き方の良さや一緒に生活する方法について話し合っておくのがおすすめです。
物欲がなくならない
欲しいモノは迷わず買ったり、期間限定商品やセール品に目がなかったりする人がミニマリストになるには、物欲と戦う必要があります。
これまでの生活で培ってきた物欲は、そう簡単になくなりません。
モノをスムーズに断捨離できても物欲がなくならなければ、身の回りのモノの量は変わらないでしょう。
高いモノ・いただきモノを捨てられない
高いモノやプレゼント、いただきモノを捨てられない人は、ミニマリストになるハードルが高いといえます。
高価なモノ・いただきモノでも使わなくなったら捨てるというように、切り替えて考えられるよう価値観を変えることが必要です。
思い出のあるものは捨てられない
記念日のプレゼントや手紙など、思い出が詰まったモノを捨てられない人も、ミニマリストになるには難しいです。
年月が積み重なるにつれ、思い出のあるモノは増えていきます。
処分する基準を作ったり、写真に撮ってデジタル化して残す方法に変えたりなど、策を講じなければ思い出に埋もれてミニマリストに近づくことはできません。
趣味に必要な道具が多い
趣味を持っている人は、それに伴う道具は残しておく必要がありますよね。
その趣味に必要な道具が多いと、必然的にミニマリストになれません。
趣味とミニマリストを両立させるには、道具がいらない趣味に変えたり、趣味の数を絞ったりなど、生活スタイルを見直すことが必要です。
ミニマリストになりたい人の部屋作りのポイント
ミニマリストになるのが難しくても、目指すと決めたら行動に移していきましょう。
ここでは、ミニマリストになりたい人に向けて、部屋づくりのポイントを紹介するので、ぜひできるところから取り入れてみてください。
必要・不必要の2つに分類する
まずは、「必要なモノ」「不必要なモノ」を分類することからはじめましょう。
分類するときは、以下のような問いかけをしてみてください。
- 本当に使うか?
- 本当に大事なものか?
- なくなっても困らないか?
ここで振り分ける基準を甘くすればモノは減らないので、強い意思を持って厳しめに判断するのが重要です。
必要なモノは元通り収納して、不必要なモノはダンボールやごみ袋に入れていきましょう。
不要なものは捨てるまたは売る
自分自身に問いかけて不要なモノと判別できたら、潔く捨てましょう。
捨てるのが心苦しい場合は、本や服など売れるモノはフリマアプリや買取業者を利用して売ったり、寄付したりするのもおすすめです。
不要なものを捨てられたら、ミニマリストにグッと近づくことができます。
すべて収納する
部屋に飾っているものや置いてあるものをすべて収納すると、「ミニマリストのライフスタイル」を明確にイメージできます。
テレビやソファなどの大型家電・家具を除く、雑貨や生活用品といった部屋の中にあるモノを、1度押し入れやクローゼットに収納してみましょう。
この方法は、ミニマリストになるためのモチベーションアップにも効果的。
ミニマリズムを身につける必要性を改めて考える機会としてもおすすめです。
モノを入れてはいけないスペースを作る
ミニマリストになりたいなら、「モノを入れてはいけないスペース」を作るアイデアもおすすめです。
絶対にモノを入れない収納場所を作っておくことで、無駄なモノや不必要なモノが増えないための予防ができます。
「押し入れの半分のスペースだけ」「収納グッズ1ケースのみ」というように、収納しないスペースを設定してみましょう。
無駄な買い物はしない
ミニマリストになりたいなら、無駄な買い物はしないように心がけましょう。
シンプルライフが実現できても無駄な買い物をしていたら、あっという間に元のモノが多い生活に戻る可能性大です。
買う前には、「これは本当に使うのか」「なぜ買うのか」を問いかけてみてください。
きちんと考えてから買う癖を身につければ、無駄なモノを増やさずに済みますよ。
一つ買ったら、一つ捨てる
ミニマリストになりたい人は、「一つ買ったら、一つ捨てる」というルールを徹底することも有効です。
モノを買った分だけ減らすことを意識していれば、すっきりとした部屋を保つことができます。
一つ買い物をしたら、間を空けずに一つ捨てたり売ったりすることを生活に取り入れてみてください。
一気になるのではなく、コツコツ行う
ミニマリストは、なりたいと思ってすぐになれるものではありません。
そのことを頭に置いておき、一気にミニマリストになる方法を実践するのではなく、コツコツと地道に続けることをおすすめします。
断捨離に心折れたり、モノが増えることに落ち込んだりしても長い目で見て、くじけずにミニマリストを目指して日々を積み重ねましょう。
ミニマリストになりたい人の買い物のコツ
ミニマリストになりたい人は、買い物方法を見直すのもおすすめです。
最後に、ミニマリストになりたい人に有効な買い物のコツを紹介します。
服もインテリアもシンプルなものを選ぶ
ミニマリストになりたいなら、洋服もインテリアもシンプルなものを選ぶのがおすすめです。
シンプルな服やインテリアは、着回し力があったり、コーディネートしやすかったりと使い勝手がいいです。
少なくても多用途に使えるモノを選んでおけばモノが増えにくくなり、ミニマリストに近づけますよ。
長く使えるモノを選ぶ
トレンドアイテムは使える時期が限られている上、モノが増える要因になりがちです。
長く使えるモノを選べば買い物の頻度が少なくなり、必然的にモノが増える心配もなくなります。
買い物する際はトレンドに左右されずに、どんなシーンでも使えるモノ選びをしてみましょう。
自分の好きなモノ・アイテムを選ぶ
ミニマリストになりたい人は、自分の心がときめくモノ、使っていて気分が上がるモノを選ぶのも重要です。
ミニマリストは単純に限られたモノで生活するだけでなく、少ないモノで充実した毎日を送っています。
いくらシンプルで長く使えるモノでシンプルライフを送っていても、居心地が悪ければ意味がありません。
シンプルで長く使えるモノ以上に、自分が好きだと感じるモノ・アイテムを選ぶことをおすすめします。
急ピッチにミニマリストになるのではなく、まずは習慣化できるように自分をコントロールするところから始めよう!
ミニマリストは、必要最低限のモノでシンプルライフを満喫しています。
多くのモノに囲まれて暮らしてきた一般的な人がミニマリズムを身につけるには、時間や手間がかかることを頭に置いておきましょう。
一気にミニマリストになろうとするのではなく、まずは少ないモノで暮らせるように、物欲や生活習慣をコントロールすることからはじめてみてください。