すぐ挫けちゃう…メンタルが弱い人の特徴&メンタルの鍛え方を紹介!
日常生活において、「あの人メンタル弱いよね」などと言うことってありますよね。
メンタルが弱い人はちょっとしたことで傷ついたり、心が折れたりすることも少なくありません。
自分のメンタルが弱いと自覚している人は、どうにかしてメンタルを鍛えたいと思っていることでしょう。
そこでこの記事では、メンタルが弱い人の特徴やメンタルの鍛え方を紹介します。
メンタルを鍛えて強い心を持ちたいという人は、ぜひ参考にしてくださいね!
Contents
「メンタルが弱い人」の意味
そもそもメンタル(mental)とは、「精神的な・心理的な」という意味の言葉です。
そのため、メンタルが弱い人とは、自分に自信が持てず、ほんの小さな失敗でもとてつもなく落ち込んだり、「自分はダメな人間だ…」と過剰に自分を責めたりしてしまう人のことです。
反対にメンタルが強い人は、自分に自信があり、些細なミスや他人の意見にそうそう振り回されることはありません。
日常生活を送るうえでは、メンタルが強いに越したことはないでしょう。
メンタルが弱い人の特徴
メンタルが弱い人には、どんな共通点があるのでしょうか。
まずはメンタルが弱い人の特徴を解説します。
感受性豊かで繊細
メンタルが弱い人は、感受性豊かで繊細です。
普通の人なら気にしないことでも、人知れず一人で傷つくことが少なくありません。
自分が傷ついたことを周囲に態度で見せられる人は、周りもすぐにその姿に反応してフォローすることができます。
しかし、周囲にそういった姿を一切見せない人は周りも気付くことができないため、感情が不安定になりある日突然爆発することがあるのです。
完璧主義者
完璧主義者というのも、メンタルが弱い人の特徴として挙げられます。
完璧を求めている人ほど、思い通りにいかなかったときに打ちひしがれるものです。
メンタルの強い完璧主義者であれば、自分の理想に向かって日々邁進するだけですが、メンタルが弱い完璧主義者だと、過度にストレスを感じてしまいやすくなります。
いつでも完璧な仕事をしたいと考えてしまうと、自分のキャパオーバーな仕事内容に気づかず、1人で抱え込んでしまい、結果的にみんなに迷惑をかけるという悪循環に陥る人もいます。
他人の否定や悪口が多い
メンタルが弱い人は、他人の否定や悪口を言うことが多い傾向にあります。
自己肯定感が低く、他人の成功を自分の脅威に感じてしまうため、相手を否定して悪く言うことで、自分のポジションを守りたいと考えてしまうのかもしれません。
自分に自信がある人は、他人を否定することは言わないので、他人をおとしめるような発言をするのは、自信のなさの表れで、メンタルが弱い証といえるでしょう。
依存心が強い
依存心が強いこともメンタルが弱い人の特徴です。
メンタルが弱い人は、仕事やプライベートでの大事な決断は、他人に任せたいと思っています。
また、恋愛においては、周りに自慢できるような恋人と付き合うことで、まるで自分まで素晴らしい人間になったかのように錯覚します。
人気者に依存した状態で相手に振られると、全てを失ったような気持ちになってしまうので要注意です。
依存心は人だけでなくSNSやゲームなど、ありとあらゆるものが心の拠り所の対象となります。
そのため、一度ゲームに依存してしまうとどんどん課金してしまい、経済的なトラブルになる人もいます。
周囲の評価を気にする
メンタルが弱い人は、周囲の評価を異常に気にしています。
どんなに自分が努力して頑張ったことでも、他人からの評価が悪いと激しく落ち込み、立ち直るのに時間がかかります。
とくに批判されることに耐久性がなく、相手の言葉に一喜一憂することも少なくありません。
会社での評価を全然気にしない人も考えものですが、気にしすぎてしまうと精神的に参ってしまい、毎日が辛くなってしまうので注意が必要です。
メンタルが弱くなる原因
どんなにメンタルが弱い人でも、生まれつき精神的にもろいわけではありません。
ここでは、なぜメンタルが弱くなるのか、その原因を解説していきます。
幼少期の育てられ方
メンタルが弱くなる原因のひとつに、幼少期の育てられ方が関係しています。
いつも親から「すごいね!上手にできたね!」「頑張ったね!えらい!」などとポジティブなことを言われて育った子どもと、「それくらいできて当たり前でしょ」「そんなことで満足してどうするの」などと厳しいしつけのもと育った子どもでは、その後のメンタルの成長が大きく違ってきます。
前者のように明るくポジティブな声掛けをされた子どもは、自己肯定感が高まり、自然と「自分はやればできる!」と自分に自信が持てるようになるのです。
しかし、後者のように厳しく否定的な声掛けをされた子どもは、どんなに頑張っても自信が持てず、メンタルが弱くなる傾向にあります。
他人との比較
他人と比較してしまうことも、メンタルが弱くなる原因として挙げられます。
とくに競争社会の日本は、誰かと競い合い勝ち抜いてこそ素晴らしいという風潮があるので、自然と誰かと比較する癖がついている人も少なくないでしょう。
自分の不得意な分野で他人と比較して「どうして自分はこんなにダメなんだろう」と自己嫌悪に陥ってしまうのは当然のことです。
また、たとえ自分の得意分野であっても、メンタルが弱い人は自分よりすごい人と比べて1人でガッカリすることも珍しくありません。
一方、メンタルが強くて向上心バリバリの人は、他人と比較することでモチベーションが高まり、更なる飛躍を果たすでしょう。
無趣味
メンタルが弱くなってしまうことには、無趣味であることも原因として考えられます。
自分が打ち込める趣味があれば、たとえ仕事で辛いことがあったとしても気分転換をすることができますが、無趣味の場合はストレスを発散する場所がありません。
近年ではコロナウイルスが流行しましたが、イレギュラーなことが起こったとき、いかにストレスを上手く発散できるかが大切です。
ストレスを発散できないと、マイナスな気持ちをずっと引きずってしまい、普段はメンタルが弱くない人たちでも、負の感情に支配されてしまうこともあるでしょう。
不規則な生活習慣
不規則な生活習慣もメンタルが弱くなる原因のひとつです。
夜更かしや暴飲暴食などの不規則な生活を続けていると、健康に悪影響を及ぼす可能性があります。
体が不調になれば、心も弱くなってしまいがちです。
とくに夜勤がある仕事をしている人は、なかなか規則正しい生活を送ることが難しいため、メンタルに支障をきたしやすいかもしれません。
姿勢の悪さ
メンタルが弱くなるのは姿勢の悪さが原因の可能性もあります。
人間はネガティブなことを考えているときに、自然と前かがみになりがちです。
下を向くと背中に負荷がかかりますが、人間は物理的な負荷を心の疲れとすり替えてしまうことがあるので、本当はそこまでメンタルが弱っていなくても、姿勢が悪いことで気分が滅入っていると勘違いしてしまうのです。
メンタルが弱い人必読!メンタルの鍛え方
いつまでもメンタルが弱いままでは、成功のチャンスを逃してしまうかもしれません。
そこで誰でもできるメンタルの鍛え方を紹介するので、今日からやってみてくださいね!
明確な目標設定をする
メンタルを鍛えるためには、まず明確な目標設定をしましょう。
毎日なんとなく適当に過ごしていては、生きる意義を見出しづらくなりますが、一度きりの人生なのにもったいないですよね。
明確に目標を設定すれば、今自分がすべきことを逆算して考えることができるため、時間を有効的に使うことができるようになります。
「〇歳までに月収〇〇万達成する」「〇歳までに自分の家庭を持つ」など、具体的な目標設定を行ってみてくださいね!
自分自身を褒める
メンタルを鍛えるには、自分自身を褒めるという方法もおすすめです。
とくに日本人は、自分が努力したことでも「いえいえそんなことないです」と謙遜する文化が根付いていますが、自分が頑張ったことを褒められたら「ありがとうございます!」と胸を張って受け入れましょう。
そして、自分自身でも「全力で頑張った自分、えらい!」と褒めてください。
声に出して自分を褒めることで、気持ちが前向きになり、少しずつ自己肯定感も高まっていくはずです。
普段から前向きな言葉を発する
普段から前向きな言葉を発するように意識するのも、メンタルを鍛えたい人には大事なポイントです。
メンタルが弱い人は、「でも」「無理」などの否定的な言葉をついつい使ってしまいがちですが、それは自分で自分の気分を下げていることに他なりません。
常日頃から前向きな言葉選びを意識していれば、マイナス発言しそうになったときも、プラスの言葉に変換できるようになります。
ポジティブなワードを選ぶことができれば、自分の気持ちだけでなく、周囲も明るい雰囲気にさせることができるので一石二鳥です。
気分転換ためのルーティンを取り入れる
メンタルを鍛えたい人は、気分転換のためのルーティンを取り入れるといいかもしれません。
どんなに前向きに頑張っていても、生きていれば辛いこともあります。
そんなときにマイナスな気持ちを引きずらないためには、気分転換することが大切です。
「日曜日は少し贅沢なアイスを食べる」「お気に入りの高級なシャンプーを使う」など、自分の気持ちが上がるようなルーティンを、日常生活に取り入れましょう。
「また明日から頑張ろう」と、切り替え上手になれるはずです。
思い切っていろんなことにチャレンジしてみる
思い切っていろんなことにチャレンジしてみるのも、メンタルを鍛えたい人にはおすすめです。
何もせずにメンタルは強くなりません。
どんな有名企業のリーダーでも、最初から強靭な精神力の持ち主だったわけではないはずです。
さまざまな経験を重ね、挫けずに頑張ってきたからこそ、メンタルが強くなったのでしょう。
今まで自分がやったことのない分野に足を踏み入れてみると、今の価値観と真逆の価値観に出会ったり、専門的な知識を得たりして、自分を成長させることができますよ。
メンタルが弱いのは悪いことではない
メンタルが弱いと聞くと、なんとなくマイナスな印象を持たれがちです。
しかし、メンタルが弱いということは、人の気持ちに敏感で感受性が豊かともいえます。
もちろんメンタルが弱いことで、マイナスな状況に陥ることもありますので、そんな自分と上手に向き合うことが大切です。
もし自分でメンタルが弱いと感じていて改善したいと思っている人は、ぜひ紹介した方法を試してみてくださいね!