生理中に訪れるあるある11選とつらい生理悩みを緩和させる5つの方法
女性ならではのつらいことの一つに、毎月の生理(月経)があります。
生理の時期が来れば、「生理来た…嫌だなぁ…」と憂鬱な気分になる人は多いでしょう。
今回の記事では、生理中に多くの女性が経験する「あるある」とその対処法を紹介していきます。
生理がつらい…と悩んでいる人は、生理あるあるをチェックして悩み解決の方法を見つけてみてくださいね。
Contents
生理に悩まされている女子の割合は?
女性なら一度は「生理がきつい」と感じたことがあるのではないでしょうか。
ファッション雑誌「CanCam」のアンケート調査によれば、生理痛(月経痛)があると回答した人は約8割になります。
Q.生理痛はありますか?
- ある……38人
- ない……8人
- その他……2人
参考元:CanCam「痛いだけじゃない!生理中の女子あるある【女子の本音】」
やはり多くの女性が、生理のときは生理痛に悩まされているということがわかりますね。
生理痛も含めた生理あるあるについて詳しくは後述していきますが、生理痛以外にも、
- 倦怠感がある
- 便秘になる
- 女をやめたくなる
- 肌が荒れる
- お酒に酔いやすくなる
など人によっては痛み以外の悩みもつきまとうようです。
すでに「わかる!」「私も!」と共感している女性も多いでしょう。
では、次の項目から具体的に生理あるあるを詳しく解説していきます。
女子なら共感間違いなし!生理あるある11選
女性なら思わず共感してしまうような生理あるあるを、ここからは紹介していきます。
毎月の生理のときには、腹痛も含めてさまざまな悩み苦しみが女性にはやってくるものです。
とにかくお腹・腰が痛い
生理時には、重いお腹の痛みと腰痛に悩まされる女性は多いです。
下腹部にズシンとした重りがあるような鈍い痛みがずっと続き、人によっては仕事や勉強に支障をきたすレベルになるともいいます。
特に生理2日目~3日目あたりは月経血の量も多いため痛みは激しく、鎮痛剤などの薬を必要とする人も少なくありません。
感情のコントロールができない
生理中は感情のコントロールがうまくできなくなることが多いのも、あるあるの一つでしょう。
イライラしやすくなったり、落ち込みやすくなったり…感情の制御ができず、自分自身でも気分の浮き沈みに疲れてしまうことはよくあります。
ナプキンつけていると生理こない
「あ、そろそろ生理来る!」と思ってナプキンをつけたまでは良いものの、結局生理は来なかった…という経験をしたことがある人も多いのではないでしょうか?
それなのにナプキンをつけていなかったときに限って突然生理が来たり…。
生理にすっかり翻弄されてイラっとするのもありがちなことですね。
学校・職場でも漏れていないかソワソワする
生理中は、経血が漏れていないかとにかく気になってしまうもの。
スカートやパンツにまで血がにじんでいたら…と思うと気が気ではないですよね。
万が一があっても大丈夫なように、生理中は黒いボトムスを履いていく率がかなり増えるのもあるあるです。
匂いが気になってしまう
経血の量が多いと、場合によっては匂いが漏れてしまうこともあります。
そのため仕事中や学校にいるときなどに、周りに匂うと思われていないか不安に感じてしまう人も多いでしょう。
自分自身でふと匂いを感じたときは、「周りにもバレてる…?」とつい青ざめてしまいますよね。
何もかもにイライラしちゃう
生理中は身の回りのあらゆることにイライラしがちです。
ちょっとでもうまくいかないことがあったり、周りに嫌な人がいたりすると、それだけでとにかくイライライライラ…。
大声で「あ”~~ッ!!」と叫んで発散したくなることもあるでしょう。
食欲が半端ない
生理中は食欲が増すという人も意外と多いといいます。
そのため生理中にドカ食いしてしまい、太ってしまったという苦い経験も。
生理が来るたびに体重が増え、生理が終わると食欲が収まって体重が元に戻る…というサイクルを繰り返している女性も多く存在します。
いつも通りの行動ができない
生理中は基本的に、「うまくいかない」「いつも通りに行動できない」と感じてやきもきすることが多くなります。
というのも、生理痛や倦怠感、貧血、眠気、便秘など、さまざまな不調が日常生活に影響してくるからです。
仕事でミスが多くなる、集中力が保てない、家事を放置してしまう…といった状況に陥れば、さらにイライラもしやすくなりますよね。
痛みの説明は無理!
そもそも生理痛は、「こんな感じの痛みでこれくらい痛い」と表現するのは難しいもの。
人によって痛みの度合いも違いますし、お腹を冷やしたときの痛みとも違います。
そもそも痛みといえばいいのか、苦しみといえばいいのか…ニュアンスも難しいですよね。
だからこそ他人から「生理痛くらいで…」なんていわれたら、どんな女性も鬼の形相で「はぁ?」と返したくなるものです。
ドデカナプキンは神!
生理中は、大きめサイズのナプキンは非常に助かるものです。
経血が多いときは、仕事中や睡眠時にはドデカナプキンが神的に役立ちます。
ドデカナプキンをしているだけで「漏れていないか」などの心配がほとんどなくなるため、安心感は半端ではありませんね。
肌荒れがひどい…
生理中はホルモンバランスが崩れるせいで肌荒れがひどく、ニキビなどのできものにも悩まされやすいです。
そのため化粧がしづらくなる、セルフケアの時間が増えて面倒になる…といった悩みにつながるのもよくあることですね。
生理あるあるを解決するための5つの方法
女性にとって毎月ある生理(女性ホルモン)の悩みはつきませんよね。
毎月あることですから、対処法はなるべく多く知っておくことに越したことはないでしょう。
では実際に、生理あるあるを解決するための方法をチェックしていきます。
経血量が多い人は月経カップを利用する
人によって、経血の量は異なり、量が多い人ほど生理時にはさまざまな悩みを抱えることになりがちです。
経血量が多い人は、思い切って月経カップを利用するのがおすすめです。
月経カップは、膣内につけることで経血を受け止める仕組みを持った生理用品です。
有名な製品は、ドイツ製のメルーナ、アメリカ製のスクーンカップ、台湾製のフルムーンガールなどがあります。
ちなみに似たようなものにタンポンがありますが、タンポンは経血を吸う仕組みになっているので抑え方に違いがあるといったところです。
血となり元気となる食べ物を食べる
生理中に食欲が旺盛になるせいで、甘いものやジャンクフードばかり食べてしまうという人は多いですよね。
体の元気や血が不足するせいで、甘いものに手が伸びてしまうといわれています。
そんなときはなるべく体にとって「元気」の源となる食べ物を多めにとることが大事です。
- イモ類
- キノコ類
- お米
- トウモロコシ
- 緑黄色野菜
- レバー
例えば以上のような食べ物が体の元気や血につながる食べ物になるため、生理中は甘いものをドカ食いしないためにも、これらの食材を意識した食生活を心がけてみましょう。
イライラした感情は我慢せず日記に吐き出す
生理中はどうしてもイライラして感情が抑えられなくなる…という人は、我慢せずとにかく吐き出すのが一番。
とはいえ、何でもかんでも周りに愚痴や不満などを吐き出していたら、人間関係も悪くなりそうでそれはそれで悩みにつながりますよね。
そのためイライラした感情を吐き出すなら、個人的な日記が一番です。
自分しか見ない日記でも、感情を書き起こして整理するだけで、気持ちは意外とスッキリするものです。
恋人・友達と会わずに一人の時間を大切にする
生理中は恋人や友達とはあまり会わず、一人の時間を基本的に大事にしましょう。
イライラしていると、どうしても人間関係のトラブルのきっかけにつながりやすくなります。
普段は何とも思わないような彼氏・友達のちょっとした一言にも、ついイラっとしてしまい大喧嘩に…なんてことも珍しくないのです。
一人で趣味に没頭したり、ゆっくりテレビを見たりする時間を取って、気持ちを落ち着けるのが一番ですね。
月経困難症かも…婦人科に行ってみる
生理痛がきつく血流も多い、貧血や倦怠感の度合いが半端ではない…という人は、場合によっては月経困難症の可能性もあります。
腹痛、腰痛、吐き気などの症状が重度のときは、人によって不妊症などの原因につながり治療を要することも。
月経困難症の中でも「器質性月経困難症」は子宮内膜症や子宮筋腫などの重い病気の可能性を持ちます。
そもそもそんな重い症状を抱えた状態では、仕事もままならないですよね。
症状の重さに危険を感じたら、迷わず婦人科医師に相談してみましょう。
学生から社会人、長い付き合いになる生理と上手に向き合っていこう!
女性は、生理とはとにかく長い付き合いになります。
腹痛や倦怠感、その他体の不調は、放置しないで対処法を自分なりに見つけておくことが肝心です。
アプリを使って生理周期を見定める、医師監修のツボ押しで刺激を与える、薬が嫌なら漢方を処方してもらう、など生理あるあるに共感したのならぜひ対処法を試してみましょう。
今後長い付き合いになる生理と上手に向き合って快適な生理週間を過ごしてくださいね!