意地悪な人の特徴や心理とは?嫌がらせをしてくる原因と上手な付き合い方
職場やプライベートなど、どこにでも意地悪な人って存在しますよね。
意地悪をされる人はもちろん、意地悪しているところを見ているだけでも気持ちが穏やかではないはずです。
今回の記事では、厄介な存在である意地悪な人に焦点を当てて、特徴や心理・嫌がらせをしてくる原因を解説していきます。
記事後半では、意地悪な人と上手に付き合う方法も紹介するので、意地悪な人との接し方に悩んでいる人はぜひ参考にしてみてくださいね。
意地悪な人の特徴
まずはじめに、意地悪な人の特徴を見ていきましょう。
周囲に下記見出しに当てはまる人はいないか確認してみてください。
いかにも意地悪そうな顔つきをしている
いかにも意地悪そうな顔つきをしているというのは、生まれ持った顔つきのことを言っているわけではありません。
例えば、日常生活で使っている筋肉や表情のクセが意地悪そうな顔つきを形成している可能性があるということです。
- 他人を見下しているような表情
- 小馬鹿にしているような表情
- 何か裏がありそうな表情
など、普段から人を困らせるような発言や態度を繰り返している人は、自然と表情にも意地悪さが滲み出てくるのです。
もちろん本人にそんな自覚はありませんが、傍から見ると一目瞭然でしょう。
普段客観的に自分の顔を観察することは少ないと思いますので、気になる人は鏡や携帯の動画などで自分の表情を確認してみることがおすすめです。
知らずしらずのうちに相手に不快感を与える表情をしているかもしれません。
口を開けば人の悪口や愚痴ばかり
口を開けば人の悪口や愚痴ばかり言っていることも、意地悪な人の特徴です。
「職場の休憩室では決まって上司や先輩の悪口」「会話の話題が愚痴や不満のオンパレード」といったように、不平不満を口にすることが日常になっている人は意地悪な人と捉えられかねません。
特に注意したいのはストレスが溜まっているとき。
このようなときは、ストレス発散を目的として攻撃的な言動が多くなる可能性があります。
やり場のない怒りやイライラを他人にぶつけてくるため、注意が必要です。
他人の不幸話が大好き
意地悪な人の中には、他人の不幸話を好む人も多くいます。
他人が不幸になっている姿を見ることで、自尊心を保とうとすることが主な理由です。
- ライバルたちが仕事で失敗をした
- 嫌いな人が恋人と別れた
- 友達が受験で不合格になった
このような話を耳にしたときは、「ざまぁみろ」と胸の中で考えているのかもしれません。
他人の揚げ足取りが癖になり、わざと相手を陥れるよう仕向けることも少なくないでしょう。
プライドが高くマウンティングしがち
意地悪な人の特徴として、プライドが高くマウンティングしがちなことも挙げられます。
「知識量をアピールするために言葉で言い負かす」「わざと高級ブランドのアイテムを見せつける」というように、相手にマウントを取ることで自身のプライドを守っています。
このタイプの意地悪な人は、常に自分が他人よりも優位な立場で居なければ気が済まないのです。
わざと邪魔をするような行動をとる
わざと邪魔をするような行動をとることも、意地悪な人の特徴です。
自分自身の努力や実力で成果を出せない人は、相手を陥れることで自身の優位性を保とうとします。
そのため、幸せそうにしている人や成功している人を見ると、その道を妨げたくなってしまうのです。
わざと足を引っ張るような行動をしたり、困らせるような発言をしたりと、相手からしてみれば迷惑極まりない行為といえるでしょう。
意地悪な人の気になる心理
意地悪な人は、どのような気持ちで人の嫌がることをしているのでしょうか。
ここでは、意地悪な人の気になる心理を紹介していきますので悩みを抱えている人は参考にしてみてください。
嫉妬心を抱いている
意地悪な人の心理状態として、嫉妬心を抱いていることが挙げられます。
たとえば、
- 会社の人に意地悪される→能力や仕事ぶりに嫉妬している
- 女友達に意地悪される→容姿や性格の良さに嫉妬している
といったように、意地悪をする背景にはこのような嫉妬心が潜んでいる可能性があるのです。
自分よりも優れている事実を認めたくない気持ちから、つい意地悪な行動に走ってしまいます。
からかっているだけ
意地悪な人の心理状態として、単にからかっているだけのケースもあります。
このタイプの場合、当の本人は悪いことをしている自覚がありません。
むしろ、喜んでいると勘違いしていることもしばしば。
そのため、「やめてください」とお願いしても、本気で受け取ることがなく意地悪な言動を続けることも珍しくないのです。
意地悪な人が嫌がらせをしてくる原因とは
意地悪な人が嫌がらせをするのはなぜなのか、その点も気になるポイントですよね。
ここでは、意地悪な人が嫌がらせをしてくる原因について紹介していきます。
自分が優位に立てるから
意地悪な人は、他人より優位に立ちたいという気持ちが強い傾向にあります。
そのため、嫌がらせによって相手が不利な状況に陥ったり苦しんでいる姿を見たりすることで、勝手に優越感に浸っているのです。
「相手よりも自分の方が上だ」と実感するために、意地悪な言動を繰り返しています。
また、自分に反論できないような立場が下の人間を標的にすることも多いでしょう。
相手の反応が楽しいから
意地悪な人が嫌がらせをしてくる原因として、相手の反応を楽しんでいることも挙げられます。
これは前述したように、「からかっているだけ」という心理状態で意地悪をする人に該当し、相手が嫌がる素振りや困っている姿を見て喜びを感じているのです。
このタイプの男性・女性は、S気質が強いともいえるでしょう。
過剰なリアクションをすれば、さらに調子に乗ってしまい、嫌がらせを助長する危険があるため注意が必要です。
相手に劣等感を抱いているから
相手に劣等感を抱いていることも、意地悪な人が嫌がらせをしてくる原因のひとつです。
いわゆる劣等感とは、他人より劣っているという感覚。
自身が抱えるコンプレックスの裏返しで、相手に意地悪をしてしまうのです。
たとえば、看護師などの専門職に就いていて自身の経験値に劣等感を抱いていれば、自分より経験豊富なナースに対して嫌がらせをしてしまいます。
意地悪な人との上手な付き合い方
意地悪な人が職場や身近にいる場合、境界線を引くことが難しい場合もありますよね。
そこで最後に、意地悪な人との上手な付き合い方を紹介しますので、今後の参考にしてみてください。
適度に褒めておだてあげる
意地悪な人と上手に付き合うためには、適度に褒めておだてあげるようにしましょう。
褒められることで気分が良くなり、意地悪な言動をしなくなる可能性があります。
ただし、わざとらしく褒めると相手に不信感を与えてしまうため要注意。
相手の長所や得意なところを見つけて「流石ですね」「いつも頼りになります」など、さりげないタイミングで程よく褒めることがポイントです。
必要以上に関わらない
意地悪な人と上手く付き合っていくためには、必要以上に関わらないことも大切です。
仕事中であれば、最低限の挨拶や報連相などの対応だけに留めてみましょう。
たとえ意地悪なことをいわれても、「そうなんですね」「了解です」と適当に流し、必要以上に関わらないことで無言の圧力を相手に与えることができます。
そうすると、ノーリアクションなことに相手は面白みを感じられず、いつしか離れていってくれるでしょう。
きちんと意思表示することも大事
意地悪な人との上手な付き合い方として、きちんと意思表示することもおすすめの対処法のひとつです。
意地悪をされてやめて欲しい気持ちがあっても、黙っているだけでは相手に何も伝わりません。
「やめてください」とハッキリと言葉で伝えて、相手に自分の気持ちを理解させることがポイントです。
2人きりの場面ではお互いが感情的になってしまう可能性もあるため、あえてみんなの前で伝えるようにしましょう。
関わるのが辛いなら距離を置くのがベスト
意地悪な人と関わるのが辛い場合は、距離を置くのがベストです。
嫌がらせと一言でいっても、受け取る側からすれば感じ方はさまざまであり、いじめと捉える人も中にはいるでしょう。
辛い思いをしながらも無理に関わっていれば、体調を崩してしまうかもしれません。
たとえば、同じ職場に意地悪な人がいる場合は、部署異動を申し出たり上司に一度相談してみたりしましょう。
友人関係であれば、遊びの誘いを断る・LINEをブロックするなど、できる範囲で距離を置いてみるのがおすすめです。
職場でもプライベートでも意地悪な人とは上手に付き合おう
職場でもプライベートでも、意地悪な人とは上手に付き合うことが大切です。
嫌がらせをされたからと感情的にやり返してしまえば、トラブルの元になります。
ベストな対処法は相手と距離を置くことですが、環境的に難しい人は必要最低限の付き合いに留めたりきちんと意思表示をしたりと上手に対処してみてくださいね。
無理は禁物!自分の身は自分で守ることが一番大切ですよ。