自己肯定感が低い人はダメ恋愛ばかり？特徴＆原因・高める方法を伝授

自己肯定感とはありのままの自分を受け入れ、存在意義を認められる感情のことです。

自分を受け入れられないと恋愛がうまくいきづらくなります。

自己肯定感が低い人は、出会いを求める前に自分を見直す必要があるでしょう。

今回の記事では、恋愛に不利な自己肯定感が低い人の特徴と原因を紹介します。

自己肯定感を高める方法も解説していますので、ぜひ参考にしてくださいね！

自己肯定感が低い人のダメ恋愛に陥る理由

自己肯定感が低いとなぜ恋愛がうまくいかないのでしょうか。

まずは、自己肯定感が低い人のダメ恋愛に陥る理由をチェックしていきましょう。

嫌なことを我慢してしまうから

自己肯定感が低い人は言いたいことが言えず、嫌なことを我慢してしまう傾向があります。

ありのままの自分を認められていると、他人に否定されたところで「自分は自分」と割り切ることができ、好きなように行動できるものです。

しかし自分に自信がないと、他人がどう思うかが過剰に気になり、対等な関係を築くことができません。

自己肯定感が低い人は何事にも相手に迎合してしまうため、主従関係のようになる恋愛傾向があります。

好きな人や恋人に振り回されることで、幸せな恋愛から遠のいてしまうのです。

相手に依存してしまうから

自己肯定感が低いと、他人への依存心が強くなります。

人に認めてもらって初めて自分の存在意義を見出せるため、身近な相手に依存してしまうのです。

恋愛でも相手を逃がしたくないという気持ちが強くなり、何でも言うことを聞いたり尽くしたりしてご機嫌を取ろうとします。

一見一途に見える恋愛依存ですが、すべては自分を肯定してもらうためです。

自己肯定感が低いと自分を認めてくれる異性に惚れやすくなります。

アプローチしてきた人がダメ男・ダメ女だとしても、好意を返したくなってしまうのです。

恋愛に不利な自己肯定感が低い人の特徴

ここでは、恋愛に不利な自己肯定感が低い人の特徴について解説します。

自分に当てはまるものがないか確認してみてください。

自分の欠点にばかり目がいく

自己肯定感が低いと、ありのままの自分を受け入れることができません。

どれだけ良いところを持っていても、自分の欠点にばかり目がいってしまいます。

自分はダメ男・ダメ女としか思えないため、異性に対して自己アピールできないのです。

むしろ負のオーラを発してしまい、周囲の人からは敬遠されがちな傾向があります。

人を頼るのが苦手

自己肯定感が低い人は人を頼るのが苦手です。

他人を頼ればダメな自分を人目に晒すことになり、さらに自信を失うと考えています。

そのため、何でも1人でやり遂げようとするのです。

自力だけで突き進むのは素晴らしいですが、人と関わる機会は減ってしまいます。

人との接点がなければ異性との出会いも少なくなり、恋愛で不利になるでしょう。

人を信用できない

自分を肯定できない人は人を信用できません。

評価できない自分を褒める他人に対して、不信感を募らせてしまいます。

自分の成功をインチキのように思ってしまう『インポスター症候群』に陥る人も少なくないのです。

インポスターとは詐欺師を意味します。

自分を詐欺師のように感じる傾向を指す言葉で、心理学者によって命名されました。

社会的成功を収めようが好成績を残そうが、それを根拠に賞賛する他人を信じることができず、みんな自分に騙されていると考えてしまうのです。

自分を認めてくれた人が手のひらを返すのではないか、と怯えている人もいるでしょう。

自己肯定感が低い人は相手を信用できないため、恋愛関係に発展することが滅多にありません。

優柔不断

自己肯定感が低いと自分の決断に自信が持てないため、優柔不断になりがちです。

いったんはこうだと決めても、他人に「そうじゃない」と指摘されるとすぐにその決断は揺らいでしまいます。

他人からはコロコロと意見を変えるいい加減な人に見えてしまうため、信頼を勝ち取ることができません。

適当な異性と付き合いたいと思う人は皆無ですから、自己肯定感が低いとモテないでしょう。

プライドが高い

自己肯定感が低い人は、プライドが高い傾向にあります。

プライドが高いと、自己肯定感が高いように思うかもしれません。

しかし、高いプライドは低い自己肯定感を隠すための鎧であることが多いです。

人を見下し自分の優位性を誇示して、弱みを握られないようにするのでしょう。

自己肯定感の低さを隠そうと必死になるほど、プライドはどんどん高くなっていきます。

プライドが高すぎる人は、自分の非を認めなかったり冗談が通じなかったりと、付き合いづらい一面があるため、なかなか恋愛がうまくいきません。

自己肯定感が低い男性・女性になる原因

ここからは、自己肯定感が低い男性・女性になる原因を解説していきます。

以下の内容をチェックすれば、ダメ恋愛を卒業するためのヒントを拾えるでしょう。

成功体験が少ない

人間は成功体験を積み重ねていくことで、自己肯定感を高めていきます。

成功すればするほど、できる自分を実感でき、自己肯定感が高まっていくわけです。

そのため、成功体験が少ないと自己肯定感は育ちません。

また、失敗経験が多いと、何をしてもどうせできないと思い込むようになっていきます。

自己肯定感が低いのは、達成感を得られていないことが原因かもしれません。

幼少期の愛情不足

自己肯定感の低さには、幼少期の愛情不足も関係しています。

親が子供に無関心だったり忙しくて子供にかまう暇がなかったりして、十分に愛してもらった経験がなければ、自己肯定感は育ちません。

教育熱心な親であっても欠点ばかりを指摘されていると、子供はありのままの自分を受け入れることができなくなってしまいます。

愛されたり褒められたりせず、自分の存在を認めてもらえないと、自己肯定感が低い大人になってしまうのです。

好きな人に振られる

好きな人に振られる経験がたび重なると、自己肯定感は低くなりがちです。

自分がダメ人間だから受け入れてもらえないんだ…と、どんどん自信を失ってしまいます。

素敵な異性に恋をしても、どうせ実らないと考えるようになるため、努力できません。

その結果、出会いのチャンスを逃してしまうのです。

他人と自分を比較する

他人と自分を比較することが、自己肯定感の低さを招いている可能性もあります。

自分より下の人間と比べれば、何もしなくても簡単に優越感を得ることができます。

しかし、相対評価は比べる相手次第で180度内容が変わる危うさを持っているのです。

比べる相手によって優越感はたちまち劣等感に反転してしまいます。

それでも比べることに慣れてしまえば、比べずにはいられません。

不安定な評価基準は良い方向には働かず、ネガティブな自己評価を作り出してしまうことが少なくありません。

幸せな恋愛をつかむために自己肯定感を高める方法

「自分は何をやってもダメ」と思い込んでいると、恋のチャンスが逃げてしまいます。

最後に、幸せな恋愛をつかむために自己肯定感を高める方法を解説します。

小さな目標を達成していく

自己肯定感を高めるには、小さな目標を達成していくことを心がけましょう。

毎朝起きたら10分だけストレッチをする、寝る前に10分だけ読書をするなど、具体的な数字を決めて行うのがポイントです。

そうすることで目標が明確になり、達成感を得やすくなります。

成功体験を積み重ねていけば、着実に自己肯定感を高めることができますよ。

規則正しい生活を送る

自己肯定感を高めるには、規則正しい生活を送るようにしましょう。

心身が健康でなければ、前向きな気持ちにはなれません。

ぜひ早起きして朝日を浴びてみてください。

朝に太陽光を浴びることで体内時計をリセットできる上に、幸せホルモンといわれるセロトニンの分泌を活発にしてくれます。

自分の良い部分に目を向ける

何でも悪く考え過ぎず、自分の良い部分に目を向けるようにしましょう。

とはいっても、自己肯定感が低いと自分の長所はなかなか見つかりません。

そのため、家族や親友など身近な人に、自分の良いところはどこか尋ねてみましょう。

「自分を悪く思う癖を直したい」と素直に言えば、きっと協力してくれるはずです。

このときに大切なのは、教えてもらった内容を否定しないことです。

相手の褒め言葉に対して、ネガティブな考察は一切必要ありません。

素直に受け止めれば、自己肯定感を高めることができるでしょう。

自己肯定感が高い人との交流を深める

人は誰でも周りの影響を少なからず受けるものです。

つまり良い環境に身を置けば、良い影響を期待できるということです。

自己肯定感を高めたいなら、自己肯定感が高い人との交流を深めましょう。

彼らは何事にも大らかです。

些細なことを咎めることはありませんし、小さなことに気づいてはとても褒めてくれます。

自己肯定感が高い人と一緒にいると、自分の存在意義を感じることができるはずです。

不快な人とは距離を置く

自己肯定感が低い人は他人に依存してしまうあまり、嫌なことがあっても我慢しがちです。

しかし、嫌な気持ちを抑えてまで付き合う必要はありません。

理不尽なことを言ったり侮辱したりするような人とは、距離を置くようにしましょう。

心が疲れている状態では、自己肯定感は高まりません。

不快な人とはできるだけ関わらないようにして、ポジティブな気持ちになれる人と一緒に過ごすことが大切です。

自己肯定感が低い自分を脱却してダメ恋愛を卒業しよう！

自己肯定感が低いと、人との関係性がいびつになりがちです。

人とまともな関係が築けなければ、婚活パーティーに参加しても、結婚相談所に登録しても、素敵な出会いは期待できません。

現状に満足せずに上を目指すのは悪いことではありませんが、自分に対するあまりに低い評価は人生を生きづらくしてしまいます。

自己肯定感が低い自分を脱却してダメ恋愛を卒業しましょう。

誰だって良いところはあるのですから、ありのままの自分と向き合い、受け入れていってくださいね。